ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

2019年秋・ANAファーストクラス成田からニューヨーク「機内食編」

前回に続き、ファーストクラスの搭乗記、今回は機内食編です。
仕事が忙しくてなかなか手が付けれらなかった旅行記ですが、インフルエンザにかかっていきなり年末までもう出社できないことが決まりました(笑)
暇になったので頑張って書こうかと思いますが、おかしな変換とかあっても気にしないでくださいね。
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INDEX

和食か洋食か?のチョイス

昨年は和食をチョイスしたので、今年は洋食にしよう、とメニューをみる前から決めていました。
でもファーストクラスの場合、メインは和食、こっちは洋食、とか、実は組み合わせは自由です。
参考までに昨年のメニュー。
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この中から赤で囲ったのが頂いたメニューで、モンブランは頼んだものの食べられず、着陸前の食事の時に出してもらいました。
昨年の記事です。
www.lucamileagelife.net

今年のメニューは以下のリンクにあります。
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201909/nrt_jfk_f_201909_m.pdf
(2019年9月から11月まで、現在は変わっています)

画像では以下のとおり。
洋食↓
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和食↓
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好きな時に食べられる軽食↓
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ファーストクラスの機内食はかなりボリュームがあるので、不必要と思われるものは抜いて好きなものだけ食べるのをおすすめします。私は今年、洋食コースからスープは外してもらいました。
ただ、肉料理にボリュームがありすぎ、他のメニューを頼む余力がありませんでした。
無念です。来年の作戦を再考します。

2019年のドリンクメニュー

ANAのサイトより、2019年秋のドリンクメニューです。
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201909/usa_f_201909_d.pdf
私はお酒に弱く、昨年も最初のシャンパン「クリュッグ」で食事後はほぼ寝て過ごしてしまい、もったいないことをしてしまったので、今年はアルコールは一切入れないと決めていました。

最初はオレンジジュースから。
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そしてCAさんお勧めのドリンク、マップルジュースのふじです。
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これめちゃくちゃおいしかったです。全く雑味のない、素晴らしいリンゴジュースで、日本に帰ってから買おうとしたら1本が1500~2000円くらいするのでうーん、、自分用に買うには結構なお値段、と思いました。
今は12月から2月まで、このマップルジュースさんの「シャルドネ」というぶどうジュースがファーストクラスで飲めるそうです。搭乗予定の方はジュースと馬鹿にせず、ぜひ試していただきたいです。

日本発ニューヨーク行き、洋食のコース

前置き長くなりましたが、コースのお料理を紹介します。

まずは飲み物が運ばれます。飛行機に乗ってすぐのときもウェルカムドリンクとして飲み物が来ますが、この時点では特にチョイスできず、シャンパンか、ジュースか、みたいな感じです。
今度は自分がメニューで選んで頼んだものが。ま、再びジュースなんですが(;'∀')
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それからアミューズです。アミューズは和食・洋食共通です。
・黒胡麻ナッツスティック
・テフをまとったフォアグラボール
・ 鴨の生ハムとマッシュルームのマリネ タイム風味
・ スモークトラウトのクレープ巻き
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黒ゴマスティックは昔からANAの機内食アミューズで定番中の定番。
次のフォアグラボールはエチオピア原産のスーパーフード「テフ」衣、口にするのは初めてです!
(左から二番目の丸っこいやつ)
話題になった当時はエチオピアでしか食べることができませんでしたが、最近は原産国以外で栽培されているようで、Amazonでも買えますね。

次のお料理が出てくる前にテーブルセッティング。え?なんか違う。お箸?
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間違えましたーとCAさんが飛んできて、やり直してもらいました。
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まずはブレッドセレクション4種から2つほどチョイス。
おなかの負担にならないように1つはセーグル(ライ麦)にしましたが、もう1種が決まらず悩んでいると、「クルミ味噌ブレッドいかがですか?面白い味ですよ」と勧められました。
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正直このクルミブレッドは重かったけれど、たしかに変わった味。味噌もそれほど強くないですが風味が効いています。

前菜(アペタイザー)ですが、タラバ蟹がものすごく気になりつつも、「種々のシーフードと香味野菜のクリュディテ キャビアとともに」 というチョイス。
クリュディテは生野菜のサラダのようなものなので、さっぱり食べられると思いましたが、予想通り。
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しかもシーフードの名のもとに、たらば蟹も入ってます!勝利を確信。

次はガーデンサラダ、ドレッシングはくるみドレッシングをチョイス。
(写真はドレッシングかける前の状態)
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目の前でドレッシングかけてもらうとか、まるで自分が王族になったような気持ちになりますね・・
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その後スープは飛ばし、いよいよメインです。
ここまでの反動か、一番ハイカロリーな「黒毛和牛フィレ肉のグリル 生姜風味のソース 5種類ポテトのドフィノワーズ添え」 にしました。
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しかしこれは失敗。やはり肉は機内ではお勧めできません。鉄板焼きの店で焼き立てをたべるのがマストです。
いかにファーストクラスの機内食といえど、お肉のグリル、そして保温には限界があると感じました。
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焼き加減はこんな感じ。よくやっていると思います。本当に。(上から目線)
でも味が・・。後から考えればテーブルに用意された塩・胡椒を使って自分でアレンジすればよかったです。
(味が無かった)
あと、お肉が大きいので食べているうちにどんどん温度が落ち、硬くなりました。
付け合わせも凝っていますが、ボリュームがありすぎ、もう後が入らない・・。

昨年攻略に時間のかかったチーズプレートも外してもらいい、(というか、言った覚えはないけれど忘れられていた)デザートです。完全版でなくてすみません。
ちなみにデザートは和食のほうの苺寒天とバニラアイスクリーム メランジュ・ド・フリュイにしました。
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その後、プティフール。フレンチのコースらしいしめくくりです。
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食後に歯磨きしようと席をたつと、ベッドをおつくりしましょうかとのことで帰ったら席がベッドになっていました。
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いや、まだ寝ないけど、、と思いつつ、おなかも満たされ広いベッド(?)でゴロゴロしていたら、ほどなく眠気が来て・・目覚めたら、到着2時間前ーーー。

今年も夜中の軽食を食べ損ねました。何のためにアルコール抜いたのかわかりません。
夫が毎回食べているさつまあげとか、いろいろ食べたいものがあったのにぃ。。
しかし普段、私は自宅での睡眠時間が3~4時間程度なので、いかにファーストクラスのベッドが素晴らしい寝心地かということでしょうね。6時間くらい、連続で寝ました。

到着2時間前でも機内はまだ暗く、その中で暖かいおしぼりが配られ、ハーブティーをいただきました。
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その後、シリアルを頼み、
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これは大ヒット!愛知県産名古屋コーチンもも肉とマッシュルームのリゾット です。
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ミシガン湖を超えるあたりではフルーツの盛り合わせを食べていました。
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気分的にはひと眠りした後の朝ご飯ですが、現地時間は午後4時ごろ。
率直に言えば、到着後の夜にぐっすり寝て時差ボケを最小限にするためには、機内ではほとんど寝ないほうがいいみたいです。私の場合は到着空港でクレジットカードをさっそく紛失したので、カード会社への連絡などであんまり寝られなかったのですが(;'∀')

参考までにですが、ANAさんの最後のお食事提供は結構ギリな感じで出してもらえるので、自分の身支度の時間を見誤りがちかなと思います。
私は昔からビジネスクラスのお化粧室争奪戦で苦労しているため、食事後の歯磨き、お着替えで化粧室が混み合う時間をさけ、着陸前の食事が始まる前に先に着替えてしまう習慣が身についていますが、夫は帰りのファーストクラスで着陸30分前まで着替えの化粧室が空かず焦ったそうです。たった8席に化粧室が2つあるファーストクラスでさえそんな感じなので、ビジネスクラス利用の場合は離陸前に着替え→着陸前も早めに着替えが安心です。
私の乗った時はファースト6人だったかな?
隣も空席で化粧室は好きな時に行けました。行きやすさで言えば1A席、最高です。

次回はニューヨークのホテル編です!

2019年秋、2度目のANAファーストクラス、初1A席でニューヨーク行き

去年、最初で最後と思って搭乗したANA国際線ファーストクラスのニューヨーク便、結局マイルさえあればビジネスクラスより取りやすく、今年も往路だけファーストクラスで行かせてもらいました。
去年の失敗は覆せたのでしょうか?(シャンパン飲んで爆睡して時間を無駄にした初ファーストクラス・笑)

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INDEX

ANA平会員でもファーストクラスの特典航空券はとれる

今年も、夫婦別々のクラスで行きました。
なぜかというと、我が家は夫婦ともにANAは平会員、非修行僧なのです。
上級会員の人には見えるといわれているビジネスクラスの空席がなかなかありません。
以前は空席待ちで苦労しつつもビジネスクラス2席往復はとれていましたが、出発3日前まで空席がおりてこなかったり、日程を変更せざるをえなかったりと、数々の苦労をしてきました。
今は戦いをあきらめ、その代わりに以前平では落ちてこなかったファーストクラスが万人に平等になっているのでファースト、ビジネスを往復、クロスでとっています。
(往路:私がファースト、夫がビジネス、復路:私がビジネス、夫がファースト)

夫婦でクラス別にするのはメリットもあり、往復とも、ファーストクラスのラウンジが使えます。
ビジネスクラスではラウンジにもう一人同伴するのは無理ですが、ファーストクラスは特典航空券でも一人同伴できます。
また、優先搭乗もだいたい一緒にグループ1に並ばせてもらえますし(一度ニューヨーク発はダメって言われましたが)、降機も一緒にさせてもらえます。

往復でクラスを変更するには特典航空券予約画面で、「クラス混在」を選びます。
国内線を最初から選ぶと往路がとれないので、地方発の人は最初は後ろをつけないのもポイント。
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これは今から約1年後の状況ですが、ビジネスクラス以外は空席があります。
ニューヨークはハワイほどではないと思いますが、やはり長距離なのでビジネスクラスは瞬殺といってもいいと思います。
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成田空港ファーストクラスラウンジや、その他のいろいろ誘惑に打ち勝つ

私は昨年、初のファーストクラスで(夫は3回目)、ついつい成田のファーストクラスラウンジで食べ過ぎてしまい、最初の機内食はなんとデザートまでたどり着けませんでした。
今年の作戦ですが、以下の通り

・広島を早い便で出発し、ラウンジに早くいき、搭乗時間が近くなったらなるべく食べない
(夕方から提供のあったシェフの握りずしも一貫のみ)
・機内食のコース料理から何品か抜く
(これはいらないな、と思うのはスープ)
・お酒は無理して飲まない
(もともと弱いので飲んだら寝てしまい、せっかくのファーストクラスで時間がワープしてしまう)

出発24時間前にはチェック、最後の席替えタイム

特典航空券を取得するとすぐに席を決めることができますが、残念ながら平会員には1Aはとれません。
1Aは言わずと知れた、飛行機の中で一番の席!
ここに座ると最優先でサービスされます(たぶん)
飛行機を降りるときも、一番前に並ばせてもらえます。あこがれのドアオープンを一番前でみることができました!

自分には無理だろうとあきらめていましたが、案外簡単で、搭乗24時間前に席が解放されるので、座席変更で「1A」をとることができました!
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去年は1Kでしたが、ここはちょっと不便で、トイレに行くときギャレーの前を通らないといけないため、寝ぼけた姿を毎回CAさんにさらすことになります。
今年は1Aだったので、だれにも会わずにトイレに行くことができましたし、ほかの搭乗客ともほぼ顔を合わせることはありませんでした。
ファーストクラスは個室のように壁があるため、寝ている顔もあんまり見られないと思います。
帰りのビジネスクラスでは、ふと寝ていて視線を感じ、目を開けたら、後ろのおじいちゃんが上からのぞき込んでいて、死ぬほどびっくりしました。

優先搭乗は早いほどいい

搭乗時間はチケットに書いてありますが、その10分ほど前になると、なんとなく列ができてきます。
ファーストクラスは人はそう多くないですが、ファーストクラスの人以外もダイヤモンド会員の方などおられるので、10数人は並ぶ感じ。しかし機内に入ったら、着替えをしたり荷物を収納したり、離陸までたくさんやることがあるため、なるべく早く並んで前のほうにいることをお勧めします。
特にビジネスクラスは長蛇の列になるので要注意です。

自撮り棒があったほうがいい、ファーストクラスの窓際席

ファーストクラスは一つの座席に窓が4個分くらいあります。
しかし前後の窓は座席横の壁に覆われていて、外を間近に見ることができません。
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飛行機の外が見たいから窓際をとっているのにとっても残念。
たしか去年も書いたと思いますが自撮り棒があったほうがいいです。
私はGopro用のスタビライザーをもっていたのに、夫のほうのカバンに入れていて使えませんでした。

今年も残念オーロラ鑑賞

今年は往復とも、CAさんにオーロラ見えたら絶対起こしてくださいと頼んでいましたが、見えるルートではありませんでした。
特に帰りは北過ぎてダメな珍しいケース。

ファーストクラスの特典・Wi-Fiカード

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たった100MBなので、たいして役にたちませんが、最低限必要な連絡とか、ホテルのチェックインなどに。

ベッドメイク

ファーストクラスのベッドメイクは担当のCAさんがやってくれます。
食事のあと、歯磨きしようかなと思ってトイレに立つと、すかさず、「ベッドをおつくりしておきましょうか」と言ってくださいました。
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機内のトイレ

ファーストクラスは8席に対し、トイレが二つ。
写真はせまいほうのトイレですが、足置きを出して着替えをすることができます。(これはビジネスクラスも同じ)
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ビジネスクラスとの違いは、生花が飾ってあることや、高級路線の基礎化粧品が置いてあること!
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このサイズの化粧水、2万円近くします(;'∀')

ファーストクラスの今年のアメニティ

今年のアメニティは、グローブトロッターのスーツケース型のポーチ。

(セット内容)
ANAオリジナル「グローブトロッター」ポーチ
ザ・ギンザ エッセンスエンパワリング セット
クリーミークレンジングフォーム(洗顔料) 5g
エッセンスエンパワリング・デー(日中用美容液) 5ml
エッセンスエンパワリング・ナイト(夜用美容液)5ml
歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグ

去年のザ・ギンザのセットより量は減りましたがお値段は高い美容液シリーズになっていました。

オーガニックコットンのパジャマ

ファーストクラスのパジャマは着心地がよくて結構お気に入りで、旅先のホテルでも寝るとき使ってます。
なので往路でもらえる1着は機内から持っておりますし、去年もらったものをもう一つ持参して夫が使います。
帰りももうひとつもらえますが、これは家族へお土産にしました。

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※ANA公式WEBサイトより

機内のテレビ

大画面の23インチワイドスクリーン。大好きな海外ドラマ「SUITS」があったので観てました。
映画はあんまりおもしろそうなのがなく、到着前はひたすらマップ表示に。
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座席の収納など

小物の収納場所はいろいろあるのですが、私はどちらかというとビジネスクラスのサイドテーブルと小物入れのほうが使いやすいと思っています。
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機内食は次回の記事にて!

成田空港ANAスイートラウンジ、ファーストクラス搭乗前の攻略

昨年は初めてANAスイートラウンジを利用して、「これは失敗だったな」と思ったことがいくつかあります。
今年は学習し、去年の反省を生かしてラウンジ攻略に挑みました。


INDEX

昨年の失敗・食べ過ぎ注意

去年は初めてのラウンジ、あれこれフードがおいしくて、グラタン・海鮮丼・麺類など、食べ過ぎてしまってファーストクラスのフルコースがデザートまでたどり着けませんでした。
ことしはその失敗を踏まえ、2点改善したことがあります。

対策その1 早くラウンジに入る

日本の空港は何時の便でもカウンターオープンさえしていればチェックインすることができます。
帰りのニューヨーク発だと3時間前きっちりなので、早くいってもラウンジどころかチェックインもできませんが、日本なら成田のニューヨーク行き夕方便に乗る場合でも朝から行くことが可能。
毎年成田到着は昼を過ぎるため、昼食に何か食べるにしても遅い時間、というのが失敗の要因でした。
今年は特典航空券の国内線を往路はとらずに別切にしたため、広島発朝いちばんの便をチョイス。
9時過ぎに羽田到着後、リムジンバスで移動し、10時52分に成田空港到着。

両替やら荷物の引き取り、Wi-Fiレンタルなどなんやかやで12時ごろ出国し、ラウンジに12時過ぎに入りました。

この時間の余裕は、数年前まで広島から乗り継
いで午前便出発をやっていたドタバタと雲泥の差です。

対策その2 食べ過ぎない

当然ですが、搭乗前に食べ過ぎるとせっかくのファーストクラスの食事、おやつ、夜食、何も食べられなくなります。
ビジネスクラスの人は食べてもいいと思います。
ビジネスクラスとファーストクラスは出る食事の量が全然違いますし、軽食の種類も豊富。
実際、私は帰りがビジネスクラスだったので、食事をきっちり食べた後、かきあげうどんも食べましたし、アイスも食べました。
しかしファーストは無理、本来ならラウンジ飯を取らず、絶食でいどみたいくらいです。

この日は朝ご飯はごくごく軽め→広島空港カフェのテイクアウトのカツサンド半量
お昼の代わりにラウンジで海鮮丼、

パンは一切食べず、前菜を少し。

夫のグラタンは見ただけ。(去年は半分もらった)

ただ、15時過ぎに始まったシェフの握りずしは一応1貫だけ食べました。
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あと、ハーゲンダッツのアイスを食べちゃいました・・・

あと、大好物のプリンも。。

懲りない。。
それでも制覇できなかった悔恨のフードたち。
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ラウンジのシャワーの変化・あてにしていたアレがない・・

今年も搭乗前にシャワーを利用。


実は去年もらった資生堂のアメニティが量が1週間弱の旅行にちょうどいいのでもらって持っていこうとたくらんでおり、自宅からは持ってきませんでした。
(ホテルにもありますが、髪質に合わなかったら悲惨なので)
しかし残念、今年行ってみるとエコのためか、受付でもらえたアメニティは無し!

シャワー内にはリッチなアメニティがあるものの、すべて大ボトル。

残念でした~

変わらずダイソンのドライヤー。

爆風です。何もかも吹き飛ぶ風力です。ほしいなぁ・・。

化粧品は雪肌精。
飛行機のトイレの中にもありました。
だからファーストに乗る場合、基礎化粧品の持ち込みも不要かも。

ラウンジをでたらいよいよファーストクラス搭乗です。

地方から国際線への乗り継ぎ、特典航空券と別切りの国内線チケットで成田空港までのアクセス

先にJFKの入国審査の記事を書きましたが、順序としてはまず私の住む広島から羽田、そして成田からのアメリカ出発です。
成田からのファーストクラスはANAの国際線特典航空券でとりましたが、本来つけられるはずの国内線は当日午前便が空席無しで予約できず、別切りのチケットとなりました。
その場合、乗り継ぎの手続きはどうなるか?
そもそもどうやって予約したか?最悪東京へ行けない恐怖をあじわいつつ、今年のニューヨーク旅行がスタートしました。

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国際線より激戦?な国内線の特典航空券予約

国内線の特典航空券が1年弱前から予約できるようになったのはごくごく最近ですよね。
しかし国際線の特典航空券には、皆さまご存じのように国内線を前後につけることができます。それも無料で。
もちろん、国際線の特典予約が開始する355日前に予約スタートです。

でもこれが結構大変。
地方によるのかもしれませんが、広島から東京への国際線接続の特典枠は非常に少ない席数を、最終目的地関係なく共通枠として捕り合いです。
昨年以下の記事の中にもちらっと書きました。

www.lucamileagelife.net

例えばそんなに人気があるとは思えないサンノゼ行きに広島から行こうとして検索すると、

国際線エコノミーは当然空席ありですが、広島からの国内線はかろうじて午前便が1つあるだけで次の空席は夜です。行き先によっては国際線は翌日発になってしまいます。これ、来年の11月で発売開始間もない日程でこれです。

成田発のニューヨーク行きは夕方発なので、休みを無駄にしないためにはどうしても午前便、または前日最終便を狙わなくてはなりません。
今年の場合(といっても予約は昨年)は、往路の国際線を予約した時点で、接続できる国内線は広島~成田のギリギリ接続の便しかなかったため、特典枠での国内線予約はあきらめました。
といっても東京に行かなければ出発できないわけで、別の手段で東京へ行く方法を考えることにしました。

東京までの国内線の選択肢

私が検討したいくつかの移動手段と検証です。

BA特典航空券でJAL広島から羽田便

普段国内線としておおいに利用しているBA発券のJAL便。
しかし今回は国際線がANAなので、他社便利用はとってもキケン。
欠航、遅延でも他社さんだと融通がきかなくなってしまいます。
あと、最近ルールが変わってずいぶん先まで予約できるようになりましたが検討した時点では2か月前スタートの予約だったので確実性に欠けるため、今回は不採用。

UA特典航空券でANA広島から羽田便

昨年時点で、11か月前から予約できたUA便ですが、なんと私の国際線出発日に関しては、広島~羽田は午前便は一切空席なし。
それどころか前日夜便もありません。
なら広島じゃなくて福岡とか岡山とか、大阪とか、と新幹線で広島から移動して羽田へ飛ぶ空港も探してみましたが、夜どころか前日の早朝便しかないという現実。世間は連休だったので,しかたなかったのでしょうか?

UAの便名で予約するとBA同様、他社扱いとなりそうですが、同じスタアラですし、予約者以外はANA便名に変更できたので、UAなら乗り継ぎには使えるなと思っていましたが残念でした。

普通にANA便

秋のチケットといえど、10月後半以降の国内線は今年までですが8月一斉発売だったので、結構直前でドキドキしながら発売日を迎えました。
しかしなんとか発売日に希望の便をゲット!
ついでにイオンカードで2割キャッシュバックでバリュー価格のチケットが購入できました。
まぁ、本来なら国際線につければ無料なのですが、この際しかたありません。

当日の空港での取り扱い

以前も父のマイルを使った特典航空券を別にくっつけて国際線との乗り継ぎをしたことがあるのでだいたい予想はついていたのですが、別切りのチケットでも国際線乗り継ぎとして普通に処理されます。
単独の国内線としてはスキップでそのままカウンターによらずに保安へ進めますが、広島空港の国際線乗り継ぎカウンターでパスポートをだし、国際線のチケットも出してもらえますし、国内線の紙チケットをもらい、広島空港のANAラウンジも利用できました。

(我が家はANA平会員のため、国際線がファーストクラスやビジネスクラスならANAラウンジが使えますが通常は入れません)
いつもならロイヤルで朝ご飯ですが、今回は保安検査前にあるカフェでテイクアウトのサンドイッチを買い、ラウンジに持ち込みました。
www.hij.airport.jp

ラウンジは以前は飲食物持ち込み禁止でしたが、最近はにおいの強いもの以外は持ち込み可となっています。

ラウンジ内の様子。

偶然会社の人にも出会いました(-。-;

国内線の優先搭乗は無し

国内線は普通チケットで、ステータスもなく、前方席のため、優先搭乗はなく、乗り込むのは最後になります。
広島便って皆さん機内への持ち込み荷物が多いので、後から乗ると荷物の収納に困ることがあります。
このときばかりは上級会員さんはいいなぁと思ってしまいます。

羽田からは成田へバス移動

大きな荷物はすべて先にダイナースプレミアムの無料特典で成田へ発送しているので、身軽といえば身軽なのですが、一番移動が楽なのはやはりリムジンバスです。羽田到着ロビーを出てすぐ乗れるので、いつも利用します。

バスはネットで予約しますが、変更可能なので、遅れそうだったり早くつきそうなら時間を変更します。
9時羽田着でも降りて歩く時間を考慮し、多少の遅れも見込んで9時50分くらいの便を最初に予約していました。
その後、到着してから一番早く乗れる便に変更します。機内でもいったん変更しましたがそれは早すぎて、少し後にまた変更しました。

予定の便に乗り遅れなければ変更は可能なので遅めに予約して到着してから変更するのがいいと思います。
バスチケット売り場に並ぶ必要もなく、iPhoneで乗車券を提示すれば読み取ってくれます。二人分でもOKです。

www.limousinebus.co.jp

成田空港到着!zへ行く前にやることは?

ファーストクラスのチェックインカウンターの「z」カウンター、カウンターというかお部屋。

ここからはもう保安検査、そのまま出国してしまうのですがその前にやることがいくつかありました。

荷物の引き取り

令和の行事もろもろの影響を受けて、例年より締め切りの早かった空港宅配で送ったスーツケースをJALABCカウンターで受け取ります。
www.jalabc.com

預けたときにもらった預かり証とダイナースプレミアムカードを出して受け取り、無料です。
成田空港はカートがタダなので、カートを借りて載せていきました。
ABCカウンターは第一ターミナル南ウイングに入って左の壁沿いにあります。

グローバルWi-Fiのレンタルルータ受け取り

荷物を引き取ったABCのすぐ近くにグローバルWi-Fiのカウンターがありますが、最近はロッカー式になっていて、QRコードをかざせばロッカーがパチンとひらいて引き取ることができました。簡単ですね。
youtu.be

ATM

ちょうど給料日後だったのでカード引き落とし用にゆうちょATMに入金しなければならなかったのですが、そのまま成田に来てしまったのでATMを探してさまよいました。
www.narita-airport.jp

成田空港の第一ターミナルにはゆうちょのATMは中央ビル1階にあるので、Zにいったん荷物だけ預け、まっすぐ車寄せ方面まで歩いていくと左手にエレベータがあり、1階まで降りると近くにATMがあります。

両替

両替は複数の金融機関があるのですがすべてレートが違います。
面倒でもひとつずつチェックしてみたほうが。広いので大変ですが(;'∀')
比較的いつもいいレートなのがGPAで、今回もキャンペーンレートでどこよりも米ドルが安かったです。
www.narita-airport.jp

いよいよzへ!

成田からのANAファーストクラスなら利用できる、zカウンター。
今回はカートに乗せたスーツケース類を先にZに預け、両替、ATMもろもろ済ませて再びZへ行きました!
前回は初だったので緊張しましたが、一度経験すると私のような庶民でも慣れるものですね。
今回は広島で出してもらった国際線のチケットはそのまま使い、(前回は出しなおしてくれた)、荷物を預けて保安検査へ。

長くなったので、続きは次回!

ニューヨークJFK空港の入国審査2019年版・待ち合わせするなら遅めにどうぞ

今年もやってきたニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港。
機内でANAのCAさんに聞くと「最近はAPC使えないことはまずないですよ~。」と。
しかし降りてみたら・・・(降りる前から)、今回も着陸から到着ロビーまで自己最長記録更新です(笑)
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INDEX

出発遅れ

成田発のANA10便、16時40分発。ニューヨーク行きはやはり朝より夕方発が楽なので恒例になってきました。
昨年は機材到着が遅れて搭乗時刻が変更になり、乗り込むまで時間がかかったのですが、今年は順調に出発予定時刻の20分くらい前に搭乗が始まりました。
そして定時より少し前に機体が動き始めました。
しかし滑走路を走り始めた後、なぜか一時停止。
アナウンスによると、他社の航空機が滑走路に何か落とした、とのことで、滑走路を一時閉鎖して点検しているとのこと。
迷惑な話です。
結局離陸は17時25分、ゲートを出て45分後です。

着陸は順調、しかし・・

到着予定時刻は16:10が定刻。
機内でのキャプテンのアナウンスでは当初16:25ごろ到着予定といわれましたが、実際は16:14に着陸しました。

しかしここでもトラブルが!

予定より大幅に遅れてきたブリティッシュエアウェイズの便がANAより先にゲートを占有。
着陸し、ゲート前でBAの出待ちという珍しい事態。
(後でリモのドライバーさんに聞いたら結構あると聞きました)
ここでも45分機内で待機です。
今年はファーストクラスの1Aを拝命し、一番に飛行機を降りることができたのですが、ゲートに降りたのが17時でした。

JFKの入国審査

昨年の混乱は以下の記事に書きましたが、
www.lucamileagelife.net

今年の行列はまだマシでした。
ということは、先に到着したBAが1時間くらいでほぼ掃けたということですね。
私たちの並んだ列はNon citizenの有人ブースの列です。
私たちの前は前の便の残り30~40人といったところ。
去年みたいな廊下の先ではなく、審査官が見えるところでした。

しかし去年もそうでしたが今年も疑問が!

そもそも私たちはESTA Returnといって、ESTAで入国する2回目以降は米国市民と同じ列に並べるはずで、APC(キオスク)の端末で簡単入国できるはずなのです。
そもそもこっちじゃないんです。

アメリカ国民と一緒の列に行ける条件は、

・米国国籍の方
・グリーンカードを所持されている方
・B1,B2 VISAを所持されている方
ESTA取得後、米国入国が2回目以降の方 ←ここ

となっており、APCを使えば税関申告書の記入も不要なので、機内でもCAさんに「税関申告書ください」と言ったら、
「不要ですよ」と言われてもらえませんでした。

なのに去年同様、今年も、向こうの列はグリーンカードと米国のパスポート所持者だけ、と振り分けられました。
向こうの列に戻ろうとする人の前に人が立って、グリーンカード見せろと一人ずつチェックしていました。

JFKは税関と入国審査が同時なので、私たち夫婦は税関申告書をもってなくって、ヤバイ、紙がない、とかなり焦って並んでいましたが、結局審査の時は何も聞かれず、

・何日滞在するか
・滞在の目的は
これだけで、
あとは顔認証で指紋はなし。
ほかの人で指紋取られている人はいましたが、ESTA初回の人か、他国の人かでしょうか。

この後はターンテーブルから荷物を下ろし、空港で6ドルでレントしたカートに積み、到着ロビーへ。
以前出口で回収していた税関申告書はもうなしで、だれもいなくてフリーパスだったので一安心です。

リモの待ち合わせ

今年もマンハッタンのホテルまではお迎えリモを頼みましたが、今年は知人を通して紹介してもらった日系の会社のドライバーさんです。
去年のことがあるので、メールでいろいろ相談し、
「ゲートインから1時間後」という待ち合わせにしました。
着陸情報はドライバーさんはチェックできます。

しかし今年は着陸は16:14でしたが、ゲートインはそれから45分後の17時という変則パターン。
そこから入国審査に約1時間かかったので出会えたのは18時でした。

運転手さんからは「いまどこですか?」と途中メールが来ていましたが、その時点で入国審査場にいたので携帯電話は使えません。
それにゲートインの情報は空港の到着ロビーの到着情報ボードにはいつまでたっても出なかったようで、
Landing(着陸)にはなったのが16:14だったそうですが、ゲートに入った時点でLandedになるのがなかなか変わらなかったそうです。
こんなことなら機内で待機していたときにメールをしておけばよかったですが、まさかこんなに待つことになるとは思ってなかったので・・。

嬉しいことに到着ロビーでは去年のドライバーさん(既にリタイアされている)も一緒に出迎えてくださって感激でした。
この方は米国籍を取得しているベテランさんでしたが、今は引退し、11月の今頃は日本を旅行されているころです。

JFKからマンハッタンの54丁目のホテルまでは1時間15分程度。
有料のトンネルを通ってもらって、これでも早いほうです。

リモの予約はなかなか難しいですね。
時間が読めないし、逆に来ないこともありました↓
www.lucamileagelife.net

我が家はマンハッタンから空港まではUBERやLyftを使いますが、空港からは必ずリモです。
他の交通機関を使わない理由は以下。

・乗合は時間が読めないため、他のお客さんに遠慮
・タクシーはろくなもんじゃない(これまでの経験より)
・UBERなどの配車アプリは空港の路上で停車待ちできないので待ち合わせが大変
・LIRRや地下鉄などの鉄道は荷物が多いため不可
・バスも同様、また、ポートオーソリティバスターミナルが夜は物騒

海外旅行中使う海外キャリアのSIMを入れたiPhoneへ、ドコモの番号にかかってきた着信を転送する方法

海外旅行中、渡航を知らない友人から電話がかかったり、仕事関係の電話をどうしても受けなければならないとき、日本のキャリアのままだと通話料金が結構高くて大変ですよね。
先日も記事にしましたが、レンタル携帯にしても現地SIMを入れ替えるにしても、旅行先で現地のキャリアに合わせたプランにする場合、日本の番号からの転送設定が必要です。
いつもどうだったっけ?と迷って四苦八苦するので、自分用の備忘録の記事です。
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日本の電話をそのまま使う場合の注意点

いや、そんなの面倒だからそのまま日本の携帯を使えばいいじゃん。
というあなた。
もちろんいいですよ。うちの父もしょっちゅうそうしてました。
そして数日間の遠征で日本、そして現地の関係者と連絡を普通に携帯で取り合い、数万円とかの通話料を払っていました(笑)

私が音声通話に使っているドコモの例ですが、
そのまま使う場合の確認事項を書きます。
あくまでも音声通話についての内容です。

契約の確認

www.nttdocomo.co.jp
my docomoなどで自分がWORLD WINGに申し込みしているかチェックです。

自分の機種が使えるかどうかのチェック

上記のリンクから続いて自分の端末が対象国で対応しているかチェックします。我が家の場合は私のSH-02L(ガラケー)は対象、夫のカードケータイKY-01Lは対象外で、実際に現地で電源を入れても圏外となりました。私のほうは最初圏外だったのですが、気が付いたらAt&Tのマークが出ていました。

料金の確認

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その他の国、というのはあまりないケースでしょうが、一番可能性があるのが旅行に行っていることを知らない知人が何の気なしにかけてくる、という部分。
着信だけで1分175円です。
私は旅行に行くときは誰かに仕事を頼んでいくしかなく、作業内容について問い合わせが来たら対応しなければなりません。

現地の携帯プランの選び方

ニューヨークで使えるSIMですが、現地についてから携帯ショップでプリペイド携帯を契約する方法や自販機で買う方法、BestBuyなどの家電店で買う方法などがありますが、貴重な旅行の時間を割いてしまうだけでなく、現地で買ったからといって安いわけではありません。
事前にAmazonなどで購入していくことをおすすめします。

私が今まで使った端末に直接入れて使うタイプのSIMは以下

ZIP SIM(旧名称 READY SIM )


〇米国内発着信:無料
〇米国内SMS・国際SMS:無料
〇テザリング:可能
〇利用周波数帯:T-mobile US
×出発前のアクティベーションと電話番号通知:不可

こちらのSIMは家族との連絡用に用意したもので日本からの転送を想定しておらず、米国内だけに限定されている契約のもののようです。

Lycamobile(4GB(超えたら低速無制限)・30日間・アメリカ用プリペイドSIM)


〇米国内発着信:無料
〇米国内SMS:無料
〇日本宛国定電話通話:無料
〇テザリング:可能
〇利用周波数帯:T-mobile US
×日本宛の携帯電話への通話:契約外につき不可
×出発前のアクティベーションと電話番号通知:△
(オンラインで事前に可能とのことでしたが、1度目は現地で行って半日以上通知に時間を要し、2度目も事前にオンラインでやってみましたがメールが来ないため結局現地で確認でした。通知は結局来なかったので電話番号を確認するために夫婦で電話しあうことに)

日本の固定電話へは無料でかけられるので便利ですが、日本宛の携帯電話は無料の対象外で、日本のフリーダイヤルには仕組み上通話不可です。
携帯にもかけられるクレジットが2.5ドルついているとのことでしたが私が購入したものはクレジット0となっていました。

MOST SIM - AT&T アメリカ SIMカード(10日間・通話通信無制限)


〇米国内発着信:無料
〇米国内SMS:無料
〇データ通信:無制限無料
〇日本からの着信:無料
×ルータなどの通信端末への装着:不可
×アメリカ以外へ通話発信:不可
×テザリング:不可
〇利用周波数帯:AT&T
〇出発前のアクティベーションと電話番号通知:〇

国際通話発信はできませんが、着信はできるため、日本で利用している携帯電話からの転送先として利用。
事前にアクティベーションで番号がわかったので成田でゆっくり転送手続きができました。
かかってきたらLINEなどで連絡とったり、最悪ガラケーに電話入れてかければいいかなと思いました。
装着したのは日本で普段データ通信専用に使っているiPhone7です。

ドコモの携帯から米国で使う番号へ着信を転送する手続き

やっと本題です。
自分でも情報が交錯しており、混乱したのでいったん整理した次第です(;'∀')
結論からいうと、今回、私のMOST SIMは日本で先にアクティベーションし電話番号もわかったので出発時、空港で転送設定して機内に乗り込むことができました。
これが一番楽な手続きです。

苦労したのは夫のlycamobileが、事前にできるはずなのにエラーになって番号通知が来なかったことです。
lycamobileは事前にオンラインでアクティベーションが可能なので、30
日と利用期間も長いですし、さっさとやればよかったのですが・・
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ネットでアクティベーションをやりなおそうとすると、すでにアクティベーションはできていると表示されるので、現地について電源を入れたらたぶん使えるんだろうなと予想しましたが、現地からの転送設定は思いのほか難しかったです。

出発前にできるケース(電話番号が事前にわかる)

まずは以下の点を確認です。
・国際電話が利用できる携帯か
・転送でんわサービス申し込みをしているか
・国際転送サービスを申し込んでいるか
これらがわからなければ、事前にドコモショップにいくか、151に電話して確認します。

地方からの乗り継ぎではバタバタしている場合もあるでしょうし、事前に上記は出発日以前に確認しておきます。

その後、操作と設定をします。
詳細はドコモのページを。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/network/transfer.pdf
抜粋すると、
・159→1で遠隔操作設定(これは国内で自分の携帯でやるときはしなくていい?)
・1429(発信)→3→(ネットワーク暗証番号)
転送先電話番号は頭に010-1-を付けて、そのあと、割り当てられた番号10桁を入れます。

この語、出発時、「1421」で発信し、転送スタートを行います。
帰国後は「1420」で転送解除、転送先の電話番号が次回変わるなら、そのときまた上からやればOKです。国際転送サービスの申し込みもそのままにしておけばいつでも使えます。

事前にアクティベーションできず、出国後に手続きする方法

私も今回苦労した出国後の手続きです。
あらかじめ、遠隔操作の設定(159→1)はしておきました。

夫のドコモで契約している携帯は海外に行くと発信できない端末でした。

なので、1429とかやろうとしてもできません。
(圏外になってしまいます)

結果、発信のできた私のドコモのガラケーから151にかけ、操作のレクチャーをしてもらいました。
ここまでの長い道のりを語りたいところですが、それは省略し、操作のみ記述します。

151はドコモのSIMを装着していれば海外からでも無料です。
なので、誰か一人でも同行者でドコモで発信できる携帯をもっていたら、一時的に借りてもOK!

その時点でわかりましたがいままで夫の携帯は現地で使うだけで転送手続きしていたのは私の携帯だけだったので国際転送サービスに申し込みしていませんでした。
これは今回151で電話にてやってもらいました。

あと、すでに使えるようになっているlycamobileのiPhoneからは日本へは固定電話にしか発信できません。
転送設定をする場合、最初の1429の発信は、
+81 90310 14290になります。
+を出す方法は0の長押しです。

あとの手順は出国前手続きとほぼ同じですが、転送スタート
+81 90310 14210になります。

まとめ

海外から遠隔操作でドコモの転送でんわの番号などを登録する方法をまとめると、

・日本の固定電話にかけられる携帯から以下の番号に発信
+81 90310 14290
・転送元の電話番号をいれる
090-********
・ネットワーク暗証番号をいれる
 〇〇〇〇(4桁)
・転送電話番号を入力するため、操作番号3を入力
・転送先(海外の番号)電話番号を入れる
010 1 *** *** ****
(*以下は市外局番から10桁)

到着してあれこれしていて寝不足で時差ボケがひどいので、事前に番号入手できるSIMを買って確実にやっちゃうほうが楽ですね。
毎回lycamobileには苦労しますが使い始めたらやっぱり日本にタダで電話できるのは助かるし、次回もたぶん使います。

大事なことが実は書いていない?転送には料金がかかる

今回転送手続きをドコモのサポートさんに助けてもらい、初めて知ったことがあります。
それは、転送に料金がかかること。
ホームページには月会費無料とだけ書いてあり、料金は探し出せませんでしたが、電話で聞いた内容を書くと、

日本時間平日8:00~19:00:30秒34円
その他の時間帯:30秒31円
上限:月に2万円

つまり、転送すると1分に直すと60円近くかかるので、レンタル携帯などでドコモとあまり料金が変わらない場合などは転送なんかしないほうがましなケースもあるかもしれません。
今回のように着信が無料な現地SIMなら安心というだけで長電話にはきをつけましょう(;'∀')

ニューヨーク旅行で借りたQuickMobile(クイックモバイル)は安くて使い勝手が良かった

昨年はニューヨーク旅行の際、Wi-Fiルータのほかにレンタル携帯を1台借りました。
夫はiPhoneを普段通信端末のみで使っているのでそれに音声付きの現地SIMを購入して利用しましたが私が通話用の携帯電話を借りたのは理由があります。

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INDEX

ニューヨークで通信・通話できる端末

アメリカと日本では携帯電話の通信方式や周波数帯が異なり、利用する端末によっては使える端末と使えない端末があります。
ただしこれは通話とデータ通信は分けて考えなくてはいけません。
携帯電話電波の周波数帯のことを「バンド」と呼び、各端末が対応しているバンドが異なると通信が受信できないといわれていますが、これは主にLTEのバンドのことで、通話はまた違ってきます。
LTE(4G)の携帯端末でも通話は3G網を使っており、ニューヨークでは3Gは停波しているといわれていたのですが実際、通話はどうなのか?
このことについて言及しているサイトも少なく、使えるかどうか今一つ事前に調べてもわかりませんでした。

データ通信については、ざっくりですが、
・iPhone 
SIMロック解除されていれば現地SIMが利用可能
・Android
 Xperiaなどの最新機種はカバーしている端末もあるが、ほとんどの機種・安いSIMフリー端末は日米でバンドが異なり利用不可
という認識です。

我が家の手持ち端末の実際(2018年当時)

私の家の場合、昨年の利用端末は以下の通りでした。


・通話→Androidスマホ(FOMA)ドコモの旧料金プラン
・データ通信→iPhone7・mineoのデータ通信SIM


・通話→ガラケー(iモード携帯)ドコモの旧料金プラン
・データ通信→iPod touch+simフリールータにmineoのデータ通信SIM

こんな事情なので、夫はiPhone7に現地SIMを挿し、日本の通話用スマホにかかる電話は現地番号に転送設定しました。
私のほうはそもそもiPodにSIMスロットがありません。(通話に使えない)
なので、手持ちのFOMA端末で使っていないものを利用しようとしましたが、通信は使えないうえ、通話もどうかな?という心配が。
ガラケーはどうなのか?2017年はニッテルさんの海外携帯をレンタルしましたがドコモのガラケーも通話は電波が立ちましたが、今年はどうかなという心配がありました。

iPhoneでもアメリカではそのまま使いたくない理由

ワールド携帯なんだからそのまま使えるiPhoneは日本のSIMでいいんじゃない?
と思われるかもしれません。
しかしアメリカでの通話は着信でも通話料が受信側に課金されます。
また、日本の電話をそのまま持ち出して使う場合、同行する友人や家族と電話をしても、国際電話扱いになってしまいます。

料金がどの程度かというと、
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結構これでも昔よりは安くなっています。

夫のiPhoneに入れたSIM

iPhoneは2017年はready sim、2018年はLycaMobileを利用しました。
どっちもアクティベーションは現地についてからやりました。
二人で使えるようにデータ通信用にはレンタルのWi-Fiルータを持っていたので、夫のSIMは通話が目的でしたが、結果的には購入したSIM代金以外には追加の料金は発生せず、コスパは良かったです。

2017年に利用したニッテル

自分にかかってくる電話は必ずアメリカでも受信する必要があるので、私のほうは10数年前から必ず通話用の海外携帯をレンタルしています。
2017年にはニッテルという会社のレンタル携帯を通話用に借りました。
これは日本語対応のAndroid端末を利用しており、電話のほかにWi-Fi経由で通信にも使えました。
(通信用には毎回別途Wi-Fiルータをレンタルしている)

ニッテル
nittel.net

大満足だったのですが昨年からはオーストラリア専門になってしまい、利用できなくなりました。

2018年に利用したQuickMobile(クイックモバイル)

2018年はクイックモバイルでレンタル。

クイック・モバイルとは?
www.qdesk.jp

通話料金は以下の通り。
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他社さん、ドコモとの比較です。
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借りた端末は通話とテキストメッセージ程度の質素な端末でしたが、レンタル携帯でかかる費用の大半を占めるミニマムチャージが非常に安く、トータル1080円の支払いで済みました!
また、受け取りは空港でしたが事前に電話番号を問い合わせたら教えてもらえたので、家族や仕事関係の人に事前に知らせたり、出発前の転送設定も落ち着いてできたのでとてもよかったです。

旅行の為だけに端末を買うのは勿体無いのでとても良い選択肢だったと思います。

昔から借りていたのはG-Callでしたが、ミニマムチャージの料金が結構高く(3000円くらい)最低料金がどうしても高くなってしまいます。
ほとんど使わなかったとしてもです。
じゃあレンタル代金が無料のところに、と思っても、今度は通話料が高い。これなら日本の携帯をそのまま使ったほうがいいくらいです。(使える端末なら)
通話はなるべくするまい、と思ったときに限り、トラブルで電話をフルに使うことになっちゃいます(;'∀')
賠償事故があって保険屋さんと電話した時や一昨年は空港に呼んだリモが来ず、このやりとりだけで3000円くらい通話しました(笑)

2019年はどうするか?

今年は春先にセールで中古iPhoneを買って普段通信端末として利用し、ドコモのガラケーも4Gの機種に変更したので、iPhoneに夫とは違うキャリアの現地SIMを挿して通話と通信に使う予定です。
そう、SIMフリーiPhoneを使っていれば海外旅行ではあまりめんどくさいことはないのです(笑)
実はこの記事を書きながら、最後に「私が今年、Yahoo!ショッピングで買った中古iPhone、SIMフリーだったかな?」と焦って注文履歴を見ました。結果は大丈夫でした(;'∀')
普段iPhoneを使っていない方、旅行中も日本のご家族と通話したい方はレンタル携帯にQuickMobileさん、おすすめです。