ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

海外で使う携帯電話をレンタル

海外旅行中にかかってきた電話は、日本で使っている電話をそのまま使うとどれくらいの料金がかかるか、ご存知ですか?
私の父は海外遠征が多いスポーツの指導者でしたが、1回の遠征で4~5万円つかったことがあります(;'∀')
通常の旅行であればそれほど長電話することはないと思いますが、トラブルに巻き込まれた時の対応や、一緒に旅行している人どうしで連絡しあったり、現地の友人と電話したりする場合、思いがけず高額になるケースがあります。
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ドコモのWORLD CALLで電話する場合の料金

私はデータ通信は格安SIMのmineoを使っていますが、電話はドコモの契約です。
ドコモの場合、WORLD CALLは契約時に契約しているケースが多いと思いますが、海外でそのまま使うなら、念のため、契約内容をMY DOCOMOなどで確認するか、ドコモ店頭で確認してみてください。

契約されていれば、特に設定などせず、そのまま海外でも電話を使うことができますが、国内とは違った料金体系となります。
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日本に向けて発信すると、140円/1分です。
日本の家族に「着いたよー変わったことない?」と電話すれば10分話して1400円です(汗)

一緒に旅行中の夫に電話しても1分以内で125円。
とても使う気になれませんね。しかし夫は買い物好きで、気になるものがあればどんどんどこかに行ってしまうので、私がショッピングモールでレジに並んでいる間に夫はしょちゅう行方不明になり、電話が必須です。迷子注意!!笑

自分からかける通話は時間を意識できますが、相手からかかってくる場合は着信が175円/1分。
日本にいる相手の人には国内料金で済みますが、こちらは長電話されたらちょっと困るな、という事態です。

SMSでも1通100円。
最近、住宅メーカーから車のディーラーまで、電話が面倒なのかSMSで連絡してきますが、返信すれば100円です。

ホテルの客室内電話を使う場合

ホテルの部屋にある電話は、たとえば館内で別の部屋にかけたりするのはもちろん無料ですが、外線はフリーダイヤルにかける場合も手数料がとられます。
ただ、フリーダイヤルの手数料はとても安い(最初のアクセスで1ドルなど)場合が多いので、携帯からかけるより、ホテルの電話からかけたほうが安いです。

同様に市内通話も安いです。
もしレストランに電話するときやタクシーを呼ぶなどするとき、日本から持って行ったドコモの携帯しかなければ、ホテルからかけたほうがたぶん安いです。

問題は市外通話と国際電話で、これはとんでもなく高いです。
どのくらい高いかは、ホテルによって手数料が違うのでハッキリ言えませんが、日本への国際電話でだいたい1分5ドルくらい、さらにホテルの決めた手数料がかかるので、1分1000円以上というのも十分考えられるケース。

コーリングカード

長電話の強い味方がコーリングカード。
これは海外からも日本からも国際電話に使えるカードで、ホテルの電話で電話する場合も使えます。(ただし、ホテルの手数料はやはり必要)
慣れないと難しいかもしれませんが、おそらく最安で電話がかけられます。
短期の旅行ではあまり利用しないと思いますが、短期留学などでは威力を発揮すると思います。
G-Call コーリングカード

海外用レンタル携帯

海外で使う電話を旅行の時にレンタルするのが電話を割安に使う方法のひとつです。
最近はほとんど通話はせず、LINEやLINE通話を使う、という方が多いので、その場合は現地SIMやレンタルWi-Fiルータで良いのですが、私の場合は仕事やプライベートで日ごろから電話をよく使い、かかってくることも多いので、海外でも料金を気にせず電話を使うために、必ず携帯をレンタルし、ドコモの電話からレンタルした携帯に転送設定をして出かけています。

G-CALL

私が昔から使っているレンタル携帯会社です。
コーリングカードと同時に使うことも。
Wi-Fiルータは別途違う会社でレンタルしても、携帯はここでした。

海外のホテルで賠償事故を起こした時も保険会社とのやりとりに役立ちました。
保険会社との連絡はフリーコールが使えますが、ホテルからかけるとホテルの電話の手数料がかかります。
つまり、固定電話がある一般家庭に居候していない限り、本当のフリーコールは街中の公衆電話からしか旅行者は使えません。

1分あたりの課金が、アメリカの場合はとてもシンプル。
着信、発信・日本向けの電話もすべて、1分50円で、調べた限りはここが最安です。
www.g-call.com

使用するのはVerizonの回線を利用したガラケー。
通話のみ。小さい折り畳み式で、テキストメッセージは使えますが英語のみです。
通話品質は安定していて、国際ローミングの日本の携帯よりは電話しやすいです。

ただし、ひとつ問題があり、このG-CALLのレンタル携帯は一切使わなかった場合でもミニマム通話料が3000円かかります。
3000円で日本に1時間通話できますので、お得といえばお得ですが、電話しなくても3000円は徴収です。

アメリカでの国内発信: 50円/分
アメリカ国内での着信: 50円/分
アメリカ→日本      : 50円/分

料金例 (6日間借りた場合)
レンタル料:250円/日×6日=1,500円
受渡手数料:1,000円(成田、羽田、宅配受渡し)
ミニマム通話料:3,000円
計:5,500円

こんな感じの料金体系になっております。

ニッテル

今年探した、レンタル携帯の会社です。今回はこちらの会社で契約しました。
www.nittel.jp

長期と中期・短期プランがあり、14日以内の旅行の場合は短期になります。
通話料金は米国内が1分65円、日本への国際電話が95円です。
G-CALLに比べて中途半端な通話料ですが、レンタル代が補償料込(←外せませんでした)で200円/1日。手数料が1000円、ミニマム通話料無し!
一切使わないケースで、G-CALLの半額以下の基本料です。

あと、ちょっといいなと思った点がいくつか。

・事前宅配が早い 
サイトには2日前に宅配で送付、となっていました。
しかし実際に発送されたのはなんと出発日の1週間前で、受け取りは翌日、つまり出発6日前でした。
レターパックで届きました。
わが家は郵便局とヤマトさんだけは留守でも指定場所においてもらう設定をしているので、休みにも受け取りはスムーズでした。
他の宅配会社だと、2日前とかに来ても仕事で帰れず受け取りに苦労するので空港でのカウンター受け取りにすることが多いのですが、いつもG-Callを成田でレンタルしたあと、電話の転送設定で出発前の時間の無い時に焦ってやるので乗り遅れそうになったことがあります。
今回は自宅でゆっくり落ち着いて、転送などの電話番号の設定ができました。
返却用レターパックも同封されており、帰国翌日発送でもOKなので、夜遅い到着でカウンターに立ち寄る必要がありません。

・日本語のデバイス
ガラケーとXperiaとどっちも同じレンタル料金なので、Xperiaを選択。G-CallのVerizonは完全英語メニューで設定にもとまどいますが、こちらは日本語のデバイスなので、取り扱いが簡単だし、Wi-Fiがあればスマホとしてデータ通信もできます。(Wi-Fiルータは別途レンタル予定)
アプリの追加や削除は自由、とのこと。

・すぐに電話番号がわかる
契約はネットで申し込むと確認電話がかかってきて申込完了となります。
そのときに「約8分かかります」と事前に手続きの所要時間を言ってくれたのには非常に好感が持てました。
また、電話口で、先に電話番号が知りたいと伝えると、すぐに発行してくれて、電話が届く前に電話番号がわかりました。
空港の送迎などで現地で使う電話番号を連絡するように言われていたのでこれは非常に助かりました。
後述するドコモの携帯からの転送設定も、自宅で先に番号を登録することができますし、旅行中仕事の関係者に番号を知らせることもできます。

説明書にも重要なところにはマーカーで印がしてあり、読みやすい手作り感あふれる説明書になっていました。

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↑届いたレンタル携帯(スマホ)。親切なことに申し込んでもいない予備バッテリーまで同梱。

ドコモにかかってきた電話を海外用レンタル携帯に転送する設定

今回はいつものG-CALLじゃなく、初めて使う「ニッテル」という携帯電話会社でしたが、転送設定はドコモから海外用携帯に転送するところは一緒なので、G-CALLで用意されている転送設定のメモを利用。ネットで探したら、同じものがまだPDFでありました。
https://www.g-call.com/phone/phone02/pdf/docomo.pdf

条件として、ドコモの携帯電話が
・国際電話が利用可能なこと(ワールドコール
転送でんわサービスに申し込んでいること
国際転送サービスに申し込んでいること
などがあります。

また、日本にいる間に必要な手続きができればいいのですが、レンタルで直前まで電話番号がわからないとか、もう海外に出てしまってから、海外から留守番電話や転送でんわを利用したい、という場合には「遠隔操作設定」が必要です。
www.nttdocomo.co.jp


契約状況の確認は、My docomoにログインし、
「ご契約内容確認・変更」を開くと、自分が海外で転送サービスが利用できるかわかります。
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私の携帯は前に設定したままなので、利用可能、夫のほうは遠隔設定が未契約で、国際転送サービスも未契約の状態でした。
転送でんわサービスの申し込みはオンラインでもできます。
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転送設定の実際のやりかたは最初のPDFがわかりやすいですが、
転送先の電話番号は指定された電話の前に、009130010(ドコモWORLDcallの国際アクセス番号)をつけて、国番号の1をつけ、割り当てられた電話番号を最後に入れます。

電話番号を登録さえ日本でしておけば、あとは搭乗する前に1421にかけて転送スタート。
帰ってきたら1420で転送解除だけ。

夫のほうの携帯はZIP SIMを使うので通話が付いているのですが、現地に到着しないとアクティベートできず、番号は行かなければわかりません。
むこうに到着してから転送設定をすることになりそうです。
しかしこのZIP SIM、まだ詳しく調べていないのですが、米国内は着信も発信も無制限、国際電話も追加5ドルでアクティベート後にトップアップできるとのことなので、データ容量としては心もとないのですが、電話としてはこれで良かったんじゃないかとちょっと思っているところです(;'∀')

あとは使ってみてから!また補足したいと思います。

ある程度切羽詰まった仕事は片づけておきましたが、どうしても1週間以上投げておけない仕事は人に頼んで旅行に行くので、いつでも電話かけてください、といって仕事を休みます。
昼夜逆転している時差の関係上、いままで何度かニューヨークのホテルで夜中に日本とやりとりしつつ仕事をしたことがあります。

ほとんど自分用のメモになってしまいましたが、どなたかのお役にも立てば幸いです。