ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ダイナースプレミアムカード特典の空港宅配を利用してみました

ダイナースプレミアムの特典に往復空港宅配(無料)があります。
いつもは往復とも使わないか、もしくは復路の便だけ使っていました。
通常預け荷物は、スルーチェックインだったら広島で預けて到着のJFKで受け取りなのですが、今回は国内線を羽田便にしたので成田出発の場合はスルーチェックインはできても、そのまま荷物をアメリカまで運んでもらうことはできません。
そのため、成田までの往路もスーツケースを宅配することにしました。

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スルーチェックインで荷物を預けなおさなくて良い条件を再確認

ANAの国内線⇔国際線乗り継ぎの場合、スルーチェックインと荷物に関する条件がいろいろあります。
www.ana.co.jp

ざっくり整理すると
・国内線の出発空港で国際線の手続きをする必要があり、締め切りは搭乗30分前まで
・国内到着空港(羽田)と国際線出発空港(成田)が違う場合、荷物は預けなおさなくてはならない
・日付が変わると同じ空港でも荷物を一度引き取らなくてはならない(前泊・後泊)

出発空港までスーツケースをどうするか?選択肢いろいろ

首都圏在住の方はあまり悩まないかもしれませんが、私のように地方空港から出発する場合、国内線の選択からもうスーツケースをどうするか?問題は始まっております。
今回、予約した国際線は、成田空港からニューヨークへ出発する便です。

1.広島空港→成田空港へ直接飛ぶ便

国際線が成田空港発なので、広島から成田へ直接飛べば、スルーチェックイン(広島空港で国際線もまとめてチェックイン)できます。
荷物は広島空港で預ければ成田空港ではピックアップする必要はありません。受け取りはJFK空港になります。
しかも成田空港ではカウンターでの手続きも必要なく、そのままセキュリティゲートへ向かえます。
今まで、広島~成田線はANAだけで1日2往復あったので、朝便を利用して直接成田入りしてきました。
しかしいつからか、広島~成田はたった1往復に減便され現在は午後1便だけになり、時間帯も午後です。

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国際線の乗り継ぎまでたった45分(最低乗り継ぎ時間)しかありません。
また、成田便はIBEXのコードシェア便で機材もボンバルディアのCR-J-700(70人乗り)の小型機なので、機内持ち込みの制限が100cm。
国際線機材で持ち込みできるサイズのキャリーもこの小型機では預けないといけません。(昔は無理やりのせてもらっていましたが今は厳しくて無理)
となると、預けた荷物が出てくるのを待って、ニューヨーク行きに飛び乗ることになります。

この時間帯の広島~成田便はせいぜい前泊用に飛ぶくらいの時間帯になり、このケースは選択肢として入らない状態となります。
(前泊すると、同じ空港でも日付が変わったら荷物引き取りの対象になってしまいます。)

時刻が現在と若干違いますが、広島~成田の便数とだいたいの時刻。
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ANAの往復以外は春秋航空が往復で2便飛んでいますが、こちらは定時性でいうと、信頼感ほとんど無し。
広島空港は山の中にあり、天候に左右されやすいゆえに、国内でも最高精度のILS(Instrument Landing System)カテゴリⅢbが運用されていますが、春秋航空はパイロット資格がカテゴリⅠまでなので、ある程度視界が確保でき、高度を下げたときに滑走路が見えないと離発着できません。
(ANAやJALは視界がほぼなくても計器と誘導装置でオートランディングできます)
私の友人も千葉から広島に来る春秋便で広島上空を30分旋回後に成田に戻るという便に乗り、「この歳になって空港ロビーで夜明かしする羽目になるとは・・」と空港徹夜の苦行を強いられました。

そもそも他社便を特典航空券に接続するのはリスクが大きすぎて選択肢にありません。

羽田から出発するニューヨーク便にすればどうかという問題もありましたが、羽田着が9時定刻で、10:20の国際線、こちらもちょっとヒヤヒヤだし、前泊したらやっぱり荷物をいったん引き取る必要性がでてきます。

2.広島空港→羽田空港→成田空港へ移動

国際線が成田空港、国内線移動は羽田空港のケース。
今まであまり利用したことがないケースですが、羽田便はANAだけで1日片道10便と多いので、今回はこのケースにしました。

このケースでも空港間のリムジンバスを利用すれば荷物をターンテーブルから引き取ってバスに乗せ換えれば往路の宅配は必要ありませんが、宅配が無料だったら荷物が出てくるのを待たずに成田へ移動がすぐできるな、ということ。
今回ひさしぶりの往路荷物宅配を利用することにしてみました。

ダイナースプレミアムの特典利用と条件

ダイナースプレミアムのトラベル特典は以下のようなものがあります。

1.空港送迎タクシーサービス

成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港の空港で、タクシーを1台無料手配してくれるというものです。
ただし以下の条件付き
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上、もしくは100万円以上の海外パッケージツアーまたは日本発の海外航空券をご成約。

50万円以上が片道、100万円なら往復が無料なのですが、特典航空券での旅行では利用機会が一切無し(笑)

2.空港前泊ホテルサービス

成田空港 : ヒルトン成田 (デラックスプラスルーム/ツインまたはダブル)
関西国際空港 : ホテル日航関西空港 (ビジネスクラス ツインルーム)

ここが1泊無料になるという特典です。
1番同様の条件付き。
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアーまたは日本発の海外航空券をご成約、だそうです。

3.空港パーキングサービス

成田空港:サンレッドガレージ パーソナルガレージ(個室テントタイプ)
羽田空港国際線ターミナル:サンパーキング羽田浮島店

首都圏に住んでいないからそもそも見たこともなかった特典。さらに1.2番同様の条件付き。
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアー、または日本発の海外航空券をご成約で、上記優待をご利用いただけます、とのこと。

4.空港特急列車サービス

対象空港までのJRまたは私鉄特急列車を指定区間内で4区間分まで無料でご用意。
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今度こそ!と思ったけれど、これもプレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアー、または日本発の海外航空券をご成約で、上記優待をご利用いただけます、とのこと。

5.グローバルWi-Fi優待

ダイナースオンラインの専用ページからアクセスすると20%の割引が受けられるというものですが、グローバルWi-Fiに関しては、メルマガからの申し込みが最安です。これはいつか別記事にしようかと思っています。
条件は特に無し、おそらくダイナース会員全般、同じ条件の特典です。

6.手荷物宅配サービス・コートお預かりサービス

他にもあるのですが、書くのがだんだん面倒になってきたので、このへんで。
この6番のサービスは、利用条件がありません。
ダイナースプレミアムカードがあればスーツケースの空港宅配が1個無料になります。
家族カードもあれば、それぞれに1往復ずつとなります。

対象空港
成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、中部国際空港、関西国際空港

利用条件と利用手順

利用条件は以下の通りです。
※手荷物宅配サービスの対象となるお荷物は縦×横×高さ3辺の和が160cm、かつ重量が30kg以内の手荷物または段ボール箱のみとなります。
※スーツケース・ゴルフバッグおよびスキー(1セット)は、160cm以内のサイズのみとなります。ただし、重量オーバーは受け付けできません。
※易損品(こわれ物)、30万円を超えるもの、生鮮品、貴重品、危険品、爆発物、液体類(お酒・調味料等)、精密機器を含んだ荷物や荷造り・梱包が不完全な荷物は受け付けできません。

利用手順です。

JAL ABCコールセンターへお電話で予約という方法です。ダイナースプレミアムデスクでは受けてくれないので、平日の昼間などに電話でお願いするというのは結構大変でした(笑)

フリーコール(固定電話からのみ):0120-917-250
携帯電話から:03-6683-4165
平日 9:00~18:00/土・日・祝 9:00~17:00

電話したらJALABCのオペレータさんが出ますので、ダイナースのプレミアム限定メニューに出ている会員優待コード4桁を伝えるか、「ダイナースクラブ プレミアムカード」のサービスである旨言います。

オペレータさんが聞いてくるのは以下の通りです。(メモ書きより)
・電話番号
・住所
・名前
・ダイナース特典の4桁のコード(わからなくてもOK)
・クレジットカード番号の上8桁
・出発日
・便名
・荷物の大きさ

できればカードや航空券情報を手元にお電話してくださいね。

その他の方法では無料の適用はないのでご注意ください。

予約締め切り集荷日はお住まいの地域や対象空港により異なります、とのことでした。
HPに書いてある締め切りは中国地方から成田空港で、3日となっていましたが、我が家の場合は実際はもう少し遅くてもよく、2日前18時が営業所締め切り時間となっていました。

集荷の時や、持ち込みの時に用意するものは特になく、名前を言うだけ。
受け取りに必要なものは、
・航空券(eチケットでも可)
・クレジットカード(今回特典を受けるダイナースカードがスーツケース個数分)
・集荷伝票の控え

ホームページに記載の無い諸条件

電話で聞いてみるまでわからなかったことがいくつか。

宅配会社はどこか?

いくつか選択肢があるようです。私の住んでいる地域ではヤマトさんかフクツー(福山通運)さん。
その時点では日本シリーズをぎりぎりまで観戦している予定だったので(泣)、ヤマトさんの営業所が閉まる21時では持ち込みが難しいと思っていました。

それで、フクツーさん22時持ち込みOKか確認してもらい、OKをもらったのでフクツーさんにしました。

CSでカープが負けちゃったので、22時じゃなくてもよかったんですけどね・・・

もちろん集荷もお願いできますが、我が家は宅配会社を家で待つ、というのは性格に合わないため、持ち込みを選択しました。

締め切り時間と荷物の引き取り時間

持ち込みの締め切りは2日前リミットなら18時です。
その時間での持ち込みが難しいため、前日の夜持ち込みで予約しました。
当日はわざわざ福通さんから確認の電話がかかってきました。

往復同時に申し込みはできるのか?

ダイナース特典の空港宅配は片道ずつの取り扱いになるため、往路・復路別々です。
しかし帰りにスムーズにカウンターに預けたいので、伝票なんか書きたくない、と電話で往路の申し込み時に伝えると、名前や宛先が書かれたものを、名前をいえば出してもらえるように復路のABCカウンターに伝えてくれるとのこと!
今回は行きと帰り、空港が違うため、行きで帰りの発送伝票をもらうことはできません。
なので、帰りの羽田は口頭で名前を言えばOkとのことでした。

往路も電話で申し込みして予約しているので、伝票をかくことは一切無し。
スーツケースを営業所に持ち込んだら、もう記入済みの伝票が用意されており、控えをもらって終わりでした。

受け取り・預けカウンターの場所

受け取りのカウンターは各空港のJALABCカウンターになります。
場所は以下のwebサイトから
www.jalabc.com

成田空港第一ターミナルのカウンター場所
www.jalabc.com

リムジンバスをおりて出発ロビー階に入ったら、一番左奥のカウンターでした。結構歩きます。受け取り時にクレジットカードを二人分見せて無事に引き取り。

羽田空港の場所
www.jalabc.com
到着時は羽田を利用しましたが、到着ロビー階で税関を抜けて、右にどんどん歩いて行ったところにありました。頼んでいた伝票を出してもらい、カードを見せて無料OK!
なぜか帰りは自動的にヤマトさんになりました。
ヤマトさんには日ごろお世話になっており、段ボール5~6個くらいまでなら指定した倉庫にいれてもらえるのですが、さすがに94Lのスーツケース2個は、「あのぅ、荷物はどうしましょうか?」と電話がかかってきました。
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(自宅固定電話の番号で宅配手配していても、ドライバーさんはいつも私の携帯に電話してきます(笑)電話帳登録??(;'∀'))

空港での受け取りですが、基本は出発3時間前から受け取り可能とのことです。
しかし早く空港について出国後ラウンジ巡りしたい場合はもっと早く受け取りたいですよね。
その場合は事前に申し出ておけば早く受け取ることも可能です。
わたしたちも地方発の便で羽田を経由し、成田空港には4時間前くらいに到着しそうなので、早く受け取りたい旨を申し出ると、確認してくれて、あとからOKですと電話がかかってきました。
電話申し込みのため、確認できるものは何も無いのですが、最初の申し込みの時の電話を携帯にしておくと、携帯に連絡があります。
また、自分から問い合わせする場合や、内容について変更などある場合も、電話番号が受付番号がわりになります。

出発宅配を使うのは久しぶりなので荷物のパッキング締め切りが早くなって焦りましたが、とりあえず大きな荷物が出て行けば、あとは機内用の荷物だけとなるので気分は楽でした!

また、我が家は主人の普通車がことし新車なので、空港の野ざらし駐車場に長期間放置するのがどうかな、と懸念していたので、小さい荷物だけなら私のチビ車で空港まで行けてちょっと安心でした。