さかのぼること4か月前のお正月、夫の実家で過ごし、3日に自宅に帰ってきたら、ポストに海外からの荷物が入っていました。芸術家の知人(ハワイ島在住)からの国際宅配便でした。
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年末年始の宅配便
諸事情で我が家の宅配便は普通の家庭よりも多めです。
受け取りのことでヤマトさんや日本郵便さんにご面倒をかけたらいけないので、普段の荷物は敷地内の特定の場所に置いて帰っていいことにしています。
年末年始はどうしても溜まってしまうので営業所止めにしますが、年末が12個、正月明け2日に一時帰宅した時は7個、さすがに3日はもうたいしてないだろうと思ったら、まだいくつか家に置いてあったのですが、あまりお付き合いのない日本郵便さん経由の航空便がポストに。
開けてみると、
・おめでとうのお手紙
・美術展のパンフ
・美術展の招待券
・洋書
このセットでした。
差出人はハワイ島で暮らしている画家さんで、私の母がアメリカで暮らしているときから家族ぐるみで仲良くしてもらっている方です。
ご夫婦でロサンゼルスからハワイに移住して何年目でしょうか。
いつでも遊びにおいで、と言ってくださるのですが、お二人が暮らしていらっしゃるのがハワイ島でも人里離れた、ジャングルみたいな熱帯雨林で、その風景を描いた作品を見て、行くことにちょっとビビッております(^^;
洋書のほうは作家さんである奥様が書いたものの最新刊でした。
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現地の生活を思い浮かべながら、楽しみに読んでいます。
美術展は、ハワイではなく、埼玉県で行われる展覧会で、いろんな作家さんの回顧録に近く、彼の作品も1970年代、1980年代のものが展示される、タイムスリップのような展覧会でした。
さいたま市へ展覧会遠征を企画
もともと関東へは、4月中旬に行く予定があったのですが、展覧会の会期がそれでは間に合わず、3月に別途行ってきました。
これもBAでこつこつAviosを貯金しているがゆえにフットワーク軽く動けるというものです(笑)
行ってきた企画展はこれです。本当は会期中に記事を書けばよかったのですが、遅くなってしまってすみません。
www.pref.spec.ed.jp
現代版画センターは1974年から1985年までの短い期間ではありますが、たくさんの作家の作品をコレクターの元に届けた、いわば作家とコレクターのかけはしのような存在です。
若い作家の販路を作り、生活をささえたと思います。
今は世界的に有名な草間彌生さんや宗像志功さんも名前をつらねております。
知人の作品は版画ではありませんが、わが家はとある作家さんの版画もコレクションしており、興味深い作品群もりだくさんでした。
また、ジョナス・メカスの映像作品の舞台はニューヨークで、私が知っている現在のニューヨークとはまた違った時代を垣間見ることができ、貴重な体験となりました。
また、展示室の椅子に無造作に「資料」としておいてあった当時の版画センター会報には、今は超有名になった作家さんの当時の販売価格などがリストになって掲載されており、興味深い資料でした。えっこの人の作品がこの値段で買えたの??というもの。当時の評価がわかり面白かったです。
最近お会いした親しい画商さんが、「〇間彌〇」さん作品などは、昔、別の作品を買ってくれたお客さんにオマケで付ける作品だったと話されていました。
(当時のお客さんたちには大変感謝されてるみたいですが、画商さん本人は1枚も手元に残さなかったそうです、残念!)
埼玉県立近代美術館
展覧会のあった埼玉県立近代美術館はJR「北浦和」駅西口を出てすぐでした。
さいたま市、といっても浦和ですね(^^;
なんだかピンとこない。
www.pref.spec.ed.jp
浦和駅近辺で親戚とランチした後、JRで北浦和へ移動し、到着しました。
建物もとってもモダンです。
敷地はとても広く、公園のようになっていて、ベビーカーを押して散歩するひと、犬連れのひと、家族でキャッチボールしていおるなど、地元の方が自由に過ごされている解放感のある施設でした。
作品の写真は撮影できませんでしたが、館内いたるところにデザイナーズチェアが。
自由に座って作品を楽しめました。
ミースのバルセロナ・チェア。座ったら動きたくなくなります。
いろんな椅子に座りに来るだけでも価値のある美術館でした。
www.pref.spec.ed.jp
国立西洋美術館
せっかく東京に来たので、この日は、上野の森の国立西洋美術館にも行き、プラド美術館展も堪能しました。
夫はこっちのほうを楽しみにしており、行く前から美術雑誌で丹念に予習していました。
私は「協賛:イベリア航空」に反応しており、縁を感じました(笑)
本物のプラド美術館に行ってみたい、と強く思いました。
宗教色と政治色の強く表れた至極のコレクションの数々。
その後、4月にまたBA発券でJALに乗った時、JALの機内誌「SKYWARD」の特集はスペインで、私の崇拝する作家の浅田次郎さんがプラド美術館にたたずむ見開き2ページの写真が!
すべてのことはつながっていると思ってしまいました。
今回の話題とは全然関係ないのですが、ニューヨークのANAのターミナルはなぜかブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空、アラスカ航空と、私がバイマイルの為にアカウントを持っている航空会社ばかりがカウンターを連ねております。
数ある航空会社の中でも、しかもたくさんあるターミナルの中でも、なぜここに集中?と思ったことを思い出しました。
キラウエア火山噴火のニュース
前述のハワイ在住の作家さんの作品は我が家にある美術品で一番大きな作品です。
京都に来日されたときは一緒にお食事させていただいたのですが、それからはメールやお手紙のやりとりだけなので、今回の展覧会でひさしぶりに作品に触れて、ヒルトンのハワイ〇泊プレゼント!の勧誘があるたびに、
「ハワイにほんとにいってみようかな」と話していました。
ところが突然の火山の噴火のニュースです。
以前からも溶岩が市街地近くまで流れて、その時点では作家さんの住む地域の南側なので何とか大丈夫なのかなと思っていましたが、今は毎日ニュースをチェックしています。
ハワイ島火山活動のニュース
www.afpbb.com
日本語のニュースではなかなか避難エリアが把握できないので、英語のニュースや現地の防災情報を検索しています。
USGS=アメリカ地質調査所のホームページ
USGS.gov | Science for a changing world
噴出箇所などのインタラクティブマップ
ArcGIS Web Application
ハワイ州全体の最新の二酸化硫黄(亜硫酸ガス)状況
Hawaii Short Term SO2 Advisory
いまのところ、ご本人からのメールでは、風も反対に流れるし、大丈夫とのこと。
しかし溶岩はまじかに見るみたいです。
とりあえず我が家のハワイ島への旅行は延期・・キラウエアの火山活動からも目が離せません。
その後も個別にヒルトングランドバケーションズさんから、ハワイ3泊無料!と電話がかかってきますが、これを使うのはもう少し先になりそうです。