先週の三連休、1日だけ自由になる日があったので、なじみの画商さんから招待券をもらっていた山梨県立美術館に強行日帰りしてきました。
広島からだと結構時間の余裕がなかったのですが、短い時間でも山梨グルメはしっかり堪能できました。
INDEX
- BAのJAL便は繁忙期の連休でも直前発券できた!
- 羽田までだけじゃない!?空港から甲府までの道のり
- 中央線特急の予約方法とお値段等
- 席指定をせず空港へ
- 予約した特急券の発券
- 忘れ物に注意!買いたくても買えない、旅行に大事な携行品
- こんなものが美味しい!山梨グルメいろいろ
- 今回の旅の目的はコンプリートできたか?
BAのJAL便は繁忙期の連休でも直前発券できた!
連休は3日ほどお休みがあったのですが、そのうち1日は出勤が決まっていて、もう1日は別の用事もあり、今回は1日しか使える日がありませんでした。
しかしいつもイベリア航空のアカウントで気安く買っているAviosがあるし、Aviosで飛行機がとれれば片道のコストは私の買っている最近の単価でいえば1.2円を切っており、広島→東京は税金を足しても6千円弱です。
日帰りでも行ってみようかなと思えますよね・・(笑)
前々日夜まで空席無し
広島から東京までのJAL便は以下のとおりです。
広島→東京
便名 | 出発 | 到着 |
---|---|---|
JL0252 | 7:40 | 9:00 |
JL0254 | 9:10 | 10:30 |
JL0256 | 11:55 | 13:15 |
JL0258 | 13:20 | 14:40 |
JL0260 | 15:30 | 16:45 |
JL0262 | 16:55 | 18:15 |
JL0264 | 17:55 | 19:15 |
JL0266 | 19:40 | 21:00 |
東京→広島
便名 | 出発 | 到着 |
---|---|---|
JL0253 | 7:00 | 8:30 |
JL0255 | 8:40 | 10:10 |
JL0257 | 9:45 | 11:15 |
JL0259 | 11:15 | 12:45 |
JL0261 | 13:20 | 14:50 |
JL0263 | 14:45 | 16:15 |
JL0265 | 17:30 | 19:00 |
JL0267 | 19:40 | 21:10 |
出発5日ほど前の段階では往路の朝便は空きがありました。
もともと広島空港は立地に難有りで、私の自宅からも車で1時間程度、リムジンバスにいたっては、始発便に向けて最初に空港に到着するバスは6:40頃と、結構リスキーな時刻表です。
私はBAからの予約なのでカウンターオープンの6時30分に有人のところで発券してもらわなくてはいけないのですが、
・JAL 7:40発
・ANA 7:35発
この始発の混雑っぷりは凄いんです。もともとカウンターが開いたあと1時間程度しか出発までないので、繰り返し「7時を過ぎたら大混雑するから、はよ保安をとおりんさい」とアナウンスがあります。
(失礼、もちろん標準語です)
そんな感じで、これに懲りた人、寝坊が怖い人、時間に余裕がある人は2便を選ぶ人も多いせいか、広島発の人気は9:10の第2便で、そっちからなくなるため、出発便の始発はまだ予約は十分OKだなという感触でした。
しかし帰りはさすがに三連休最終日、午後の便にまったく空きがありません。
最初は13:20羽田発があったのですが、1日たつと消え、その後11:15も消え、帰りがとれないならダメかなと思っていました。
この状態は前々日の夜中まで続き、さすがに諦めモードになってきました。
正規の航空券の空席はありますが一人2万円くらい。
UAのマイルがあればANA便が緊急発券手数料の8500円を支払っても5000マイルで良いのですが、あいにく移行したばかりでまだ反映されていませんでした。
UAのほうはANA羽田発最終もまだ残席があって、やはり複数の選択肢はもっておくべきだと実感。
24時間前にキャンセルした方ありがとう!前日朝には空席が出てきました
いよいよ前日の朝、夜中にみたときは全く動きが無かったのですが、ここまで来ると空席チェックがルーチンです。
空きが出るとしたら、誰もがBAで予約しているわけではないでしょうが、出発の24時間前+αの時間帯に出てくると思っていました。
朝食の前に空席をチェックしてみると、やはり、、最終便が6席ほど空席が出てきています!
そこですぐに往復予約、と行きたいところですが、ここはぐっと我慢し、24時間前にまだ至っていない、復路の便だけを先に2席、予約しました。
24時間を切ると、キャンセルしても全額支払いになります。
24時間前までにキャンセルすればAviosはきちんと戻ってきます。
つまり、既にこの時点で前日の朝なので、広島からの往路始発便7:40は予約した時点でもうキャンセル不可なのです。
ここは旅程をチェックして、本当に目的地まで行って帰ってこれるのか、熟慮することにしました。
羽田までだけじゃない!?空港から甲府までの道のり
何しろ私は信玄餅が大好物な割に、山梨県を目的地とする旅行は初めてなので、Google Mapsさんのお世話になるしかありません。
Google mapsを開き、検索窓に今回の目的地「山梨県立美術館」を入力して検索します。
www.google.com
ルート・乗り換えボタンをクリックし、出発日付・時刻を設定し、電車のマークをクリックするとルートや料金などが複数出てきます。
羽田からだとやはりトータル3時間はかかるようです。
検索で出てきたルートと実際に移動したルートは若干違うのですが、
羽田空港→浜松町(モノレール)
浜松町→東京(山手線)
東京→新宿(中央線)
新宿→甲府(中央線特急)
こんな感じで行ってきました。
京急を使って品川まで出て、品川から新宿に行くルートも考えましたが、どっちでも大差ない、という結果です。
中央線特急の予約方法とお値段等
Googleマップで新宿から甲府までは中央線に乗ればよい、というのはわかりました。
つぎは予約です。
えきねっと
中央線特急の予約と席指定は「えきねっと」で行うことができます。
www.eki-net.com
前に東京から上越新幹線の予約をしたときにアカウントを作ったのですが、パスワードもIDも忘れていて、さらにカードも有効期限が切れていて、再設定が必要でした。
登録のメールアドレスさえわかれば、すべてオンラインだけでパスワードの再設定も新しい支払いカードの登録もすることができます。
切符の予約
きっぷ予約ボタンから進み、列車と空席を検索します。
新型車両のスーパーあずさに乗りたい気持ちがいっぱいですが、残念ながら10時に新宿はちょっと無理です。9時に飛行機が着陸しても、実際に移動し始める時間を20分ほど余裕を持ったらもう10時に新宿に到着することは不可能なのです。
それで10:30発の「かいじ」を選びました。
「とくだ値」の設定があり、料金はかなり安くなります。
なんと、片道4128円→2670円となりました。
「とくだ値」は乗車券と特急券のセット料金なのですが、山手線内からどこでも有効なので、モノレールを降りて浜松町で発券しました。
帰りは「とくだ値」が既に売り切れており(もしくは設定が無く)、特急の指定券だけを予約して、乗車券はSuicaを使いました。
帰りは希望は15:03のあずさでしたが、△マークなのに2名では予約不可で前に進めず。
しかたなくその次のあずさ52号15:09発を予約しました。
料金は安くならず、通常のままなので、特急の指定券だけを予約です。
席指定ですが、適当に選ぼうとして、
まてまて、富士山って車窓から見えるのかしら?と思い付き、おタクな詳しい方のブログを参照しました。
富士山が見える座席位置
azumichannel.com
これはとっても役にたち、窓枠が邪魔にならない富士山側の席を無事ゲットです。
その後、行きの広島発の羽田便を予約しました。
席指定をせず空港へ
今までは必ず事前にwebで席を指定していたのですが、今回は席指定をせずに空港に行ってみました。
カウンターでオファーされた席ですが、私の希望の窓際席Aと、夫の希望の通路側Cで聞いてみると、示された席は機体の後ろから2番目です。
間の席は誰も来ず、乗るときも早く乗れる、のはメリット。
しかし降りるのは一番最後でものすごく始動が遅くなりました。
定刻通り着いて、下手すると1本早い10時のあずさに間に合っちゃう?と思っていましたが、それは降機前の大行列で消えました。
しかも後方席って子供連れ多いんですね。
大人より子供のほうが多い大家族さんに囲まれて、なんともにぎやかな時間をすごしました。
着陸前に「ママ、おしっこ行きたい」には笑ってしまいました。
帰りはクラスJをキャンセル待ちしましたが、撃沈し、今度は最後尾。
またもやTDL帰りの家族連れ様と一緒です。
行きよりは静かでした。お疲れだったのかな?
小学生っぽい男の子が、「今日は幸せな1日だった」と親御さんに嬉しい言葉を伝えていてほっこりしました。
帰りはいいけど、往路は絶対に席指定して、3人がけの真ん中だろうが少しでも前の席に座らないと、日帰りには向いてないですね。
予約した特急券の発券
ネット予約した特急券ですが、JR東日本の駅で受け取ることができます。
往路は「とくだ値」という特急・指定券と乗車券がセットになったチケットなので、モノレールを降りた浜松町駅の緑の窓口で受け取りました。
新宿→甲府までですが、山手線内からの乗車がOKでした。
発券したら変更不可ですが、この日は往復ともここで受け取り。
新宿までは問題なく移動でき、10番線にやってきた中央線特急「かいじ」です。
車内の様子
忘れ物に注意!買いたくても買えない、旅行に大事な携行品
忘れ物1・モバイルバッテリー
日帰りなのであまり荷物の準備を気にせず、いつものカバンで出かければいいやと軽く考えてましたが、最近あまり使っていなかったモバイルバッテリーを忘れました。
正確にいうと出かけるときに思い出したのですが、どこかで途中充電できるだろうと、コンセントとケーブルだけ持参。
普段は会社にも車にもコンセントとケーブルがあるのでモバイルバッテリーは旅行くらいしか使わないんですよね。
広島空港の売店にもなし。今思えば、搭乗口前の待合椅子の前方席で少しでも充電しておけば良かった・・
JR東日本の車両には全く期待していませんでしたが、かいじ・あずさ共に車両にはコンセント無し。
(スーパーあずさの新型車両には全席コンセント付とネットでみました)
結局、新宿駅のホームのキオスクで、バイトの外国人留学生?から3500円もする”充電式”モバイルバッテリーを購入しました。
電池式は売ってませんでした。なので最初にちょこっと充電するだけで、もう使えないという状態。
車窓からの富士山を撮るまでは、と、ほとんどデバイスを使いませんでしたが、結局富士山は雲で覆われ姿をみせてくれませんでした。
忘れ物2・SDカード
携帯デバイスが使えなくてもデジカメさえあれば写真が撮れます。
しかし前日夜にSDカードをパソコンに挿してデータを取り込んでいたまま入れ忘れ、デジカメはただの重い箱に。
SDカードもどこでも買えると思いましたが、空港にもキオスクにも甲府駅のコンビニにもありませんでした。
こんなものが美味しい!山梨グルメいろいろ
この日食べたものを紹介します。
広島空港ロイヤルのクロックムッシュ
始発便で朝5時半に自宅を出ているため、空港で朝食ですが、ゆっくり食べると大変な保安の混雑にあうため、7時過ぎを目安にさっさと食べなければなりません。
新宿駅ホームで買った鮭はらこ弁当
まだ10時半ですが、昼過ぎに到着するので車内で食べるお弁当をホームで買いました。
はらこは少し塩辛いけれど、ごはんの量がちょっと多めなのでこれくらいでちょうどいいです。
「かいじ」の車内販売、桔梗屋のアイスは絶品
お弁当を食べ終わった後、気になっていたアイスを注文。センターに入っている黒蜜は結構深く、最後まで楽しめます。
こんなの近所のコンビニにあったら毎日帰りに買うな!
甲府駅隣接のセレオ甲府で食べられる「信玄」のほうとう
ほうとうは具沢山なひらたいうどん、という感じの食べ物。
ほうとうを食べるのは人生で2度目です。
しかし店がものすごく暑く、ほうとうも暑いので大変でした。
この日は夏日で店舗の入っているセレオ甲府という商業施設では全館冷房が効いており、店から出たら汗が一気にひきました(笑)
旅の目的のひとつ・信玄餅
誰かにおみやげとしてもらうとしたら、これが一番テンションあがる!信玄餅。
しかし誰も山梨行かないからもらえない・・結果、自分で自分用にたくさん買いました(;'∀')
賞味期限は短く10日ちょっとなのでストックできないのが残念。
写真は帰りのあずさ車内で食べようと思って買った2個入り。
いろんな食べ方がありますが、外で食べるときはビニール風呂敷の上に全部あけてそのあと包んでモミモミしてから食べています。
だれかこの記事を見て山梨に行かれた方は、是非私に信玄餅をお土産に(笑)
今回の旅の目的はコンプリートできたか?
一つ目の目的は知人作家の回顧展。これは最終日に間に合いました。
2つ目は信玄餅を買う。これもたくさん買ったので達成。
もうひとつは富士山を見る、でしたが、残念ながら雲に覆われていて全く見えず。
美術館の中にあった、この窓から見たら富士山がこんな風に見えるよ、の案内
そして窓からの風景、実際はこのありさま。
よく晴れていたのですが、特急車内からも駅からのタクシーの窓からも富士山はまったく判別できず。
基本富士山が見たい場合はあずさやかいじに乗っても甲府じゃなく手前の大月駅で急行に乗り換え、河口湖に向かう方がほとんどです。
実際、たくさんの外国人が大月駅で降りて行きました。
飛行機の中からはよくてっぺんを見ているのですが、地上から見るのは結構大変なんですね。
この日も機内からはてっぺんが見えました。ただ、雲の中に突き出ていたので若干ダメかなという不安はあったんですよね。
いつかリベンジ・・できるでしょうか。