私が利用している格安SIMはmineoです。
これまでIIJ mioやLINEモバイル、BIGLOBE、U‐MOBILEなど試してきましたが、mineoが一番だなと感じています。
今回は入会を検討している方への使い方のアドバイスと、いくつか注意点を。
INDEX
他社にはないmineoの特徴
mineoのメリット1・パケットは足りなければ買える、しかも格安で
他社にない、mineoの特徴はなんといってもパケットギフトです。
パケットチャージの方法のひとつですが、月末もし足りなくなって速度制限がかかったら、1GB、150円~180円程度でチャージする裏技があります。
実際は他社にもデータ容量を追加する機能はありますが、あまり安くないのが現状で、
LINEモバイル:500MB/500円
IIJ mio: 500MB/1500円
どこもこのくらいが相場でしょうか。
mineoの場合も、mineoマイページで普通にパケットをチャージすると、100MBが162円です。
LINEモバイルのほうが安いですね。
これはちょっとだけ、という時ならいいですが、普通はこっちは使いません。
mineoは家族以外の会員どうし、余ったパケットを送ることができるのです。
このしくみを利用して、メルカリ、ヤフオクなどでもパケットギフトコードは売買されていますが、今のところ制限はされていません。
私は自分が紹介したリアルの家族や友人から譲ってもらうこと、譲ることも多いですが、有償だとそれも頼みやすいのです。
だいたいリアルのやりとりでは1GB=150円くらいを相場にしています。
弟がYouTubeなどをたくさん見るので月末になるとLINEで「ちょうだい」と連絡してくるので、
10GBくらいを1500円で売ってます(笑)
私が手持ちが少なくても、後輩が大量に余らせているのでそれを売ってもらうこともできます。
mineoのメリット2・繰り越しが裏技を使って半永久的にできる
mineoでは実は繰り越しは通常1か月しかできませんが、パケットギフトでもらった容量は、期限ぎりぎりのものでも、もらったときから翌月末まで期限が延びます。
この仕組みを利用し、家族でも別々に契約して夫婦で送りあって、余ったパケットは期限を延ばすことができます。
月末にやろうとするとうっかり忘れやすいのでわが家は月が変わった時点で余りそうなパケットを先に相手に送ります。その後、返してもらえば、期限が翌月末までのびています。
mineoのメリット3・お得なキャンペーンを利用できる
またキャンペーンをうまく使えば維持費がとても安いのも特徴です。
mineoはいつも通話+データの安いキャンペーンをやっていて、データだけのプランよりキャンペーンの値段のほうが逆転して安くなっています。
なので、私のルータには通話付きSIMが入っています。通話付きSIMでもデータ専用SIMと使い勝手は全く変わりません。
現在3GB+通話で昨年のキャンペーン料金は700円/月ですが、データSIMの正規料金は900円です。
通話付きSIMをデータ通信に使う場合は、番号はどうでもいいので、解約にも特に費用はかかりません。
MNPで電話番号をもっていきたい場合は解除料などいろいろ制約があるので、わが家はメイン番号は変えないままドコモで維持し、情報端末としてiPhone(夫)やモバイルルータ(私)で利用しています。
mineoのデメリットは?利用する際の注意点
パケットギフトは家族で使えない
パケットギフトが使えるのは他人から他人へ、つまり家族で登録し、パケットシェアなどを利用している場合はギフトは使えません。
(私は使っていませんがパケットシェアを使うと家族で余ったパケットを翌月共有できます)
いったん友人に渡し、その後返してもらえばいいのですが面倒なので、家族で別々に回線を契約するほうがメリットが大きいです。
ギフトし忘れたら失効するので月末作業は危ない
たくさんストックしていても、翌月末で失効するので、ギフトを忘れたらせっかく持っている容量も失効してしまいます。
もともと付与されている容量程度なら他社と同じ翌月繰り越しであきらめもつきますが買ったパケットなどだとかなり後悔します。
月末で失効寸前のパケットをギフトするのは忘れると大ごとなので、月が変わったらすぐにギフトしあい、容量メーターの黒いところ(先に失効する容量)を消しておくのをお勧めします。
キャンペーンはMNPには不向き
いま、テレビや街中の広告でやっている入会キャンペーン(333キャンペーンなど)は通話付きSIMが対象です。
ドコモなどで高い料金を支払っている場合や、端末をあれこれ持ち歩きたくない、という方の場合はつい、番号ごと乗り換えたい、という方もおられますが、安く見えるのは最初の半年や1年です。
(その後も1600円(+税等)で維持はできるのですが、気軽に乗り換えできるのが格安SIMの良さなので、MNPで縛りをつけると半年のキャンペーンが終わり、速度などにもし不満が出ても気軽に乗り換えはできませんので、ほんとうの安さを求めるならデータ通信のみと割り切り、メイン番号は大手キャリアなどでキープしておくほうが良い場合も。
月々の料金を気にせず、漫然とスマホを使っている人には不向きな格安SIM
私はよく、職場の人や親戚にも「携帯の料金が高いのでなんとか安くならないか?」と相談されることがよくあるのですが、その人のタイプでおススメする料金プランや携帯会社はいくつか使い分けています。
mineoは上手に使えば月に維持費が1000円以下で通話もデータ通信もまかなえるMVNOです。
使い方をきちんと管理する人にはとても良い格安SIMですが、以下のような方には向かないと思います。
・パケットの概念がそもそもわかっていない
・孫の写真や動画がバンバンLINEで入ってきて、それをすぐに開いてしまう
・長電話する
思いつくのはまぁ、お孫さんがいるような世代の方ですよね。
そういう方は、ドコモやソフトバンクで50GBくらい使えるプランを夫婦や家族でシェアして、容量を気にせず、国内通話し放題みたいなプランがいいと思います。プランの変更なども店頭で相談できますし、スマホの修理も手渡しで対応してもらえます。
通信費はかさみますが、いろいろやってもらう手間賃と思うしかありません。
そんな中でも使うのが主にLINE(孫画像や動画)の場合はまだ選択肢があります。
LINEモバイルはLINEのやりとりがカウントフリーなので、LINEに限ってはいくら使っても容量は減りません。
電話もLINE通話を使ってもらうか、セルラータイプのiPadにLINEモバイルのSIMを入れ、電話はガラケーでかけ放題データ通信無しにすればドコモの場合は2200円。
紹介から入会までの手順
紹介コードを使う
紹介ではなくても入会できますが、紹介ならAmazonギフト券のギフトコードが1000円分もらえます。
紹介者にももらえるので、家族で入会するとき、お互いに紹介しあえば1回の入会作業で1000円×2名分=2000円。
周りに誰もいなければ私の紹介コードを是非使ってください。
下記画面から飛べばキャンペーンの入会画面になります。
mineo.jp
その後は家族ひとりずつ入会するときにお互いの紹介コードを利用しましょう。
自分の回線を増やすときでもキャンペーンや紹介コードは有効です。
注意点!
紹介コードをせっかく使っても紹介者がギフト券付与までに退会しては特典が消滅します。
必ず継続予定のある会員から紹介を受けましょう。
家族会員で紹介しあう場合も、うっかり解約予定の回線から紹介されても何ももらえません。
私の紹介コードはキャンペーンに関係なくずっと解約予定のない、「紹介用に残している回線」なので、安心してお使いいただけます。
エントリーコードを使う
紹介コードを使うと以下の画面が開きます。
eoIDはmineoの回線を持っていればあります。紹介コード経由でも既存会員でも大丈夫なのでIDがある人は使いましょう。
なければ作成します。
つぎは通常申込みとエントリーコード申し込みを選択する画面です。
通常申込だと契約料が3000円必要ですが、Amazonで売っているエントリーコードを買えば契約料が不要になります。
エントリーコードの発送は早いので、翌日には届くことが多いです。
mineo エントリーパッケージ au/ドコモ/ソフトバンク対応SIMカード データ通信/音声通話 (ナノ/マイクロ/標準SIM/VoLTE)
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実はエントリーコードは入会後1年1か月目にひとつ付与されます。
これを使えば家族の申し込みに使えますが、今回、私は夫婦でそれぞれ回線申し込みをしたので、私の紹介コードは夫に使いました。
夫ももう1か月待てばエントリーコードが付与される時期ですが、今までの回線は1年で解約します。
理由は、
「キャンペーン期間が終わるから」
去年1年間割引の通話付きSIMキャンペーンで入会した回線が今年終わります。
この1年間、3GB+通話で1か月が758円(税・ユニバーサルサービス料込)でした。
通常料金は1600円(税別)のため、今回この回線を解約し、新しいキャンペーンに乗り換えるということです。
1年1か月でエントリーコードが付与されてからやめても、900円引きが消滅した時点で既にエントリーコードをもらうためとしてはメリットがありません。
エントリーコードは355円で買えるからです。
プランの選び方
プランは自分が使っている端末によって選びます。
たとえば今までauで使っていた端末を利用したい場合はAプラン、ドコモの端末ならDプラン、
そしてSIMフリーの端末を使うなら、自分の活動エリアに強いキャリアのあるプランにします。
私の場合は使っている端末はSIMフリーですが、週末電波の届かない場所にいることが多いので、エリアのカバーする範囲が広いドコモの電波網を使うDプランに加入しています。
また、容量ですが、一番1GBあたりの単価が安くなるのは3GBプランです。
迷ったらここで。
足りなくても足せますし、余れば家族にギフトすればよいと考えてください。
家族分を合わせてもだぶついてきたら、容量は加入中にいつでも変更できます。
mineo電話について
mineo電話はアプリを使う格安の通話です。
これは家族や友人で使っている場合は有効かと思いますが、アプリを使わず普通に通話する場合は安くならないので利用するかどうかは判断して選びます。
私は情報端末でそもそも電話しないので、これは選択しません。
端末購入について
端末購入を携帯の料金プランに組み込むと、月々負担する費用が端末代金なのか利用料金なのかわかりづらくなります。
格安のプランがあれば利用してもいいかもしれませんが、格安SIMのMVNOで端末を同時に買うのはあまり端末代金の節約にはつながりません。
SIM形状はどうするか
SIMの大きさは使う端末によっていろいろちがいがあります。
使う端末がたとえばルータで、そのルータが標準SIMでも、将来買い替えでmicroSIMを使ったルータに買い替えるかもしれません。
なので一番小さいiPhone用のnanoSIMにしておき、アダプターで調整するほうが良いでしょう。
SIMを変更すると手数料がかかります。
SIMアダプターのほうがよっぽど安上がりです。
MNPするかどうか
先に書いたようにMNPは基本無しのほうが良いと思いますが、データ通信SIMの場合はもちろんなしで。
オプションサービスについて
その後はあらゆるオプションサービスの申込画面がありますがほぼスルーで。オプションをたくさんつけると料金が大手キャリアと変わらなくなってしまい、本末転倒です。
その後は料金確認と支払い方法をきめ、本人確認書類のアップロードです。
本人確認書類ですが、免許証などの写メをとり、アップロードでOKです。
支払いですが、本人名義のクレジットカードが必要です。
(本会員でなくても、家族カードなどでも可)
料金はここで出てくるのはキャンペーンが適用されていない料金が出るので不安になりますが、後日マイページで確認するとちゃんと割引がされるので安心ください。
SIMが届いたらその後
SIMは1週間以内にポスト投函で届くので、同梱されている詳しい説明書を使って設定します。
一度ルータなどでmineoを使ったら、その後、キャンペーンで違う番号のSIMが届いても中身を入れ替えるだけでOKです。
電話番号やSIMの番号が書いた用紙には入会時期なども書いてあるので、なくさずにファイリングしておき、キャンペーン終了時期に備えます。
(なくしてもマイページで確認はできます)
届いたあとは新しい番号で家族の新しい回線を申し込んだりします。
お互いにAmazonギフト券をもらう場合は継続利用している必要があるため、解約する回線で同時申込などはしないように気を付けて下さい。
乗り換えの場合は元の番号を解約します。
解約のURLは毎回少し探しにくいのですが
support.mineo.jp
このページの下のほうに解約のボタンがあります。
WEB上でサクッと解約したら、その後送られてくるメールに書いてある住所に使っていたSIMを封筒に入れて返送して解約手続きは終わりです。
解約前に、残ったパケットをどこかへギフトするのを忘れずに!
月々の料金は日割り計算されるので、いつ解約しても特に損得はありませんが、MNPの場合だけは解除料などの時期を見極めましょう。
なお、解約はできる時間帯が決まっております。解約受付時間は朝の9時から夜21時までです。
働いておられる方は結構不便でしょうが、その時間帯にお手続きが必要です。
本日は旅行とは関係あるようで全く無い(笑)国内用の格安SIMの記事でした。
何かご質問があれば問い合わせ欄からご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございます。