ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

2019年4月編!国際線接続の国内線を変更して、燃油サーチャージ一部奪還に成功

2019年4月1日から、ついに燃油サーチャージがゾーンBに!激安になりました。
しかし、もう既に今年の特典航空券は予約済み・・諦めるのはまだ早い。このために無理やり国内線をひっつけていたのです。

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無料の特典航空券でも支払いが必要な料金

ANAマイルをしっかり貯めて、いざ、タダ乗りで海外へ、と思っていても意外にかかるのが諸税と燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)です。
通常、有償の航空券でも、無償の航空券でも、税金や燃油特別付加運賃は同額が必要となります。
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この別途必要な料金というのは馬鹿にならず、下記のようなさまざまな税金・料金が課されていて、ひとつひとつは少額でも全部合わさると数万円。
・旅客保安サービス料
・旅客サービス施設使用料
・国際観光旅客税 (今年1月から新設)
・保安サービス料
・通行税
・動植物検疫使用料
・入国審査料
・税関審査料
・航空保険料
・燃油特別付加運賃
特に一番最後の燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は、発券する時期によって変動があり、額が大きいほど航空券代金全体に影響してきます。
逆に無料の時もあります。

燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)とは?

燃油サーチャージ(ねんゆサーチャージ)とは、燃料とする石油(ケロシン、軽油、重油など)の価格に追随する、運賃とは別建てで徴収される料金のこと。燃料価格の急激な変動により契約、または料金表設定時の運賃では、運航する燃料代が賄えない事態に対応する措置として海運業界が1970年代から導入し、2000年代には航空、陸運業界にも広まった。
料金表を設定し、運行時点での燃料価格に応じた価格をサーチャージとして追加徴収する形式が一般的で、燃料価格が一定以下に下落した場合は徴収しない料金表とする場合もある。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

みたいな感じで・・・。

私が初めて国際線のビジネスクラスに乗ったのは2002年だったのですが、その時は10万円かからないやすーいチケットに少しのマイルでアップグレードするっていう夢のような手法が使えた時代でして・・。
そのときはアップグレードには課されませんでした。発券はやり直しなのでそのときかからなかっただけかもしれません。
しかし安い運賃がアップグレード対象から外れ、アップグレードではなく特典航空券としてチケットを発券するようになるとモロに影響を感じるように。
記憶している一番高かったのは片道25,000円で、夫婦で往復を発券すると、10万!!プラス数万!

そうかと思ったら数年前は0円。

できれば安く済ませたいところです。

予約済みのチケットはその後の値上げや値下げの影響は受けない

特典航空券に限らず、一度予約し、発券済み(諸税・燃油サーチャージ払い済み)のチケットは、その後に航空券の代金や諸税、燃油サーチャージが値上げや値下げがあっても、そのまま代金の変動なく出発することができます。
www.ana.co.jp

だから0円とか、現在のように安い時に発券してしまえば、出発日までに値上がりしても差額を払う必要はありません。

しかし、逆に今回のように、予約・発券したときより安くなってしまった場合は、あきらめるしかないのでしょうか?

いえ!大丈夫です。
日付をかえたり、便を変更したり、どこか予約内容を変更してeチケットを再発行、となると料金を再計算してくれるのです。

逆に言えば、
燃油サーチャージの変動に備えて、最初から手を加えやすい予約内容にしておくことが重要です。

国内線区間は必要ないと思えてもできればつけておく

私の今年のニューヨークの予約ですが、出発は東京で、帰ってきたら地元広島が終点です。

東京→ニューヨーク→東京→広島

というルートなのです。
なぜ往路の広島→東京が無いかというと、昨年、夫婦で別々の便で国内線を出発したように、いまや繁忙期は国際線より国内線が激戦なのです。
国際線につける国内線は、国際線のルートに関係なく特典航空券として共通で、便のあまり多くない地方空港からではかなり狭き門なのです。

広島から特典航空券でニューヨークに行く人がたくさんいるわけではなく、

広島からハワイへ行く人、グアムへ行く人、パリへ行く人、香港へ行く人などがみんなで国内線を取り合っているのです。

昨年も今年の予約を355日前、時報と共に迎えましたが、国内線は午前中の便が撃沈でした。
前泊しようとしても前日夜の便も空席無しです。
逆に国際線は希望通りとれたんで、国内線は別にとればいっか、と思ってました。

しかし国際線予約は355日前から数日なら空席がありますが、その後はすぐに特典枠がなくなり、大勢の人がキャンセル待ちに並んできます。
これをサーチャージを安くするために気軽に変更したりしたら、せっかくの予約がぶっ飛んでしまいます。
そこで国内線が生きてきます!

往路の1便目は、必ず搭乗しなければ後の旅程がすべてキャンセルになってしまうので、無理に国内線を付けず、東京出発にして、最悪新幹線でも成田へ向かえるようにしておきます。
(もちろん最初にいい便が取れていればそれに越したことはありません)
復路の最後は最悪放棄してもいいので、何時の便でもかまわないわけです。

私が予約時にチェックした時は、羽田にニューヨークから帰着した日の翌日はゆっくり寝ていたいけど夕方以降の便は空席が無く午後早い便の予約をいれました。これが一番遅い便です。
この国内線「東京→広島」を燃油サーチャージの差額調整用に使いました。

その予約時の燃油サーチャージは、片道14000円。
そして現在の日本→北米の燃油サーチャージは、4/1からゾーンBが適用され、片道7,000円となりました。
www.ana.co.jp

4月2日、国内線の便を変更し、サーチャージが返金された

最初の予約で電話で予約したので、変更の場合も電話です。
電話番号は以下を参照
www.ana.co.jp

しかしこの番号、なかなかつながりません。

03-6741-6684なら比較的繋がりやすいです。
ANAカードの会員用です。

みなさんがかけるのは0570の有料番号か、東京なら03-6741-6683ですが、これは全く繋がりませんでしたし、0570は料金がかかります。
わたしはドコモのかけ放題なので03からの有料のほうにかけました。
もっと繋がりやすいのは深夜です。国際線は24時間対応で、ひかり電話なら格安かと思います。

また、事前に自分の携帯電話番号をANAに登録しておくと、4桁の暗証番号だけで、お客様番号(マイレージ番号)の入力を省略できます。

携帯認証サービス登録
https://cam.ana.co.jp/amcmember/amcprofile/AMCHndyTelInfo

4月になってやまほど電話がかかっているだろうから、コールセンターのお姉さんもわかっているだろうと思いますが、国内線だけ変更したいんですけど、、というとさっさとやってくださいました。
変更したのは復路の最後の広島行きですが、1便前倒しにしました。
これで、返金額は一人13060円13050円でした。

あれ?片道14000円が7000円になったなら、一人14000円が返金になるんじゃないの?
と思っていたら、今年1月に新設された、国際観光旅客税(1000円)が新たに加算されたせいです。
昨年発券したものにはかかっていませんでした。
また、二人の返金額に10円の差があるのはオペレータさんの一瞬の端末の時間差で、諸税のどこかが為替の影響でかわってしまったためです。

時間については、それでなくても遅い時間がいいのに、一層早起きするんかい!と言われそうですが、そこは大丈夫です。

4月3日、国内線の便を再度変更し、元に戻す

昨日、もう一度電話し、最初の予約していた午後の便に再度変更してもらいました。
サーチャージは同じなので変更なし。
しかし税金のまたまた為替の関係で、一人20円、二人で40円の差額が必要となり、クレジットカードで支払いました。

国内線は本当の希望はもっと遅い便なのでもう少し様子をみてまた変更するかもしれません。
このように特典航空券の変更には回数の制限はありません。
ただし、国際線の区間は現状空席が無い場合はうっかり変更できないため、便数がおおくて比較的自由になる国内線がサーチャージの調節に有効です。

最初、37500円必要だった諸費用は以下のように24,460円まで圧縮できました。
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必要マイル数は少し半端ですが、往路がファーストクラス、復路がビジネスクラスになっているためです。
国内線はエコノミーになりますが、帰りの羽田スイートチェックインやファーストクラスラウンジは利用できます。

2017年にも似たようなことをやってました。
www.lucamileagelife.net