今年、仕事である賞をいただき、その授賞式の様子が雑誌に掲載されました。
また、その関連で地元紙にコラムも掲載してもらったのですが、紙媒体に自分が出ることがあるなんて、もう一生の間にないかもしれないので、お世話になった方にお礼状とともに送ることに。
国内の方には宅急便コンパクトで送りましたが、困ったのが海外在住の方。
急がないものなので、今回は国際eパケットを利用してみました。
INDEX
- まずやることは国際郵便マイページサービスに登録・ログイン
- 大きさ・重さのチェック
- 専用パウチの請求
- マイページサービスで宛先や発送元(自分)のデータ、送付する内容品などを作成
- 送り状作成
- 印刷し、紙を切り取って送り状部分はパウチに封入し郵便物に貼る
- 窓口に提出
- 配送結果・国際eパケットは何日かかったか?
- 料金
まずやることは国際郵便マイページサービスに登録・ログイン
以前にも米国の銀行口座の件でEMSを利用したのですが、そのときに登録した国際郵便マイページサービスが国際eパケットの送り状印刷に使えました。
まだの方はまずここから!国際マイページサービスが使えると、海外へ何か送るときは断然ハードルが下がります。
www.post.japanpost.jp
大きさ・重さのチェック
国際eパケットで送れる荷物は大きさ・重さがきまっていますので、まずこれをチェックします。
基本は重さ2kgまで。
大きさなどは以下のページを参照。
長さ+幅+厚さ=90cm
(許容差 2mm)
ただし、長さの最大は60cm
(許容差 2mm)
Amazonでよく来る段ボールサイズが80や100サイズですが、その間くらいの大きさが上限、ただし2kg制限なので、それほど大きい荷物は重さの面で無理、という感じでしょうか。
実際にわたしの荷物は本1冊と新聞、厚紙のケースで約1キロでした。
専用パウチの請求
さあ出すぞ!と意気込んで準備を始めたのですが、送り状を入れるための袋は専用のものとなっていて、これがないことには郵便局に発送できません。
専用パウチとは、webサイトで作成した送り状を入れる袋です。
これ、郵便局には置いてないのです。
webでの説明では、請求から発送まで2営業日前後かかり、到着まではおおむね5営業日前後かかります、とありました。
(営業日・・・年末年始(12/29~1/3)を除く平日のみ)
私はゴールデンウィーク中に請求しましたが、届いたのは連休明けしばらくしてからだったので、平日の営業日のみを数えて1週間程度は見積もっておいたほうが良いかもしれません。
取り寄せに料金は必要ありません。
国際郵便マイページサービスにログインして請求すると、事務局から郵送されます。
1回に請求できるパウチの枚数は、最高50枚まで。
1ヵ月の間に請求できる枚数は300枚までです。
マイページサービスで宛先や発送元(自分)のデータ、送付する内容品などを作成
内容品についてはパウチを請求している間にマイページで品目作成をしておきました。
これをやっておけば、あとは組み合わせて送り状をつくることができます。
送り状作成
キッチンスケールがあれば重さをはかります。
重さをグラムで入力すると料金が出てきます。
2キロを超える郵便物は残念ながら国際eパケットで送ることができませんが、私の場合は本1冊と新聞で、梱包も含め、1キロ弱でした。
梱包には他社さんですがヤマトで買った宅急便コンパクトの薄型の箱(65円)を利用。
書籍は角が傷みやすく、厚みのある本だとこのような厚紙の梱包のほうが安心です。
印刷し、紙を切り取って送り状部分はパウチに封入し郵便物に貼る
送り状印刷前に、印刷書類一覧表(何を添付する必要があるかなどが記載された表)ができるのでこれを参考に。
PDFを印刷し、送り状部分は切り取ってパウチに入れます。何枚かは控えなど。
税関告知書が付いています。今回の送付内容と仕向け国についてはインボイスは不要です。
書類についても不安ですし、私は貼らずに窓口にもっていきました。
窓口に提出
窓口には印刷の時に出てくる印刷書類一覧表を参考に、書類をそろえて持っていきます。
窓口では航空便で送れない荷物などのイラストが提示され、禁止されたものではない旨のチェックを入れてサインさせられます。
そして無事に差出がすみました。
夜間窓口でしたが、隣の窓口では荷物がまだ局に返ってきてないと言われて22時までに家に持って来いとずっと文句言ってる人がいて、私は私でこのeパケットを出すのに局員さんが手間取り、後ろに長蛇の列ができちゃいましたが・・(;'∀')
配送結果・国際eパケットは何日かかったか?
配送結果ですが、まずアメリカ・ロサンゼルス向けは以下の通り。
16日の夜出して、21日に到着。
つまり、カレンダー上は5日ですが、日本との時差を考えると6日かかった計算になります。
ただ、差出は16日の夜なので、実質5日というところでしょうか。
EMSとそん色ないスピードですね。
もうひとつ、ハワイへ送ったほう。
こっちは同じ16日に出して23日に郵便局でピックアップされたようです。
一週間。ホノルルからさらにハワイ島へいき、
荷物の追跡ですがアメリカ向けはUSPSのwebサイトで問い合わせ番号を入力すれば追跡できます。
www.usps.com
Track a Packageというところです。
料金
今回、一つの郵便物がヤマトの薄型の宅急便コンパクトのケースに入るサイズ(A4で2㎝くらい)で重さは991g。
これで、
・郵便料金1575円
・諸料金410円
計1985円でした。EMSよりかなり安いし、航空便なのでそれほど時間もかかりませんでした。
事前にパウチの請求があるので急に出したい、となったら困るけど、先に用意しておけばいつでも送れるので、パウチは欠かさず保管しておこうと思います。