中学時代の修学旅行のイメージの長崎、社会人になってからも十数年ぶりの訪問です。
ヒルトン長崎が開業してからずいぶんたってしまいましたが、私は初。開業から数年たち、通常運転の状態がどうなっているか見てきました。
INDEX
- ヒルトン長崎の概要
- ヒルトン長崎へのアクセス
- ヒルトン長崎のお部屋のカテゴリ
- ヒルトン長崎のお得な予約方法
- 今回の予約のお値段
- ヒルトン長崎のチェックイン・チェックアウト時間
- ヒルトン長崎のキングプレミアムルーム
- ヒルトン長崎のエグゼクティブラウンジ
- ヒルトン長崎の朝食
- ヒルトン長崎の温浴施設
- ヒルトン長崎のレストラン
- 最後に
ヒルトン長崎の概要
「ヒルトン長崎」は長崎の駅前に2021年11月1日開業したホテル、もうすぐ丸3年です。
住所:〒 850-0058
長崎県長崎市尾上町4番2号
TEL:0958295111
公式サイト
www.hilton-nagasaki.com
ヒルトン長崎へのアクセス
ヒルトン長崎は長崎駅の西側に位置し、長崎駅西口を出てホテルまでは徒歩2分程度です。
西九州新幹線でアクセスした場合、1階に降りてファミマのあるほうが西口。
出口を出ると目の前の建物は出島メッセ長崎ですがその右隣に続いてヒルトンがあります。
階段を上がるか、荷物があればその横のエレベータで2階へアクセス。(夏はエレベータ内、冷房なく暑い)
ホテルのフロント階は2階なので、雨など降っていなければ横断歩道を渡り、出島メッセの中を通ると夏場は涼しいです。
通っていいの?と思ってましたがこの広い通路の奥にホテルに向かう通路がありました。
出島メッセ長崎はヒルトンと同じ年に開業したコンベンションホールや会議室などの複合施設で、月1回のメンテナンス日は関係者以外入館禁止ですが、それ以外は自由に内部を通行できるようです。
ホテルと長崎駅間は歩いて2分程度。近いですが駅の反対側に位置するマリオットは駅から10秒くらいの立地なので、比較すると遠く感じます。
駐車場はホテル専用ではなく出島メッセの駐車場に優待券がでるとのこと。
空港からのアクセスも含め、詳細は以下
www.hilton-nagasaki.com
私たち夫婦は今回、ユナイテッドのマイルを利用して、広島→羽田→長崎まで片道5,000マイルで予約していましたが、台風の影響で欠航かどうか怪しい感じになってきたのでフライトをキャンセルして新幹線に切り替えました。
実際は自分が乗るはずだった始発便のみ飛んで、その後の便がすべて欠航、という形でしたが、早めに判断したおかげで新幹線も割引の切符が買えたし、駅からのアクセスのほうが良かったので結果オーライでした。
ヒルトン長崎のお部屋のカテゴリ
以下がヒルトン長崎の客室カテゴリです。
客室タイプ | ラウンジアクセス | 広さ | 定員 |
デラックス ツイン | × | 31㎡ | 3 |
デラックス キング | × | 31㎡ | 2 |
デラックス ダブルベッド2台 | × | 31㎡ | 2 |
キングアクセシブル | × | 2 | |
プレミアムキング | × | 38㎡ | 2 |
エグゼクティブデラックス ツイン | 〇 | 31㎡ | 3 |
エグゼクティブデラックス ダブルベッド2台 | 〇 | 38㎡ | 2 |
エグゼクティブデラックス キング | 〇 | 31㎡ | 2 |
エグゼクティブデラックスコーナーキング | 〇 | 38㎡ | 2 |
デラックススイートキング | 〇 | 60㎡ | 2 |
プレミアムスイートキング | 〇 | 73㎡ | 2 |
キングプレジデンシャルスイート | 〇 | 97㎡ | 2 |
・客室は6~11階
・エグゼクティブフロアは11階のみ
・プレミアムルームは6~9階の各フロアに3室ずつあるコーナールームで38㎡、キングタイプのみ
・デラックスルームは31㎡でツインとキングがある
・10階のコーナールームはプレミアムルームカテゴリではなく、エグゼクティブコーナー(10階はエグゼクティブフロアではないが、この部屋だけエグゼクティブカテゴリ)
・部屋定員はキング2名、ツインは3名まで、4人でとまれる部屋は無し
プレミアムルームは2面窓で眺望を2方向で楽しめる上、デラックスルームとの価格差はそれほどありません。
ダイヤの人はどの部屋に泊まってもラウンジアクセスはあるので、このプレミアムルームを直予約するのをお勧めします。
実際、チェックインの時にフロントで、アップグレードでエグゼクティブルームにあげることはできるけれど今のお部屋のほうが広さも眺望も勝っていますよ、と言われました。
3つあるプレミアムルームのどの部屋を選ぶかは地図を見ながら前日のアプリチェックインで景色を想像しつつ選びました。
下記はアプリの事前チェックインの画面、印のついている3か所がプレミアムキングです。私が選んだのは赤丸のところ。
ヒルトン長崎のお得な予約方法
ヒルトン長崎は九州で福岡についで二番目のヒルトングループのホテルです。
ヒルトンは最低価格保証があるので、じゃらんや楽天などの旅行ポータルサイトよりも、直予約が一番いいと私は思ってます。
・ヒルトンの会員登録(無料)→会員料金(5~10%オフ)、アプリでチャットやデジタルキーが使え、ポイントがたまる
・ヒルトンのクレジットカードを作る(年会費が必要)→カードを保有するだけでゴールド会員になり、朝食無料や空室状況でアップグレード等
・ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)に入会→25%オフで予約できる
私は上記全部です(笑)
HPCJは一度入ると次年度からは1万円の更新で1万円分の金券がもらえるため、利用し続ける限りは維持費はかかりません。
通常入会では2.5万円の入会金がかかりますが、ヒルトンアメックスの入会特典でHPCJの入会がノーマルカードでは1万円、プレミアムカードでは無料になります。クレジットカードは年会費が必要なので、年に数泊以上する場合はメリットがありますので検討するべきと思います。JGCやSFCでもたまに入会キャンペーンで1万円くらいで入会できるチャンスもあります。
また、アメックスのクレジットカードでは年に何度か、ヒルトンホテル(その他のホテルでも)で、〇万円以上使ったら〇円キャッシュバック、というキャンペーンオファーがあり、今回は4万円で8千円キャッシュバックと最大2割のキャッシュバックでした。
25%オフのHPCJ料金からさらにキャッシュバックです。また、複数のアメックスカードがキャンペーン登録できました。
アメックスはこうしたキャッシュバックキャンペーンがホテルだけでなく他にもいろいろあり、年会費の元が取りやすいカードです。
今回の予約のお値段
今回は最安のデラックスルームではなく、プレミアムルームを予約しました。
HPCJの25%オフで税サ込23,355円でした。
お盆なのにこの値段、、たしかデラックスルームとは2,000円か3,000円程度しか価格差が無かった気がします。
キャッシュバックキャンペーンも期間中だったので、ランチもホテルでとって部屋付にし、他のホテルで使った額とも合算して8千円のキャッシュバックをうけることができました。
ヒルトン長崎のチェックイン・チェックアウト時間
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
新幹線で到着したのが13時頃でしたが、ホテルに荷物を預けに行くと、部屋ができていますと、すぐに部屋に通されました。
到着してチェックインまで時間があると思ったので、13時半からホテルのランチを予約していたのですが、部屋に荷物をおき、着替えもできました。
逆にレイトは13時まで。
翌日は駅を挟んでお隣のマリオットへチェックインする予定だったので、マリオットへ入るまでの時間調整にまたホテルのランチを予約したのですが、チェックアウト後の食事を部屋付にできないと最初言われてしまいました。
通常他のヒルトンホテルでも部屋さえあければ食事の後に食事代と合算しての清算は問題なく処理してもらっていたのですが、「当ホテルでは、できない」と言われました。
最終的には、「お部屋の調整ができましたので」と電話がかかってきて、食事後の清算OKになりました。
(アメックスのキャッシュバックの問題でどうしてもフロント清算にしたかっただけ(;^_^A)
翌日のマリオットのほうは、チェックインは部屋ができていないとのことでラウンジで待って14時半ごろになったのですが、アウトは15時にしていただき、新幹線に乗るのが15時過ぎだったので、今後ももしはしごするなら、ヒルトンが先、マリオットが後、が良いかなとおもいました。
あと、おそらくですがエグゼクティブラウンジでもチェックイン手続きはできると思います。
私がチェックインした時間帯はフロントがガラガラだったのですぐにフロントで手続きできました。
ヒルトン長崎のキングプレミアムルーム
部屋ですが、ちょっとエレベータからは遠いですが、思ったよりずっと広くて快適な部屋でした。
公式サイトの部屋の写真より断然いいです(笑)
最近のヒルトン共通、広い洗い場付きのバスルームです。
しかし温浴施設が良すぎて部屋のお風呂は使わず。
バスルーム手前には洗面台、窓があるのが明るくて良かったです。
アメニティはいつものヒルトンのセット
クローゼットも広かったです。アイロンや金庫、アイロン台等も完備。
天井のヘリンボーン柄がレトロでいい感じでした。
温浴施設に持っていく用?何の説明もないのですが、館内で愛用させてもらったバッグ。
眺望はまず手前に旭橋、その向こう遠くに女神大橋が見えるのと、
洗面台の窓からは出島メッセの屋上ビュー、左奥にはマリオットが見えます。
もう一つの窓からは稲佐山が見えました。
ヒルトン長崎のエグゼクティブラウンジ
ヒルトン長崎のラウンジは11階のエレベータからかなり奥まった場所にあります。
中はそんなに広くないですが、カクテルタイムも混んできたら時間制限といわれたものの、満席になることが無かったです。
営業時間
・朝食時間:6:30~10:00(土日祝6:30~10:30)
・ティータイム:10:00~17:00(土日祝10:30~17:00)
・カクテルタイム:17:00~19:00
驚いたのは、15時頃行ってみたら、クッキーやケーキ以外に生ハムや蒸し鶏のサラダ、鯛のカルパッチョなど、タパスが結構置いてあること。
フルーツもあります。
冷蔵庫も充実していて、上のほうにはチーズやヨーグルトも。
ドライフルーツやナッツ。
クッキー。
写真撮ってませんがトースターとバゲットもありました。
これが昼間なら、軽くご飯できてしまいます。
夜は、昼間のタパスに加え、もっといろいろ並んでいて、
カレーやタンドリーチキン、ちまき、角煮など。
不思議なのは、一通り食べて、皆がお皿をとって料理がなくなると、同じものじゃなく、違うものが出てきてました。
海老とか、パン麺も。
本当は外に食べに行く予定でしたがあれこれ食べていたらお腹がいっぱいになってしまいました。
また、生ビールはスタッフさんが注いで持ってきてくれます。
料理の種類が多いし地方色も豊か、とってもいいラウンジだと思います。
スタッフさんのサービスもホテルらしいプロフェッショナルぶりでした。
朝食もやっていますがレストランのほうがいろいろ食べられます。
ただし、ヒルトンはレストランとラウンジははしごできますので、余裕があれば両方で好きなものだけを食べるのもおすすめ。
ラウンジにコーヒーを飲むために上がると、ラウンジ限定のエッグベネディクトを勧められました。(お腹に入らなかったのが残念・・)
朝カステラもあります。
派手さはないけれど、居心地のよいカジュアルなラウンジで気に入りました。
営業時間が19:00までと短いのが残念です。
ヒルトン長崎の朝食
朝食はフロント階のオールディダイニングに行きましたが、ダイヤモンド会員の特典なのか、中華のレストランの席に案内されました。
人も少な目で静かなスペースです。また、テーブルにフィナンシェなど焼き菓子が置いてありました。
ここの入り口にドリンクが用意されていて、スパークリングワインもあります。
朝食のオムレツは鮮やかな黄色をしていて、聞けば雲仙小町というマリーゴールドの花弁粉末を添加した飼料で育てている鶏の卵。
その他の卵料理は目玉焼きは並べてありました。
食べてないけどデニッシュなんかもいろいろありました。
長崎の料理はハトシや皿うどんがありました。種類はそんなに多くないです。
ナイフレストは最初用意が無いですが、頼めば出てきます。
ヒルトン長崎の温浴施設
ヒルトン長崎には温浴施設があります。
シャワーも4つだけでそれほど広くないですが、滞在中2回行き、どちらも空いていました。
空き状況はテレビのモニターで確認できます。サウナもあり。
・場所:6階
・営業時間:7時~11時、17~22時
・クレンジングオイル・化粧水・乳液は雪肌精
・タオルはふんだんにおいてあります
・宿泊者全員無料
・稲佐山ビュー(すりガラス)
・ロッカーは暗証番号4桁を自分で作成してロック
隣はジムです。
なのでジムで運動してそのままお風呂に行けます。
スタッフさんが無人になる時間帯はロッカーのカギが並べておいてあるのでそれをとって利用します。
ヒルトン長崎のレストラン
滞在中、何度か利用したのでまた別記事にしようかと思います。
割引もあるのでマリオットより使いやすく感じました。
最後に
翌日泊まったマリオット長崎と比較すると、よりカジュアルなイメージのヒルトン長崎。
明日マリオットっていうと、スタッフさんも、「正直あっちのほうが眺望がいいですよ」と自虐的に(笑)
ホテルから駅までの距離もマリオットに負けていますが駅の中のコンビニは西口(ヒルトン側)に近いです。
また、ヒルトングランドバケーションズのオーナーズラウンジがあるので、オーナーさんはチェックイン前やアウト後の時間に利用したりできます。
温浴施設やレストラン、ジムなど施設が充実していて、ホテルステイが時間いっぱい堪能できました。
また、稲佐山のロープウエイにいくとしたら、ヒルトンから行くほうが若干ですが近いです。
次回行くときにどちらにステイするか今回見極めようと1泊ずつしてみましたが、次回もやはりホッピングしそうな気がします。