ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナ宿泊記・2月閑散期と5月GWの繁忙期の違い

ヒルトンのポイントやカードの無料宿泊特典を利用し、2025年2月と5月にザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナに宿泊してみました。ポイント利用と更新泊利用の違い、アップグレードの実際等、公式サイトに掲載されていない実際の宿泊体験をお届けします。

INDEX

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナの概要

ザ・テラスクラブ ウェルネスタラソ アット ブセナ
〒905-0026 沖縄県名護市喜瀬1750
TEL 0980-51-1113
FAX 0980-51-1112

沖縄県名護市に位置する「ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナ」は、ウェルネスとラグジュアリーを融合させた大人のためのリゾートでした。
透明度の高い海に囲まれた自然豊かな環境の中で、タラソテラピーやウェルネスプログラムを体験できるのが特徴です。
隣接するブセナテラスと入り口は同じですが、テラスクラブ アット ブセナのほうは12歳以下のお子様は宿泊できないので静かで落ち着いた滞在ができます。
また、ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナはスモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(以下SLH)に加盟しており、2024年7月にヒルトンがSLHと提携しました。
これにより、ヒルトンの公式サイトやアプリからSLHのホテルが予約でき、ポイントや更新特典泊も利用できるようになりました。
現在最もお得なポイントや無料宿泊の使い道がSLHのホテルだと実感しています。

公式サイト
clubatbusena.terrace.co.jp

アクセス

公式サイトのアクセス情報です。
clubatbusena.terrace.co.jp

レンタカーでのアクセス

沖縄旅行されるほとんどの方はレンタカーでのアクセスかと思います。
国道58号経由では約1.5時間、沖縄自動車道経由のほうが若干早く1時間15分です。
(渋滞は国道のほうが厳しいです)
私たちは2月は屋嘉ICからアクセスし、今回は比較的高速も空いていたので許田ICから南下しました。
左に上がるとリッツ・カールトン、という交差点で右に曲がるとブセナの敷地です。入ってすぐ右にホテルの入り口があります。

空港リムジンバスでのアクセス

隣接のブセナテラスに停車する空港リムジンバスがあります。
空港からのリムジンバスは恩納村の他のホテル同様CDエリアになり、現時点では到着1日4便でした。
okinawabus.com
料金は大人2,100円、子供1,050円

駐車場と料金

駐車場の料金は宿泊1泊は有料で、1,500円でした。
バレーパーキングで鍵を預けることになります。荷物の積み下ろしなどはすべてスタッフさんがやってくださいます。
車はブセナの駐車場まで移動していなくて、玄関周りに駐車していました。
ハレクラニ沖縄もそうでしたが、バレーパーキングのホテルの場合はあまり荷物を車に散乱させずある程度片づけておくと慌てません(笑)

外観

リゾートは南国の自然に溶け込むようなデザインで、開放感のある建築が特徴です。
外廊下は夏暑く、冬の風の強い時は少し寒いですが、私が行った2月は肌寒く、5月は例年より少し気温が低かったせいか、蒸し暑さがなくちょうどいい気温と湿度でした。

チェックイン手続き

まず、リゾートの玄関には守衛さんがいて、ブセナテラスなのか、テラスクラブなのか聞いてくれます。
テラスクラブは入り口から近いほう右側になります。

ホテル玄関に車をつけるとスタッフの方が荷物をおろしてくれます。
その後、正面玄関奥のレセプションでソファに座ってチェックイン。

ウェルカムドリンクのサービスがあります。

開放的なレセプションからの風景

外廊下も優雅な南国の雰囲気でいっぱいです。

(しかし2月滞在時は強風ですごく寒かったのですが・・)

荷物はスタッフの方が部屋まで運んでくれます。

お部屋のカテゴリ

客室はボトムから
「クラブデラックス」
「クラブデラックス サンセット」
「クラブデラックス オーシャン」
「クラブデラックス オーシャン2ベッドルーム」
の4種類となっています。
ボトムのクラブデラックスも54㎡あり、部屋の向きと階層でカテゴリ分けされています。
建物がL字型になっていて、サンセットサイドとオーシャンサイドがあります。

全室スイートルームとなっていて、全宿泊者に朝食無料とラウンジやプールアクセスがあります。

客室名 部屋の向き 階層 広さ 定員 ベッド
クラブデラックス サンセットサイド 2~3 54㎡ 2名 W1200*L1950*H480 2台
クラブデラックスサンセット サンセットサイド 4~9 54㎡ 2名 W1200*L1950*H480 2台
クラブデラックスオーシャン オーシャンサイド 2~9 54㎡ 2名 W1200*L1950*H480 2台
クラブデラックス オーシャン 2ベッドルーム オーシャンサイド 6~9 83㎡ 4名 W1200*L1950*H480 4台

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナのお得な予約方法

ホテルの価格帯ですが、閑散期の安い時期でもボトム6~7万円、通常は10万円前後でGWは20万円/1泊くらいでした。
ヒルトンのポイントを利用して宿泊する場合ですが、クラブデラックスとクラブデラックスサンセットは同じポイント数で出ていることが多いです。
なので選択肢があればクラブデラックスサンセットを選びます。
対してカード特典のウィークエンド無料宿泊ですが、こちらは最下層のクラブデラックスしか選べません。

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナのアップグレード状況

ダイヤモンド会員のアップグレード特典は、基本1UPなので(空室状況による)

実際のアップグレード事例です↓
2月の滞在時→105,000ポイントでクラブサンセットを予約→アップグレードでクラブデラックスオーシャンに
5月の滞在時→ウィークエンド無料宿泊でクラブデラックスを予約→アップグレードでクラブデラックスサンセットに

クラブサンセットは海との間に木々があり、低層2階、3階ののクラブデラックスではサンセットは見えません。
今回もクラブデラックスではあるけれど4階になったので海まで歩いてサンセットを見ました。(部屋から見えない)
サンセット側の場合は少しでも高い階層なら眺めはいいと思います。
低い階層では玄関で働くスタッフさんや到着ゲストの気配が気になり、バルコニーでくつろぐ気分になれません。
ただ、ブセナ海岸側の一番右の部屋なら海が見えます。

ポイント泊ではサンセット予約でオーシャンルームになりましたがこちらは最高でした。
オーシャンサイドなら階層は低くても海が近くてくつろげると思います。

遊泳禁止の海なので、バルコニーでのんびりしていても人目は気にならないと思います。
隣との仕切りもプライバシーに配慮された作りです。

オーシャンサイドのポイント数は36万ポイント~と跳ね上がり、ポイント予約と有償予約が逆転してしまいます。
なので、サンセットのポイント予約(105000ポイント=6万円くらい相当)からのアップグレードを期待するか、オーシャンサイドを有償直予約が現実的かと思います。

クラブデラックスサンセットのお部屋

5月はクラブデラックスサンセットの4階の一番海に近い部屋でした。
正面だけのビューならちょっとガッカリですが

06の部屋ならバルコニーの端から海が見えます。

室内は2月に泊まったクラブデラックスオーシャンとほぼ同じ造りで同じ広さ。

クラブデラックスオーシャンのお部屋

2月に泊まった時の部屋は4階のオーシャンサイドでした。
キッチンやダイニングテーブルがあります。

テーブルの上の万華鏡、いつまでも眺めていられます。

キーはデジタルではなく物理キーでいるかのキーホルダーと部屋番号タグが付いています。

バスルームはオープンですが扉を閉めてクローズでも使えます。

バスタブ以外にシャワールームもあり、レインシャワーがあります。

到着時既に暗かったのでターンダウンの済んだ状態でした。

クローゼットも広いです。
バスローブの他、プール用のガウンやパジャマのありました。

ビーチサンダルもあります。

なんといってもこの広いバルコニー。波の音が絶えず聞こえて、ここは日本なのか?という感じ。

部屋には蘭が飾ってありました。

ミニキッチンの上にある茶器のセット。

冷蔵庫の中やミニバーは有料のメニューです。

南国風のうちわがあり、お菓子がおいてありました。

アメニティ

アメニティは豊富にあります。
タルゴのシャンプーやコンディショナー、石鹸のほか、基礎化粧品も置いてありました。

パジャマが質の良いリネンで着心地良かったです。左はプールに着ていく短めのフード付きガウン。

フカフカで幅広のスリッパ。次の宿まで持っていきました(笑)

ドライヤはパナソニックです。

クラブラウンジ

レストラン「ファイン・ダイニング」の手前にクラブラウンジがあります。

ティータイム、2月は間に合いませんでしたが5月は頑張って運転し、16時終了のギリギリに入れました。

沖縄へ来るときの飛行機ですがプレミアムクラスに空席がなく、お昼を食べそびれたままホテル入り。
一通りあるものをとってみましたがビュッフェはなくなると違うものが補充されました。

17時からはカクテルタイムがあり、アルコールがフリーです。

このように置いてあるもの以外にメニューでオーダーしてもってきてもらいます。

このクラブラウンジは19時以降は有料のバーになります。

オードブルは1プレートです。

5月の時のオードブルプレート

フルーツやオリーブ、キッシュなどはビュッフェ形式です。

外のテラス席(ソファ席)はビーチガウンでも利用できます。

カクテルタイムの間はピアノの生演奏などもあり、とても良い雰囲気です。

朝食「ファイン・ダイニング」

ファイン・ダイニングの朝食はクラブ棟全宿泊者無料になっています。
ただ内容がかなりとがっており、体にいいヘルシーな食材中心の朝食です。
物足りなく感じるかもしれないので、がっつり食べたい方は無料で隣接のブセナテラスの朝食に振り替えも可能です。
私が行った2月はブセナテラスのほうが貸し切り営業で朝食を選択できなかったせいか、多少混雑していましたが、GWは逆に人がまばらでした。

ビュッフェの朝食にオーダーで卵料理やその日の特別メニューがチョイスできます。

コールドプレスのスロージューサーがあったのですが、5月に行ったときは故障中でまだ届いておらず、なかったです。

1杯のにんじんジュースを作るのに凄い数の人参を投入しますので、絞りカスが心配になったのですがドレッシングなどに利用するそうです。

ヘルシーなサラダとハーブティー、本日の料理はにんじんのケーキでした。

ごはんは玄米だけでご飯と一緒に食べるものがあまりないのですが、フォーもあり。

キヌアとヨーグルトを混ぜてみました。

食後のコーヒーはポットサービスです。

2月にオーダーメニューのひとつだったゆし豆腐は5月はビュッフェにありました。

5月のときは普段食べないクロワッサンを頂いてみましたが凄く美味しかったです。
海藻のバターとよく合いました。

オーダーメニューの本日の料理は大豆ミートと野菜

肉・魚はヘルシーなものを選んであり、サーモンとかハムとかソーセージがないので物足りなく感じる方も多いと思います。
しかし晴れていれば最高のオーシャンビューで食事できますので2泊するなら1泊はファイン・ダイニングで食べていただきたいと思います。

「ファイン・ダイニング」のディナー

朝食と同じファイン・ダイニングでディナーやランチもいただけます。

2月は予約できなかったので、2月にチェックアウトするときに5月の席だけ予約をとりました。
(2月、席は空いているようでしたがなぜかネット予約が特定の時間のみしかできませんでした)
ただ、今回5月は予約していた19時がちょうどサンセット時間でレストランから見える海とは反対方向なので、時間を少し遅くしてもらい、海辺でサンセットを見てから19時半ごろレストランに伺いました。

尚、このホテルはHPCJに加盟していないため、レストランの割引は一切ありません。
コースは14,000円とGW特別メニューの18,000円の2種類でした。
それに比べるとアラカルトのメニューは比較的安いのでいくつか好きなものを注文し、夫婦でシェアしていただきました。
アラカルトメニューにも1品ずつ糖質や脂質、たんぱく質の記載があります。

メニューサイトは以下↓
clubatbusena.terrace.co.jp

アミューズはコースを頼んだ人にもアラカルトの人にも同じものが提供されました。

前菜に選んだ和牛のカルパッチョ

魚料理は車海老のガーリックソテー

肉料理にあぐー豚のグリル

これにドリンクが3杯くらいで2万円以内に収まりました。

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナのプール

まず屋外プールがインフィニティぽいプールがあります。

撮影は許可をもらっています。写真は2月の風景で水は張ってありましたがまだクローズ中の時です。

もう一つ、タラソプールがこのホテルのメインです。
こちらは撮影というよりデバイス持ち込み禁止エリアです。

(公式サイトより)

ブセナ岬で汲み上げられた海水を利用した、屋外型多機能海水プールです。
ガチ泳ぎは禁止で基本、中を番号の順番に歩いたり、ジェットバスでくつろいだりします。
(スタッフさんが説明してくれますし、上がったらタオルを手渡してくれます)
ところどころ水温が低いところがあり、体調に不安がある場合は気を付けなければなりません。
また、飲酒の後は入れません。

宿泊中は部屋で水着を着て、ガウンを羽織ってプールに向かいます。
チェックアウト後の利用はプールのレセプションでガウンを受取り、廊下の途中にあるロッカールームで着替えて利用します。
部屋にあるビーチバッグは持ち帰りOKです。

なのでこれに水着などを入れてチェックアウト後に預ける荷物と分けておくとよいです。
濡れた水着を入れるナイロン袋もプールレセプションでもらえます。

チェックイン・チェックアウト時間

チェックイン  15:00
チェックアウト 11:00

ヒルトンダイヤモンド特典は13時、ゴールドは12時のレイト特典があります。
私たちは2月滞在はチェックインは17時過ぎて到着、チェックアウトは沖縄最終日だったので早々に帰りました。
今回のGWの滞在は混雑とのことで、12時チェックアウトをお願いされましたが、チェックアウト後もプールやラウンジは好きなだけお使いください、と言われました。(実際は16時らしいです)
なのでいったん部屋をクリアにし、鍵を返してレセプションに荷物を預け、カートで送ってもらってブセナ海中公園でグラスボートに乗ったり海中展望塔に行き、その後ホテルに電話してまたカートでお迎えに来てもらいました。

グラスボートと海中展望塔はセット券があり、さらにホテルで20%オフ券がもらえます。

グラスボートは20分に2艘出ていましたが、私がチェックアウト後にすぐ行ったときは次の時間が40分後と言われたのでスタッフさんのお昼休みだったのかも。GWで並んでいる人が多く、あきらめず長時間待ちました。

送迎のカートは結構ぶっ飛ばすのでしっかり捕まっていないと危ない気がします。

そこからホテルのタラソプールを利用し、出た後はラウンジで2回目のティータイムを堪能してから清算、チェックアウトしました。
タラソプールは前日も堪能しましたが、チェックアウト後もプール受付でガウンを貸してもらえますし、ロッカーの中にはサンダルも置いてあります。
クレンジングや化粧水などもロッカールームにあり、シャワーもドライヤーもタオルもあります。
水着の脱水もできました。
清算は先にしてもいいですが12時~15時はカフェやランチ利用もできるので、後清算にしておくとホテル部屋付にできていいかなと思います。

ザ・テラスクラブ ウェルネスリゾート アット ブセナのお得な支払い方法

ヒルトンプレミアムアメックスカードで払うと他のヒルトンホテルと同様7%のポイントが付きます。
(ただし、1p=1円ではなく、1p=0.6~0.7円相当くらいです)

今回の予約のお値段

2月は105,000ポイント→1p=0.7円として、73,500円相当
5月は更新無料特典ですがカードの年会費が66,000円なので年会費相当として66,000円相当
有償では2月の連休の宿泊料金14万~、GWは20万円~くらいでした。
さすがに有償でこの値段は出せないと感じましたが、ポイントを購入してポイント払いなら全然有りな満足ステイです。

最後に

今年、2回滞在してみて、沖縄本島のホテルステイはここで決まりだなと思いました。
冬でも温水のタラソプールは楽しめますが私が泊まった2月は強風ですごく寒い日で入りませんでした。
(入っている猛者はおられました)
2月はお試しの意味で泊まってみましたが、沖縄のヒルトン系では最高峰だと思います。
絶対リピート!と思って、再訪となりました。
一方でクラブラウンジのミールなどは夕食にはならず前菜程度なので、レストランの予約かインルームダイニングの利用も組み合わせたいところです。