お盆のJAL国際線ビジネスクラスは変動制の影響で、日によっては片道10万マイル超え、「ファーストより高い」逆転現象すら見られます。そんな中、今回私はBA(ブリティッシュエアウェイズ)のAviosを使い、バンコク→羽田のJALビジネスクラスを 93,000 Avios+34,300円 で2名分発券しました。予約条件・座席・当日の動線・ラウンジ比較・機内食などを記録としてまとめます。

BAのaviosでJALビジネスクラスを発券(バンコク→羽田)お盆特典の条件と必要マイル
JALのビジネスクラスは繁忙期は必要マイルが非常に多く、日によってはファーストクラスより多いほどです。
来年の特典ビジネスクラスを検索してみると↓

ファーストクラスの必要マイル↓ただし、空席は無し

今回は以前から利用しているものの国内線では使いづらくて放置していたブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)のaviosを使い切ろうと、2名分のJAL羽田発バンコク行ビジネスクラスを93,000Avios+燃油諸税込34,300円で発券しました。(一人46500avios+17150円)
JALの空席はなかなか見つかりませんが予約時期は1年弱前、つまり予約開始してすぐ位の時期です。
現時点で来年の特典をBAで検索してみると、ファーストやビジネスクラスもところどころで見つけることができます。
JALバンコク線は特典が取りづらい・ANAで空席待ちも落ちてこず
東京→バンコクは需要が多いせいか、路線が複数あり、成田からも飛んでいます。
そのため、いつでもキャンセル無料のBAの予約を保持しつつ、ANAでも複数の便名で空席待ちを続けていましたが、さすがにお盆の時期の予約開始時期に出遅れるとほとんど空席待ちは落ちてこない状況でした。
今回は第3ターミナルのセンチュリオンラウンジを利用したいというのもあり、第3ターミナル利用のJAL便で行くことにしました。
www.lucamileagelife.net
当日の早朝ホテル出発〜チェックインまで(マリオットマーキスホテル→スワンナプーム空港)
3泊目のホテル、マリオット・マーキスですが、朝ごはんはいただかず、5時半にチェックアウト。

(ホテルからは朝食ボックスを用意しましょうか?と提案はありました)
ホテルに事前にメールで依頼して頼んでいた車で空港まで向かいました。

今回の旅行では空港→ホテル、帰りもホテル→空港は高くても専用車をオーダー。
途中のホテル移動はGrabです。Grabのほうがだいぶ安いですが、朝はつかまりにくいと聞いていたのでホテルに依頼して確実に配車してもらいました。
車は6時半に空港到着したいとホテルに依頼すると5:45はどうかと提案され、その時間にしていました。
実際はチェックアウト手続きをして、その流れですでに待っていた車に荷物をホテルの方に積んでもらい、5:40にはホテルを出発。
早朝ということもあり、高速もすいており、きれいな朝焼けをみながら空港には6:10に到着しました。


3時間前より早くJALカウンターが開いていた話
JALのWebサイトで調べたときは、便の3時間前から搭乗手続きと出ていて、〇便は何時から、と具体的に記載があったのですが実際は6時過ぎに列に並び、6時半にはチェックイン手続きは終わりました。
ファーストクラスとビジネスクラスは一緒の列で、空いているカウンターへ向かうため、私たちはファーストクラスカウンターで手続きできました。

JALビジネスはファストトラックで快適
出国と保安検査ですが、ビジネスクラス利用者はファストレーンがあり、ほぼ待ち時間なしで利用できました。
場所は少しわかりづらい場所で、ローソンの横から入るところがありました。

いちおう表示は出ています。

ラウンジ事情:サクララウンジの朝食
免税店など一通り歩いてみて、その後最初にサクララウンジへ。

JALサクララウンジはお料理のカウンターがあり、ライブキッチンのようになっていて、オーダー制になっていました。

メニューはファミレスのような雰囲気ですが、出来立てを渡す感じで日本人を中心に行列ができていました。
朝食メニュー。和食をいただきました。ごはんは少なめオーダー。

お菓子もありました。かっぱえびせん。

プライオリティパス忘れでミラクルラウンジ入れず
事前にJALラウンジ以外の空港ラウンジについても調べていましたが、 アメックスプラチナ=カードで入れます、とAIに言われたミラクルラウンジは実際にはクレジットカードの提示では入れず、やはりプライオリティパスが必要でした。
事前にデジタル会員証を入れればよかったのですが、私のプライオリティパスは実は発行済みで全然使っていなかったので期限が切れており、更新手続きが必要で使えませんでした。
(帰国してから更新しました)
最終的にキャセイパシフィックラウンジへ(担々麺と静寂…といびき)
もう一度JALラウンジに戻ろうかと思ったのですが空港内を探検しているとキャセイのラウンジを発見。
しかも、搭乗口から一番近い場所です。

おそるおそる入り、カウンターで搭乗券を提示して利用できますか?と聞くとあっさりOK。
中は数人の利用者しかおらず、JALラウンジとは大違いです。

ヌードルカウンターで担担麺を注文し、ブザーが鳴ったら取りに行きました。

食後はリクライニングチェアでリラックス。
のつもりが、お隣から盛大ないびきが聞こえて、眠ることにならず。
(結果的には良かったです。寝てたら乗り過ごしてました)
搭乗口から一番近いと油断していたら、結局ギリギリ搭乗になりました。
機材変更と座席
元の予約から途中で機材が変更になったのですがメールに気づかず、気づいた時には知らないうちに席の番号が変更になっていました。
当初4A/5A→12A/12Cになっていたのです。(機材は773に変更)
この席はビジネスクラスの最後尾&トイレ至近は快適だったのですが窓外の景色は翼の上でがっかり。

また、この機材のビジネスは収納が少なく、頭上棚は座ったまま使いづらいと思います。(実際、降りるころまで頭上に棚があることも気づきませんでした)


JALビジネスクラス機内食
前菜はカツオたたきでした。

メインはビーフショートリブ。

デザートはミルクプリン。

その後、ハーゲンダッツのアイスもお願いしました。

到着前の時間にうどんも。

実は長距離ANA国際線しか他社のビジネスクラスを知らず、機内食は2回出るものと勘違いしてました。

短距離路線なので1回なんですね。
1回の機内食ですがANAのビジネスクラスと比べると量も内容も控えめに感じました。
ANAのバンコク便にも乗って比べてみなくちゃ。
あと、アメニティも質素です。

また、ビジネスクラスはパジャマが貸し出しあるANAですがJALは長距離線でもパジャマは無いとのこと。
あると思っていたので割とキレイ目のワンピースを着ていたので寝るには窮屈でした。
フルフラットは昼寝程度
昼便なので本格的に寝る感じはありませんでしたがシートはフルフラットになります。

隣(夫)との仕切りの壁もあげられるのでプライベート感はあります。
逆に中央席のどうみても他人の二人が壁作らずにご飯食べたり寝たりしてたの、どうしてなのか気になりました。
変動制のJAL特典と「距離×繁忙期」のコスパの考え方
JALの特典は現在、変動制で、需要に応じて必要マイルが多いです。
お盆は日によって片道10万マイルでファーストの方が安い逆転現象もあります。
ANAではレギュラーシーズンですがニューヨークまで8.5万マイルで長距離のファーストに乗れて、ビジネスクラスは5.25万マイル(片道)なので、貴重なマイルを片道短距離のビジネスクラスに使うのはどうかな?と悩むレベルです。
そのため、今回はBAのAviosが二人分93000だと割安に感じました。
マイルで乗るなら距離が長い方がリターンが大きい
燃油・諸費用はクラスが違っても変わらないので、エコノミーよりビジネスやファースト、短距離より長距離のほうがマイルの価値をあげることができます。
到着後:荷物待ち・税関QR・国内線乗継(HND→HIJ)
羽田には定刻に到着です。
米国から帰るときにvisitJapanの申告を忘れていたことがあったので、今回は機内で準備し、荷物受け取りの場所に出る前にあった端末で手続きしました。
顔認証で出れるはずですが、実際は夫婦でまとめてではなく、顔認証に限ってはそれぞれ必要だったので荷物を受け取り後にそこにあった端末で夫も手続きし、税関は顔認証で通過です。
また、国際線到着の第3ターミナルから、国内線の第1ターミナル乗継は保安検査の順序がポイントです。
到着ロビーに荷物をもって出たら、まず乗継カウンターで荷物を預けます。
そうすると第1ターミナルまで重いスーツケースをもっていかなくてもよいです。
そして、そのまま乗継の保安検査に行き、終わったらターミナル移動のバスへ搭乗。

これはぐるぐる回っている誰でも乗れる連絡バスではなく、乗継専用のバス。
第1ターミナルに到着したらそのまま搭乗口のエリアに入れます。
ディズニー塗装機に当たり外観を撮れなかった
この日の国内線はディズニー塗装機で、乗ってからシートを見て気づきました。

羽田で撮れなかったので、広島について外観を撮ろうとしたら、到着したターミナルからは正面の顔しか見えず、再度の塗装はみることができなくて残念。
まとめ
次はANAビジネスも試して比較してみたいです。
また、気軽に行ける距離のバンコク、今後も狙いたいと思います。