12月の足音が聞こえると、急に恋しくなるのが南国の風。
私は毎年、梅雨明け直後の6月と、避寒目的の12月の年2回、宮古島を訪れるのを恒例にしています。
今回は、昨年12月中旬に訪れた「冬の宮古島」のリアルな姿と、定宿である「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」でのダイヤモンドステータス体験をレポートします。

INDEX
- 12月の宮古島、気になる服装と気温は?
- 晴天続きの神話が崩れた・・
- ヒルトン沖縄宮古島リゾートでのチェックイン攻防戦
- 「キング」か「ツイン」か。会員必見のアップグレード術
- 部屋移動OKでアップグレードの選択肢は増える
- 曇天の2日目。地元スタッフに教わった「雨の宮古島」の楽しみ方
- 15時にホテルに戻り、「デラックスツインスイート」の鍵を受け取る
- 暮らすように過ごせる、広々としたリビングと寝室
- ヒルトン宮古島、ステータス活用の「心得」
- 結びに:冬の宮古島が教えてくれたこと
12月の宮古島、気になる服装と気温は?
宮古島に降り立った瞬間、まず感じるのは「空気が柔らかい!」ということ。
最高気温は20℃〜23℃くらい。日差しが出ると半袖で十分ですが、風が吹くと少し肌寒いので、薄手のパーカーやシャツが重宝します。
真夏の蒸し暑さはなく、最高に過ごしやすい季節です。
コートを脱ぎ捨てて身軽に歩ける解放感は、この時期の離島ならではの贅沢です。
晴天続きの神話が崩れた・・
これまで何度も宮古島を訪れて一度も雨に降られたことがなく、毎回抜けるような青空をいただいていた私ですが、今回の2泊3日は「冬の宮古島の洗礼」を受けた旅となりました。
滞在中は、台風並みの北風(12〜15メートル)が吹き荒れる天候。

それでも風がやめば夜でもパジャマでバルコニーに出られるほど暖かく、厚手の上着は不要です。

ただし、今回は、強風の中の外歩きには「風よけのパーカー」が必須でした。
宮古島は山がない島なので、基本的には冬は北風が強く吹きます。
ヒルトン沖縄宮古島リゾートでのチェックイン攻防戦
今回の宿は、お気に入りの「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」。
私はダイヤモンド会員のため、アプリでの事前アップグレードを楽しみにしていたのですが、今回は珍しく当日まで動きがありません。
提示されたのは予約したままの最安ボトムのお部屋で、駐車場ビューの部屋。
アプリのチャットも英語の自動応答のみという、少し不安な滑り出しでした。
広島からの乗り継ぎを経て、16時半頃にホテルへ到着。

フロントが混雑していたため、スタッフの方に相談してエグゼクティブラウンジでのチェックインをお願いしました。
(※ダイヤモンド会員やスイート予約者は、専用ラウンジで座って手続きが可能です、しかしエレベータにセキュリティがあるため、キーがないうちは直接上がることはできません)
ウェルカムドリンクのスパークリングワインやマンゴージュースをいただきながら、一息。
ここで事前アップグレードが難しかった「意外な理由」が判明します。
「キング」か「ツイン」か。会員必見のアップグレード術
スタッフの方いわく、ヒルトン宮古島は「キングルーム」の数が少なく、予約変更が難しいとのこと。
逆に「ツイン」であればエグゼクティブルームにも空きがあり、エリート会員向けに確保されていることが多いそうです。
日本人の場合はベッド数にこだわらない人が多い一方で、外国人のゲストの中には、アップグレードは別にいいからベッド数は変更しないでほしい、という方も一定数いて、選択している部屋のベッド数は事前にホテル側から変更することはないそうです。
私たちはベッドの数にはあまりこだわっていないことをチェックインの段階で伝え、今回は2泊の滞在ということで、柔軟に提案をいただきました。
1日目: ラウンジ横の「エグゼクティブツイン」

2日目: 贅沢な「角部屋のツインスイート」へ!
部屋移動の手間もご心配なくです。荷物をまとめておけば、クローゼットの衣類までハンガーのまま次の部屋へ運んでもらえます。
翌日12時までにキーを返すだけで、スムーズに最高のお部屋へ移ることができました。
部屋移動OKでアップグレードの選択肢は増える
これまでほかのホテルでもそうでしたが、連泊の場合、ホテルの方は基本的に部屋移動無しとして上位の部屋を探してくれます。
部屋移動があってもOKと伝えると、1日目は混雑でアップグレード無しでも2日目に上位の部屋が空いていれば部屋チェンジでアップグレードしてもらえます。
荷物移動も荷物をまとめておけば出かけている間にスタッフの方が運んでくれるホテルがほとんどです。
曇天の2日目。地元スタッフに教わった「雨の宮古島」の楽しみ方
2日目もあいにくの曇り空で、時折小雨がぱらつく空模様。
初日にディナーで訪れたホテル内のイタリアンレストラン「ISOLETTA(イゾレッタ)」でお馴染みのスタッフの方と再会し、スタッフさんから教えてもらったランチのおすすめ店へ足を運んでみることにしました。
イゾレッタのお料理もセットのお得なメニューがあり、私は25%オフが使いたくてあえてHPCJのケーキは頼まなかったのに、サプライズでケーキが出てきました。

スタッフさんが昨年の記録をみたのか?本当にびっくりです。
翌日は雨や曇天の中、以前から気になっていたスポットや、ヒルトンのレストランで実際に使われているお皿の窯元を訪ねる「大人の社会科見学」のような時間を過ごしました。
パリ(畑)キッチン
マンゴー農園が営むお店。贅沢な「マンゴーカレー」は優しい甘さの不思議なカレー。

マンゴーの直販もあるそうなので、6月のマンゴーシーズンに再訪確定です。
このレストランは本当に畑の中にポツンとあり、目指していかなければ絶対に通りすがりという偶然は無いお店です。
カレーの他には宮古そばもメニューにありました。大きな窓から自然の風景が絵のように見える店内です。

コーヒーカップも素敵で、販売もされていました。

金城陶芸
ヒルトンのイタリアン「イゾレッタ」でも以前サービスプレートに使われていたお皿の窯元。

職人さんの手仕事を感じる器は、旅の最高の思い出になります。同じものは完売でしたが、別のお皿を購入。

ヒルトンの朝食のレストランに置いてある大きなシーサーも金城陶芸さんの作品。

宮古島市地下ダム資料館
宮古島の貴重な水資源について学べる、雨の日にはぴったりのスポット?

入場料が現金のみ、しかも5千円や1万円は利用不可!となっていて、千円札や二千円札がなく、夫に借金しました(笑)
ジオラマがボタンを押しても動かなかったり、と思えば急にライトがついたり、設備のチェックはもうちょっとがんばれという感じです。
しかしほとんど川のない宮古島で、水を確保する苦労と、地下に止水壁を設けて水資源を確保し、それを宮古島から伊良部島にも送水していることなど知らなかったことが次々クリアになりました。
ちなみに中での撮影は不可です。
15時にホテルに戻り、「デラックスツインスイート」の鍵を受け取る
15時過ぎにホテルへ戻ると、すでにスイートルームの準備が整っていました。
フロントで鍵を受け取り、いざお部屋へ。
角部屋ということもあり、エレベーターからは一番遠い位置にありますが、その分期待が高まります。
今回案内されたのは、リビングと寝室が独立した「デラックスツインスイート」です。
暮らすように過ごせる、広々としたリビングと寝室
扉を開けると、開放的な空間が広がっていました。
まず部屋の入り口付近には、PC作業やルームサービスでの食事にも重宝しそうな円形のダイニングテーブルが配置されています。

部屋の中央にはゆったりとしたソファが鎮座しており、外の風の音を感じながら、ここで読書をしたりお酒を飲んだりする時間は、まさに至福。

「天気が悪いからこそ、お部屋が素晴らしいとこれほどまでに救われるのか」と、アップグレードの有り難みを噛み締めました。
寝室の窓際には寝転んで空を仰げるデイベッド付きの寝室。


2つの部屋に続く広大なバルコニーからは伊良部大橋が真正面に見え、オープンを控えた「キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート」を含む全景が望めます。

冷蔵庫内のドリンクが無料なのも、スイートならではの特権です。

この部屋の難点は、角部屋なのでエレベータから遠く、歩くこと。
製氷機はエレベータを降りて左に少し歩いた場所にあるためさらに遠いです。
ヒルトン宮古島はピッチャーが用意され、飲料水は製氷室にあるウォータサーバーからとるしくみで、長い廊下をピッチャーで歩く人をよくみかけます。
しかしスイートにはボトルのお水も用意されていました。

スイートの部屋はバスソルトもほかの部屋より良いものが置いてあります。

ヒルトン宮古島、ステータス活用の「心得」
今回の滞在で感じた、ヒルトン宮古島を賢く楽しむためのポイントをまとめました。
エグゼクティブラウンジの充実度
カクテルタイムはホットミール3種にサラダ、サーモンなど、お酒を嗜む人なら夕食が完結してしまうほどの充実ぶり。

12月でもウェイティングが出るほど人気です。
朝食の「予約特典」
ラウンジ朝食がない時期でも、レストラン朝食を事前予約できるのがダイヤモンド会員の強み。

行列を横目に受付に直接向かうことができ、窓際の特等席へ案内される瞬間は、格別の優越感があります。
朝食ではスパークリングワインやスムージーが特典として提供されます。

(スパークリングワインは有料でも提供されています)
また、14時まで朝食時間としてゴールド以上の会員は無料で朝食特典が受けられるのですが、11時半、実際は11時10分過ぎたころからランチメニューが並び始めるので、遅い時間にランチの振り替えのような朝食を無料でいただくこともできます。

朝食は以前のワッフルマシンは撤去され、スタッフさんが作られたものをとるだけになりました。
しかしパンケーキマシンはのこってました。

日替わりの丼物はマグロtと海ブドウ、親子丼が交互のままのようです。

家族連れへの注意点
ヒルトンブランドは「小学生から大人扱い」が基本。
エグゼクティブルームは定員2名の部屋が多いため、4人家族(小・中学生)の場合は2部屋予約が必要になるなど、マリオット系とはルールが異なります。
事前に「どの部屋を予約し、予算が厳しければどうアップグレードを狙うか」の戦略が重要です。
しかしカクテルタイムに子供も入れるというのは逆にメリットでもあります。
たくさん食べられない小さなお子さんと、適度に夕食を済ませたいご両親両方のニーズを満たせます。
結びに:冬の宮古島が教えてくれたこと
風が吹き荒れる12月の宮古島。当初は「ハズレかな?」と思いましたが、蓋を開けてみれば、素晴らしいお部屋でのホテルステイと、地元の方に教わったお店巡り。
夏の「青空一択」の旅とは違う、奥行きのある島の魅力を知ることができました。
もちろん、6月の「抜けるような青空」も恋しいですが、静かに流れる冬の島時間もまた、大人の休日には最適です。