ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

バンコク3大寺院を電車と船で巡る!プリペイドカードRevolutの罠と効率的な行き方|バンコク旅行記④

前回の記事では、早朝6時にインターコンチネンタル・バンコク・スクンビットのクラブラウンジへ直行し、神対応によって最高の居場所を確保したところまでレポートしました。

ラウンジで美味しい朝食をいただき、外が少しずつ明るくなってきた午前7時半。
もともとは「ホテルにおこもりして贅沢に過ごす」予定だった私たち夫婦ですが、早着のおかげで丸一日時間が使えます。

「午後は殺人的な暑さになるから、観光するなら絶対午前中がいい!」という現地の友人からのLINEでのアドバイスもあり、急遽、バンコクの王道スポットを巡る「作戦会議」をラウンジのソファエリアで始めることにしました。

INDEX

クラブラウンジで急遽決めた「3大寺院ルート」

ホテルに来るまでの、地方→羽田出発からラウンジチェックインまでの詳細な前編記事はこちらからどうぞ↓
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net

そもそも、暑い時期に出歩く予定がなかったため、私たちの旅行はホテルステイがメイン。観光名所がどこにあるのか、調べるレベルからのスタートでした。

ネットで日本語ガイドをマッチングしてくれる現地サービス(ロコタビなど)も調べましたが、なにせ今からの突発プランです。明るくなった窓際の席で作戦会議。

ラウンジのスタッフさんにも少しアドバイスをもらい、夫婦2人で自力で行ってみることを決意!  

まぁ、旦那さんは勧められるままに飲んでましたけどね。

王道であり、それぞれが比較的近いエリアに集まっている以下の「3大名所」を続けて回ることにしました。

グランドパレス(王宮&ワット・プラケオ)(入場料:500バーツ ※カード可)
ワット・ポー(寝釈迦仏)(入場料:300バーツ ※現金のみ)
ワット・アルン(暁の寺)(入場料:200バーツ ※現金のみ)

予算は2人分で最低2,000バーツ。前回の旅行の残りの現金が3,000バーツ手元にあったので足りそうではありますが、「もう少し余裕があったほうがいいな」と考え、駅に向かう前にATMへ立ち寄ることにしました。

これが、この旅最初の「落とし穴」への入り口でした……。

【落とし穴】RevolutカードがATMでまさかのエラー!

私は事前に、日本で作った便利なプリペイドカード「Revolut(レボリュート)」に資金をチャージし、アプリ内でタイバーツに両替を済ませていました。
事前にプランをアップグレードしていたため、週末の両替手数料もかからず、あとは現地のATMで引き出すだけ(ATM手数料のみ)という完璧な計画。

……のはずが、ATMにカードを入れて何度操作しても「エラー」で現金が出てきません。

朝の時点では原因が分からず、これ以上時間をロスできないため一旦断念して駅へ向かうことに。

💡 後から分かった解決策:Revolutの罠

翌日調べて判明したのですが、Revolutは「クレジットカードやプリペイドカードからチャージしたお金」は決済専用となり、ATMでの現金出金はできないルールだったのです!(出金できるのは、日本の銀行口座から振込でチャージした分のみ)。
翌日、日本の銀行口座からチャージし直してATMに行ったら、無事に出金できました。皆様もお気をつけください……!

トンロー駅で「BTSの洗礼」とラビットカードの購入

気を取り直して、ホテルから徒歩約5分のトンロー駅へ。
バンコクには複数の鉄道路線がありますが、トンロー駅は高架鉄道(BTS)の駅です。

券売機で切符を買おうとしたものの、買い方が一目では分かりません。アプリをダウンロードするQRコードもありましたが、スマホのタッチ決済でそのまま乗れるような雰囲気でもなさそう……。

こちらはいれてみましたが路線図みたいなアプリ。

ラビットカードのアプリ版もあるようですがおそらく旅行者には購入不可

あれこれ調べて悩んだ末、「窓口でラビットカード(バンコク版Suica)を買うのが一番早い!」という結論に至りました。

ラビットカード購入の備忘録

必要なもの:パスポート(原本)
予算: 200バーツ / 1名(カード代100 + 初回チャージ100)×2名分

窓口での購入は少し緊張して手間取りましたが、一度買ってしまえば後は改札をタッチするだけなので圧倒的に楽になります!

✨ 旅行者へのアドバイス

英語でのやり取りが不安な方は、「KLOOK」や「Trip.com」などのアプリであらかじめネット予約しておき、スワンナプーム空港のカウンターで受け取っておく方法がおすすめです。それならパスポートと画面を見せるだけなので、駅の窓口で焦らずに済みます。

結局、ホテルを8時前に出発したのに、ATMのトラブルと駅での切符購入を合わせ、移動を始めるまでに30分ほど消費してしまいました。

灼熱の乗り換えルート!公共交通機関&徒歩 vs Grab

ここからの移動ルートと運賃のリアルな記録です。

1. BTS(トンロー駅 ➡️ アソーク駅)
・所要時間:3駅、約5分
・運賃:プロモーション中につき25バーツ(※通常運賃は28バーツ)

2. MRTへの乗り換え(アソーク駅 ➡️ スクンビット駅)
・徒歩1〜2分で地下鉄(MRT)へ移動

3. MRTブルーライン(スクンビット駅 ➡️ サナームチャイ駅)
・所要時間:約20分(最初は立ち、途中から座れました)
・運賃:30バーツ(※MRTはクレジットカードのタッチ決済がそのまま使えて便利!)

Googleマップでスクンビットから王宮までの乗り換え検索

地下鉄の「サナームチャイ駅」に到着。ここはまるで宮殿のような豪華な装飾で、「タイで最も美しい駅」と言われるのも納得のクオリティです。

ここから地上に出て、目指す王宮までは徒歩10分程度。
……だったのですが、ここからが本当の地獄でした。

王宮へと続く日向の道の写真

王宮の塀の外には、日陰が本当に「1ミリ」もありません。
まだ午前9時前だというのに、刺すような直射日光と照り返し。バンコクの2月下旬は、日本の8月のお盆時期なんかよりも遥かに暑いです。

日傘を持っていたのでギリギリ倒れずに済みましたが、顔は真っ赤。夫婦揃って熱中症の一歩手前になりながら、なんとか王宮へ辿り着きました。

この時点で、2人分の電車代はすでに100バーツ超え。
「道が空いている朝の時間帯なら、最初からホテルからGrab(配車アプリ)を呼んで、150~200バーツ前後で涼しくドア・トゥ・ドアで来るのが大正解だったのでは……?」という思いが頭をよぎります(笑)。

王宮(グランドパレス)&ワット・プラケオ:まさかの限定公開と衛兵交代

9時20分、すでに多くのツアー客でごった返す王宮に到着。
入場料500バーツを支払い(ここはクレジットカードが使えて一安心)、中へ進みます。

しかし、ここでまたしても予期せぬ事態が。
この日は王室の重要な儀式(戴冠記念日に関連する法要など)と重なっていたようで、ワット・プラケオの本堂内部や博物館がすべて閉鎖中!
残念ながら、お堂の中のエメラルド仏を拝むことはできず、絢爛豪華な建物の「外観のみ」の観光となりました。

ですが、嬉しい誤算も。

午前10:00ちょうど、見事な衛兵交代式(Changing of the Guard)を見ることができました!
建物の中に入れなかった分、このキビキビとした制服姿の儀式を特等席で見られたのは大満足。見逃す観光客も多い行事なので、これは早朝から動いたご褒美だったのかもしれません。

ワット・ポー:限界寸前で拝んだ大寝釈迦仏

王宮を後にし、お隣にある「ワット・ポー」を目指します。
隣り合っているとはいえ、敷地が広大なため、移動するだけでも遮るもののない日向を延々と歩くことに。

ワット・ポーのお堂や涅槃仏の写真

着いた頃には、暑さのあまり「もう観光なんてどうでもいい、とにかく涼しい場所へ行きたい……」という状態に(笑)。
それでも、混み合う涅槃(ねはん)のお堂になんとか並んで入り、あの圧倒的なスケールの大寝釈迦仏をカメラに収めました。

さあ、次は川の対岸にある最後の目的地「ワット・アルン」です。

【大失敗】5バーツのはずが30バーツに!? ボート乗り場の罠

現地の友人から「ワット・ポーのすぐ近くの船着き場から、対岸への渡し舟が5バーツで出ているよ」と聞いていました。
しかし、暑さで思考能力が落ちていた私たちは、乗り場を完全に見失います。

スマホのGoogleマップで現在地から「ワット・アルン」を目指してルート検索したところ、なんと先ほど歩いてきた王宮横の「Tha Chang(ター・チャン)桟橋」まで戻るルートが示されたのです。

汗だくで王宮横まで歩いて戻り、言われるがままにチケットを買うと、なんと料金は30バーツ

Tha Chang(ター・チャン)桟橋で購入したボートチケット

「あれ?5バーツじゃないの……?」と思いましたが、返金もできないのでそのまま乗船。

⚠️ 乗り間違え注意!「TSB-GO」ボートの正体

後から調べたところ、これは一般の渡し舟ではなく、TSB社が運行する観光客向けの短距離シャトルボート(Tha Chang ➡️ Wat Arun)でした。
すぐ近くの渡し舟乗り場を見落としたせいで、わざわざ王宮まで徒歩で逆戻りし、高いボートに乗ってしまうという痛恨のルートミスです。皆様、Googleマップのルート案内は川の対岸への小さな渡し舟を無視することがあるのでご注意を!

なかなか船が来ず、観光客でいっぱいの待合室で待つ時間は体力の限界を迎えそうでした。やってきた船は立派でしたが、「すぐそこに対岸が見えているんだから、こんなに立派じゃなくていいから早く着いて!」と心の中で叫んでいました。


ワット・アルン:華やかな衣装の女子を横目にアイスで生き返る

11:00、なんとか「ワット・アルン」に到着。
船を降りるとすぐにチケット購入の列に並ぶことになります。

チケット買った後、後ろに置いてあるお水のペットボトルは自由にもっていってOK。

ここは打って変わって、タイの華やかな伝統民族衣装をレンタルし、お抱えのカメラマンを従えてポーズをとる美しい旅行者女子たちで溢れかえっていました。

友人からも「やってみたら?」と言われていましたが、「無理、とにかく暑すぎる!!」。
この日の天気も酷暑。

(体感は40度近くに感じました)
素敵な寺院なので写真はたくさん撮りましたが、私たちはとにかく体を冷やすために売店へ直行し、アイスを食べて這う這うの体で退散することにしました。

ワット・アルンで買ったアイス

帰路は快適な船旅……のはずが、最後の最後に「鉄道の罠」

さあ、ホテルへ帰りましょう。
しかし、ワット・アルンの船着き場には、またしても2箇所のチケット売り場があり、初見殺しのカオス状態。

「もうよく分からないけれど、チャオプラヤー川をボートで南下してサパーンタクシン駅(Sathorn Pier)まで行き、そこからBTSで帰るのが一番涼しくて楽なはず!」と判断し、40バーツを支払って船に乗り込みました。

川の風に吹かれながら、ようやく涼しい船旅へ。

前回のバンコク旅行では、マンダリンオリエンタルなどの高級ホテル専用シャトルボートを何度も利用し、待ち時間ゼロで対岸を行き来していましたが、「一般の公共ボートを経験して初めて、あのホテルのサービスがいかに特別で贅沢なものだったか」を身に染みて理解しました。

約20分の船旅を終え、サパーンタクシン船着き場で下船。

そこから徒歩1分でBTSの「サパーンタクシン駅」の改札へ。

ここからホテル(トンロー駅)までは、正しく乗れば乗り換えはたったの1回(サイアム駅)で、所要時間も約20分のはずでした。

サパーンタクシン(シーロム線)

サイアム駅(スクンビット線へ対面乗り換え)

トンロー駅

……しかし、やっと来たと思って乗り込んだ電車が、走り出した瞬間にいきなり橋を渡って逆方向(川の向こうのトンブリー側)へ走り出したのです!

「えっ、逆方向!?」とすぐに気づき、次の駅で慌てて降りました。

しかし、戻りの列車もなかなかやってきません。

バンコクの鉄道は、日本の山手線のように数十秒〜数分感覚で次々に来るわけではなく、**日本の地方の「山陽本線」並みの運行感覚**で待つ必要があります。

結局、ハプニングに次ぐハプニングを乗り越え、命からがらホテルのドアを叩いたのは13時過ぎでした。

今回のまとめ:汗と涙の5時間タイムライン

今回の突発的な午前中観光のスケジュールを振り返ってみます。

・08:00:ホテル出発(ATMエラーとラビットカード購入で30分消費)
・09:20:王宮・ワットプラケオ着(内部閉鎖、外観のみ。10:00の衛兵交代式を鑑賞)
・10:30:ワット・ポー着(熱中症寸前、寝釈迦仏を参拝)
・11:00:ワット・アルン着(ルートミスで遠回り。アイスを食べて写真撮影)
・11:30:ワット・アルン出発(ボートとBTSを乗り継ぐ)
・13:15:ホテル帰着(電車の逆走ハプニングを経て、1.5時間かけて帰還)

決して効率が良いとは言えない、ドタバタの強行軍でしたが、結果として「BTS、MRT、観光シャトルボート、公共フェリー」のすべてを1日でコンプリート! バンコクの交通網に対するスキルが一気に爆上がりした、忘れられない5時間となりました。

汗だく、ヘトヘトになって戻ってきた私たちを、冷房の効いたインターコンチネンタルの快適な空間が迎えてくれた時の感動は言うまでもありません……。

次回は、ようやくチェックインできた「ジュニアスイート」のお部屋の詳細と、このホテルの素晴らしすぎるクラブラウンジの全貌をお届けします!