今回宿泊したホテルは、ヒルトン系列のホームウッドスイーツです。
正式名称はHomewood Suites by Hilton New York/Midtown Manhattan Times Square-South
長ーい(笑)
ホームウッドは長期滞在の家族向け?的な位置づけのブランドでしょうか。
ホテル選びは散々悩み、最後の最後までタイムズスクエアのカサブランカホテルとどっちにしようか悩んでいました。
結局ヒルトンにしたのは、いま現在ダイヤモンド会員なので、ここでポイントをしっかり貯めておこうという浅はかな知恵、そして日本のヒルトンと海外のヒルトンが実際どう違うのか、検証してみたいという興味からです。
※今回の記事は主にヒルトンのアプリを中心に書こうと思います。
実際のホテルの設備や内装、サービスについては後日また別記事にいたします。
INDEX
- ヒルトンのアプリで予約する
- Request Upgradeの ボタンが表示されていたらeStandbyが利用可能
- Floor Planが表示されていたら、各階のレイアウトが確認できます。
- デジタルチェックイン
- デジタルキー
- メッセージ機能
ヒルトンのアプリで予約する
予約はヒルトンのアプリでしました。
夫は「ダイナースのデスク経由のほうが間違いがないんじゃない」と最初言ってましたが、直接アプリや公式HPで予約したほうが、画面にすぐ反映されて、予約の有無を現地でも画面で見せられるのでアプリのほうが良いと判断。
(しかしダイナースに公式からの予約を依頼することもできます。電話で予約して会員番号を伝えるだけなのでパスワードも不要です)
予約の手順
JAFカードを持っている方はAAAレートを有効にする
Add Special Rate Codeをタップして、AAA Rateにチェックを入れます。
ホテルのリストと最安値の値段が表示されるので、泊まりたいホテルを選ぶ
あまり早い時期だと予約が開始されておらず、SOLD OUTとして表示されるので時期を見てまた検索します。
開業前で、検索時点で予約開始されていない新しいホテルはCOMING SOON!と表示されます。
部屋タイプを選ぶ
だいたい安い部屋タイプから順に表示されます。
料金プランを選択
これも上から安い順です。
AAAはアメリカでホテル予約する際、とても有利に働きますので、よく個人手配で旅行する方はJAFに入会していたらすぐに年会費の元がとれます。
JAFカードのAAAマークですが、アメリカで新しく変わっていて、日本で所有しているカードがまだ更新されていないケースがあります。私も古いままの状態でしたので、出発前にJAFに依頼して新しい表記のマークを送ってもらいました。新しい正式なカードを送ってもらうには2週間前後かかりますが、時間が無い場合は仮カードを発行してもらえます。
旧ロゴ・新ロゴの見分け方もこちらに書いてあります。
JAF|海外サポート:アメリカ国内での割引サービスのご利用方法について
しかしホテルで実際に見せることはありませんでした。
(ホテルによっては提示を求められるケースがあるようなので、携帯は必要だと思います)
ヒルトンは日本ではHPCJの割引があったり、年に何度か大型のセールがありますが、このホームウッドスイーツは1年間予約してウォッチしていて、一度も有利なセールはなく、結局、早い時期に予約したAAA割引が一番安かったです。
私の予約した部屋は高層階でスタジオタイプ、部屋の配置が窓に対して横長の部屋で明るかったですが、このタイプはプレミアムルームになるため必要ポイント数が多く、ポイント宿泊には向きませんでした。
スタンダードルームポイント宿泊だと宿泊料金は安くなりますが、部屋が裏に面して窓に対して奥に長い部屋になるために、プレミアムルームが安い時期(早ければ早いほど安い)にAAA料金で予約しておいて、結果的にはスタンダードルームの半年前くらいからの料金と変わらない値段になりました。
AAA割引は日本でもたまに活用できます。
大型セールなどは変更不可の場合が多いですが、AAAはキャンセル料金が72時間前までかかりません。
どうしても泊まりたいとき、セール料金が出てくるまでの仮押さえなどに利用しています。
使用クレジットカード・メールアドレス・AAAの場合は3桁のコードを確認し、BOOKボタンをタップ
これで予約は完了です。
ヒルトンのアプリを開くといつでもこれからの予約が確認できます。
AAAの3桁のコードは初回は入力が必要ですが、2回目以降に利用する場合はあらかじめコードが入った状態になります。クレジットカードも同様です。
Request Upgradeの ボタンが表示されていたらeStandbyが利用可能
予約後のメール、もしくはアプリで今後の予約がStayをクリックすると表示されますが、Request Upgradeが表示されていたらeStandby(有償アップグレード)が利用できます。
画面はヒルトン福岡の例ですが、ホームウッドスイーツでも表示されました。
アップグレード価格は時々変化しましたが、だいたいバルコニー付きへのアップグレードやスイートへのアップグレードなど。表示されない場合は利用できません。
そもそもホームウッドスイーツやハンプトンイン、ガーデンインなどのヒルトンでも3つ星のホテルグループはゴールドやダイヤモンドのアップグレードがありませんので、eStandbyが利用できない場合は予約通りの部屋になります。
今回のホテルはプレミアムWi-Fiもダイヤの無料特典が無かったので、無料だと思って使い倒したら全額請求されました。
(1日5ドルくらい・安かったからいいけど)
Floor Planが表示されていたら、各階のレイアウトが確認できます。
Floor planはすべてのホテルでみられるとは限りませんが、このボタンが表示されている場合は各階が確認できます。
今回は部屋の向きが通りに対して横長の部屋を選んだので、Floorマップで確認したら、18階以上に配置されている部屋だということがわかりました。
また、バルコニーがあるのが何階の部屋かということもわかりました。
デジタルチェックイン
日本と同じように前日になるとデジタルチェックインが利用可能になりました。
日本を出発する前にみたときは最上階に近い部屋でしたが喫煙と書いてあり、他の候補は全く表示されなかったので、そのままにして飛行機に乗りました。
その後、到着してからアプリを見たら、もう19階の部屋がオファーされており、そちらは禁煙と書いてあり、既にもう夜だったうえ、到着もその時点では何時になるかわからなかったので、そのまま確定しました。
デジタルキー
日本では見たことが無かったのですが、デジタルキーが利用可能なホテルでした。
到着してフロントでチェックインしようとしたら、
「デジタルチェックインしてたら、もうアプリで部屋に入れるよ」と言われました。
しかし電池切れなどでアプリが使えなかったら困るので、カードキーもください、と頼むと、夫の分も含めて2枚、カードを出してくれました。あと、上級会員向けのサービスで、500mlのお水の入ったペットボトル2本をくれました。
(結局、お水はこの時だけで、滞在中の補充は無し)
つまり、デジタルチェックインして、デジタルキーを利用可能にしておけば、フロントには寄らずにそのまま部屋に入れるしくみみたいです。
なんだかコミュニケーションがなくて寂しい気持ちもしますが、チェックインが並んでいたり、言葉の不安がある場合は気楽でいいかもしれません。
メッセージ機能
アプリにもうひとつ、あまり使ったことのなかったボタンが表示されており、ホテルと滞在中にメッセージのやりとりができるようでした。
特に使うことはないと思いましたが、宿泊した部屋にあったテレビがちょっとおかしく、時々ふっと消えるんです。
あれ?もしかして人感センサーがついていて人が遠ざかると消えるのか?と思っていましたが、目の前で見ていても、ふっと消えてしまいます。
その日はそのまま寝てしまって、翌日、やはりテレビを見ていたら消えてしまうので、壊れているんじゃないかと、ハウスキーピングにメモを残して、テレビをチェックして、と書き置きして出かけましたが、帰っても同じ状態。
たまたま、私がドンっと体が当たってしまったとき、いきなり点いたので、これはケーブル断線かコネクタ不良だとわかり、テレビの向きが変わった時どこのケーブルが変化するか見てみたら、HDMIケーブルでした。
もう23時半ごろだったので、アプリのメッセージ機能を使って、テレビが壊れていて、どうも断線みたいだからチェックしてください、と書いて送信ボタンを押しました。明日にでも見てくれるかなーと。
するとほどなく、返信があり、
すぐに誰かよこすよ、と。。え、、今??
ドアがピンポン・・
その時点で、私は寝間着代わりのジャージ、夫に至っては風呂上りバスタオル。
あわてて何かはおって、(夫はスエットをはいて)、ドアを開けるとエンジニアの姿。
すぐに来るのが最高のサービスという表情です。そうか、ここは日本じゃなかった・・・。
遅い時間だから、とかの考慮は無かった・・・。
結局、この日はいろいろテレビをチェックしていましたが(我が家がやったようなこと)、原因がわからないまま、明日また朝、来る、と帰っていきました。
メッセージ機能を使って、
「明日は出かけるから、いない間に対応お願いします」
と書いたのですが、
「朝いちばんでまた行くから」
みたいな内容の返信。
朝食を済ませ、出かけようとしたらまたエンジニアが来ました。
夫は出かけたくてイライラ・・・。
結局そのときも同じで、しばらくいろいろいじって原因がわからないから、テレビをチェンジするぜ!と出て行こうとするので、
「出かけてもいいかな?留守の間に交換してくれたら助かるんですけど」
と伝えると、
「オッケー!!」
はぁ、疲れます。。
でもアメリカの通販番組やCM、面白いんでテレビ無しの滞在なんて考えられず、部屋に帰ってテレビが使えるようになって良かったんですけどね。
つっか、最初から交換対応してじっくりスタッフルームでテレビをチェックしてくれたら良かった(;'∀')
このあとも、メッセージのやりとりは続きました。
ホテル側から、今回の滞在は10点満点で何点ですか?とか質問が来るので、まじめに、
7点くらいです、その理由は以下の通りです、
・今日はバスタオルが1枚しかなくて、コンディショナーも補充されてなかった
(もっと書けば洗剤や塩・コショーも使ったら補充がない)
・ホテルの口コミにあった夕方のレセプションサービスがない
(毎日入り口に今日は貸し切りイベントがあると張り紙されているけれどそんな気配はない)
・部屋のWi-Fiが毎日切れて接続手続きしないといけない
・部屋の床がちょっと汚れている
(実際ちょっとどころではなく、ANAの機内から持ち出したスリッパがなければ大変なことになるところだった)
( )書きは心の声で、上記のような内容を評価として送信したら、
ホテルスタッフより
・タオルやアメニティがいくつ欲しいかハウスキーピングに伝えてくれ、希望にこたえる
・夕食を外でとるゲストが多いからレセプションサービスはいまやっていない
・Wi-Fiは24時間ごとに切れるようになっていて毎日ログインし購入手続きが必要
・床の掃除はハウスキーピングに言っておく!
みたいな内容の返信が来ました。
アメリカという国はこうしてほしい、という希望はハッキリ伝えることが大事で、言わなくても察してくれる、というのは日本的なおもてなしだなぁと毎回実感しております。
旅行したのがしばらくぶりだったのでそんな基本も忘れていました。