ヒルトン(Hilton)とSLH(Small Luxury Hotels of the World)の提携により、ついにあの憧れの名門「東京ステーションホテル」がヒルトンポイントで予約できるようになりました!
今回は、前年の5月に105,000ポイント(SLH枠)で確保した「ドームサイドキング」での滞在記をお届けします。外光が入らないお部屋の独特な住み心地から、チェックイン時の「JRホテルメンバーズ自動連携」の落とし穴、バー「カメリア」での神対応フリーフロー、最上階「アトリウム」でいただく豪華無料朝食まで、本音で徹底レビュー!
14時レイトチェックアウトを活用した際の「ランチ難民対策」や、歴史ある横長建築ならではの歩行距離の注意点など、実際に泊まってみて分かったリアルな情報も満載です。

- 【予約&概要】11ヶ月前に確保!ヒルトン×SLH提携で泊まる東京ステーションホテル
- 【チェックインの驚き】ヒルトン予約なのに「JRホテルメンバーズ」として認識されていた話
- 【客室比較&レビュー】天井高3m超×外光ゼロ!「ドームサイドキング」の独特すぎる住み心地
- 【夕食】クラブラウンジがなくても大満足!バー「カメリア」の神対応フリーフロー
- 【朝食】滞在の中で一番の感動!最上階「アトリウム」の絶品ビュッフェと細やかな気配り
- 【14時レイトアウトの活用】神田へのサクッと移動と、東京駅ならではの厳重警戒
- 【ランチの罠とリカバリー】14時L.O.の壁と、隣の丸の内オアゾでの快適ランチ
- まとめ:独特の空間と、それを補って余りある伝統のホスピタリティ
【予約&概要】11ヶ月前に確保!ヒルトン×SLH提携で泊まる東京ステーションホテル
今回は、ヒルトン(Hilton)とSLH(Small Luxury Hotels of the World)の提携によってポイント予約が可能になった、憧れの「東京ステーションホテル」での滞在記をお届けします。
今回は東京での用に合わせ、前日はウェスティン東京、そして2泊目にこちらの東京ステーションホテルを予約しました。
今年の無料宿泊枠はすでに白浜(2泊)で使い切っていたため、今回は105,000ポイントを利用してのポイント泊です。約11ヶ月前から予約枠が開くのですが、記録を見返すと、4月5日の宿泊に対して「前年5月27日」という早い段階で枠を仕込んでいました。
【予約データ】
・客室タイプ:ドームサイド キング(Dome Side King)
・必要ポイント:1泊 105,000 Points
・会員特典:ヒルトンHonorsダイヤモンド会員特典適用(無料朝食・14時レイトチェックアウト)
SLH提携のポイント泊(Standard Room Reward)は、時期によって枠が埋まりやすいため、早めのスケジュール確保が成功の鍵になります。
🏨 東京ステーションホテル(The Tokyo Station Hotel)
- 公式サイト:https://www.tokyostationhotel.jp/
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅 丸の内南口直結)
- Googleマップ:Googleマップで位置を確認する
【チェックインの驚き】ヒルトン予約なのに「JRホテルメンバーズ」として認識されていた話
今回のお部屋はヒルトンの公式アプリからポイント予約したのですが、チェックインの際にちょっと嬉しい(そして考えさせられる)驚きがありました。
お部屋での精算の際、スタッフの方から「〇〇様、JRホテルメンバーズのポイントがお手元にございますので、こちらを今回の割引にご利用いただけますが、いかがなさいますか?」とご提案いただいたのです。
東京ステーションホテルはJR東日本ホテルズ(JRホテルメンバーズ)の傘下ですが、名前や電話番号などの顧客情報から、自動的に私のJRホテルメンバーズ会員情報と紐付け・認識されていたようです。外資系アプリ経由の予約でも国内グループの顧客情報がしっかり連動しているシステムには驚きました。
「えっ、ポイントがあるなら使っちゃおうかな!」とその場の勢いで提示されたJRポイントをそのまま精算の割引として使ってしまったのですが……後から冷静になって考えてみると、これは少し安易な選択だったと後悔しています(笑)。
というのも、JRのポイント(JRE POINT等)は、新幹線の割引チケットやお得な乗車券類、ビューゴールドラウンジの利用など、他の交通・旅行用途に充てた方がはるかに1ポイントあたりの価値を高められる場面が多いからです。
「その場のノリでホテル精算に充当してしまうより、新幹線や移動のアップグレード用に温存しておく方が賢い使い方だったな……」と勉強になりました。皆様も、もしチェックイン時にJRポイントの利用を提案された際は、他の用途との優先順位を一度頭の中で計算してみることをおすすめします!
【客室比較&レビュー】天井高3m超×外光ゼロ!「ドームサイドキング」の独特すぎる住み心地
東京ステーションホテルの客室は、東京駅の歴史的な駅舎構造を活かしているため、カテゴリーによってかなり特徴が異なります。まずは公式サイトのデータをもとに作成した客室一覧表をご覧ください。
📊 東京ステーションホテル 客室カテゴリー一覧表
| カテゴリー | 主な部屋タイプ | 広さ | 天井高 | 階数 | 特徴・眺望 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラシック | クイーン / コンフォート / スーペリア | 23〜47㎡ | 2F: 3.7m 3F: 3.0m |
2F, 3F | 東京駅側に面したコンパクトで静かな客室。大きな縦長窓が特徴(駅ホーム隣接のため眺望なし)。 |
| ドームサイド (※ヒルトンSLH特典対象) |
コンフォート / スーペリア | 30〜44㎡ | 2F: 3.7m 3F: 3.0m |
2F, 3F | 東京駅南北ドームに沿った客室。窓からは復原されたドーム天井のレリーフや行き交う人々を見下ろす独特の眺望。外光は入らないが天井が高い。 |
| パレスサイド | コンフォート / スーペリア / デラックス | 34〜45㎡ | 2F: 3.7m 3F: 3.0m |
2F, 3F | 丸の内側の街並みや皇居方面を望む、開放感のある王道の客室。 |
| パレスビュー | パレスビュー | 34〜65㎡ | 2F: 3.7m 3F: 3.0m |
2F, 3F | 駅舎中央付近の丸の内側に面し、行幸通りや丸の内のダイナミックな景観を一望できる絶景ルーム。 |
| シティビュー | クイーン / キング / スーペリア / コンフォート | 26〜40㎡ | 3.0m | 3F | 駅舎の形を活かして南北に配置された、丸の内の街並みを少し異なる角度から楽しめる客室。 |
| サウスウィング | サウスウィング | 34〜44㎡ | 3.0m | 3F | 駅舎南側に位置し、落ち着いた雰囲気と縦長窓が特徴の客室。 |
| メゾネット | ツイン / キング | 65㎡ | リビング: 3.0m 寝室: 2.5m |
3F | リビングと寝室が室内階段で2階建て(メゾネット構造)に分かれた、独立感のあるユニークな客室。 |
| スイート | ジュニアスイート / メゾネットスイート / アンバサダースイート / インペリアルスイート | 58〜228㎡ | 3.0m〜 | 2F, 3F, 4F | 皇居側に面したジュニアスイートや、最上階4階のアンバサダー、駅舎中央3階の最高峰インペリアルスイートなど。 |
今回、ヒルトンのスタンダードポイント泊でアサインされた「ドームサイドキング」は、非常に個性的でクセのあるお部屋でした。


まず、窓を開けるとそこは外ではなく「東京駅構内の南北ドーム(改札上)」!窓から下を覗き込むと、改札を行き交う人々が見えるという、ここでしか味わえない非日常感があります。

一方で、外光が一切入らない構造のため、少し部屋が狭く感じられ、圧迫感を覚える部分もありました。ただ、それを救ってくれているのが「3メートル超の圧倒的な天井の高さ」です!この天井高のおかげで、閉塞感を和らげてくれています。

また、ホテル自体が横に長いため、フロント中央から南北ドームの両端にある客室までは、クラシカルで長い廊下をかなり歩くことになります。

移動の距離感や部屋の好みが分かれるところですが、一度は体験してみる価値のある唯一無二の空間でした。

洗面台には歯ブラシやボディタオルなどのアメニティが黒いボックスに美しく整列。奥のバスルームはレインシャワーとハンドシャワーが完備されたゆとりのある洗い場付き仕様です。

バスアメニティは、フランス発の高級フレグランスメゾン「イストワール ドゥ パルファン(Histoires de Parfums)」が東京ステーションホテルのために調香したオリジナル。香水瓶のようなボトルと洗練された香りに癒やされます。

館内のマップです。先にこの情報を見ていれば、部屋のイメージがもう少しわかったかもしれません。

ちなみに、改札横にあるホテル入口は、チェックイン前であっても宿泊者用の通路として通って大丈夫ですので、スマートなアクセスに役立ちますよ。
【夕食】クラブラウンジがなくても大満足!バー「カメリア」の神対応フリーフロー
東京ステーションホテルにはクラブラウンジがありません。そのため、滞在中の夕食や翌日のランチは外に出るか、ホテル内のレストランを利用することになります。
この日は特に夕食の予約を入れていなかったのですが、ホテル2階にあるバー「カメリア」で、気になっていたプランがありました。それが、予約限定の飲み放題付きプラン「Cheers O’Clock(チアーズ アクロック)」です。
本来は事前の予約が必要なコースなのですが、「夫婦二人なら料理も合計4品選べるし、ちょうど良いかも」と思い立ち、ダメ元でお部屋から電話をして席の空きを確認してお店に行ってからお願いしてみたところ……なんと快くOKしていただけました!
バー「カメリア」Cheers O’Clock(チアーズ アクロック)概要
・時間:17:00~19:00までの入店(2時間制 / ドリンク30分前L.O.)
・料金:お一人様 6,800円(消費税・サービス料込)
・内容:スパークリングワインを含むフリーフロードリンク + 選べるおつまみフード2種
※ノンアルコールドリンクも充実しているため、お酒が強くない方でも安心して楽しめるプランです。

夫婦二人で利用すると、それぞれ2品ずつで「合計4品」のお料理を選べるため、お酒を楽しみながらの軽めのディナーとしても大満足のボリューム感になります。



そして何より感動したのが、このお店のホスピタリティの高さです。
一般的なフリードリンク(飲み放題)だと、「注文してもなかなか出てこない」「グラスが空になっても放置される」といった残念な思いをすることも少なくありませんよね。しかし「カメリア」では、グラスが空きそうになると、スタッフの方がすぐに「次は何にしましょうか?」と笑顔でおすすめを聞きに来てくださるのです。その洗練された目配りと細やかな気配りには、夫婦揃って感動してしまいました。

さらに驚いたことに、入店から2時間を過ぎてラストオーダーの時間もとっくに終わっているはずのタイミングで、「お次のお飲み物はいかがですか?」とお声をかけていただいたのです。
「あれ?ラストオーダーの時間は過ぎていませんでしたか?」とお聞きすると、笑顔で「最初にご案内する際、少しお待たせしてしまいましたから……」と一言。
型通りのマニュアル対応ではなく、「目の前のお客様に最高の時間を過ごしてほしい」というホテルの温かいホスピタリティを肌で感じた、本当に素晴らしい夜となりました。東京ステーションホテルに滞在される際は、ぜひチェックしてみてほしい一押しのプランです。
【朝食】滞在の中で一番の感動!最上階「アトリウム」の絶品ビュッフェと細やかな気配り
東京ステーションホテルでの滞在の中で、夫婦揃って最も印象に残ったのが最上階(4階)のゲストラウンジ「アトリウム」でいただく朝食でした。

外光が入らないドームサイドのお部屋とは対照的に、朝食会場は天井のガラス屋根から爽やかな自然光が降り注ぐ明るく開放的な空間。私たちが泊まったドームサイドのお部屋からは、階段を使ってスムーズにアクセスすることができました。

店内はそれほど広くないため、廊下に並べられた椅子で少し順番を待ちましたが、その待っている間にスタッフの方々の素晴らしい動きを目にすることになります。

前のお客様が離席された後のテーブルメイキングをふと見ると、スタッフの方がテーブルを横から目線を下げてしっかり確認し、表面にわずかな汚れや拭き跡が残っていないか丁寧に拭き上げていたのです。他店ではなかなか見かけないこの徹底した清掃と目配りに、「これが歴史ある名門ホテルのホスピタリティなんだ」と深く感動してしまいました。

お料理も、一般的なホテルの朝食ビュッフェとは一線を画すクオリティの本格的な一品料理がずらりと並びます。
- オムレツなどの卵料理: テーブルのQRコードからスマートにオーダー
- 魅惑の温かいお料理: 千葉県産銘柄豚「SPF林ポーク」の生姜焼き、へしこちりめんの和風パスタ、カレードリア、へしこちりめんの焼き浅蜊ソース、マーボーナス、ハンバーガー、サルシッチャステーキなど
- 名物の和食: 豪華な海鮮重
- 贅沢なスイーツ: いちごのショートケーキ、とらやの「虎屋あんペースト」を使用したフルーツわらび餅パンなど
美味しそうなメニューが多すぎて、一度の滞在ではとても全種類を食べきれなかったのが心残りなほどです(笑)。
ちなみに、この至高の朝食(通常であれば大人1人約5,800円相当)ですが、ヒルトンHonorsの上級会員(ゴールド・ダイヤモンド)特典として、ポイント泊でも夫婦二人分が完全無料でいただくことができました。SLH提携の恩恵を最も強く感じた瞬間です。
オムレツのメニュー、エッグベネディクトも選べます。席に座ったまま、オーダー。

天井のガラス屋根から爽やかな光が差し込むビュッフェ台には、歴史ある赤レンガを背景に贅沢な料理がずらりと並びます。

エッグベネディクトと、海鮮重をいただいてみました。海鮮重は小さめの箱なのでほかのお料理も十分いただける量になっています。

虎屋のデザート。

ハンバーガーも小さめサイズです。

【14時レイトアウトの活用】神田へのサクッと移動と、東京駅ならではの厳重警戒
今回、ヒルトンダイヤモンド特典で一番ありがたかったのが「14時までのレイトチェックアウト」でした。
午前10時頃、神田駅近くのホテルで働く友人にお土産を届けようと、ホテルを出発。勤務中の友人と少し話をして、30分ほどでサクッと東京ステーションホテルへ戻ってきました。駅直結という抜群の立地だからこそできるスマートな移動です。
ちなみに後から知ったのですが、私たちが神田から戻ってきて少し経った11時前後、東京駅周辺にはたくさんの警察官が配置され、ものすごい厳重警戒体制になっていました。気になってニュースを見たら、なんとちょうど天皇ご一家がご出発されるお時間だったとのこと!私たちはほんの30分ほどタイミングがズレていたおかげで混雑や規制に巻き込まれずに済みましたが、まさに東京駅直結ホテルならではの出来事でした。
【ランチの罠とリカバリー】14時L.O.の壁と、隣の丸の内オアゾでの快適ランチ
14時チェックアウトのおかげでお部屋でゆっくり過ごせたのですが、ここでひとつ「事前調査不足による失敗」がありました。それがお昼ご飯のタイミングです。
東京ステーションホテル内には魅力的なレストランがたくさんあります。
- レストラン「ブラン ルージュ」(フレンチ)
- バー&カフェ「カメリア」
- 鮨「あさの川」
- エノテカノリーオ(イタリアン)
- カントニーズ「燕」(広東料理)
- 丸の内一丁目 しち十二候(和食) など
「14時にチェックアウトしてから、ホテル内のどこかでゆっくりランチをしよう」と考えていたのですが……なんと館内レストランのランチラストオーダーはどこも一律「14:00」!
お部屋で居心地良く過ごしすぎてしまい、14時に荷物をまとめてフロントへ降りて行った時には、すでに館内レストランのランチ受付が終了してしまっていたのです。価格帯やラストオーダー時間をあらかじめ調べておけばよかったと反省しました。
そこで急遽、フロントに荷物を預けて向かったのが、ホテルのすぐ隣にある商業施設「丸の内オアゾ(OAZO)」の5階にあるイタリアン『アマルフィイ・モデルナ』です。
ラストオーダー14:30間際に滑り込みで入店し、コースのランチをいただくことができました。ホテルから目と鼻の先なので荷物を預けて移動するのも手軽ですし、ピークを過ぎた平日だったこともあって店内はとても空いており、静かにゆったりと美味しいランチを満喫することができました。
商業施設に入っているテナント店なので、ウォークインで入りやすい価格帯のイタリアンです。


14時レイトチェックアウトを利用される方は、「14時前にホテル内でランチを済ませてからチェックアウトする」か、「14時にチェックアウトして荷物を預け、オアゾなどの隣接施設で遅めランチをとる」という計画を立てておくのがおすすめです!
まとめ:独特の空間と、それを補って余りある伝統のホスピタリティ
ヒルトン×SLH提携によって実現した、今回の東京ステーションホテルでのポイント滞在。
外光が入らないドームサイドのお部屋の雰囲気はもちろんですが、滞在してみて感じた一番の注意点(デメリット)は「館内の横移動の長さ」でした。
このホテルは高層建築ではないため縦の移動は少ないのですが、駅舎の形に沿ってとにかく横に長く作られています。そのため、中央付近にあるフロントから南北ドーム端にあるお部屋に辿り着くまで、クラシカルで美しい廊下をかなりの距離歩くことになります。
ご年配の方や足腰に不安のある方、あるいは重いスーツケースを持って移動される方にとっては、この横方向のロングウォークが想像以上に負担に感じられるかもしれません。もしご家族やご年配の方と行かれる際は、ベルスタッフの方に荷物の搬送をお願いしたり、事前にフロントから近いお部屋をリクエストしておくなどの配慮があると安心だと感じました。
そうした建物構造ゆえのクセや使い勝手は多少ありますが、それをはるかに凌駕する絶品の朝食、バー「カメリア」での心温まる接客、そして東京駅直結という抜群の利便性を堪能することができました。
館内の廊下や壁面には、丸の内駅舎の保存・復原工事の歴史や断面図などのパネル展示が多数あり、歩くだけでまるで美術館を巡っているかのような気分になります。長い廊下も悪いことばかりではありませんでした。

ヒルトンのポイントやダイヤモンド特典の価値を存分に実感できる最高の滞在となりましたので、SLH枠での予約を検討されている方は、ぜひこの特徴を踏まえた上で一度体験してみてくださいね!









































































































































































































