ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

来年5月終了!クラブマリオットの「救済措置に潜む盲点」と我が家の徹底使い倒しハック

今回は、マリオット・ボンヴォイファンやホテル好きの方々の間で静かに話題となっている「クラブマリオット(Club Marriott)」のお話です。

会員数も全国で数千人規模という非常にニッチでプレミアムなサービスですが、2026年春に新規入会および更新の受付が一斉に停止され、2027年5月末でのサービス完全終了に向けてカウントダウンが始まっています。

公式発表の文字面だけでは少し分かりづらい「既存会員向けの救済措置(嬉しい盲点)」や、手元のバウチャー期限に焦る我が家のリアルな現状、そして最近の問い合わせ先の変更点などをシェアしたいと思います。

INDEX

来年5月終了!クラブマリオットの「救済措置に潜む盲点」と我が家の徹底使い倒しハック

レストランでのラグジュアリーなひととき,何よりいつでも20%オフになる宿泊費、クラブマリオット会員にとって、今年春のサービス終了アナウンスは驚きでした。
すでに新規の入会や更新は一斉に停止されており、残された会員期間をどう使い切るかが現在の大きなテーマとなっています。

そんな中、我が家でちょっとした「気づき」がありました。
実は、主人のアカウントの有効期限が今年の6月30日までだったのです。
「あぁ、ついに主人のアプリ会員証も消えて、宿泊割引も1部屋だけになるな……」と諦めていたのですが、実はここに大きな盲点がありました。

結論から言うと、今年の6月30日という本来の期限で終了したのは、金券やアップ券などのeバウチャー(各種無料券・割引券)」だけだったのです。

なんと、レストラン最大30%オフや宿泊20%オフといった基本特典が紐づいている「アプリの会員証」自体は、経過措置(救済措置)として、一律で来年2027年5月末まで自動延長されて生き残っていることが分かりました。

これ、誰も教えてくれなかった・・笑

すでに本来の期限を迎えて「もう使えない」と思い込み、アプリすら開いていない方も多いのではないでしょうか?
Eバウチャーは消えてしまっても、来年の5月末まではまだ基本の割引特典の恩恵を受けられます。
ぜひ今一度、ご自身やご家族のアプリのステータスを確認してみてくださいね。

【重要】広島の専任担当者様の退職と、今後の問い合わせ先について

クラブマリオットを利用されている方の中には、各ホテルの専任営業担当者さんを通じて入会や更新、相談をされていた方も多いのではないでしょうか。
我が家が大変お世話になっていたシェラトングランドホテル広島のクラブマリオット専任営業担当者様も、この2026年4月末をもって退職されました。

現在、担当者様の退職に伴い、広島での個別対応や相談の窓口は変更されています。
今後、特典やアカウントに関する不明点、手続きの問い合わせをする場合は、以下の事務局または各ホテルへ直接連絡を入れる形になります。

クラブマリオット 東京事務局

・TEL: 03-6890-2492(平日 9:00〜18:00 / 土日祝休)
・Mail: membership-tyo@myclubmarriott.com

クラブマリオット 大阪事務局

・TEL: 06-6575-7323(平日 9:00〜18:00 / 土日祝休)
・Mail: membership-osa@myclubmarriott.com

各利用ホテルの代表・予約課・レストラン予約

「いつもの担当者さんに連絡がつかない」「どこに聞けばいいか分からない」と戸惑っていた方は、ぜひ上記の公式事務局、または各ホテルの窓口へ直接問い合わせてみてくださいね。

【警告】バウチャーの期限ギリギリは無理が出る!計画的な「使い納め」の鉄則

主人の会員証が生き残ったことにホッとしたのも束の間、今度は私自身のタイムリミットが刻一刻と迫っています。
私のクラブマリオットのバウチャー有効期限は9月30日まで。(更新したので、5月末までのバウチャーもまだフルにあります)

カレンダーを睨みながら、日々のホテル計画と手元の残バウチャーをノートに書き出して管理しているのですが、7月中旬を迎えた現在のノートを見て、正直かなり焦っています……。
なぜなら、9月末の期限までにすでに使ったのは5月GWのウエスティン東京「無料宿泊特典」と年末に家族で使った「ケーキ特典」だけ、つまり「1万円金券」や「40%割引券」といった強力な特典たちが、ほぼ丸残りしている状態だからです。

「まだ2ヶ月以上あるから大丈夫」と思っていても、自分自身のスケジュールを考えると、直前になってからこれだけの特典を無理なく、かつ最高効率で使い切るというのは至難の業。
選択肢が狭まってしまい、行きたくもない日程で無理やり消化する……なんてことになりかねません。

身をもって痛感していますが、バウチャーの使い納めは「早め早めの計画」が絶対の鉄則です。
皆様の手元のノートやアプリにも、眠ったままのバウチャーはありませんか?

我が家もこの9月末に向けて、1万円券や40%割引券をいかにして「綺麗に、賢く使い切るか」の作戦を急ピッチで立てているところです。
先日1万円金券はうな重をディナーにいただく際、なんとか使いました。
(うな重は割引適用外のため、金券を使うにはよい選択肢)

今年から導入?レストラン割引の「税別計算へのサイレント変更」と会計のリアル

さて、ここからは残された期間を最高効率で立ち回るために、私が現場で直面した「最近のリアルな運用変更」についてお話しします。
公式ホームページの文字面を眺めているだけでは絶対に分からない、生々しい現場のローカルルールが今、いくつも動き出しているのです。

まず、今年(2026年)になってから、レストランでのクラブマリオット割引の「計算方法」がサイレント変更されました。

・以前:税サ込総額(メニューに載っている価格)から、まるっと20%(または30%)オフというシンプルな計算
・今:税別料金から20%(30%)オフし、そこにサービス料10%と消費税10%をそれぞれ掛け直す

実は、最終的な支払額自体はどちらの計算方法でもそれほど大きくは変わりません。
ただ、この変更のせいで、ホテルの会計システムでの処理が非常に複雑になってしまったようで、現場でのチェックアウトやお会計にそれなりに時間がかかるようになっています。
レストランのレジ前で少し過渡期のバタバタを感じる、リアルな変化の一端です。
我が家はブリッジも雅庭も、食事の終盤でレジの空いていそうなときに早めに清算をお願いしています。

また、こうした細かいルールの引き締めは、割引の除外日にも現れています。
普段我が家が家のように泊まっている「シェラトングランドホテル広島」を例に挙げると、昨年までは12月31日の年末までレストランの割引特典が使えていたのですが、今年からはクリスマス時期からお正月まで、通しでずっと割引除外日に指定されてしまいました。

さらに、この春までは「誕生月特典」として、バーレートからの宿泊50%オフ(1室)と、4人まで50%オフになるレストラン特典が用意されていたのですが、こちらも2026年4月に突如として宿泊50%オフ特典の方が廃止に……。
5月に主人の誕生月特典を使って宿泊予約を入れようとした際、一度は予約課の方が電話で受けてくださったのですが、直後に「実は4月から宿泊特典はなくなっておりました」と折り返しの電話がかかってくるほどの急な変更だったようです。

ちなみに、レストランの50%オフ特典の方は残っていたため、日本食の「雅庭」を予約しようとしたところ、なんと今度は50%オフの対象メニューが会席の『雅』と『一会』のコース2点のみに超限定化されているという罠が(笑)。そのため、この時はメニュー縛りのない「ブリッジ」での友人4人との会食に切り替えることにしました。

サービス終了が近づくにつれ、ホテル側のコストコントロールやルールの引き締めがかなりカチッと厳しくなっているのを肌で感じています。

【ホテルでこんなに違う!】金券バウチャーと割引特典の「計算順序」の罠

クラブマリオットの特典でもうひとつ気をつけなければならないのが、1万円券などの「金券バウチャー」と「基本の30%割引特典」を併用するときの、ホテルごとの計算順序の違いです。
実はこれ、「先に金券を引くか、先に割引を適用するか」で、最終的な手出しの金額が全く変わってくるのをご存知でしょうか。

例えば、レストランで総額15,000円を利用し、手持ちの5,000円分のバウチャーを併用しようとした場合、我が家のホームである「シェラトン広島」と、先日遠征した「シェラトン鹿児島」では以下のような違いがありました。

シェラトン広島の場合(引いてから割引)

1. 総額 15,000円 から、まずバウチャーの 5,000円 を引く(残り 10,000円)
2. その残額に対して、基本特典の30%割引(3,000円引き)を適用する
👉 **最終的な支払額:7,000円**

シェラトン鹿児島の場合(割引してから引く)

1. 総額 15,000円 に対して、まず基本特典の30%割引(4,500円引き)を適用する(残り 10,500円)
2. そこから、バウチャーの 5,000円 を引く
👉 **最終的な支払額:5,500円**

いかがでしょうか。全く同じ金額を使って、同じバウチャーを出しているにもかかわらず、計算の順序が違うだけで1,500円もの差が生まれるのです。
圧倒的にシェラトン鹿児島のような「割引してから金券を引いてくれる」ホテルで使う方が、会員としてはお得ですよね。
こうした運用はホテルごとのローカルルールに委ねられているため、使う前に確認しておくのが鉄則です。

ちなみに、クラブマリオットのバウチャー類は「基本的に他特典との併用不可」という厳格なジレンマもあります。
先ほど書いた主人の誕生月50%オフを使って「ブリッジ」で4人の会食をした際、手元にあったワイン券も一緒に使おうとしたのですが、「50%オフ特典との併用はできません」とのことで断念。
何とか誕生月末までに使い切ろうと頭を悩ませましたが、結局高いドリンク代を抑えたほうが最終金額は安くなると予想して、ワイン券を使い、50%オフ券は流してしまいました。

せっかくの強力なバウチャーたちも、組み合わせやホテルの計算ルール次第でその価値が大きく変わってしまうため、残された期間のパズルは本当に一筋縄ではいきません。

【超マニアック】広島と鹿児島でこれだけ違う!「部屋付け不可」が生むポイント逆転ハック

割引率やバウチャーの計算順序だけでも頭を悩ませるクラブマリオットですが、私たちが本当に欲しいのは「ただ何かが安いこと」というよりも、実は「マリオットのポイント」だったりしますよね。
割引額と同等、あるいはそれ以上の価値があるなら、付与ポイントが高い方を迷わず選びたい――そんなポイント至上主義のホテラーの皆様に、ぜひ共有したい「逆転現象」があります。

それが、レストラン利用時の「部屋付け(ルームチャージ)ができるかどうか」というルールの壁です。

実は、私が普段使いしている「シェラトン広島」では、レストランでクラブマリオットの割引特典を利用すると、その代金をお部屋付けにすることができないという手厳しいローカルルールがあります。
お部屋付けにできないということは、当然そのレストラン利用分に対するマリオット・ボンヴォイのベースポイントも、 Titaniumエリート特典の75%ボーナスポイントも一切付与されません。
以前はできたんですが途中からできなくなりました。また通常レストランを宿泊無しに利用してもポイントはつけられましたが、今はクラブマリオット利用だとポイントはつけてもらえません。

一方で、先日滞在した「シェラトン鹿児島」では、クラブマリオットの30%オフ割引を通したランチ代であっても、何の問題もなくスムーズにお部屋付けにでき、最終的に宿泊分の総額としてきれいにポイント加算されるという神運用でした。

この「広島の部屋付け不可ルール」に直面したとき、私は脳内で計算を行い、ある「あえて割引を捨てるハック」を実践しています。

例えば、シェラトン広島に宿泊している際、夜にバーでドリンクだけをいただくようなケース。

ここでクラブマリオットの基本特典を使うと、ドリンク代は15%オフになりますが、お部屋付けは不可になりポイントはゼロ。
そこで私はあえてクラブマリオットをスルーし、マリオット・ボンヴォイのエリート割引(10%オフ)を適用してもらい、代金をお部屋付けに指定します。

割引率だけで見れば「15% vs 10%」でクラブマリオットの勝ちですが、お部屋付けにすることで「宿泊のベースポイント + Titaniumボーナス75%」がドリンク代の総額に対して丸々乗ってくるため、最終的な獲得ポイントの価値を含めると、見事に損得が逆転するのです。

ただ「30%オフだから」「15%オフだから」と飛びつくのではなく、ホテルの部屋付けルールを把握した上で、決済方法をパッと最適化する。
2027年5月末までのカウントダウン期間、この視点があるかどうかで、最後に手元に残るポイント数が大きく変わってくるはずです。

もちろん、どちらもマリオット・ボンヴォイのプレミアムカードで払えば6%のポイントが付きます。
マリオットのポイントは1ポイント1円ではなく、自分としては1.3円くらいの価値なので、7.8%の割引相当です。
クラブマリオットで部屋付けせず払うときも、こちらのクレジットカードで払っています。
また、クラブマリオットは宿泊の部屋付けはできないけれど、駐車券は出してもらえるので、車で行ったら駐車券もレジで出してくださいね。

期限直前の「無料宿泊バウチャー」で勝ち取った、ウェスティン東京GW2連泊の裏舞台

クラブマリオットの会員証(基本特典)は来年5月まで生き残るとはいえ、手元にある強力な「無料宿泊バウチャー」の有効期限は待ってくれません。我が家でも、主人の6月30日期限と、私の9月30日期限のバウチャーをどう消化するか、先日ちょっとしたドラマがありました。

結論から言うと、この2枚をフルに活用して、リニューアル後の「ウェスティン東京」にゴールデンウィークの2連泊を決めてきたのですが、手配はわずか1か月まえ。前回は半年前に予約したし、その後は取れない状況が続いていました。

もともと今年のGWは1年近く前から沖縄旅行を計画し、飛行機もバッチリおさえていたのです。しかし直前になって、後から出てきた会社のカレンダーとどうしてもスケジュールが合わなくなってしまい、泣く泣く沖縄をキャンセルすることに……。ぽっかりと予定が空いてしまった我が家のGW。

そんな中、4月に普通にポイント泊(9万ポイント)でウェスティン東京に滞在していたのですが、「期限までにどうしてもこの無料宿泊バウチャーをここで使い切りたい!」と思い立ちました。4月の滞在を終え、広島へ帰る羽田空港のラウンジから、チェックアウトしたばかりのウェスティン東京の予約課へ直電を入れたのです。

スタッフの方からは「申し訳ございません、5月・6月の土日はすべてクラブマリオットの無料宿泊枠は埋まっております……」と言われたのですが、続けて「ただ、ゴールデンウィークの5月4日、5日であれば2日間とも空いております!」という奇跡の回答が!沖縄キャンセルの悲劇が、ここで見事に伏線として回収された瞬間でした。

しかもありがたかったのは、夫名義のバウチャーと私名義のバウチャーで1泊ずつだったにもかかわらず、ホテル側の計らいで「2泊とも私の名義の2連泊」としてスマートに紐づけて処理してくださったことです。おかげで Titaniumエリート特典の恩恵を、滞在中フルに受けることができました。
(実績の泊数はつきませんがラウンジ、朝食などは特典が受けられました)

ただ、バウチャーを最高の形で使い切れた喜びも束の間、待っていたのはGWの東京の洗礼。4月の通常期の滞在とは比べ物にならないくらい、クラブラウンジが凄まじい大混雑で、長い行列に並ぶことになったのです……(笑)。

いつもウェスティン東京を利用している地元のクラブマリオット民の皆様は、このGWの激混みぶりをよく分かっていたからこそ、あえてGWを避けて通常の土日を早くから埋めていたのかもしれませんね。現場の行列を見て、すべての謎が解けた気がしました。

身をもって痛感しましたが、強力なバウチャーであればあるほど、期限ギリギリの手配は選択肢が狭まり、本当に無理が出てきます。
我が家も現在7月後半を迎え、ノートに書き出した残バウチャー一覧(9月末期限)を見つめていますが、アップグレード券とワイン券・5千円金券・40%割引券などが残っており、絶賛大焦り中です(笑)。レストラン特典を使い切るにはあと3回、予約しなければなりません。
皆様もぜひ、手元のバウチャーの残り枚数と計画を今すぐノートに書き出してみることを強くおすすめします!

宿泊コード「A3818」を駆使した、我が家の日々のお値段パトロール術

さて、バウチャーの使い切りに続いて、残された「宿泊20%オフ」の基本特典を使い倒すための、我が家の予約方法についても触れておきます。
マリオットの公式サイトやアプリで検索する際、プロモーションコードの欄に「A3818」というクラブマリオット専用のコードを入力して検索すると、対象ホテルであれば自動的に通常料金(バーレート)から20%オフになった専用プランが出現します。

私がクラブマリオットに入会した初期の古い頃は、この割引を適用してもらうためにわざわざホテルの予約課に毎回電話をかけて手配する必要があり、地味に一手間でした。しかし、ある時からこの「A3818」のコードを入れるだけでネット上で完結するようになり、本当に便利になったと感じています。

このネット予約の利便性を活かして、私が日常的に行っているのが「カレンダーを使った宿泊費パトロール」です。

1. 直近で泊まる予定のある日付の宿泊費を、コードを入力した状態(20%オフプラン)でとりあえず予約し、その金額をカレンダーにメモしておく。
2. 定期的に、そのメモしたすべての日付の予約をアプリでもう一度検索し直し、お値段の見直し(パトロール)をかける。
3. もし当時より安くなっていれば、価格を更新する。(WEBでは予約番号そのままで価格更新ができます。アプリではできないので出先で見つけたら予約・キャンセルです)

マリオットのホテル価格は予約状況に合わせ日々変動します。クラブマリオットの「A3818」プランも例外ではないので、カレンダーでの定期的な定点観測をしておくだけで、最終的な旅行費用をかなりスマートに抑えることができますよ。もちろん会員家格やJAfの割引価格AAAも同様です。

【検証】鹿児島・バンコクで大活躍した「クラブマリオット特典」のポテンシャル

最後に、この「A3818」コードやバウチャーが、地方遠征や海外旅行でどれほど大きな威力を発揮したか、我が家の直近の実例をご紹介します。

【シェラトン鹿児島】3重コンボとアップグレード券の神緩和

2月に遠征したシェラトン鹿児島では、当時の「鹿児島県割」や「鹿児島市割」といった地方自治体の宿泊割引キャンペーンと、このクラブマリオットの「A3818(20%オフ)」が、なんとすべて何の問題もなく併用できるという神対応でした。

さらにそこに、クラブマリオットの特典である「アップグレードバウチャー(1アップ)」を組み合わせることに。
実はこのアップグレード券、普段使いしている広島では、長年の宿泊記録があるためかバウチャーを使わずとも毎回自然にコーナールームへ自動アップしていただけるため、あまり使いどころがありませんでした

(先日は珍しくされませんでしたが、これは年1回あるかないかの確率です)。

だからこそ、予約が殺到して激戦区になっていた鹿児島で「確実に桜島ビューを死守する」ために、この1アップ券を戦略的に投入したのです。結果は見事大成功。少し広めの快適な「コーナールームの桜島ビュー」で、贅沢な2連泊を最高のコスパで満喫することができました。

ちなみにこのアップグレードバウチャー、一時期は「1泊につき1枚必要」という非常に厳しいルールに改悪されていたのですが、現在は「1回の滞在で5連泊まで1枚でOK」という形に神緩和されています。残されている方はぜひ連泊のタイミングで一気に使ってみてください。

【海外検証】マリオット天国・バンコクでのマニアックな絞り込み

この20%オフ宿泊特典は、国内だけでなく海外でも非常に有効です。昨年のバンコク旅では、この特典を使って「JWマリオット・ホテル・バンコク」と「バンコク・マリオット・マーキース・クイーンズパーク」の2軒に滞在しました。

バンコクといえば世界屈指のマリオット天国で、数え切れないほどの系列ホテルがありますが、実はアプリで「A3818が適用できる」かつ「クラブラウンジがある」という条件でフィルターをかけて検索すると、一気に4軒程度にまで絞り込まれるという面白い特徴があります。

当時は初めてのバンコク訪問だったこともあり、ローカルな外食に少し不安があったため、「絶対にラウンジ付きで安心できるホテル」を探していました。このマニアックな絞り込みハックのおかげで、迷うことなく最高に快適なラウンジステイを楽しめました。海外ではレストランバウチャー(金券)の利用は国内限定となっていますが、宿泊20%オフ(A3818)の威力だけでも、年会費の元を取るには十分すぎるポテンシャルです。

JWマリオットの朝食は種類も多く、ライブキッチンではクレープやパンケーキも焼いてもらえます。

マリオット・マーキスの朝食はかなり評判がよかったのですが、早朝出発のため利用できず残念。

まとめ:皆様の「お気に入りホテルのローカルルール」もぜひ教えてください!

2027年5月末の完全終了に向けて、刻一刻とタイムリミットが近づくクラブマリオット。
今回ご紹介したように、先に割引するか後に割引するかといった「金券の計算順序」や、「レストラン利用時の部屋付けの可否(ポイント付与)」など、ホテルによって驚くほど対応が分かれているのが現状です。

せっかく同じバウチャーや特典を使うなら、シェラトン鹿児島のように「割引後に金券を引いてくれて、部屋付けでポイントも総取りできる」ような神運用のホテルで綺麗に使い切りたいものですよね。

実は以前、この件に関してX(旧Twitter)でポストした際、親切なホテラーの皆様から「ここは神運用でしたよ!」「ここは厳しめでした」といくつか教えていただいたのですが、最近のXの仕様変更のせいで過去のやり取りがどうしても検索できなくなってしまいました……(悔しい!)。

そこで、もし皆様が最近行かれたマリオット系列(新大阪や横浜、奈良など)で、
「ここはクラブマリオットでも部屋付けできたよ!」
「バウチャーの計算順序はこうだった!」
といった最新の目撃情報や現場のローカルルールをご存知でしたら、ぜひブログのコメント欄やXで教えていただけると嬉しいです。

残された1年弱の期間、お互いの知恵を出し合って、最高の形でこの偉大なサービスを使い納めましょう!
手元のバウチャーノートのチェック、皆様もどうぞお忘れなく!

クラブマリオット以外にも・シェラトン広島の宿泊者特典

シェラトングランドホテル広島では宿泊者20%オフ特典のディナー割引があります。

ただ、曜日によっては使えなかったり、クラブマリオットのようにランチで利用することはできません。

クラブマリオットのレストラン顧客は非常に多いらしく、今後クラブマリオットに代わる特典制度が検討されているようなので期待したいところです。

【特急くろしおで白浜へ往復】ジパング倶楽部の割引で手配したオーシャンアロー「最後尾」とパンダくろしお遠征記

前回の記事では、南紀白浜のSLHお宿「Five Spring Resort」の至れり尽くせりな滞在記をお届けしましたが、今回は番外編。
広島から白浜まで、公共交通機関のみで向かった我が家の移動ドキュメンタリーをお届けします。

実は私、普段の旅行はもっぱら飛行機がメイン。鉄道の切符手配には本当に疎く、今回の和歌山遠征は出発前から乗車中に至るまで、AI(チャットボット)に何度も相談しながら、四苦八苦して手配した旅となりました。
鉄道の手配にちょっぴり不慣れな私が、試行錯誤の末にたどり着いた白浜遠征記として温かい目で読んでいただければ幸いです。

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広島から白浜へ:割引きっぷの激変と、入っていてよかった「ジパング割引」

突然ですが、50代以上のご旅行好きの皆様。この2026年春、新幹線の割引きっぷ事情がものすごい勢いで激変したのをご存知でしょうか?

かつてJR西日本で大人気だった、50歳以上なら無料で登録できて大幅な割引が受けられた「おとなびWEB早特」や「おとなび割引」は、この2026年3月に一斉に発売が終了してしまいました。また、若い方でも利用できた日本旅行の格安きっぷ「バリ得」も、同じく2026年3月末で販売終了に。

現在、JR西日本で単体で購入できるお得な選択肢としては「こだま指定席きっぷ」くらいしか残っていません。
広島からだと博多までなら「こだま」でもそれほど時間差はないのですが、関西方面はこだま(山陽新幹線内)では大変時間がかかるため、頼みの綱はやっぱり全国のJR切符が20%~30%割引になる「ジパング倶楽部」です。

ジパング倶楽部とは?

全国のJR線が20%〜30%割引で利用できる、満65歳以上の方を対象としたシニア向け会員制サービスです。

年会費: 個人会員 3,840円
入会年齢: 男女ともに満65歳以上(※以前は女性60歳・男性65歳からと差がありましたが、現在は統一されています)
主な特典: 年間20回まで、JRの運賃・料金が20%〜30%割引(片道101km以上利用の場合)
夫婦会員について: 以前はどちらかが年齢条件を満たしていれば夫婦で加入できる「夫婦会員」がありましたが、現在は新規受付が停止されています。既存会員の継続のみ可能なので、現在私たち夫婦は夫婦会員として継続中です。

🔗 【参考リンク:JR西日本「おとなび」サービス終了について】
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/260128_00_press_otonavi.pdf

🔗 【参考リンク:JR東日本「大人の休日倶楽部ジパング」入会要件の変更について】
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230927_ho01.pdf

全国のJR各社の入会案内を比較したい方向け(トレたび公式):
www.toretabi.jp

JR西日本の「ジパング倶楽部」入会手順(JRおでかけネット公式):
www.jr-odekake.net

数年前にジパング倶楽部に入会したものの、今まではネットで完結する「おとなび」が便利すぎたため、ジパング手帳は本当に困ったときに年数回、駅の窓口で使う程度でした。
しかし会社員の立場では、窓口に行ける時間も限られています。特急くろしおや大阪までのさくらなど、外国人にも人気で席が埋まりやすい列車を、発売直後のタイミングでどうにか確保したくてAIに相談したところ、ある目からウロコの方法を教えてもらったのです。

鉄道初心者の私がAIに教わったジパング&ネット予約活用方法

教えてもらった手順は、驚くほど合理的でした。

・まずはJR西日本のネット予約「e5489」で、通常の切符(定価)として乗りたい特急券・乗車券の座席を指定して予約する。
・その際、決済方法でクレジットカードではなく「駅の窓口で支払う」(未払い状態)を選択しておく。
・予約から3日以内にみどりの窓口へ行き、旅程を記入したジパング手帳と予約内容(スマホ画面など)を提示して、3割引きを適用してもらい発券・支払う。

ジパング倶楽部の割引は基本キャンセル料不要で変更できます。
なので通常切符で予約して窓口でキャンセルしてもよいのですが、この方法の素晴らしいところは、クレジットカード決済とは違い、「お金を払う前(未払い)なので、ネット予約がそのままキャンセルすることなく割引で反映されるという点です。
自分でお目当ての座席をネット上でピンポイントで先行確保できるため、発売日の発売時間ちょうどにわざわざ駅の窓口へ行く必要もありません。

「なるほど、そんな方法があるんだ!」と感心し、今回はこの手順で手配を進めてみることにしました。

【大苦戦】みどりの窓口 vs みどりの券売機プラス

ただ、この「ネット予約(未払い)⇒窓口でジパング適用」という技、頭ではわかっていても、実際にやるのは本当に一苦労でした……。

最近のみどりの窓口はどこも大混雑。整理券方式になって自分の前に何人待っているか可視化されるようになった分、待ち時間がかえって長くなった気がします。以前、福岡で早い新幹線に切り替えようとした時も、新幹線口の窓口は「60人以上待ち」で、待っている間に電車の時間が来そうであきらめたこともありました。

このジパング手帳提示のために毎回並ぶのですが、広島駅でも1時間近く待つのはザラです。
しかも、窓口に行くと、この「e5489の未払い分にジパングを適用する」という少し特殊な処理をあまりご存じない駅員さんにあたってしまうことが多く、窓口で
「WEB予約はジパング割引できません」
「いったん全部キャンセルして窓口で取り直して…」
などと言われてしまうのです。
「いえ、そのままシステム上でできます。上長の方に確認していただけますか?」
というやり取りが毎回発生して、地味にとても胃が痛い時間になります。
(結局はよくわかってらっしゃるベテラン社員の方が後ろに立って指示してくださり、毎回駅の窓口職員のスキルアップに貢献することになっています)

そこで先日、「いっそ、地元駅にある『みどりの券売機プラス』のリモートオペレーター通話を使ったらどうかしら?」と思いつきました。
全国の切符に対応しているオペレーターさんなら、地方都市の駅員さんよりシステムに詳しいに違いない!と思ったのです。

仕事が終わって自宅で手帳に必要事項を記入し、駅へ。

地元駅のオペレータ対応時間は20時までで、到着したのは19時20分ごろでした。
最初は券売機の前に誰もいなくてラッキー!と思ったのですが、通話ボタンを押してみると、なんと画面には「15人待ち(予想待ち時間12~30分)」の文字。

私の後ろにもあっという間に2人並んでしまったため、申し訳なくて「時間がかかるみたいです、ごめんなさい」と一言声をかけて順番を待ちました。
(2番目の方は諦めて帰ってしまわれ、申し訳なさで胸がいっぱいに…)。

15人待ちとはいえ、広島駅の窓口での50分以上の待ちに比べれば早く、10分後には画面の向こうのオペレーターさんと繋がりました。
やり取り自体はスムーズに見えましたが、実は裏で作業確認をしているのか、ひとつひとつの手順にいちいち時間がかかります。
リモートでの発券作業の流れはこんな感じでした。

・WEB予約+ジパング適用と伝える
・予約番号・予約コードを伝える
・画面に予約内容が出て確認
・手帳を券売機のスキャナに置く(2名なら2回)
・オペレータが確認したら、該当ページを手帳から切り離して投函口に入れる
・クレジットカードを入れて支払い
・領収書とチケットが発券されるのを取り出して確認

この一連の作業だけで、繋がってから12分もかかりました。
広島駅のみどりの窓口で発券してもらうときの作業時間とほぼ同じです(笑)。
きっと見えないところで、ここも上長の方が背後霊のようについていてくださったのかも。

トータルの待ち時間自体は広島駅の窓口に並ぶよりは短かったのですが、すぐ後ろに次の人が立って待っている強烈なプレッシャー。そして、地元の知り合いが行き交う改札横のオープンなスペースで、機械に向かって話し続ける恥ずかしさ(絶対誰かに見られてます…)。途中から受話器をとりました。そうすると周囲に会話を聞かれません。
さらに冷房のない通路でのうだるような暑さもあり、精神的にはかなりヘトヘトになりました。

これらを考えると、いくらトータル時間が短くなろうとも、冷房の効いた涼しい広島駅の待合スペースで整理券を握りしめ、大人しく順番を待つ方が何倍も楽だな……と痛感する苦い経験になりました。
ジパングをお使いの皆様、切符の引き換えはぜひお時間にたっぷり余裕を持って、涼しい大きな駅の窓口で行うのが一番お勧めです。

白浜までの道のり:新幹線「さくら」から特急「くろしお」へ

紆余曲折を経て切符を手に入れ、いよいよ遠征当日です。まずは新大阪まで新幹線で向かいます。

新幹線さくら742号: 広島 9:33発 → 新大阪 10:59着

それほど朝早い出発というわけでもありませんでしたが、実はちょうどこの時期、自宅のバスルームを改装中で家でお風呂に入れないため、2週間ほどホテルや温浴施設を転々としておりました(笑)。前日は駅近くの「グリーンリッチホテル」を予約し、そこから歩いて広島駅に向かいました。

楽天トラベルで1泊2名1室7,600円という破格のお値段でした(笑)。
前日はシェラトンで友人たちと会食していたので、そのままシェラトンに泊まれば移動が楽だったのですが、この日の宿泊お値段はさすがに高すぎました(笑)。

広島から新大阪までは、ジパング割引の対象外になってしまう「のぞみ」ではなく、座席が広くて、8両編成でホームを歩く距離も短い「さくら」がお気に入りです。かつて「おとなび」を使っていた頃からずっとさくら愛用派です。広島駅のエスカレーターに近い「6号車6C・6D」が我が家の定位置となっています。

新大阪での乗り継ぎ時間は、あえて1時間14分と長めに確保。昼前でお弁当が十分に並んでいる時間帯を狙い、くろしお車内で食べる駅弁をじっくり選ぶ時間に充てました。

特急「くろしお」の座席指定トラップ
新大阪から白浜までのJRは特急「くろしお」に乗り換えます。

くろしお11号: 新大阪 12:13発 → 白浜 14:41着(所要:2時間28分)

特急といっても、新大阪から白浜まで2時間半近くかかるのですね。新幹線とは違った長旅になります。

ネット予約画面が謎すぎた・オーシャンアロー「展望席」はどっち?

せっかくなら往復のどちらかで、イルカのような可愛いお顔と展望車が付いた283系「オーシャンアロー」に乗ってみたい!と思っていたのですが、ちょうどホテルのチェックイン時間(15時)に合わせて選んだ「くろしお11号」が、まさにそのオーシャンアロー号でした。

ですが、発売日にe5489の座席選択画面を開いた瞬間、私は再び大混乱してしまいます。

多くのブログやYouTubeでは「オーシャンアローは1列目を狙え!」と書かれていたため、最初は何も考えずにグリーン車である「6号車の1A・1B」を予約しました。ですが、画面の進行方向の矢印や座席表を何度も見つめ直しているうち、なんだか強烈な違和感が込み上げてきたのです。

「左側にトイレがあるということは、展望窓があるのは、もしかして右側の11番側なのでは……?」

そう気づき、先ほどの「窓口払い(未払い)」のメリットを活かして、すぐに新たな予約で「6号車11C・11D」へと座席を取り直し、元の1番の席の予約をキャンセルしました。これでお目当ての「全面ガラス張りの大パノラマ展望席(最前列)」を手に入れたぞ!と意気揚々としていたのですが……。

まさかの後ろ向き!最後尾だったオーシャンアロー

そして当日、ワクワクしながらホームに入線してきた車両を見てびっくり!
なんと、6号車の椅子はすべて後ろ(5号車との連結部側)を向いてセットされているのです。

「これから白浜に行くのに、出発直前に座席が自動でウィーンと回転するのかな?」と思いましたが、時間になるとそのままの向きで発車。
そう、ネット画面の矢印通り、1号車が先頭で、私たちがいる6号車グリーン席は「最後尾」だったのです(笑)。
楽しみにしていたパノラマ展望窓は、私たちの座席の真後ろ(背中側)の壁にありました。「やっぱり私の勘違いだったんだわ……」と、自分の鉄道への不慣れさに少しがっかりしてしまいました。

とはいえ、オーシャンアローは全体的に少し古びたレトロな列車ですが、グリーン車はフットレストもあり座席自体はとても快適です。

車内では、新大阪駅でじっくり選んだ「ろまん亭」のハラミ弁当をおいしくいただきました。


AIも大混乱!最後尾を「逆回転」させる、素人ならではの奇跡

乗車中、スマホでチャットAIと「くろしおの車窓」について話していたのですが、私のこの勘違いだらけの座席状況のせいで、AIがパニックになるという大爆笑のやり取りが繰り広げられました。

AI:「6号車11Dですか!上り列車の最後尾ですね。去りゆく海の余韻を楽しんでください!」
私:「違います、白浜行きです」
AI:「ええっ!?ということは増結運用の最前列ですね!迫りくる海を特等席で迎え撃ってください!」
私:「後ろ向きで座っています」
AI:「ええっ!?スイッチバックですか!?」
私:「くろしお11号で新大阪から乗り、白浜に向かっておりいま海南を過ぎたあたり。6号車は最後尾で座席はうしろむきになってたのを、自分でまわして後ろの景色がみえるように座ました」
AI:「なんと……!!(平謝り)」

そうなんです。前を向いたままだとただの壁(運転席のドア)なのですが、最後尾の6号車は後ろが一面ガラス張りになっています。

「これ、座席を後ろに回したら、去りゆく景色が綺麗に見えるのでは?」と思いつき、近くにいらっしゃった車掌さんに「席を逆に回してもいいですか?」と恐る恐る尋ねてみたところ、快く回転の仕方を教えてくださいました!

周りの乗客はみんな前を向いたまま静かに座っていましたが、私たち夫婦だけが座席をクルッと回転させて後ろを向くスタイルに(笑)。

AIは「御坊を過ぎたら千里海岸の絶景です!」と力説していましたが、私が「御坊からはずっと山の中です」と現地のリアルで教える場面も。

山あいの緑や線路が後ろへ後ろへと吸い込まれるように流れていく車窓は、鉄道に疎い私にとって、めったにない新鮮で楽しい体験となりました。

海の近くスレスレを走るのは実は短い区間なのですが、津波が来ないかドキドキします。

最後尾なので、駅に着くたびに車掌さんが運転室の鍵を閉めて出ていかれるため、人目を気にせずプライベート感満載で写真や動画もたくさん撮ることができました。

隣の1人掛け席にいた外国人のゲストは、座席の回転方法が分からなかったのか、最初はスマホを見ながらずっと前を向いて座っていましたが、私たちの様子を見て気づいたのか、しばらくして私たちの後ろの空席に移動し、立って嬉しそうに写真を撮っていました(笑)。
車内は世界遺産の「熊野古道」を目指す外国人観光客の方がほとんどで、途中の駅で皆さん降りていかれました。

そんな車内のほっこりした空気感や、後ろ向きシートから流れる絶景動画は、私のインスタグラムのリールにアップしています。気になる方はぜひ覗いてみてくださいね!

👉 【Instagramリール:オーシャンアロー後方展望のリアル動画はこちら】
https://www.instagram.com/reel/DZfNYiaJ1nP/?igsh=MWxvNWhvbzM5eGoxZA==

復路:「パンダくろしお」&レトロ駅、白浜駅

楽しかった白浜ステイを終え、復路は以下のスケジュールで手配しました。

特急くろしお22号: 白浜 13:26発 → 新大阪 15:51着【所要:2時間25分】/1号車1A・1B
新幹線さくら763号: 新大阪 16:23発 → 広島 17:51着【所要:1時間28分】/6号車6C・6D

復路の最大の楽しみは、日によって運用が変わる大人気のラッピング車両「パンダくろしお」に乗ることです。
前日まで確実な運用はわからないのですが、事前にネットで「パンダになりやすい号数」を検索。ホテルの12時レイトチェックアウトとお隣「ペスカトーレ」でのランチ時間にぴったり重なる「22号」を選んだところ、見事狙い通りにパンダくろしおがやってきてくれたのです!


ここで、これから行かれる方へ、現地で実際に使ってわかった白浜駅のリアルな注意点をいくつかご紹介します。

駅周辺のランチ事情

やはり事前の予想通り、白浜駅周辺でまともに食事ができる場所は、駅を出て斜め向かいにあるお土産物屋さん(蕎麦・うどん程度)くらいしかありません。お土産は色々揃っているので最後にここで買えますが、食事に関してはホテルお隣の「ペスカトーレ」で最高のイタリアンランチをゆっくり済ませておいて、本当に大正解でした。


改札前の売店と待合室

白浜駅構内にはコンビニがありません。改札手前の待合室に、小さな売店が併設されているのみです。

手作り感あふれる座布団(クッション)が置かれた、とてもローカルでアットホームな待合室です。

乗車直前、夫が「(ぬるくならないように)ハイボール用のブロック氷を買いたい」と言うのでレジへ向かったのですが、それまでガラガラだった売店が、特急の発車10分前になるとお土産やお弁当を買う人で一気に長蛇の列に……!
非常に焦りましたので、氷のように溶ける心配のないものなら、お買い物は早めに済ませておくのが鉄則です。

時が止まったようなレトロな駅構内

白浜駅はなんともレトロで魅力的な雰囲気があふれています。
ロビーにはシュールで可愛いパンダの椅子があり、お子さんが座って記念写真を撮っていました。

改札もどこか懐かしく、利用済みの紙の切符は、パンダが捧げ持つ手作りの木箱に入れる仕組みになっていました。


最後尾グリーン車の意外なメリット

やってきたパンダくろしお号、今度は往路のような展望車ではない純粋な「一番後ろの席」としての乗車となりました。
ただ、一般の乗客が「パンダに乗る方はホームの先頭側へ移動してください」という駅員の誘導で遠くまで歩かされる中、最後尾であるグリーン車は「改札を出てすぐ目の前が乗り場」という、最高のショートカット動線でした。

車内に入ると、主人はさっそくホテルでもらったボトルを活用してハイボールを冷やし、楽しそうな移動時間を過ごしていました。


ちなみに、今回乗車したグリーン車に関しては、車内は特にパンダ尽くしという特徴はありませんでした(普通車側がパンダ仕様になっているようです)。しかし、グリーン車ならではのゆったりした座席で、往路の古かったオーシャンアローとは違い、しっかりとコンセント電源も完備されています。

新大阪での32分の完璧な乗り継ぎを経て、復路もスムーズに広島へと帰還しました。

移動編のまとめ

新大阪から片道約2時間半。普段の国内の飛行機旅に比べると長いな……と身構えていましたが、新幹線「さくら」の快適さ、AIに泣きつきながらなんとか手配したジパング割引、そしてオーシャンアロー最後尾での「後ろ向きパノラマ大作戦」まで、移動時間そのものが忘れられない我が家の楽しい思い出になりました。

少し身が引き締まる思いがしたのが、和歌山ならではの地震や津波への備えです。車内には避難手順が書かれたリーフレットが各座席のところに用意されていました。こういった地方路線のリアルに触れられるのも鉄道旅の醍醐味ですね。

色々とお得なきっぷがなくなっていく寂しいご時世ですが、手元にある割引を賢く使って、これからも楽しい大人旅を続けていきたいと思います。

これから白浜へ向かわれる方、もし283系オーシャンアローの最後尾に当たったら、ぜひ車掌さんに一言声をかけて「座席を後ろに回す裏技」、試してみてくださいね!最高の景色が待っています。

ファイブスプリングリゾート白浜 宿泊記|朝から伊勢海老・鮑が無限おかわり!ヒルトンSLH特典のバグ級な使い道を徹底レビュー

ヒルトンとSLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド)の提携から2年。
ホテラー界隈を大いに沸かせたこの大ニュースですが、今回も我が家は「ヒルトンの週末無料宿泊特典」を2泊分利用して、初の和歌山遠征へと向かいました。
お目当ては、南紀白浜にある全客室温泉付きの贅沢な隠れ家リゾート、『FIVE SPRING RESORT THE SHIRAHAMA(ファイブ スプリング リゾート ザ シラハマ)』です。

大型リゾートホテルとは一線を画す、至れり尽くせりの神ホスピタリティから、事前に知っておかないと絶対に困る「お部屋の構造の罠」まで、今回も忖度なしで徹底レビューします!

注:基本的には宿泊時(2026年5月)時点の情報で当ブログを記載しておりますが、可能な範囲で2026年7月最新情報を反映しました。

INDEX

そもそも「SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ)」提携の何がそんなに凄いの?

ホテラー界隈以外の方には、まだ少し馴染みが薄いかもしれない「SLH(Small Luxury Hotels of the World)」。
世界90カ国以上、500軒を超える独立系のプレミアムなブティックホテルだけが加盟を許された、まさに「知る人ぞ知る極上宿の集まり」です。

かつてはハイアットと提携していましたが、ヒルトンとの提携が2024年2月に発表され、同年7月から正式に運用がスタートしました。
これが、私たちヒルトン民にとって「歴史的な大事件(超神アップデート)」となりました。

なぜなら、大型メガリゾートのヒルトン系列とは一線を画す「個性的で贅沢な独立系ホテル」に、ヒルトンのポイントや、ヒルトンアメックスのウィークエンド無料宿泊特典を使って泊まれるようになったからです!
マリオットに比べてやや庶民寄りのヒルトングループですが、SLH提携によって大人のラグジュアリーステイがヒルトン民にも可能になりました。

SLH×ヒルトン特典の「バグ級」のお得度

SLHに加盟しているお宿は、その希少性から1泊10万円〜20万円超えが当たり前のラグジュアリーな価格帯がほとんど。
今回の白浜「Five Spring Resort」も、週末ともなれば有償ではなかなか手が出せない、プレミアムなお値段です。

そんな超高級宿に、クレジットカード(ヒルトンアメックス・プレミアム)の年会費更新で貰える無料宿泊特典をポンと投じるだけで、手出しゼロで泊まれてしまう……。これだけで、余裕で年会費(66,000円)の数倍の元が取れてしまう、まさにバグ級のライフハックが完成します。スタンダードなカードのほうは無料宿泊をもらうために決済高が必要ですが、プレミアムカードは決済無しで更新だけで1泊、300万決済で2泊目がもらえます。
そしてこの特典で利用できる無料宿泊はその宿にスタンダードポイント泊の対象ルームに空きがあれば、世界中のどんな高級リゾートでも無料で利用できてしまいます。
マリオットの無料宿泊特典のように必要ポイントが、と考える必要はございません。

実は我が家、この提携が始まって以来、完全にSLHの魅力に取り憑かれておりまして、ポイントや無料宿泊特典の使い道はほぼSLH一択になっています(笑)。
以前よく利用していたコンラッド東京やコンラッド大阪、ROKU京都などには殆どとまらなくなってしまいました。

ザ・テラスクラブ アット ブセナ(沖縄)

東京ステーションホテル(東京)

といったSLH加盟宿をこれまでに開拓してきましたが、どちらも大型ホテルには真似できない、その土地の個性を活かしたおもてなしと極上の居心地に完全にノックアウトされてきました。
特に「ザ・テラスクラブ アット ブセナ」での大人の贅沢な滞在は、今でも夫婦の語り草になっているほどです。
(※ブセナの極上ステイの記事はこちらからどうぞ!)
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net

しかしヒルトン民が殺到したせいか?テラスクラブアットブセナはあっさりヒルトンとは提携解除となってしまいました。

そして今回、私たちが新しい聖地として目をつけたのが、南紀白浜の「FIVE SPRING RESORT THE SHIRAHAMA」というわけです。

(ここもいつまでお得に泊まれるか、私は怪しいと思っております。)

それでは、至れり尽くせりのインクルーシブから驚きの客室の罠まで、一気に本編をお届けします!

FIVE SPRING RESORT THE SHIRAHAMAの概要

公式サイトはこちら
fivehotel-shirahama.com
和歌山県南紀白浜にある、全客室源泉かけ流し温泉付きのラグジュアリーなリゾートホテルです。

アクセス
fivehotel-shirahama.com

関西圏からは特急一本、関東からであれば南紀白浜空港までJAL便で約1時間と、実は羽田からのほうがアクセスしやすい立地でもあります。
今回、我が家はちょっとした長旅ルートで向かいました。

一目でわかる!FIVE SPRING RESORT白浜の「無料(コミコミ)度」とリアルな注意点

細かな宿泊記に入る前に、このホテルがどれだけ「至れり尽くせり」なのか、そして滞在中に我が家が感じたリアルな注意点を一覧表にまとめました。
(※スマホでご覧の方は、表を左右にスクロールしてご覧ください)


滞在ジャンル 驚きの「無料(コミコミ)」内容 ホテラーのリアルな注意点
ラウンジ
「BAR KING」
アルコール含め終日フリードリンク※(11:00〜23:00)
・スナックやお菓子あり
・小瓶ドリンクは部屋へ持ち帰りOK
食事の提供はなし。連泊時のランチは近隣予約が必要。
客室・お風呂 冷蔵庫内のドリンク完全フリー(毎日補充あり)
・トリムの水素水サーバー完備
・大浴場に湯上がりアイスあり
・ドライヤーはReFa(リファ)
・客室温泉は大きすぎて溜まるのに時間がかかる
クローゼットが土足(玄関)にあり移動が不便
圧巻の夕食 1泊目クエ鍋、2泊目フグ鍋と毎日変わる極上懐石
・食事中のドリンクも一部を除き無料
減塩・低糖質への完璧な神対応(リブレ波形安定!)
アレルギーや制限は事前メールで要相談(デザートをサラダへ変更等も可)。
衝撃の朝食 ・ハーフビュッフェ+木箱セット
伊勢海老、鮑、蛤、サザエ、お肉が「無限おかわり自由」のオーダー焼き物システム!
完全予約制。ラストオーダーは9:30なのでペース配分に注意!
アクセス・その他 ・白浜駅からの無料送迎(円月島の車窓観光付き!
・お土産にホテルメイドのクロワッサン付き
・レストラン・バーは館内着NG(ドレスコードあり)
車なし族は、連泊時のランチとして隣のイタリアン「ペスカトーレ」を即予約すべし。
※ラウンジの営業時間は宿泊時、9:00~23:00でしたが、公式サイトを確認したところ、現在は11:00~に変更になっていました。
 11時までのカフェ営業はラウンジではなく、レストラン棟での提供との記載がありました。
※館内着の運用もレストラン・ラウンジOKでしたが現在は変更になっているようです。

それでは、ここから具体的な滞在記をじっくりとお届けします!

到着から感動:無料送迎でまさかの「円月島」車窓クルーズ!

今回、我が家は広島から新幹線で新大阪へ向かい、そこから特急「くろしお」に揺られて2時間以上かけて白浜駅までやってきました。なかなかの長旅です!
特急くろしおは今回初めて乗ったのですが、往路は「オーシャンアロー」、復路は「パンダくろしお」と、狙っていた通りの車両を引き当てることができて移動中から大興奮。

私たちのような車なし族の遠征にありがたいのが、このお宿は事前に依頼しておくと、白浜駅(または南紀白浜空港)まで無料でお迎えに来ていただける点です。

(南紀白浜空港も同様にお迎えあるようです)
駅の改札前でボードを持ったスタッフさんが満面の笑顔でお出迎えしてくださいました。

ホテルのロゴが入った立派なアルファードに乗り込み、いざ出発!
車内は応接間のような豪華さです。
乗車は私たち夫婦二人だけでした。
驚いたのは、ホテルへ直行するのではなく、初和歌山の私たちにスタッフさんが気を利かせて、白浜の名所である「円月島(えんげつとう)」を車窓から案内してくださったこと。

直行するとこちらは本来通らない道です。
到着した瞬間から「あ、このホテルはホスピタリティの塊だな」と夫婦で感動してしまいました。

ホテルに到着するとゆったり座ってチェックインです。

館内にはいたるところにアート作品があり、豊かな気持ちになります。

攻略の鍵:チェックイン時に決めることが多すぎる問題

このホテルは至れり尽くせりな分、チェックインの時に「夕食の時間(所要1.5時間)」「朝食の時間(所要1〜1.5時間)」など、決めることがとにかくたくさんあります。
プールやサウナ(8:00〜20:00)、大浴場の時間を逆算して、事前に計画を立てておくのが滞在をフルに楽しむコツです。
営業時間は季節ごとに違うと思うので、出発前にWEBサイトで最新の施設利用時間は確認が必要です。

チェックインの時確認されることリスト
・夕食の予約時間
・朝食の予約時間
・夜、山の壁に流れるレーザーマッピングにどんなメッセージをお願いするか?
・館内の説明と部屋や大浴場(女性)の入口の暗証番号
(すべて館内マップに記載してくれます)
・チェックアウトのレイトを希望する場合はお願いする←チェックアウトの時間は特に確認されないので、レイト希望があれば自分から伝えます。

レーザーマッピングは記念日のメッセージなどが夜、流れていました。

私達はこのサービスを知らなかったのでとっさにメッセージが思いつかず辞退しましたが、日ごろの感謝の言葉を書けばよかったです。
中にはワンコの名前と、早く元気になって!と流れていて、見知らぬ人のメッセージではありますが温かい気持ちになりました。

↓写真は部屋にある館内マップですがチェックインの際は同じマップに各部屋の情報を書き込んでくれます。

手続きが終わると、荷物とともに電動カートでお部屋へ。

この乗り物は最初に荷物と一緒に部屋へ行くときだけで、あとは基本的にラウンジやレストランには徒歩移動。
お天気がよかったからよかったものの、雨天の場合はちょっと移動がめんどくさい気がします。

どっちが正解?お部屋のカテゴリー比較&本音の選び方

このお宿は全客室に源泉かけ流しの温泉が付いていますが、客室タイプによって構造やロケーションがガラリと変わります。
今回、滞在中に現地で確認して分かった、各カテゴリーの特徴とリアルなメリット・デメリットをまとめました。


部屋カテゴリー 公式スペックと特徴 現地で感じたリアルな本音
プールガーデン
デラックス(ドラゴン)

(1階・全9室)
・広さ:90㎡(テラス含む)
・ベッド:2台(140cm幅)
・目の前が温水プール!海外リゾートのような快適さ。
★我が家はここ!
プール好きには最高のロケーション。ただし、間の部屋は水を通らないと対岸に渡れない罠があります(笑/後述)。
ジュニアスイート
デラックス(ジラフ)

(2階・全4室)
・広さ:120㎡(テラス含む)
・ベッド:3台(2階は埋め込み式)
・半露天風呂を備え、田辺湾と太平洋を遠くに望むお部屋。
⚠️ 眺望の盲点
スペック上は海を遠くに眺める構造ですが、実際は山側を向いているため、お部屋からの眺望は正直いまひとつのように感じられました。
プレミアスイート
オーシャンビュー
(グレートベア)

(全5室)
・広さ:145㎡(テラス含む)の最上級棟
・ベッド:4台(2ベッドルーム/201号室除く)
・専用サウナ完備、絶景と潮風を楽しめる完全海向き。
⚠️ 動線に注意
ラウンジの横に位置し、海が見えて部屋サウナもある贅沢仕様。ただ、プールやラウンジに行くたびに「2階から降りる」必要があり、不便な気がしました。

こうして比較してみると、一番広い「グレートベア」の145㎡という広さや専用サウナ、オーシャンビューは非常に魅力的。
ですが、お宿のメイン施設であるラウンジやプールへの移動動線、そしてコスパなども含めて総合的に考えると、「実は一番リーズナブルなドラゴン棟が、プールへのアクセスも含めて一番ガシガシ使い勝手が良いのでは?」というのが、現地を見ての我が家の結論です。

【ドラゴン棟ルームツアー】90㎡の圧倒的開放感と、贅沢すぎる大人の隠れ家

お部屋の入り口を開けると、まずその広さに圧倒されます。テラスを含めて90㎡というスケールなので、2人で過ごすには十分すぎる贅沢空間です。
4人までの宿泊に対応ですが、2ベッドなので、小さいお子さんをひとりずつ添い寝するのを想定されていると思います。

お部屋の入り口&スマートロック

お部屋の入口は山側にあります。

入り口付近にある水路は雰囲気は良いですが、コーナーを曲がったところは毎回落ちそうでした(笑)

お部屋のドアは暗証番号を入力して開ける「スマートロック」仕様。
カバーを外し、手をかざしてライトをつけて、番号を押します。閉めるときは数秒後に自動ロックです。
水着のまま手ぶらで外に出ても鍵の紛失を心配しなくて良いのが、連泊マイラーとしては最高に楽ちんでした。
暗証番号はマップに書いてもらえるので写真を撮っておくと良いです。

連泊でお掃除をしてほしい時はこのドアの外にマグネットで掃除してねのシートを貼っておきます。
ドア裏に普段は貼り付けられています。

開放感抜群のリビング&寝室(140cm幅ベッド2台)

室内はリビングエリアと寝室エリアがゆったりと繋がっており、大きな窓からは目の前のプールが見渡せます。ベッドは贅沢に140cm幅のセミダブルサイズが2台並んでおり、寝心地は抜群です。

高音質で気分を上げてくれる「BALMUDAのスピーカー」や、フロントとの連絡用(内線代わり)の「専用スマートフォン」がスマートに置かれており、現代的な使い勝手の良さも光ります。

リビング上のワークスペース(カウンター席)

リビングの後方には、PC作業をするのに最適なカウンター型のワークスペースがあります。

ここでブログを書いたり作業をしたりできるのですが、実はここ、天井からのエアコンの風がピンポイントで直撃するというユニークな罠があります(笑/詳細は後述の盲点コーナーで!)。

冷蔵庫&キャビネット(オールインクルーシブ!)

充実のミニキッチンとキャビネットには、トリムの最新水素水サーバーが完備。

ホテルロゴのシールが貼ってあるプラスチックボトルはお持ち帰りOKです。

帰りは飲み物を入れて帰りの鉄道旅に役立ちました。

夫はハイボールを入れて、白浜駅で氷を買っていました(笑)

冷蔵庫にはビールやソフトドリンクが入っていますが、なんとこれ、すべてフリー(無料)です。

無くなったら電話で頼めば補充も可能だそうです。
23時までラウンジでも飲み物が楽しめるため、冷蔵庫内のドリンクは少ししか消費しなかったのですが、2泊目の清掃時には、テーブルの上に丸々もう1セット補充用のドリンクが置いてあるという太っ腹対応でした。

2ボウルの洗面台&ラグジュアリーなバスルーム

水回りは大人の贅沢を感じる美しい2ボウルの洗面台。バスアメニティは「THANN(タン)」、基礎化粧品サンプルは人気のオーガニックブランド「osaji(オサジ)」、ドライヤーはリファ(ReFa)が完備されています。


そして奥には、源泉かけ流しの超贅沢な客室温泉(浴槽)!ただ、お風呂が大きすぎてお湯が溜まるまでにかなりの時間がかかるので、さっと入りたい時は大浴場へ行くのがコツです。

プールエリアやレストランから見えてしまうので、実際に入浴する際はブラインドは締めます。

プールへ直結!ベランダ(テラス)

窓を開けてベランダに出ると、そこはもうプライベートプールのような温水プールエリア!

5月の爽やかな風を感じながら、テラスのチェアでビールを飲む時間はまさに至福でした。

スペックだけ見ると「完璧な海外リゾート」そのもののお部屋なのですが、実際にここで数日間生活してみると、「あ、ここは事前に知っておかないと不便だな!」というリアルな構造の盲点がいくつか見えてきました。
これから泊まる方が困らないよう、ホテラー視点での盲点を次で詳しく解説します!

部屋選びの罠:「ドラゴン棟」の構造とプール移動の盲点

今回我が家が滞在したのは、お宿の中でも一番リーズナブルなお部屋タイプにあたる「ドラゴン棟」です。

ここの最大の特徴は、お部屋のベランダの目の前がダイレクトに温水プールになっていること!

5月の滞在でも快適に楽しめました。山が近いせいか虫が少し多めですが、スタッフさんがこまめに網で掃除してくださるのが好印象です。
プールサイドにはバレルサウナが2つあり、1棟に4人ほど入れるサイズ感。

プールサイドの日よけは自分で開閉するスタイルですが、風が強い日は使用後に畳んでおくのがマナーのようです。

数はかなり限られているため、タイミングによっては満席になってしまうことも。
浮き輪などの備品も先着順利用です。

ただ、この「部屋から即プール」という贅沢な構造には、実際に泊まってみないと絶対に分からない物凄い盲点があります。

実は、端っこのお部屋(101号室など)であれば、ベランダから出てそのまま陸路でプールサイドを歩くことができるのですが、間の部屋はプールに入らないと向こう岸(ベッドがあるエリア)に渡れない構造になっています。

つまり、間の部屋に泊まった場合、ベランダからプールに入って向こう岸のベッドでくつろいだ後、部屋に戻るには「もう一度プールを泳いで(浸かって)ベランダから帰る」か、「プールサイドをぐるっと大遠回りして、自分の部屋の玄関から部屋に戻る」の2択になります(笑)。

ちなみに、お部屋のドアは「暗証番号式」のスマートロックなので、番号さえ覚えていれば水着のままでも鍵を持たずに手ぶらで移動できるのは非常に便利でした。

「チェックイン前もプールが自由に使えるか」については未確認ですが、お昼頃、白浜空港に到着するゲストを迎えに行くことが多い、と送迎の方もおっしゃっていたし、私たちが連泊中散歩から帰ってラウンジに立ち寄った時、13時頃にはその日に到着したゲストがラウンジでお部屋ができるのを待たれていて早めに案内されていたのを見かけました。
もしお部屋ができるのが少し後になるようなら、プールも柔軟に利用できるような気がしました。
(実際はホテルにご確認ください)

ほかにも、TOTOの最高峰トイレ「ネオレスト」が勝手に蓋を開閉して自動洗浄してくれたり

最後に発覚:お部屋の構造「ここが残念ポイントだった」いろいろ

ただ……実際に数日間ここで生活してみて、「これは設計ミスでは!?」と思うレベルの残念ポイントがいくつかありました。これから泊まる方は絶対に心の準備をしていってください。

クローゼットがまさかの土足エリア(玄関)にある

お部屋の玄関スペースはとても広いのですが、クローゼットがその「土足エリア」に設置されています。

そのため、部屋の奥から服を取りに行くたびに、毎回サンダルを履き直して服を取りに行かなければならず、これが地味にめちゃくちゃ不便でした。
(サンダルはホテルのものが2種類常備されています。)
クローゼットもお部屋は広いのに、若干小さめです。

室内にチェスト(引き出し)が一切ない

下駄箱は無駄に広いのですが、室内には衣類を収納するチェストや棚がありません。
着替えを置いておく場所がないため、お風呂上がりの着替えの際などに、わざわざ玄関のクローゼットまで何往復も行ったり来たりする羽目になります。
スーツケースを広げておくラゲッジラックもなく、貸し出しも無し。床置きで広げておくのは虫の混入などが心配なため、スーツケースから中のトラベルポーチを出し、化粧品やアメニティ類は洗面スペースへ、衣類はクローゼットの隣の棚の上に置き、スーツケースは閉じて部屋の隅に置いておきました。

ワークデスクのエアコン風直撃問題

お部屋にあるカウンター席の端っこで、昼も夜もパソコン作業をしていたのですが、天井にある2方向エアコンの風が、ピンポイントで頭上に直撃します。
窓に向かって一番左の席にコンセントがあるのでここを利用しないとコードが足りないのですが、ここがちょうど風が直撃する位置なのです。

冷房をつけると激寒、消すと部屋全体が暑くなるというジレンマ。幸い、クローゼットに袖なしの「半纏(はんてん)」があったので、それをガッツリ着込んで完全防御しながらPCを叩いていました(笑)。
しかし、ピンポイントで冷風を浴び続けたのが祟ったのか、この日を境に咳が止まらなくなる風邪をひいてしまい、いまだに夜中の咳が続いています……。これからPC作業をされる方は本当にご注意ください。

IHの使い道がない

立派なIHクッキングヒーターがあり、お皿やカクテルなどのカトラリーは揃っているのですが、肝心の「鍋やフライパンなどの調理器具」が一切ありません。
そのためIHの使い道が全くありませんでした。
もし連泊する予定で何か簡単な調理をしたい方は、「アルミのIH対応使い捨て鍋」や、調理できるちょっとした食材などを準備して持ち込むと、一気に楽しくなると思います!

近くにはコンビニがないので、車がないと買い出しもままなりません。
朝、夕食がついていて、ラウンジにはドリンクやスナックはありますが、連泊の場合は軽めのお昼を何か準備していくと朝食の凄いボリュームのあと調整しやすいかと思います。

ちなみに、私たちが滞在した際は「備え付けのパジャマ(部屋着)は館内どこでも(ラウンジやレストランも)着ていってOK」という非常にリラックスできる運用でした。

ただ、ずっとそれを着て夜寝るのも……と思い、お部屋の案内の際にスタッフさんに相談したところ、「もう1枚就寝用にお持ちしましょうか?」と素晴らしいご提案をいただきました。
結局、2連泊してずっと同じ服なのももったいないので、私は持参したリゾートドレスやリラックスウェアを着て過ごし、お部屋のパジャマは純粋に就寝用として使わせていただきました。

【※超重要:これから行かれる方へドレスコードの注意点】

この館内着の運用ですが、現在はルールが変更されているようです!
公式サイトを改めて確認したところ、現在は「レストランおよびBARへお越しの際は、館内着でのご来店をご遠慮いただいております。ご協力お願い申し上げます。」との一文が明記されています。

オープン当初よりもSLHらしいドレスコードの運用が厳格化された可能性が高いため、これから宿泊される方は、レストランやラウンジ(BAR KING)用のおしゃれなリゾートドレスやスマートカジュアルな綺麗め服を必ず持参することをお勧めします!

また、クローゼットに置いてある麻のバッグにはあらかじめバスタオルが入っています。プールサイドやお風呂に持って行けますが館内の備品であり、持ち帰りは不可。

この手のバッグは持ち帰りできるところとそうでないホテルがあるので確認すると良いですね。

終日飲み放題:みんな大好き極上ラウンジ「BAR KING」

ホテル内でのもう一つの楽園が、レセプションの2階にあるラウンジ「BAR KING」です(営業時間:9:00〜23:00)。


ここは食事が提供される場所とは別になっているのですが、とにかく眺めが抜群。
ドラゴン棟宿泊だとお部屋からはプールビューで海が見えないため、私たちは食後にここでボーッと外を眺めながら過ごすのが日課でした。
夜は人も少なく、照明も落とされて寛げる雰囲気です。

嬉しいことに、アルコールを含めたドリンク類が1日中すべて無料!

ちょっとしたスナックも数種類置いてあり、「たべっ子どうぶつ」などのお子様向けのお菓子も並んでいて癒されます。

ラウンジにある小瓶のドリンクは、アルコールも含め、そのままお部屋に持ち帰ることも可能です。


たいていのホテルラウンジはフード・ドリンクの持ち出しは禁止なので、こんな自由なラウンジがあるんだ、とビックリです。

大浴場の入り口には「湯上がりアイス」が自由に取れるようにクーラーボックスに置かれていたり、外のトイレ横には製氷機(お部屋に持ち運ぶ用のバスケットは部屋にあり)があったりと、滞在中の水分&アルコール補給に困ることは1ミリもありません。

圧巻の夕食:クエ鍋・フグ鍋の競演と、食事制限への神対応

こちらのホテルの夕食は、贅沢な懐石コース。

実は我が家、医療上の食事制限(減塩・低糖質)があるのですが、宿泊の約1週間前にホテルから丁寧なアレルギー・食事制限のヒアリングメールをいただきました。

可能な範囲での調整をお願いしたところ、厨房が完璧に対応してくださり、なんと滞在中、夫の「リブレ(血糖値センサー)」の波形がほぼ逸脱なしという奇跡の職人技を見せていただきました!
旅先での食事はいつもヒヤヒヤするのですが、ここまで細やかに、かつ美味しく減塩・低糖質を形にしてくれたお宿は初めてです。

ベジタブルファースト、最後のデザートはパスしてもらい、代わりにサラダを最初にだしてもらいました。

ドレッシング類はかけずにすべて別添、お醤油は減塩醤油を用意してもらいました。

おかげさまでおいしい熊野牛、お刺身もおいしくいただきました。

さらに凄いのが、連泊すると毎晩メニューを変えてくれる点。
過去に4泊まで毎日メニューを変更した実績があるそうです。
(5泊以上した人はまだいないとのこと)
我が家は1泊目に白浜名物の「クエ鍋」、2泊目に「フグ鍋」をご用意いただき、他のメニューもすべて異なるお料理を堪能しました。

釜炊きのごはん、おいしいですがたくさんは食べられません。

翌日は炊き込みご飯を1膳に変更してもらいました。

対応が本当に細やかで、感謝でいっぱい。

しかも、食事中の飲み物も一部の高級酒を除いてすべて無料(インクルーシブ)という大盤振る舞いです。

ホールスタッフの皆さんも本当に親しみやすくて優秀で、会話がとにかく楽しい!
観光や外食の話題を出すと、すぐにバックヤードで調べてくれて、次の配膳の時にサラッと教えてくださるなど、心のこもったサービスが印象的でした。

朝食レポ:朝から伊勢海老・鮑が無限おかわり自由の衝撃!

朝食は、夕食と同じ2階のレストラン(半個室席)にて、時間予約制でいただきます。

席に着くと、まずは美しい木箱に綺麗にセットされたお料理が提供されます。

箱の中にあるクロワッサンは贅沢なホテルメイド。
さらにハーフビュッフェとして、ご飯やお味噌汁、コンソメスープ、サラダ、デザート、フルーツ、コーヒーなどが自由にいただけます。

しかし、この朝食の真の恐ろしさは、1階の厨房から運ばれてくる「オーダー式の焼き物システム」にありました。

なんと、伊勢海老、鮑(アワビ)、蛤(ハマグリ)、サザエ、お肉、焼き野菜が、メニューから何度でも、無限におかわり自由なんです……!!

焼いているのは1階の厨房で、実際は席に座って届くのを待つのみ。


朝から肉厚の鮑やジューシーな伊勢海老を、好きなだけ注文できる朝食ビュッフェなんて人生で初めて体験しました。

これだけでも、ここに泊まる価値が間違いなくあります。
私は年齢的に、お代わりできたのは1皿くらいですが、鮑は2日とも2個食べました(笑)

ラストオーダーは9:30なので、お腹のペース配分を考えて挑んでください!

車なし族の死活問題:連泊時の「ランチ」攻略法

このホテルは基本的に「1泊2食付き」のプランがメインです。ラウンジにはドリンクとスナックしか置いていないため、連泊する場合の「ランチ(昼食)」をどうするか事前に考えておく必要があります。
館内のレストランは朝・夕食のみでランチ対応はしていません。

車があれば白浜の街へ繰り出せば良いのですが、我が家のような「送迎お願いしっぱなしの車無し民」の場合、選択肢はほぼ一択。
ホテルのすぐお隣にある大人気のイタリアンレストラン「ペスカトーレ」さんです。

チェックアウト時間が通常11時(我が家はダイヤモンド特典で12時レイトチェックアウトを死守!)なので、11:30の開店時間に合わせて席を予約しておきました。
大人気店のため、私たちは2日前に電話したのですが、平日にもかかわらず店内席はすでに満席。かろうじてテイクアウト気分のテラス席を確保できましたが、連泊される方はホテル予約と同時にこの「ペスカトーレ」のランチ席を押さえることを強くお勧めします!
(※ちなみに、JR白浜駅まで戻っても、駅前には斜め向かいのお土産屋さんに蕎麦・うどん程度が食べられるお店があるくらいなので、ランチ難民にならないようご注意を)。

お昼を食べ終わる時間が予想できなかったので13時ごろのホテル出発を想定して、ランチ後はラウンジで出発まで待たせてもらうことにしていたのですが、ランチのお店はテラスも満席でひっきりなしにお客様が待ち状況を確認にくるため、落ち着かなくて早めに退店。
それに合わせてホテル出発も若干早めてもらいました。

まとめ:ヒルトン無料特典の使い道として「白浜」はアリか?

楽しかった滞在もあっという間に過ぎ、帰りも白浜駅まで車できちんと送っていただきました。
お土産として、朝食で美味しかったホテルメイドのクロワッサンを持たせてくれるという、最後まで抜かりのない最高のフィナーレ。

クローゼットの位置やチェストの有無など、ハード面で「ん?」と思うユニークな罠(笑)はいくつかありましたが、それを補って余りある「伊勢海老・鮑無限オーダーの朝食」「終日アルコール無料ラウンジ」「食事制限への完璧な神対応」というソフト面のホスピタリティは、まさにスモール・ラグジュアリー・ホテルズの真骨頂でした。

ヒルトンの週末無料宿泊特典の使い道として、間違いなく新しい最強の選択肢なのですが……ここで現在、非常に大きな問題が発生しています。
実は、この記事を書きながら「絶対に再訪したい!」と1年先まで土日のウィークエンド無料宿泊特典の空き(=スタンダード特典枠)をパトロールし続けたのですが、土日は恐ろしいほどに全く枠が空きません。

ここで、これからこの特典を使って白浜(SLH)を狙おうと思っている皆様へ、ホテルに直接電話して確認した「最新の予約ルール」をシェアしておきますね!

ヒルトンアメックス・ウィークエンド特典の重要ルール

対象曜日の厳守: 特典が使えるのは、あくまで金・土・日の宿泊(夜)のみです。
「日月チェックアウト(日曜日の夜に泊まる)」の旅程であれば、きっちり特典の対象になります!

ホテル直接はNG: このウィークエンド無料宿泊特典を使った予約は、ホテル側では直接受け付けていません。
必ず「ヒルトンのカスタマーサービス(公式デスク)」へ電話して予約する必要があります。

土曜日の宿泊枠は1年先までほぼ絶望的な争奪戦になっていますが、「日曜泊(日月チェックアウト)」であれば、平日の有償ゲストやポイント泊とも日程がズレるため、格段にキャンセル拾いや空室枠を狙いやすくなります。
我が家はどうしてもあの感動をもう一度味わいたく、最終手段として来年の某月・月曜泊(平日)を「20万ポイント」で強引にねじ込みました(笑)。
ヒルトンのポイント価値(1p=0.7円)を考えると約14万円相当のラグジュアリーな投資ですが、それだけの価値がここにはあると確信しています。

今後、カード更新の無料宿泊特典が付与されたら、なんとか土日のキャンセル拾いを狙いに行きたいと思っていますが、争奪戦は覚悟が必要です。
関西圏の方はもちろん、全国のヒルトン民の皆さん、もしポイントや特典の枠が見つかったら、迷わず即確保することをお勧めします!

最後までお読みいただきありがとうございました。

【宿泊記】キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート:スイート客室&究極の朝食・ダイヤ特典をブログ徹底レビュー

台風のドタバタ劇をなんとか乗り越え、無事に宮古島へ上陸した私たち夫婦。
最初の夜はお馴染みの「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」で安心の定点観測を楽しみましたが、今回の旅のもう一つの大本命は、そのすぐお隣に誕生したばかりの最新ホテル。

2024年に開業した大阪梅田に続き、リゾートとしては日本初進出ブランドとなる、『キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート(Canopy by Hilton Miyakojima Resort)』です!
王道のラグジュアリー路線を行くヒルトンとは一味違う、現代的でスタイリッシュな「ライフスタイル型ブランド」として大注目のこのリゾート。
今回は運よく事前無料アップグレードをいただきデラックススイートに滞在できました。
実際の居心地やステータス特典の使い勝手はどうなのか、マイラー・ホテラー目線で忖度なしに詳しくレビューします!

INDEX

広島から宮古島までの長い1日はこちら↓
www.lucamileagelife.net

部屋選びの罠:ボトムの正体と、開業前予約のミステリー

今回、最初に予約を入れたのは、まだオープン前の2025年11月のこと。
その時は最安ボトムの「ツインゲストルーム with バルコニー(57,020円)」というお部屋を押さえていました。

しかし直前の2026年6月、予約画面をパトロールしていると、差額わずか3,700円アップの「60,720円」

で、絶景が約束された「デラックスルーム オーシャンビュー キング」が落ちているのを発見!
(宿泊者は2名→1名になっていますがヒルトンオナーズ会員では1名予約で2名泊まれます)

「せっかくの宮古島で駐車場ビューは寂しすぎる」と、その場ですぐに変更をかけました。
廊下から見た駐車場ビューです。

実はここに、開業前予約ならではの面白いミステリーが隠されていたのです。

現地に行って、そして現在の公式カテゴリ表を見て改めて気づいたのですが、キャノピー宮古島の一番リーズナブルなボトムである「ゲストルーム(シティビュー)」には、外に出られるバルコニーが一切付いていません。

駐車場側からホテルを撮影した際、裏側にバルコニーが見当たらなかったのもこれで合点がいきました。

では、最初の予約時の「ゲストルーム with バルコニー」とは一体何だったのか?
おそらく、開業前のシステム設定で暫定的に作られていた名称が、その後の正式オープンに伴って「ゲストルーム(バルコニーなし)」「デラックス(バルコニーあり)」へと綺麗に統合・整理されたのだと思われます。

これから予約される方のために、現在のキャノピー宮古島の客室カテゴリーを分かりやすく一覧表に整理してみました


客室ランク 部屋タイプ名 広さ 特徴・注意点
ゲストルーム キング/ツイン ゲストルーム シティビュー 35㎡ オフィシャルな最安ボトム。駐車場・街並み側。外に出られるバルコニーは付いていません。
デラックス ツインデラックス パーシャルオーシャンビュー 35㎡ 主に3〜4階。建物からひょっこり覗くと海が見えるお部屋。ここから上のランクはバルコニー付きになります。
デラックス キング/ツインデラックス オーシャンビュー 35㎡ ★我が家が取り直したお部屋! 伊良部大橋と宮古ブルーが正面に拝める王道タイプ。
スイート キング/ツイン デラックススイート 67㎡ ★今回ダイヤ特典でアサイン! 各階に2部屋のみ。伊良部大橋が一望、冷蔵庫フリー。
スイート プレミアムスイートなど 67㎡〜 アプリの画面から有償+1万円などでアップを狙える最上位クラス。

もしあのまま(57,020円のまま)放っておいたら、自動的にバルコニー付きのデラックスに移行してさらにスイートへ化けていたのでは……!?
と、ちょっと都合のよい想像も膨らみますが(笑)
直前で3,700円をケチらずに確実にオーシャンビューへ買い換えたことが大正解でした。
今回はお隣のヒルトンでは普通のエグゼクティブルームのアサインだったのですが、なんとキャノピーでは、各階に2部屋しかない「デラックススイート」へと無料アップグレードしていただけました!
ホテルの神対応、ありがたすぎます。

アプリではお部屋選びの選択肢として最初に「6階」が出現、プレミアムスイートは+1万円の有償選択肢。
その後、前日になってから「4階」と「6階」が選べるようになっていました。
4階だと少し低すぎて、隣接するヤード宮古島が邪魔をして景色が見えづらかったかもしれません。
少し焦って6階のまま確定。
6階からは伊良部大橋が一望できる文句なしの絶景。階層は低めでも海が近い気がして最高でした。

支払いはもちろんHPCJの金券併用です。

ルームキーのちょっとした癖と、エレベーターの洗礼

チェックインを済ませてお部屋へ向かう際、さっそくこのホテルならではの「小さくて地味な罠」に遭遇しました。

客室エレベーターに乗る際、ルームキーをセンサーにタッチする必要があるのですが、このキー、紙のスリーブ(カード入れ)に入れたままだと全く反応しません。

毎回エレベーターの前でスリーブからカードを引っ張り出すのがだんだん面倒になり、滞在の後半はカードを出しっぱなしにしていました(笑)。
ちなみに、スマホを使った「デジタルキー」も部屋の出入りは対応しているので、そちらを設定しておくとスマートかもしれません。

ホテルの至る所にこだわりが詰まっており、エレベーターホールや部屋のアート作品は宮古上布の糸を巻いたような繊細なデザイン。

宿泊フォリオ(明細)を入れた封筒も、外側は白なのに中は鮮やかなオレンジ色だったりと、そこかしこに現代的なスタイリッシュさとセンスが光ります。

キーは竹製で通常のカードキーより少し小さめです。

エレベータのデザインも、宮古島の長く伸びるサトウキビの意匠が施されています。

デラックススイートキングのお部屋

客室のファブリックやインテリア、プールロープなどは原色が大胆に使われていて、まるで南国の海外リゾートのよう。

最初のリビングエリアはスタイリッシュなソファとテーブル。

曲面が目立つ個性的なソファとテーブル。
これが意外と使いやすく、部屋で少し食事をしたりパソコン仕事をする時など、「近くに座りたい、テーブルとは距離をとりたい」といった細かい使い分けができて便利でした。

窓からは広く海が見渡せて、真正面には伊良部大橋。最高の景色です。

ベッドルームにはバルコニーつきです。

ベッドルームから玄関側にはバスルームを通して回遊できる作りで、広いけれど使いやすい。
水回りにクローゼットが隣接しており、着替えなどを持参しなくても取り出せるのはとても便利でした。

バスルームにはバスタブもあります。到着した日は梅雨明け前の最終日で肌寒かったのでありがたかったです。

アメニティはサステイナビリティですべて紙の箱に入っています。

別途男性用、女性用の化粧品もありました。

ドライヤはパナソニックのナノケア。
自宅でも使っていますが自宅のより新しい商品です(笑)

トイレは部屋の入口付近にありますが、リビングを通らなくてもベッドルームからバスルーム経由で行くことができます。
独立しているので二人で客室を使用して一人がバスルームを使っていたらリビングルームから向かうこともできます。

パジャマが白だけでなく、1枚はベージュが用意されているのもオシャレです。

部屋の高級備品と、沖縄旅行の強い味方「ドン・キホーテ」

デラックススイートの特権として、冷蔵庫内のドリンクはすべてフリー(無料)。

このあたりはお隣のヒルトン宮古島のスイートと同じ嬉しい運用です。
水汲み用のカラフェは用意されており、エレベータ近くに浄水器、製氷機がありますが、缶のお水も部屋に置いてありました。

正式なブランドコンセプトが「ライフスタイルホテル」というだけあって、お部屋の備品がとにかくセンス抜群なのですが、クローゼットや棚に置いてある可愛いアイテムたち、実はどれもなかなかの「お大層なお値段」がついております(笑)。

・麻のプールバッグ: 持ち帰り不可(フロント横で2,800円で販売)
・グリーンのプールロープ: 18,000円
・宮古牛の陶器のオブジェ: 49,500円

割ったら約5万円の宮古牛オブジェには戦々恐々ですが(笑)、ここで一番驚いたのが「ビーチサンダル」です。
たいていの高級リゾートにはアメニティとして部屋にビーサンがありますが、ここは置いてありません。
フロント近くで売っているオフィシャル品は、なんと驚きの19,500円!

我が家は事前にMyビーサンを持参していたのでセーフでしたが、もし忘れてもこれは流石に買えません(笑)。
夫と「まあ、忘れたら近くのドン・キホーテに買いに行けばいいか」と。
宮古島のドン・キホーテは深夜遅くまで営業しているので、短い沖縄旅行の間、夜の時間を有効活用する買い出しスポットとして本当に強い味方です。

ダイヤ・ゴールド特典:三線ライブと、謎の「飲食禁止ラウンジ」

キャノピーブランドには、一般的なヒルトンのような「エグゼクティブラウンジ」がありません。
その代わりに、ダイヤモンド会員・ゴールド会員、およびスイートルーム宿泊者向けに、素敵な「ハッピーアワー」のサービスが用意されていました。


チェックイン時に、1人1枚(1ドリンク分)のドリンクチケットをいただけます。

・利用時間: 15:00〜17:00
・対象メニュー: オリオンドラフトビール、スパークリングワイン、ハイボール、シークワーサージュース、マンゴージュースなど

私たちが利用した時間帯には「三線ライブの生演奏」が行われており、島唄 of 沖縄の音色を聴きながらいただくお酒は最高にリゾート気分を盛り上げてくれました。
(※チェックインが遅くなってこの時間に間に合わなかった場合などは、チェックイン時に「缶ビールを渡す」といった代替のご配慮もあるそうです)

ちなみに2階には、1階のレストランを見下ろす位置にスタイリッシュな「ラウンジ空間」が存在します。

チェックイン前やアウト後などに自由に使えるスペースらしいのですが、なんと「エリア内全面飲食禁止」という謎ルール(笑)。
そのため利用者はほとんど見かけませんでした。
衛生面や片付けの都合はあるかもしれませんが、せめてテイクアウトしたドリンクの持ち込みくらいはOKにすれば、暑い中来館して部屋ができるのを待つ間に最高のおもてなし空間になるのになぁ、と少しもったいなく思いました。

嵐のインフィニティプール!「すのこベッド」と大人の執念

...そして、このホテルの最大のハイライトといえば、12階にある開放感抜群のインフィニティプールです!

プール側の外に出るにはルームキーが必要な仕様(12階にはバーがあるので宿泊者以外とのセキュリティ区別のため)。

目の前に宮古ブルーの海と伊良部大橋が一望できる絶景なのですが……私たちが上がった日はとにかく物凄い強風!

安全対策のため、普段プールサイドにあるはずのクッションやマットなどの備品がすべて撤去されており、ベッドが完全なる「すのこ」状態になっていました(笑)。
スタッフさんからも「すのこのままだとお尻が痛いと思うので、バスタオルを何枚でも持っていってください!」と、建物内からタオルをたくさん手渡される異例の事態に。

水温も低めで風が吹くと凍える寒さでしたが、そこはホテラーの執念。
日よけに持ってきていたラッシュガードのジップを首の上までガッチリ締め、気合でプールへ突撃!
インフィニティの際まで進み、執念の記念写真1枚をカメラに収めました(笑)。
プールでの写真撮影は、周りの人の映り込みに配慮すれば特に制限はないようで、多くの人が思い思いに絶景写真を撮っていました。
(※ちなみにプールは浮き輪などの使用は禁止。また、17時以降は13歳未満の子供は利用不可のルールですが、17時を過ぎても楽しそうに泳いでいる外国人の親子連れを、スタッフさんが優しく気が付かないフリをしてくれているアットホームな光景もありました。なお、小さすぎるジャグジーは常に先客がいて今回は入れず、ベッドの数も限られているので常に満席状態です)。

悔しかったので、翌日のチェックアウト前にリベンジで写真を撮りに上がったのですが、前日とは打って変わって素晴らしい晴天!

タオル類もちゃんと外に出してあります(笑)

「これほどまでに風景が違うのか……!」と宮古ブルーのポテンシャルに平伏しました。
このプールはチェックイン前もアウト後も利用できるように、奥に更衣室とシャワーが完備されています。
もし早めにホテル入りするなら、例の「飲食禁止のラウンジ」にいるよりも、絶対にこのプールサイドで過ごす方が何倍も有意義でおすすめです!

ディナー事情:1階「THE MA-SANS BEACH HOUSE」と満席のグリル

ディナーはホテル内で。
キャノピー宮古島には大きく2つのレストランがあるのですが、もう一つの高級なグリルレストランの方はなんと予約で満席。
新着ホテルということもあり大人気なので、グリルに行きたい方は事前のテーブル予約が絶対に必要です。

というわけで、私たちは1階のオールデイダイニング「THE MA-SANS BEACH HOUSE(ザ・マーサンズ・ビーチハウス)」へ。

嬉しいことに、ヒルトンのダイヤモンド・ゴールド会員特典である「レストラン25%オフ」の対象となっていたため、スイートにこもるお酒のアテとして、アラカルトをお得に美味しくいただきました。

連泊にうれしい!進化系コインランドリールームの超絶システム

水着の洗濯や連泊マイラーに欠かせないランドリールームですが、キャノピーの洗濯機はかなり最新ハイテク仕様でした。
洗剤を使わず洗える洗濯機、そして乾燥機は別。

タッチパネル式の画面でスマートに支払いが決済できます。

今回は手洗いした水着の「乾燥だけ」を利用したのですが、料金は60分で400円でした。
(時間を変更すれば料金が変わります)

何より感動したのが、お部屋のテレビ画面からランドリーの現在の稼働状況(空きがあるか)がリアルタイムで分かる点。
わざわざ重い洗濯物を持って「あ、満杯だった……」と引き返す無駄足がありません。
さらに、洗濯や乾燥が終わったら自分のスマホに「完了メール」が届くように設定もできるため、終了時間をハラハラしながら時計と睨めっこする必要もなし。

このシステムは本当に快適でした。
ただ、洗濯物をもっていく際に使ったビーチバッグをそのままレストランのディナーに持参する羽目に・・。
洗濯機にそのままひっかけている人もいました。なくなってもいい、もしくは小さくなるようなナイロンバッグで洗濯物を持参するといちいち部屋に帰らなくてもいいからよいかと思います。

隣接の最新商業施設「Yard miyakojima」がコンビニ代わりに超便利!

ホテルのすぐ隣には、「Yard miyakojima(ヤード宮古島)」という新しい商業施設が隣接しています。

私たちが訪れた時点ではまだプレオープンといった雰囲気でしたが、飲食店数軒とお土産やちょっとした買い出しができるショップが入っていました。

これまで、このエリアのホテルに泊まると「コンビニに行くだけのためにわざわざ車を出す」というプチストレスがあったのですが、ここができたおかげで歩いて買い出しに行けるように。
車を出したくない夜、バスで空港から来たゲストなど、とても便利になったと思います。非常に大きな進化です!

建物屋上は夕陽を見たり、星をみたりするのに良い雰囲気の良い場所!

朝食レポ:正直、一つ一つのクオリティは王道ヒルトンより断然上!

翌朝、楽しみにしていた1階レストランでの朝食(6:30〜10:30)へ。
結論から申し上げますと、「メニュー一つ一つの満足度は、お隣のヒルトンより断然キャノピーの方が良い!」というのが夫婦共通の感想でした。

朝食は、選べる3種のメインプレートからお好みの1皿をオーダーするハーフビュッフェスタイル。

・オムレツ(「canopy」の可愛いケチャップ文字アート付き!)

・エッグベネディクト

・フレンチトースト

さらにビュッフェコーナーの目玉として、自分で好きな食材を選んでオーダーして作ってもらう「ポケボウル(Poke Bowls)」のカウンターがあります。



宮古マグロやハーブチキン、島豆腐などをトッピングして作るオリジナル丼は、新鮮で美味しくて滞在中絶対に食べるべき一品です!
もう他の物を食べておなかがいっぱいでしたが、「ごはん極小に」してもらって、具沢山のポケボウルを作ってもらいました。トッピングは海老せんです。

ポケボウルはカウンターのはじっこで作っているのですが、となりではかちゅー湯もいただけます。

他にも沖縄ならではのローカル食材を使ったメニューがセンス良く並び、デザートには濃厚な「黒糖ジェラート」まで。


コーンとアイスだけのカップ、どちらも選べます。

大型ホテルの大量生産的なビュッフェとは違い、一品一品が丁寧に作られている上質さをビシビシと感じました。

ただ、ヒルトンと違い、「コーヒーはラウンジでいいよね」ということができません。
混雑してきたので早めに席をあけようとコーヒーは部屋に持ち帰りにしたのですが、紙製のカップは常備されておらず、スタッフさんに出してもらいました。

まとめ:キャノピー宮古島は「こんな人」におすすめ!

日本初上陸のリゾート路線、キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート。
実際に泊まってみて分かった、お隣の「ヒルトン」との大まかな選び分けの基準がこちらです。

ヒルトン沖縄宮古島が向いている人

王道のラグジュアリー感を味わいたい、エグゼクティブラウンジにこもってお酒やカクテルタイムをフルに満喫したい、全室バルコニー必須。

キャノピー宮古島が向いている人

最新のスタイリッシュなデザインに触れたい、美味しいクオリティ重視の朝食を食べたい、12階の絶景インフィニティプールで泳ぎたい、ランドリーや隣のヤード宮古島を使いこなして快適に連泊したい。
エグゼクティブラウンジこそありませんが、15時からのハッピーアワーや、絶品のポケボウル朝食など、ダイヤモンド特典の恩恵も十二分に感じられる素晴らしい最新リゾートでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次回は、この2つのホテルを改めて徹底比較する【どっちが正解? ヒルトン宮古島 vs キャノピー宮古島 徹底比較・ステータス会員の選び方編】をお届けします。どうぞお楽しみに!

おまけ

宿泊者が無料で使える自転車が玄関にあります。

常夏の宮古島で利用する人がこれでどこに行くかは謎ですが・・。
ヒルトンとキャノピーは電動バギーで送迎してもらえます。

荷物もヒルトンからキャノピーは預ければそのまま運んでもらえたので、ホッピングには最適です。
ヒルトンのエグゼクティブラウンジでは部屋ができているかも電話で確認してもらえました。
なので、ヒルトン側でビールを飲みながら次のチェックイン時間まで待つことも可能です。

【台風VSマイラー】ANA特典航空券の危機!岩国空港からJALへの「他社振替(FIM)」を勝ち取り宮古島へ滑り込んだドキュメント

楽しみにしている年2回の宮古島ルーティン。
今回は355日前(予約開始日)からANAの特典航空券をガッチリと押さえ、新しくオープンしたばかりの「キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート」と、お馴染みの「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」をハシゴするという、完璧なホッピング計画を立てていました。

しかし、自然の神様はそう簡単に極上リゾートへは通してくれません。
6月末のこの時期は、沖縄は既に梅雨明けを迎え、1年で一番晴れる確率の高いベストシーズンのはずなのですが……目の前に現れたのは、まさかの台風。

宮古島は前日まで暴風域で航空便が全滅という、文字通りの大荒れから私たちの旅は幕を開けました。

今回は、事前のAI台風進路シミュレーションから、大雨による陸路のマヒ、地方空港のカウンターで1分1秒を争った「他社振替(FIM)」の攻防、そして那覇空港での乗り継ぎシステム未完トラブルまで、飄々としつつも当人は必死だったドキュメントとともに、いざという時に役立つトラベルライフハックをお届けします。

INDEX

【事前準備編】青いボタンの罠と、AIを駆使した進路シミュレーション

実はフライト数日前から戦いは始まっていました。
台風接近に伴い、ANAから手数料免除の振替案内メールが届いていたのですが、システムの仕様が変わり、WEB上の画面には以前のような「オレンジ色の分かりやすい振替ボタン」がなく、小さな青い文字で「手数料免除」と書かれているだけ。

完全に見落としており、火曜日に届いていたメールに気づいたのは水曜日のことでした。

私の便は、ANA国内線特典航空券での乗り継ぎ予約です。
355日前ジャストに発券した特典航空券は、変更可能期間のルールが厳しく、「もし翌週に振り替えて、そこでもまた天候が悪化したら、さらなる再振替は可能なのか?」が不透明で、安易に日付を動かせません。

そこで私は、ギリギリまで今週末に飛べるルートを模索すべく、毎日AI(GeminiやCopilot)に最新の台風予報円を読み込ませ、「この進路と速度ならフライトにどう影響するか?」を徹底的にシミュレーションさせていました。

前日時点でのAIの結論は「岩国、那覇、宮古の離発着自体は問題なさそう」。
ただし、羽田付近に別の台風(8号)が接近していることや、前日までのダイヤの乱れを考慮すると、最大の敵は天候そのものではなく「機材繰り(乗る予定の飛行機が岩国空港に届かないリスク)」だな、と予測を立てていました。
これが後ほど、大きな伏線となります。

【陸路編】絶望の朝:中国地方の高速道路が全線通行止め!

旅の始まりはフライトの数時間前、自宅のベッドの上の朝でした。
前日の大雨の影響が残り、ハイウェイ情報を見ると「岡山から山口南まで全線通行止め」という非情な表示。

前日の通勤時にも交通大混乱で帰宅に2時間かかる地獄を経験していた私。

前日の通勤時にも、交通大混乱で帰宅に2時間かかる地獄を経験していた私。もう大して雨も降っていないのに、まだ解除にならない高速道路を見て「一刻の猶予もない」と直感しました。

朝7時半、駐車場確保の懸念もあり、予定を大幅に前倒しして自宅を出発。
岩国空港の屋根付きエリアは遅く行くと満車になってしまうため、早めの到着が鉄則です。

高速が使えないため、ひたすら一般道を西へ。Googleマップで赤い重渋滞エリアを避けながら進みます。

大野IC付近の高速の側道を走っていると、本線をサーッと走り抜ける車影が目に入りました。
「あ、解除された!」と気づいたのは朝8時半頃。

9時に大竹へ滑り込み、ファミレスの「ジョイフル」で朝食を食べながら一息つきました。

我が家は岩国空港を利用する際、いつもこのジョイフルにお世話になっています。
なぜなら、岩国空港のカフェオープンは10時だからです。

9時半には空港の駐車場へ無事ピットイン。
ここから車内でしばらく待機し、10時ちょうどにターミナルへと向かいました。

※岩国錦帯橋空港は非常にコンパクトな空港のため、出発の1時間半前までカウンターも保安検査も開かず、カフェも10時オープンのため、早く着きすぎてもロビーのソファでただただ待つことになります。

カウンターでの手続き時、この時点ではまだ遅延は確定しておらず、スタッフさんからも
「那覇での乗り継ぎ時間が30分ぴったりしかないので、降りたら少し急いでくださいね!」
と笑顔で見送られ、私はオープンしたばかりのソラカフェへと移動しました。

【岩国空港編】13人の椅子取りゲームと、機材繰り遅延の発覚

10時20分ごろ、カフェでパソコンを開いて仕事をしていた私の元へ、先ほどのANAのカウンタースタッフさんが探しに来てくれました。

「羽田からの使用機到着が遅れており、岩国出発が12時に遅延します。那覇着が14時頃になるため、14:10発の宮古行き(NH1727便)には乗り継げない可能性が非常に高いです」

恐れていた機材繰りリスクが現実になりました。
「同じ機材がそのまま宮古に行くパターンでは?」と尋ねるも、今日は違うとのこと。
さらにスタッフさんから、現場のリアルな数字が突きつけられます。

「現在、岩国からの搭乗者のうち13名が同じ宮古行きに乗継予定です。次のANA便(16:55発)の空席は残り16席。那覇に到着する他の便からも振替が殺到する可能性があるので、今ここで次便をおさえませんか?」

残席わずか16の椅子取りゲーム。
その時点ではそれが最善策だと思い、次便への変更に同意。
私はすぐにレンタカー会社へ到着が遅れる旨を連絡し(「その時間は人がいないから着いたら電話して」とのこと)、お散歩中の夫へも状況をLINEしました。
(岩国空港はカードラウンジも航空会社ラウンジもないため、夫はいつも搭乗前に周辺をウォーキングするのがルーティンです)

11時過ぎにお散歩から戻ってきたマイペースな夫が、夕方着に変わったタイムラインを見て一言。

「そんなに遅く着くんじゃったら、もう行かん。JAL(JTA)で行けばいい」

あまりにも大胆な提案に一瞬フリーズしましたが、ここで私の脳内を高速の計算が駆け巡ります。

脳内で火花を散らした「大損リスク」の損得勘定

航空機遅延特約の壁

手持ちのJAL JCB JGCゴールドカードには4時間以上の国内航空機遅延特約(食事代が出る)がありますが、今回のANAの遅延は3時間弱。特約は使えず、ただただ自腹になります。

那覇置き去り(ホテル自腹)リスク

もし予定通り飛んで、万が一那覇で宮古行きに乗り継げなかった場合、ANAの夜便はもうありません。
天候が絡むルールとして処理されるのか、それとも機材繰りでホテル代が出るかは不明ですが、出たとしても二人で3万円、出なかったら那覇での当日ホテル代はまるまる自腹になります。

ダブル宿泊費&金券失効の恐怖

那覇に泊まれば宮古島のホテル代と「ダブル発生」。ヒルトン宮古島はアプリ上ではもう当日でキャンセルはできず、宿泊費は53,000円。
さらに、ふるさと納税でゲットしていたヒルトン宮古島の金券(有効期限12月まで、キャノピー利用不可)が、もし次の予定12月に突発的な用事ができたら失効してしまうリスク。

アメックスのキャッシュバックキャンペーンも到達不可

今回は、5月のヒルトン福岡と合わせて、ヒルトン宮古島で「8万円利用⇒1.5万円キャッシュバック」のキャンペーンを狙っていました。
翌日泊まるキャノピー宮古島は対象外のため、初日にヒルトンに泊まれないと未達になります。

……ダメだ、万が一の乗継失敗で那覇泊になるリスクは絶対に避けたい。遅く着くより、少しでも早く宮古島に着きたい!
スマホで調べてみると、なんとちょうど良い時間のJAL(JTA)便に空席がありそうです。

「今すぐJALに切り替えるしかない!」
二人で再びANAカウンターへ突撃しました。

【最強ライフハック】当日の遅延理由が「機材繰り」なら他社振替(FIM)の交渉権がある

当然、最初はカウンターで「自社便(ANAの次便)に空きがある場合は、ルール上他社便への振替はできません」と言われました。
しかし、「不可抗力の天候ではなく、羽田からの機材繰りが原因なので、JAL便への振替(FIM)が可能か奥のコントロールセンターに確認してほしい」と粘り強くお願いしました。

すると、奥から戻ったスタッフさんが「できるかどうか、システムでやってみます!」と引き受けてくれたのです。
スタッフさんの休憩によるアットホームなバトンタッチを挟みつつ、ついにアライアンスの垣根を越えた「JALへの他社振替(FIM)」の処理が進み始めました。

ここが今回の最も重要なマイラー知識です。
数日前にANAから届いていた案内は、あくまで台風(天候・不可抗力)を理由とした、自社便への変更や払い戻しを認める事前措置でした。
通常、天候理由の遅延・欠航では他社便への無料振替は絶対に認められません。

しかし当日、岩国空港で発生した遅延の直接理由は、天候そのものではなく、羽田からの飛行機が届かないという「ANA側の機材繰り(会社都合)」でした。
事前の特別措置の枠組みの中にいながらも、当日の直接原因が会社都合になったことで、ANA側がJALグループ(JTA)の座席を買い取る形で振り替える「FIM(Flight Interruption Manifesto)」の交渉権が発生したのです。

荷物のコンベア逆流劇と、保安検査場の温度差

振替は認められたものの、私たちのスーツケースはすでにコンテナ搭載の手前。
カウンターのスタッフさんが「どんな大きさですか? 色は?」と走って探しに行ってくれました。

ここで私の日頃のルーティンが役立ちました。ロストバゲージ対策として、事前にスマホで撮影していた「預け荷物の写真」を提示しました。
言葉で説明するより写真1枚見せる方が100倍早い。
スタッフさんは写真を確認し、バックヤードから2個のスーツケースを奇跡的に救出してくれました。カウンター後ろのコンベヤに帰還する荷物たち。

そこに新しいJAL(那覇経由宮古行き)のタグが付き、ご厚意でプライオリティタグも引き継いで貼っていただけました。
担当スタッフさんは緊迫した発券手続きのキーボード入力で両手が完全に塞がっていたため、近くにいた別の職員さんに「コンベア、逆向きに流して!」と指示を出します。

奥の部屋からゴウンゴウンと音がして、さっき荷物が運ばれてきたコンベヤが今度は逆回転を始め、ゲートの方向へ吸い込まれていきました。逆転スイッチは奥の部屋にある模様です。
「お客様のお手が一度も触れていない状態ですので、X線検査のやり直しは不要です」とのこと。ありがたい。

荷物は預けたものの、システム連動の不具合か、なかなかチケット(通行手形)が印刷されません。
時計は11時半。到着が遅れていた羽田発のANA便がようやくゲートインしました。

ほとんどの搭乗客はすでに保安検査を抜け、搭乗口前の待合室へ入っているため、ロビーはガラガラです。
「出発20分前までに通過」と書かれた保安検査場の入り口に立っていたお兄ちゃんに、「すみません、今カウンターで振替手続き中で……」と声をかけると、お兄ちゃんは私たちの顔を見てニコニコしながら一言。

「あ、これ12時過ぎの出発なんで、まだ全然大丈夫ですよ〜」

那覇での接続のために1分1秒を争うデスゲームを展開していた私たちと、超のんびり構えている地方空港の保安検査場との、究極の温度差(笑)。

思わずズッコケそうになりながらも、出発直前に無事に発券された新しい通行手形(黄色い封筒)と紙のチケットを渡され、保安検査へ滑り込みました。

ここを通過したらこっちのものです。
グループ2の搭乗が始まっていましたが、夫はトイレへ。
私は台風通過後の揺れに備えて約2時間のフライトに向けて二人分のドリンクを1本ずつ自販機で買い、駐車券の無料手続きを端末で済ませてから夫とは別々に機内へ向かいました。
(揺れが長い時は機内サービスのドリンクが出ないこともあります、1時間ならともかく、2時間フライトなら手元にドリンクはあったほうが良い)
岩国発は結局さらに遅れて12時05分。
なんとか那覇へは出発できて第一関門突破です。

【那覇空港編】「勝ち組感」ゼロの不安と、男気の手動発券

那覇空港に到着したのは14時ちょうど頃でしたが、空港混雑のためゲートインまでにさらに5〜6分を要しました。
本来乗るはずだったANAの宮古行き(14:10発)のエリアに降り立ったものの、地上職員は誰も待っていません。
おそらく岩国から宮古への乗り継ぎで勝負をかけた(次便やJALへの振替をしなかった)人は一人もおらず、さらにJAL方向へ歩く人もほかにおらず、岩国からこのルートを切り開いたのは私たちだけだったようです。

しかし、「勝ち組感」など微塵もありません。手元にあるのは、私の名前しか書かれておらず、振替先の便名(NU565便/15:30発)が手書きされた「黄色い封筒」のみ。
不安の塊のまま、遠く離れたJALの乗り継ぎカウンターへと延々歩きました。

JALカウンターで「予約が確認できるものはありますか?」と聞かれ、「これ(封筒)しかないです」と答える私。
JALの端末を叩いてもらうと、衝撃の事実が発覚します。
「予約は入っているのですが、ANA側の支払い処理(システム連動)が終わっていない状態です。これではこちらでJTAのチケットを発券できません……」

岩国での出発間際のJAL振替だったため、システム連携が未完のまま飛行機が飛んでしまったようです。

JAL側も「出発までまだ1時間半近くありますし、一旦制限エリアの外に出られますか?」というのんびりした雰囲気。
しかし、また保安検査を通るのは面倒です。
チケットが発券されたら、JGC(JALグローバルクラブ)のステータスを紐づけてもらってサクララウンジで待とうと思い、カウンター近くのベンチで待つことにしました。

「ステータスカードがあるので先にラウンジに入れてもらえませんか?」と交渉してみるも、「発券されたチケットがないと、カードだけではお入れできません」と堅い規則に阻まれます(笑)。

しかし、ベンチで待てど暮らせど一向に声がかかりません。

15時前になってようやく、JALの責任者らしき方から、「15時目標でANAが処理するらしいです」と告げられ、さらに「15時20分にまたここにきてください」と。
幸い(?)乗る予定のNU565便は使用機遅延で15:45発に出発時刻が変更になっていました。

ここで夫が「手続きを待ってる間にJALラウンジ行きたい」ともう一度駄々をこねたところ(笑)、スタッフさんが「事情も事情ですし、お名前だけでラウンジへ、受付にはお名前を伝えておきます」、特別にご厚意で、サクララウンジへ入れてもらえることに。

ベンチで寂しく食べようと買っていた「大東寿司」を冷たいビールやお茶でゆっくりラウンジのテーブルでいただくことができ、ここでようやく心から一息つくことができました。

15時20分にカウンターへ戻るとカウンターは人の列ができていて、後ろに並んで待っていると、はじめましての職員の人がどのようなご用件ですか?と。。
名前とだいたいの用件を伝えるとしらべますので、と、また、ベンチで待っていてくださいと・・。
他のお客さんの対応に当たっていた最初からいる男性職員の方が、搭乗開始ギリギリの15時25分、「まだANAと話はついていないけど、あとはこっちで処理しておくから!」と、男気の手動処理でチケットを強制発券してくれました。

慌てすぎて忘れた、2つの失敗談

無事にチケットを受け取り、搭乗口へ向かいました。

しかし、機内に乗り込んでから、慌てすぎてやらかした2つのミスに気づきます。

JGCステータスの紐付け漏れ

手動の緊急発券だったため、JGCの情報がチケットに記載されておらず、搭乗グループが一般の「3」になっていました。
最初にカード出したから大丈夫と思い込んでいた私は、堂々と優先搭乗(グループ2)の列に並んで通過してしまっていました……。
完全に私の確認ミスです。JALさん、本当にすみません。

座席がまさかの「並び席」

普段、我が家は3人掛けの席を「私が窓側、夫が通路側(真ん中空け)」で取るのですが、カウンターで座席希望を伝える余裕がなく、普通に窓側から「A・B席」の並びで発券されていました。夫は「狭い」とブーブー言っていましたが、台風直後の高稼働期にもかかわらず、奇跡的に通路側のC席が空席!夫は即座に通路側へスライドし、事なきを得ました。

ちなみに、JAL(JTA)国内線には、ANA機内にあるような「足元に荷物を置く際の保護用不織布バッグ」の用意がありません。
床に直置きしたくないお気に入りのバッグを包むため、ANAの機内で2枚ほど不織布をもらっておけばよかったのですが、岩国では慌てて乗ったのでこれも完全失念。
かろうじてカバンに入っていた大きめのコンビニ袋でバッグを包んで床に置くという、なんとも泥臭いスタイルでのフライトとなりました(笑)。

【宮古島編】エグゼクティブラウンジのカクテルタイムへ滑り込み

機内で改めてANAの予約画面を見たら、他社便への振り替え情報やその便の遅延も反映されていました。
ただ、お客様の確定待ち、という謎の表示。

着陸寸前になってもこれということは、裏でANAとJALのシステム担当者がまだわちゃわちゃと格闘してくれていたのでしょう。頭が下がります。

大幅に遅延はしましたが、17時頃、無事に宮古島へ到着。
那覇のドタバタの中でチケットを受け取るときにスタッフさんに念押しした「プライオリティタグ」のほうは見事に生きており、ターンテーブルから5〜6番目に私たちの荷物が登場。

レンタカー屋さんに、最初連絡した便よりも早い便に乗り換えたから、と電話すると、
「シーサーの前で待ってる人に声かけて」と。
ボードを持ったおじさんはシーサー前ではなく、ちょっと離れたレンタカーカウンターのお姉さんと世間話をしていましたが、何とか見つけて店舗へ。
車を借りて、18時頃に「ヒルトン沖縄宮古島リゾート」へチェックイン。
心配していた19時までのエグゼクティブラウンジ・カクテルタイムに、奇跡の滑り込みセーフを果たしました。

宮古島は小雨がパラついていましたが、レンタカーに荷物を積むときやホテルで降りる瞬間だけは、奇跡的に雨がピタッと止むという幸運。
ラウンジで飲む冷えたオリオンビールやスパークリングワイン、これまでの旅の中でも格別の味でした。

まとめ:トラブルを最高のお守りに変えるトラベルライフハック

今回の台風ドタバタ劇から得た、マイラー・ホテラー必携の教訓をまとめます。

事前措置が「天候理由」でも、当日の直接の遅延理由が「機材繰り」なら他社振替(FIM)の交渉権がある
ロストバゲージ&救出対策として、預け荷物の実際の写真は必ず事前にスマホで撮影しておくこと(言葉で説明するより100倍早い救世主になります)。
他社振替時はアライアンスが異なるため、カウンターでステータス(JGC/SFC)の手動紐付けと搭乗グループ番号の確認を忘れずに。
JAL国内線は足元荷物用の不織布バッグがないので、ANAから乗り換える際は自前の袋を用意するか、ANA側で確保しておくのが吉。

そして何より最大の教訓は、「地方空港のスタッフさんの機転、優しさ、そして男気(手動パワー)に勝るシステムはない」ということです。

翌日からは、お隣に新しくオープンした「キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート」へのホッピング。
台風一過の眩しい宮古ブルーに出会えたのは最終日だけでしたが、トラブルも含めて最高の旅のスパイスとなり、諦めずに宮古島まで突撃した甲斐が大いにありました。

皆さんも、素敵な旅の防衛策(とスマホの写真)をスーツケースに忍ばせて、安全で楽しい旅をお出かけくださいね。

次回からは、いよいよ最新の【キャノピーbyヒルトン宮古島リゾート&ヒルトン宮古島ホッピング滞在記】をお届けします。どうぞお楽しみに!

【大人の隠れ家】もうヒルトンでは泊まれない……全室スイート「ザ・テラスクラブ・アット・ブセナ」4滞在の記録と離脱後のリアルな価格

沖縄本島に毎年のように足を運ぶ私たち夫婦にとって、ここ1年ほどの間で「沖縄の滞在先はもう、ずーっとここでいいよね」と完全に惚れ込んでいたリゾートがありました。
それが、名護市にある全室スイートの大人の隠れ家、『THE TERRACE CLUB WELLNESS THALASSO AT BUSENA(ザ・テラスクラブ ウェルネスタラソ アット ブセナ』です。

2024年、ヒルトンが高級ホテルグループ「SLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド)」と独占的提携を結んだことにより、公式アプリからヒルトンのポイントや無料宿泊特典を使って予約できるようになりました。
これを見つけた私は、すぐに2025年2月のプロ野球沖縄キャンプ遠征に合わせて予約を入れたのです。

それからというもの、あまりの居心地の良さに魅了され、2025年2月、5月のゴールデンウィーク、11月、そして2026年2月と、わずか1年の間に4回も通い詰めてしまいました。
しかし、そんな夢のような贅沢ホテル生活に、突如として終わりが告げられます。

INDEX

突然の提携解除。ホテルの人に直接聞いてみた大人の事情

ある日、4月以降の予約画面からブセナの名前が消えていることに気づきました。
「SLH自体を離脱したのかな?」と思いきや、そうではなく「SLHには加盟し続けるが、ヒルトンとの提携だけが解除された」という事実を知ることに。

2月の滞在時、ホテルのスタッフの方に直接それとなく伺ってみたところ、
「4月からのヒルトンとの新しい契約において、金銭面での条件が折り合わなかった」
とのことで、非常にリアルな大人の事情を教えていただきました(笑)。
スタッフさんからは「今後もしお越しいただける際は、ぜひ公式(マイテラス)から直予約してくださいね」とのこと。

有償だと1泊10万〜18万円ほどするこの憧れホテル。
これまではヒルトンのポイントやクレカの無料宿泊特典という「バグ」のようなお得さで泊めさせていただいていただけに、提携解除は正直お財布には痛いニュースです。

10万5,000ポイント&GW無料宿泊の超絶コスパを振り返る

私たちがこの1年で利用した、当時の驚異的なコスパがこちらです。

2025年2月: 105,000ポイント
2025年5月(GW): クレカ更新特典(ウィークエンド無料宿泊)※合間の金曜日
2025年11月: 105,000ポイント(
2026年2月: 105,000ポイント

ヒルトンのポイントは1ポイント=0.7円くらいの価値として考えているので、10万5,000ポイントは約7万3,500円相当。
これだけでも十分お得なのですが、真に恐ろしいのはGWの合間の金曜日です。有償だと1泊20万、ビックリするような宿泊費高騰の超繁忙期に、アメックスの更新特典を滑り込ませることに成功しました。

最初は「2月に初めて泊まってみて、もしがっかりリゾートだったらGW分はキャンセルすればいいや」くらいの仮予約のつもりだったのですが、最初の滞在であっさりとノックアウトされ、そのままホールド。結果的に4回も通う原点となったのです。

最初の二回の過去記事はこちら↓
www.lucamileagelife.net

嵐のタラソプールと、お気に入りの「オーシャンビュー」

ここのホテルの最大の魅力は、なんといっても「13歳未満は宿泊不可」という大人限定の静寂な空間と、オールシーズン入れる屋外の温水「タラソプール」です。

初めて行った2月の滞在時は、あいにくの強風と雨混じりの大嵐のような天気。
私たちは入るのを諦めてプールを見に行ったのですが、そんな極寒の嵐の中でも、プールの中にいるカップルが1組だけいて、思わず二度見してしまいました(笑)。
タラソプール内は細かく番号がついており、順番に歩いて移動しながら、強力なジェット水流やジャグジー、足つぼなどを楽しむ本格的なウェルネス仕様になっています。

そのリベンジとして、お天気に恵まれた5月のGW滞在時は、到着日の夜だけでなく、チェックアウト後もプールを存分に満喫しました。

お部屋は全室スイートで、簡易キッチンもついた優雅な造り。

スタンダードな「クラブデラックス」だと玄関の真上でビューはほぼ無し(高層階からかろうじてサンセットが見える程度)なのですが、私のお気に入りは断然「オーシャンビュー」の客室。
全4回の滞在のうち、2回は運よくオーシャンビューへアップグレードしていただけました。小さなホテルなので、何度も行くうちにスタッフの方もこちらの顔をよく覚えてくださって嬉しかったです。

目の前のビーチは全面遊泳禁止になっているため、ガヤガヤとした観光客の姿が一切ありません。波の音だけが間近に聴こえるバルコニーのベッドに寝そべり、誰もいない静かな海をただいつまでも眺めていると、まるで海外の洗練されたリゾートにいるかのような錯覚を覚えます。

知っておきたいラウンジの罠と、ファインダイニング&インルームの夕食事情

チェックアウトを済ませた後も、当日の16時まではプールやクラブライブラウンジをそのまま利用できる点など、至れり尽くせりなシステムなのですが、こと「カクテルタイム」に関しては、マリオットやヒルトンなどの一般的な大型高級ホテルの感覚で行くと少し注意が必要です。

お酒に関しては、バーテンダーのスタッフさんに注文して色々と作ってもらえますし、アルコールをセルフで自由に作れるコーナーも用意されていて非常に充実しています。
ただ、おつまみとなる前菜のプレートは「1人1プレート限定」で、おかわり(追加)はできません。

ビュッフェ形式で並んでいるのは、フルーツやオリーブといった本当に軽めのものだけ。

そのため、ラウンジだけで夕食を済ませるいわゆる「ラウンジ乞食」のような真似は不可能です(笑)。
夕食をどうするかは事前にちゃんと考えておく必要があります。

実は最初の滞在のときは、プロ野球のキャンプ観戦(夜)の後にホテルにたどり着いたため、ほぼ寝るだけになってしまったのですが、その反省を活かした5月の滞在では、ホテルの「ファインダイニング」で本格的なディナーをいただきました。

また、別の滞在のときには、お部屋の簡易キッチンを活かしてインルームダイニング(ルームサービス)を利用してみたことも。

その時に注文した「あぐー豚の盛り合わせ」が想像以上の大ボリュームで、夫婦2人でお部屋でお酒を飲みながらつまむには十分すぎるクオリティ。
静かなプライベート空間での部屋飲みディナーとして、これはかなりおすすめです!

身体に悪いものは一切なし!こだわりウェルネス朝食の洗礼

朝食もまた、このホテルのコンセプトである「ウェルネス」が徹底されています。
会場は同じくファインダイニングなのですが、並んでいる食材は徹底的にヘルシー。

驚いたことに、一般的なホテルの朝食ビュッフェには必ずあるようなソーセージやハムといった「加工肉」が一切置いてありません。

食材の種類自体も、厳選された健康的なものに絞られています。
そのため、「朝からカリカリのベーコンやジューシーなソーセージを山盛り食べたい!」というギルティな朝食を好む方には、正直かなり物足りないと思います(笑)。
(※どうしてもそういう一般的な洋食ビュッフェが食べたい場合は、お隣の系列ホテル『ザ・ブセナテラス』の朝食へ振り替えて食べに行くこともできるシステムになっています)

私たちはせっかくなので毎回テラスクラブの方でヘルシーな朝食をいただきました。
特にお気に入りだったのが、スロージューサーでその場で作る、素材の甘みがダイレクトに伝わる新鮮なニンジンジュース。

大好きなメニューだったのですが、2回目の滞在時に「いま故障中なんです……」と言われて提供がなく、がっかり(笑)。
ですが、その次の滞在では無事に大復活を遂げており、またあの美味しいジュースに再会することができました。

ちなみにレストラン自体はそこまで広くないのですが、スモールホテルならではの特権で、超繁忙期であるゴールデンウィークの滞在時であっても、満席で座れなかったり、席を待つために並んだりすることは一度もありませんでした。大型ホテルの朝食会場のようなガヤガヤした大混雑とは無縁で、いつでも優雅に席につける静けさは本当に快適の一言です。
何より眺めが最高なんです。

ラウンジのティータイムも、上品なケーキやフルーツ、ヘルシーなブレンドティーなどがビュッフェ形式で並び、プール上がりの身体に優しく染み渡る素晴らしいお味でした。

結局、ヒルトン離脱後の「直販価格」はいくらになった?

「もうヒルトンのポイントで泊まれないなら、一生行くことはないかな……」と寂しく思っていたのですが、ふと気になって、提携解除後の公式(直販)のお値段を調べてみました。
以下は最安のボトム部屋、1室2名の価格です。











すると、いわゆるオフシーズンの時期であれば、1室1泊あたり約7万〜8万円前後で出ているのを発見。

「あれ? 有償でも意外と現実的な価格かも……!」

もちろん夏のハイシーズンになれば10万〜18万円超えの世界に戻ってしまいますが、私たちがいつも沖縄を訪れる1月・2月などのオフシーズンであれば、この全室スイート&極上の静寂を考えれば、有償で直予約して泊まるのも大いにアリだな、と思い直しました。
ヒルトン経由の予約が消えたことで、むしろ以前より部屋が格段に取りやすくなったというメリットもありそうです。

残念ながら、今年の5月は仕事の都合でフライトが合わず泣く泣くキャンセルしてしまったため、次に行けるのは少し先になりそうですが、あの静かな波の音とタラソプール、そしてニンジンのジュースが恋しくなったら、今度は公式の「マイテラス」から堂々と直予約を入れてお邪魔したいと思います。

素晴らしい「夢のバグ期間」を味あわせてくれたヒルトンとSLHに感謝しつつ、ザ・テラスクラブ・アット・ブセナの滞在記録でした。

これからは有償の「大人のご褒美リゾート」として、またいつか帰ってきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

【バンコク旅最終回】ANA特典航空券で行くビジネスクラス深夜便レポ!大満足の機内食とリアルなタイムライン|バンコク旅行記⑩

ザ・リッツ・カールトン・バンコクの余韻に浸りつつ、スワンナプーム空港で怒涛のスターアライアンス・ラウンジホッピングを終えました。
楽しかったバンコク旅行も、いよいよ今回のフライトでフィナーレとなります。
昨年の夏はJALビジネスクラスの昼便を利用しましたが、今回の復路は往路と同じくANAの深夜便。ANAマイルで発券した「ANA特典航空券」を使い、夫婦2名分を贅沢にビジネスで確保しました。

搭乗するのは22時25分発の羽田行き、ANA850便です。
今回は、ラグジュアリーな機内での至福のひとときから、日本到着後に待ち受けていたリアルなドタバタ現実劇まで、忖度なしのタイムラインとともに振り返ります。

INDEX

今回の記事はバンコク旅、復路の機内編となります。
これまでのバンコク旅行の記事もお時間あればぜひ↓

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今回の「マイル旅」にかかったコストと地方マイラーのメリット

搭乗記の本編に入る前に、今回のバンコク往復フライト(ビジネスクラス2名分)で実際に使ったマイルと諸税のリアルな数字をシェアしておきます。

ルート: 広島 ⇄ 羽田 ⇄ バンコク(往復計4レグ)
必要マイル数: 2名分で計 120,000マイル(ANAマイル)←2025年に発券 2026年2月~3月搭乗
燃油サーチャージ・諸税: 2名分で計 81,600円

広島発着の地方マイラーとしては、羽田までの国内線乗り継ぎ分も含めてこのマイル数で発券できるのが、ANA特典航空券の本当にありがたいところ。

ちなみに、往復ともに深夜便のスケジュールはぶっちゃけ体力的にはちょっときついものがあります(笑)。
ですが、前後で東京に前泊・後泊する必要がないため、その分の都内のホテル代や移動費がまるまる浮いて結果的にかなりお安く済みました。
往路、荷物もスルーできるため、スーツケース宅配も不要です。
体力と引き換えにコストパフォーマンスを最大化できる、地方マイラーにとっては非常に合理的な選択肢だったりします。

搭乗開始:深夜便ならではのCAさんの丁寧なルーティン

楽しかったラウンジホッピングも終わり、搭乗開始です。

機内に乗り込み、指定のシートへ着席。

深夜便のお楽しみといえば、やはりこれです。往路と同じように、さっそくCAさんにお願いしてパジャマをお借りしてリラックスモードに着替えます。

落ち着いた頃、CAさんが一人一人の席を回り、深夜便ならではの「御用聞き」が始まります。
着陸前の朝食をどうするか、もし寝ていたら起こして提供してよいか、などを丁寧に確認してメモされていく姿は、さすがANAのホスピタリティ。

ただ、バンコクから羽田までのフライト時間は約5〜6時間。
飛行時間がそれほど長くない中で「食事もしっかり楽しんで、睡眠もたくさんとる」というのは、物理的に至難の業です。
「食事を選ぶと、寝る時間はほとんどない」というジレンマを抱えながら、フライトは22時49分に離陸しました。

23:32 往路のリベンジ!深夜のアミューズとお夜食の誘惑

水平飛行に移ってしばらくしたタイ時間の23時32分、最初のお楽しみが運ばれてきました。
実は往路のフライトでは、激しい揺れのせいでアミューズの提供がお休みになっていたのですが、復路では無事にリベンジ達成!
メニューは以下の2品です。

鴨とピスタチオのテリーヌ ドライトマト添え
クリームチーズのタルト
ANAビジネスクラス機内食のアミューズ

真夜中にいただくキャビアとクリームチーズのコクが、冷えたドリンクによく合います。

23:39 魅惑のパッタイ登場

アミューズを堪能したわずか7分後(23時39分)、早くも大本命がやってきました。
「お好きな時に」頼める軽いお食事メニューの中から、最初の御用聞きの際にあらかじめお願いしていた「パッタイ(タイ風焼きそば)」です。

ANAビジネスクラス機内食 パッタイ

ラウンジでもあれこれ摘んでいたはずなのに、機内で食べるパッタイはまた格別。美味しく完食いたしました。
これだけ食べておいてアレですが、ビジネスクラスの居心地が良すぎるので、「正直もっと飛行時間が長くてもいいのになぁ」なんて贅沢なことを考えてしまいます。

フルフラットでのセルフベッドメイク

お腹も満たされたところで、少しでも睡眠時間を確保すべくベッドを作ります。
座席をウィーンとフルフラットに倒し、自分でナイロン袋から掛け布団とマットレスを取り出してセルフでセット。

そういえば、NY線で往復ファーストクラスに乗らせていただいた時は、化粧室に立つたびにCAさんがシーツをピシッと直してベッドメイクをしてくれていましたが、ビジネスクラスはシーツなしのセルフサービス。
とはいえ、用意されているベッドマットはとても高機能なもので、直に寝ても十分に寝返りが打てて実に快適でした。

02:08 早くも朝食タイム!「よくばり」がもたらしたギブアップ

寝たかと思ったら、タイ時間の深夜2時08分(日本時間で4時08分)には、朝食のお時間です。
寝ている人がいるので機内は暗いまま。
パッタイを食べてから、わずか2時間半しか経っていません(笑)。

今回は洋食をチョイスしました。

メイン:スクランブルエッグとチーズを包んだクレープ ペペロナータソースとともに
ブレッド:クロワッサン、チョコマーブルマフィン
フルーツ、ヨーグルト
ANAビジネスクラス機内食 着陸前の洋食

正直、全くお腹は空いていません。
ですが、「日本に着いてから乗り継ぐ国内線のANAラウンジにはドリンクしか置いていないし、今のうちにエネルギーを補給しておこう!」という貧乏性が働き、よくばってオーダーしてしまいました。

さすがにパッタイからの時間差がなさすぎて胃袋が限界を迎え、メインやフルーツは美味しくいただいたものの、クロワッサンなどのパン類は食べきれずにお残しすることに……。機内食のペース配分、深夜便は本当に難しいですね。

🇯🇵 05:50 羽田着陸、そして始まる「帰国即・限界出社ミッション」

日本時間の早朝5時50分(タイ時間3時50分)、飛行機は無事に羽田空港へ着陸。
ここからの私の計画はこうでした。

「早朝に羽田に着いたら、広島行きの国内線を一番早い始発便に前倒しで振り替えよう。広島空港から車を1時間走らせれば、朝のうちに会社に出社できるはず!」

キツいスケジュールですが、月火と有給をもらっている手前、水曜の朝一から仕事に行く姿勢を見せようと、職場にも「朝から行きます!」と宣言していたのです。

ところが、バンコクの空港にいる時に「降りたらすぐ乗り継ぎカウンターに行かなくちゃ、早い便に間に合うかな?」と夫に話したところ、夫から衝撃の一言が。

「え、俺、水曜は昼から行くって稟申出してるよ」

……。
夫も月火と休んでいるのに、水曜の朝から行くのはキツいからと、ちゃっかり事前に午後出社の手続きを済ませていたことがここで発覚。
予定がふわふわしたまま1人で勝手に突っ走っていた自分が、なんだか少し恥ずかしくなりました(笑)。

06:18 荷物が出てこない罠と、羽田T2の大移動

そんな脱力感を覚えつつも、私は宣言通り早く帰るべく動きます。
しかし、羽田に到着してみると上級会員が多すぎるのか、プライオリティタグが付いているにもかかわらず、荷物がなかなか出てきません。

時計が6時18分を回ったところで、狙っていた国内線の始発便は無念のタイムアップ。
羽田第2の到着は初めてでしたが動線は比較的わかりやすいと思いました。

結局、乗継カウンターに立ち寄り、当初予約していた便よりは1本早い、8時05分発のANA673便に振り替えてもらい、広島へ向かうことになりました。

ちなみに羽田空港第2ターミナルの国際線から国内線への乗り継ぎは、第3ターミナルからJALに乗り継ぐ時のようにバスに乗る必要はありませんが、とにかく横に長ーーい!
普段使っている国内線ターミナルの遥か端っこに国際線エリアがあるイメージで、動く歩道もない道を、深夜便明けのヨボヨボの体で延々と歩かされるのはなかなかの洗礼でした(実際の移動距離は1km近くあったと思います……)。

ANA673便:ガラガラの大型機と、怒涛の1日の結末

ようやく乗り込んだ広島行きのANA便は大型機でしたが、機内を見渡すとちょっとシュールな光景が。

窓際の座席はポツポツと1〜2人ずつで埋まっているのですが、中央エリアの座席はごっそり大量の空席。私はその誰もいない、ぽつんとした真ん中席に座り、疲れ果ててうとうとと爆睡しているうちに、あっという間に1時間半が経ち広島へ到着しました。

午前中にいったん帰宅できた時間は、わずか1時間。
大急ぎで着替えて、スーツケースを車から下ろし、洗濯物だけ出して(我が家の洗濯担当は夫です)、今度は夜の仕事に必要な「着物バッグ」を車に積み込んで、午後から何食わぬ顔で会社へ向かいました。

午後出社はまだマシでしたが、本当に恐ろしかったのは仕事が終わったその後。
夜には本業の後に「着付け教室」の仕事が入っており、全てのミッションを終えて夜の10時過ぎに帰宅したときは、もう眠すぎて倒れそうでした。
そこからまた晩ご飯を作り、お風呂に入って、ようやくベッドに倒れ込んだのは深夜0時頃。

ラグジュアリーなリッツ・カールトンの思い出から、1日にしてここまで予定を詰め込んだ限界サバイバル生活へ。我ながら本当によく動いた、非常に長い、感慨深い1日となりました。

これにて、2026年3月のバンコク旅行記はすべて完結です!
アメプラの特典、贅沢なホテル、そしてマイルを駆使したラウンジやフライトまで、今回も大満足の旅となりました。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。また次回の旅でお会いしましょう!😊