ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ダイナースの過去最大級の改悪・ポイント失効がないことを逆手に取られた

改悪がとまらないダイナース。
まさかの上限半減です。
2018年12月21日から、ANAマイレージクラブの年間移行マイル数の上限が変わります。
年8万→4万に減額です。
f:id:lucamileagelife:20180929025236j:plain


INDEX

不幸の手紙?黒い封筒が届きました

先週、黒い封筒が届きました。
昔インビテーションが来たときのしっとりした紙ではなく、変にツルツルした安っぽい封筒が経費削減を感じます(笑)
ちょうどダイナースのwebサイト、クラブオンラインでさまざまな改悪が発表になった翌々日くらいだったかと思います。
内容はサイトに書いてあることとほぼ同じです。

出典
[重要なお知らせ]ダイナースクラブの一部サービス改定のご案内 | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード

内容は以下の通り

ダイナースグローバルマイレージ年間移行マイル数上限の改定

2018年12月21日から、ANAマイレージクラブの年間移行マイル数の上限が変わります。
適用開始日:2018年12月21日のマイル移行申込分から
参加航空会社:ANA(ANAマイレージクラブ)

2018年12月20日まで 2018年12月21日から
80,000マイル/年 40,000マイル/年

・年間移行マイル集計期間(12月21日~翌年12月20日)に変更はなし
・ほかの航空会社への移行マイル数の上限は変更なし

ポイント換算率の改定

なんでも2%、そしてそのまま1ポイント=1マイルでシンプルだったダイナースのポイント制度ですが、ポイント換算率が2%でないものがさらに増えます。

ポイント換算率:カード利用金額200円につき1ポイント(0.5%)
適用開始日:2018年12月16日のご利用分から
改定となる特定加盟店:総合病院等大型病院、有料道路通行料金、ETC利用料金、保険料、プロバイダー等通信料、電話・携帯通話料、有料放送サービスおよびそれら加盟店のご利用
対象カード種別:対象外のカードをのぞく全ダイナースクラブカード
対象外カード:JALダイナースカード、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード、MileagePlus ダイナースクラブファースト、MileagePlus ダイナースクラブカード

すでに0.5%になっている電気・ガス・水道・税金などに加え、もはや生活費の決済は考え直したほうがいいレベルですね。

ポイント・キャッシュバック|ポイント・ペイ

・貯まったポイントをキャッシュバック
10,000ポイント=3,000円分に換算
・ポイント・ペイ
100ポイント=30円分に換算

こちらですが、※で但し書きがあり、ダイナースクラブ プレミアムカード会員とダイナースグローバルマイレージご参加の方には、優遇レートをご用意しています。
と書いてあります。
電話で確認しましたが、換算率は以下の通りになるそうです。

・貯まったポイントをキャッシュバック
10,000ポイント=5,000円分に換算
・ポイント・ペイ
100ポイント=50円分に換算
どちらも1万ポイント以上から。

ポイントをキャッシュバックやポイントペイに使うくらいなら、ANA以外のユナイテッドやアリタリアのマイルに全部移行したほうがマシですね。

ダイナースクラブ公式アプリ誕生

正直どうでもいいので割愛します。

コールセンターのオペレーターによる受付時間ならびに営業日の変更

プレミアムカード会員は変更なしで24時間・365日対応のままです。
Regularカードの場合は来年1月から以下のように変更になります。

対象電話番号:ダイナースクラブ コールセンター0120-074-024
(海外からは81-3-6770-2796)
月~金:8:00~20:00
土:8:00~18:00
日・祝・年末年始(12/31~1/3)休み
カード盗難・紛失および音声自動応答システムは24時間受付

平カードへの降格を検討中なので、これは少し痛いです。
あと、ここには書いてありませんが、海外デスクなどの手配がどのように変わるのかが心配です。
現在はニューヨーク旅行に向けて、ネットで調べきれないことはプレミアム旅行デスクでいろいろ調べてもらっているので、平になったらどこまで対応してくれるのか?手数料は必要なのか?などが心配です。

今後の対応について考察

今年はダイナース会員受難の年で、たたみかけるように改悪が続いています。
正直、ここまで短期間でいろいろと変更するのって、よほど財務が苦しいのか、さすが銀行系のやることだなと感心さえしています。

わが家にとって一番痛いのが、年4万の移行上限。

今まではダイナースプレミアムに決済を集中させ、3%(今年から2%)で移行上限の8万ポイントは軽く超えていたので、昨年くらいから
「貯め過ぎてはちょっと危ないかもしれない」
と今更ながら気づき、昨年2月にSPGアメックスを作って、決済の一部はこちらに移行してきました。
最初はダイナース3%に対し、SPGアメックスの1%があまりにも貯まらないので途中でダイナースに戻したりしたのですが、今年になってダイナースの改悪でポイントの先行きが怪しくなってきたので、ANAへの年間移行上限の8万ポイントが貯まった時点でダイナースでの決済を極力避け、還元率は低くてもSPGアメックスで決済するようにしていました。

改めて、SPGアメックス、作ってて良かった・・

しかし時すでに遅し、ダイナースの現在手持ちのポイントは、4万上限では今あるだけのものを使い切るだけで10年以上かかってしまいます。
8万上限の現在は、ANAマイル価値が1マイル2円とするとギリギリ年会費を上回る価値を生んでいましたが、4万ではポイント以上にカードの価値を見出せるかというと正直疑問です。

しかしプレミアムから平ダイナースに降格しても貯めたポイントはプロパーのダイナースカードにしか移行できません。
これから一切ダイナースカードを使わなくても4万ポイントを毎年引き出すだけの為に2万2千円+税の年会費を負担するのはもったいない話です。

正直、ダイナースのポイントはこのままいくと、ANAマイルへの移行が中止、ということも十分ありうると思いました。

使い道が明確には無いのですが、ユナイテッドやアリタリアへの移行も考慮するつもりです。
しかし我が家は10時間以上のフライトはエコノミーを使わない、と決めており、ANA・JAL以外の航空会社はビジネスクラス以上の必要マイルが長距離路線では極端に多くなるので、どう利用したらいいのか悩ましいところなのです。

マイルをクレカで貯める基本は1枚のカードに集中させることですが、今は時代が違いますね。
投資と同じで分散投資でリスク回避です。

コールセンターの24時間対応はやはり重宝?

コールセンターの24時間対応がプレミアム会員以外なくなるのはこれもつらいです。
終日仕事していると、なかなか電話がかけられませんし、私が電話しているのは主に真夜中の3時、4時(笑)
24時間対応だからこそできることです。

わが家はダイナースのプレミアムデスクは秘書をやとっていると思って使い倒しています。
最近は父に頼まれた国体用のホテル予約を頼みました。
予約がとりにくいボーナス時期の週末の夕方のタクシー予約も、近隣すべてに断られてダイナースが探してくれたこともありますし、カープのチケットも頼んでいます。
(ただし、カープの公式戦はとれても、CSや日本シリーズはこれまでほぼ全滅です)

アメックスも年4万ANAマイル移行制限・対象外のSPGアメックスの欠点は?

今回は同時多発テロ、ダイナースだけでなくアメックスもANAマイル上限は4万になるそうですが、SPGアメックスはポイントが違うため、対象外になっています。
しかしSPGアメックスも万能ではなく、もともと100円=1ポイントではなかった還元率の支払いがたくさんありました。

SPGアメックスの加算対象外・減算の支払い
www.americanexpress.com

希望の光?プロパーアメックスの嬉しいニュース

www.americanexpress.com

こちらのニュースですが、プロパーのアメックスで、3%還元率になる加盟店がかなり魅力的なものがそろっています。
Amazon・Yahoo!ショッピング(ヤフオク含む)など。
ANAへ上限規制は4万マイル/年となりますが、グリーンなら年会費も安いですし、家族分作れば4万×人数でポイント=ANAマイルが貯められるなと思いました。年会費が安いといってもダイナースプレミアムをなんとかしないと無理ですが(^^;