ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)でJAL国内線、予約の便の1本前に当日変更

先日、久しぶりにブリティッシュエアウェイズ(BA)のaviosを利用してJAL便に搭乗しました。
出発空港が福岡だったのでそこまでは新幹線移動。
スムーズに広島から福岡空港まで移動できたので、搭乗予定の便を1本前倒しに変更してみました。

INDEX

ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)とは?

ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)(以下BA)とは、イギリスの航空会社です。BAは航空連合ワンワールドの創立メンバーでもあります。
マイレージはエグゼクティブ・クラブ(EXECUTIVE CLUB)というマイレージシステムがあり、マイルではなくaviosという呼び方です。
スペインのイベリア航空も経営統合で一体化しているので、両社のaviosは自由に行き来することができます。
JALはワンワールド所属なので、JALマイルでBAの便を特典航空券で予約できたり、逆にBAのaviosでJAL便を予約することができます。

なぜJALマイルを使わずBAなのか?

イベリア航空は数年前まではヨーロッパのECサイトを利用してかなりaviosを安売りしていました。
当時は日本に在住していてもこのスペインのECサイトやフランスのECサイトを利用してaviosを安い単価で買うことができました。
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net
私は最安0.8円、平均1.2円程度の単価でaviosを買っていた上、当時は4500aviosでJAL国内線が発券できたので、広島~東京は3600円~5400円(別途数百円の空港税が必要)。
もうバス感覚で東京に行けてました(笑)

現在は2019年、2021年と2回の改悪で主な国内は7500aviosと、レギュラーシーズンのJALと変わらないのであまり注目されていないと思います。
www.lucamileagelife.net

私の持っているaviosは1.2円として、片道が9000円。
JALのセール運賃のほうが安いですね。

出番が減ってだぶついているのが理由で、使う機会があれば使いたい、というのが私がBAを使う理由です。

BAのメリット

しかしBAにはメリットもあります。

BAは空港税がかからず、キャンセルは無料

以前は必ず徴収されていて、予約取り消しの際は予約後24時間を経過したらいつの時期でも没収されていた空港税が今はなぜかかからなくなりました。
なので予約をキャンセルするのは100%無手数料です。
(以前はキャンセルの時は空港税だけ徴収されていたので、古いブログなどを見る場合はその旨書かれていると思います)
私は出発日をいつにしよう、と思っている来年の沖縄キャンプの予約など、毎日予約をいれています(笑)

それに対し、JALはキャンセルすると1000円手数料がかかります。
予約変更はできなくなりました。
夫婦で行く予定の東京をもう2回もキャンセルしたのでそれだけで4000円払ってます(泣)

BAは比較的予約が取りやすい

BAの対抗馬としてはUA(ユナイテッド航空)があると思います。
こちらはANAの国内線が乗り継ぎも含めて同じマイルでとれ、キャンセルも変更も無料なので私も一押しのマイルなのですが、最近良い時間の空席を見つけるのが以前より難しくなりました。
認知されてきて人気が出ているのか、ANA側で特典枠を絞っているのか、そこらへんがよくわからないのですが、私の感覚的にはあきらかにとりづらいです。
今回も岩国→那覇→宮古と乗り継ぎならUA5500マイルで済むのに、かなり前から全く空席がなく、代替便として、福岡→那覇→宮古です。
BAには乗り継ぎによるメリットがないので福岡→那覇はとりましたが、那覇→宮古に7500avios使うのはもったいないので、別切でJALマイルを使いました。
(ちなみに搭乗2日前くらいにはUAの岩国→那覇→宮古が出てきました)

BAは早い便に当日変更ができる

BAは国際線の乗り継ぎ便という扱いなので、UAのANA便同様、予約よりも前の便に空席があれば当日、予約を変更することが可能です。
有人カウンターに行く必要がありますが、余裕をもって予約しておき、早めに着いたら前倒し、ということが可能なのです。
今回はこの特典を使って、早い便に振り替えてみました。

実践!当日の搭乗までの流れ

この日の私の旅程です。
お昼までは仕事で、12時から移動開始!

13:08 こだま847号で広島駅から乗車

こだまをおとなびWEB早特で予約していました。広島~博多間が5450円。
おとなびWEB早特は以前は3500円くらいで利用できたのですが、割引率が小さくなりました。
それでも博多まではのぞみとそれほど乗車時間が大きくかわらないため、まだまだ利用できる安売り切符です。

列車は500系で、特に6号車は普通車なのに広々座席。

6号車は到着時もエスカレーターに比較的近い車両です。

テーブルは飛行機のように座席肘掛内から取り出す方式です。
時間がなかったので広島駅のむさしで買ったお弁当で昼食です。

夫はハイボールを到着までの1時間43分の旅で3本飲むそうです(笑)

A席を選ぶと、徳山などの工業地帯を眺めながら九州までの移動ができます。

14:51 博多到着~福岡空港へ移動

博多駅到着、新幹線はホームが3階なので、着いたら、まずエスカレータを2つ降りて、1階の中央改札をめざします。
改札を出てやや左奥を見ると、地下鉄の改札直行のエレベータへ。

わかりづらいのかあまり利用している人を見ませんが、これに乗ると地下鉄の改札のすぐ横に出られるんですよね。
荷物がある場合もスムーズに移動でき、多少時短になると思います。

福岡空港までの地下鉄の乗車時間は2駅6分。
新幹線ホームからの移動、地下鉄の待ち時間、乗車時間含め、福岡空港駅の地下鉄改札まではトータル13分程度でした。

13:05 JALカウンター(1階へ)

福岡空港の地下鉄改札を出ると、1階行きのエスカレーター(左)と2階行きのエスカレーター(右)に分かれています。
(エスカレーターはたしかもう1本ありました)
通常乗るだけならオンラインチェックインをアプリなどで済ませ、2階保安検査場行のエレベータへ。

私たちは予定通り博多に着いたので、1本早い便に振り替えてもらうために、1階へ向かいます。

JALカウンターを一度通り過ぎてしまい、若干焦ってカウンターへ。
乗るのはJTAですが、JALも一緒のカウンターでした。
https://www.fukuoka-airport.jp/map/index.html?floor_id=dom_1f&location_id=cc_jal01#box_dom

並んでいると団体受付のカウンターにいたスタッフさんが呼んでくれました。

15:08 振替の交渉開始

本来乗るはずだったのは、オンラインチェックイン済みのJTA063便、福岡を17:15に出発し、那覇に18:55に到着する便です。
新幹線も遅れることが多いので、安全を見て、2時間後くらいの便を予約していました。
しかし順調に福岡空港に着いたので、1本前の15:50の便を狙っていました。

最初は事前チェックインしたQRコードを読み込んでもらいます。
1予約で2名分の予約をしているので、夫の分は出さなくてもOKでした。

そして、「間に合えば15:50、一つ前の61便に変更したいんですけど」と低姿勢でお願い。

JALさん「少しお待ちください、変更可能な予約か調べてまいります」
と、先輩スタッフさんのところへダッシュ。
その後見えなくなり、

え、どうしちゃったの・・?と待つこと10分くらい。

あと30分くらいでもう乗りたい飛行機が飛んじゃう!!

と思っていたら帰ってきて、

「お待たせしました!変更可能なので手続きします!」

と。

荷物はそのままカウンターで預けました。
(いちおう、すぐ隣でスキャンはしました。人が少なくて助かりました)
いつもは預けませんが、JALさんから前日、搭乗客が多いのでできるだけ預けてほしいとメールが来ていました。

15:30頃 発券、保安検査、搭乗口へ

並びも窓際もなかったのですが、夫婦ふたり、離れたところですが通路側の席を確保してもらい、無事発券。

一つ上の2階に移動し、保安検査、搭乗口は一番端の12番です。
福岡空港は意外とコンパクトなのですが、一つの入り口からフォークのように保安検査場が分かれており、はい、あっちへ、と誘導されて割とスムーズに検査が終わりました。
キャリーは預けたので荷物も少なく、PCとかタブレットくらいです。
搭乗口に着いたのが出発10分前の15:40頃でしたが、遅れていたANA機も同じ12番搭乗口で2機の搭乗がほぼ同時という混乱ぶりでした。

間違えて乗ってないよね?とワンワールドのロゴを確認。

機内でポー玉予約

那覇空港のポー玉、最近めちゃくちゃ並んでいますよね。
私はいつも予約するんですが、機内Wi-Fiで予約画面をみたら、売り切れも出てました。

明太マヨを予約したんですが、一度、店側からキャンセルをくらい(たぶん店が混雑中)、
めげずにリトライしたら予約が通りました。

一度キャンセルされたことで予約が遅れたので受取可能時間も後ろにずれましたが、飛行機の那覇到着も遅れたんで受け取りとしてはちょうどよかったです。
次の便にしてたら絶対買えなかったので良かったです!

ゆいレールでこの日の宿泊ホテルのダブルツリー那覇へ。

ダブルツリー那覇は1階のレストランでダイヤ会員の簡単なハッピーアワーがあるのですが、中でポー玉食べてもOKとお店の方に言われたので、フリードリンクでいただきました。

当日変更するときの注意点

BAの予約便の当日前倒し変更ですが、今回のようにグランドスタッフが正確に把握していない場合も想定すると、30分前のカウンターではちょっと厳しいかなと思いました。
私の場合は出発40分前にカウンターに着きましたが、機内で飲むドリンクを買う余裕もなく、搭乗となりました。
保安の締め切り時間もあるので、羽田のような広い空港ではあまりギリギリだと厳しいと思いました。
トイレは乗ってすぐに機内後方のトイレを使わせてもらったのですが、前方からどんどん人がのってくるので、逆走することになり、自分の席になかなか戻れず大変でした。
しかし急いだ甲斐もあり、予定より早めに那覇入りできて良かったです。

BAと同様にUAでもできる早便への前倒し。
UAはなかなかいいルートが最近出てこないですが、遅い到着や長い乗り継ぎも空席さえあれば予定を早めることができます。
ANAやJALの本家の特典航空券ではできない裏技、皆さんも試してみてください。