ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

人生初のプロペラ機!琉球エアーコミューター(RAC)のDHC-8-400カーゴコンビにJALマイルで搭乗

先日、人生初のプロペラ機に初めて乗って大興奮でした。
路線は那覇~宮古です。

INDEX

広島から宮古島を目指す場合のルートについて

私の住む広島から宮古島を目指す場合、以下のルートがあります。

たぶん最安・ユナイテッド特典でUA5500マイル/片道

広島空港からだと8000マイル(直前手配では9600マイル)になってしまうUAマイルを使った広島~(那覇)~宮古ルートですが、岩国空港からだと距離がちょっと短くなる関係で、片道が5500マイルになります。往復同時予約なら500マイル減額で10500マイル。
(最短は岩国~那覇~宮古、取れない場合は羽田経由等)
岩国空港は駐車場も短期なら無料ですし、広島市中心部から空港までの時間と距離は広島空港までとあまり変わりません。
www.lucamileagelife.net

ただ、最近UAで行く沖縄方面はとてもとりにくくなっていて、スムーズな乗り継ぎができる便が検索で出てきません。
当初は羽田を経由したりですごく時間のかかる乗り継ぎを予約していました。
(広島からいったん羽田に行って沖縄~那覇の乗り継ぎでも必要マイルは5500マイルだけ)
UAは早い便にも当日変更できますし、これで決まりと思っていましたが、夫が移動だけで仕事を休むことに難色を示し、このプランはボツになりました。

ANAマイルでとくたび・4500+3000ANAマイル/片道

とくたびは毎週火曜に出る減額マイルです。
たまたま、岩国~那覇と那覇~宮古が対象路線に。
必要マイルはレギュラーシーズン適用で、岩国~那覇が4500マイル、那覇~宮古が3000マイルでした。
ANAマイルは比較的ためやすいマイルですし、少ないマイルで利用できるので、国内線で使うとしたらとくたび利用が一番いいと思います。

JAL派の方に!福岡から那覇7500マイル+那覇~宮古6500マイル/片道

今回、もう沖縄梅雨明けでオンシーズンの土日。
UAダメ、ANAマイルもダメということで、BAのAviosを使った福岡~那覇に加え、那覇から宮古はJALマイルで予約しました。
BAの場合は短距離でも7500Aviosで、那覇~宮古はJALだと6500マイルでした。
しかも、ひとつだけ、RAC(琉球エアコミューター)の便名です。
福岡~那覇はJALでも7500マイルですが、使い道のないBAのAviosがだぶついているので、福岡から那覇はBAで、那覇~宮古は那覇前泊ののち、JALマイルで予約しました。

沖縄離島の旅はRAC(琉球エアーコミューター)が小さな飛行機で運行

沖縄には160もの島が点在しているそう。
その島への大切な足として、離発着は小さめの機材、プロペラ機が活躍しています。
運行は琉球エアコミューターで、航空券はJALのサイトで販売されています。

RACの公式サイト
rac-okinawa.com

RACの保有機材はプロペラ機のみ

RACの保有機材は現在、DHC-8-400カーゴコンビ1種で、5機保有とのことです。2016年に導入。
客室が標準仕様より少ない50席で、離島への貨物の輸送に貨物室が広くとられているとのこと。

rac-okinawa.com

RACの就航地と予約

公式サイト記載のルートマップです。
rac-okinawa.com


公式サイトより引用

まずは那覇拠点
那覇⇔久米島(95km)
那覇⇔与論(119Km)
那覇⇔宮古(285km)
那覇⇔南大東(362km)
那覇⇔北大東(369Km)
那覇⇔石垣(397km)
那覇⇔与那国(509km)

そして離島間
北大東⇔南大東(13km)
宮古⇔多良間(63Km)
石垣⇔宮古(116km)
石垣⇔与那国(129Km)

この就航地すべての便にRACの飛行機が使われているわけではありませんが、JAL便で予約するとき、
・便名がRACになっている
・機材がDH4になっている
これを選べばプロペラ機に乗ることができます。
那覇→宮古では1日9往復のJAL便のうち、1往復のみがRACの便名になっていて、那覇からは8時台の2便目、宮古からは20時台の最終となっています。
本土から那覇を乗り継いで宮古にいく一般の旅行者はなかなか利用が難しそう!
今回は那覇前泊したことにより、実現しました。
最終便の那覇行きは夜遅いので、離島の景色を楽しんだり、機材の撮影をするなら早朝便を狙うほうがいいですね。

実際の搭乗記

早朝那覇空港へ

今回搭乗した便はRAC801便で那覇8:00→宮古8:50。
朝が早いので本土から那覇へ当日乗り継ぐことはできません。
今回の宮古への旅、前日に那覇入りし、旭橋のダブルツリー那覇で前泊しました。
ゴールド以上の特典である無料の朝食はレストランオープンが6時半。
食べているといくら近いと言ってもあまり余裕がないかなぁと思って朝食ボックスにしてもらいました。


那覇空港のJAL営業開始時間

那覇空港のJALカウンターがオープンするのは6時です。
ホテルを6時過ぎに出発しゆいレールで空港へ。

8時発なので出発時間は通常ならもう少し遅めでもいいのですが、今回は夫が前日落とし物をした関係で調査のために早めに那覇空港に向かいました。
ゆいレールからの空港入りは2階になります。
JALのチェックインカウンターは3階、出発は2階です。
通常なら機内に持ち込めるサイズの国内旅行用のキャリーも100席以下は100㎝制限があるため、預け荷物になります。

RACの機内持ち込みサイズは
合計:100cm以内
45cm×35cm×20cm以内
合計重量 10kg以内

今回は落とし物の問い合わせもあり、そのついでに預け荷物もそのままカウンターで預けました。
那覇空港はセルフの預け機もあります。通常ならカウンターには並ばず、自分で荷物を預けます。

保安検査

沖縄は本土にさきがけて梅雨明けし、混んでるかもしれないって思って早めに空港に来たのですが、さすがに7時頃はまだまだ人が少なかったです。

保安検査もスイスイ終わりました。

バスラウンジで待機

搭乗口は28番でエスカレータで1階に降りるとバスに乗るための搭乗口になります。


JALのステータスは無いし、制限エリア内にはカード会社のラウンジもないため、ここで待機。
割とギリギリになってからバスへの案内があるので、ハッキリ言って暇でした(笑)
南大東行きも同じ8時出発でほかに久米島行は9:50。
案内が始まったのは7:40です。

ここからバスで駐機している機体まで移動します。

バスが到着し、搭乗開始

しかし機体の近くではバスを降りた人もすぐには乗らず、1/3くらいの人は機材の撮影会開始です。

そりゃそうだよねぇ。
同じような人がたくさんいて良かったです。
以前、仙台空港でCR-Jに乗った時は、前から撮影したくても「はよ乗れ」っていう無言の圧があってあまり写真が撮れませんでした。

機内は頭上注意・席は結構ひろめ

小さい飛行機、いつも私は頭をぶつけるんですが今回もやりました。皆様気を付けてください。
頭上の荷物棚は非常に小さいです。
私と夫の荷物は席の下に入れました。
席は通常の飛行機よりゆったりした感じです。

当然ですがプロペラの回転を見たいので、夫婦で前後の窓際に陣取りました。

当初は通路側しか選べなかったのですが2日くらい前から選べる席が増え、窓際が選択できました。

楽しい!プロペラ機

プロペラが回り始めると、機内のアナウンスもほぼ聞こえない状態でした。
機長のあいさつはなんとか聞き分けられましたが、CAさんのアナウンスはまったく理解できずです。
高いところに羽根があり、翼の横でも下の景色が見える上、プロペラの回転もよく見えました。

実際は羽根が高速で回るのでほとんど見えない状況ですが、動画だと羽根がゆっくり回っているような映像になります。

この日は曇っていて宮古ブルーはちょっと物足りない感じでした。
去年普通にANA機で来たときは、伊良部島からアクセスして伊良部大橋等綺麗に見えましたが今回は南側から宮古空港へのアクセスでした。
天候・風向きによるかもしれませんが、窓からの景色はANA便の大きい機材できたときのほうが美しかったです。

機内のドリンクサービスなどはなく、CAさんはおひとりだけでした。

揺れについて

私はそれほど気になりませんでしたが、夫は「すごく揺れる」と気にしていました。

到着後も再び撮影会開始

降りてからもまた皆さんの撮影会開始です(笑)

しつこく撮っていたせいか、手荷物受取で荷物がすぐに出てきた気がします。

レンタカーを借りるには早朝便が良い

宮古島のレンタカー待ち合わせは到着ロビーのシーサー前で、ボードを持った方が待っていての案内でした。

9時前到着となるとレンタカー会社がまだそれほど混んでいないので、送迎車もゲストは3組のみで、スムーズに車が借りられました。
次回の宮古は普通にUAでANA便予約しているのですが、朝早いRAC便に乗ると、1日がとても有意義に使える気がしました。機会があればまた前日に那覇に前入りしてまたこの便に乗ってみたいです。

最後に

私の父が、十代の頃にスポーツの関係でローマに行ったのですが、当時は国際線も途中給油しながらのプロペラ機だったと聞いたことがあります。
日本からローマまで24時間以上かかったとか。1960年ごろの話です。
めちゃくちゃ不安だったでしょうね(笑)
小さい飛行機はバス感覚で離島をホッピングするくらいならちょうどいいのですが、長距離はちょっと怖いかもしれません。