ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ヒルトン、広島にいよいよ進出!?

今朝の地元紙で一面の片隅に報じられた第一報、なかなかWebソースが出なかった上、新聞記事は著作権上アップできないのでヤキモキしてましたが、ようやくソースが出ました。

 

‪広島への興味、海外で向上 ヒルトン日本担当責任者との一問一答 http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=394868&comment_sub_id=0&category_id=113

 

中国新聞、やったね!

単独インタビューのようです。

 

場所は移転が計画されている東警察署跡地の中区富士見町が有力候補のようですが、ヒルトンの日本運営最高責任者のソーパーさんは明言は避けています。

 

この場所には外資系が来るんじゃないかと、広島のホテル関係者の方も言っておられました。

 

ソーパー氏の

「できるだけ早く私達のヒルトンの旗を広島の中に立てたい。広島はターゲットリストに入っている。」

とのお言葉。楽しみです!

 

ただ、不動産の購入や貸借はなく、運営委託というスタイルをとるようで、良いパートナーがいないと実現しない計画のようです。

 

とりいそぎ広島より、速報でした。

ニューヨークのホテルでヒルトン・デジタルキーを使ってみました

今回宿泊したホテルは、ヒルトン系列のホームウッドスイーツです。
正式名称はHomewood Suites by Hilton New York/Midtown Manhattan Times Square-South
長ーい(笑)
ホームウッドは長期滞在の家族向け?的な位置づけのブランドでしょうか。

ホテル選びは散々悩み、最後の最後までタイムズスクエアのカサブランカホテルとどっちにしようか悩んでいました。
結局ヒルトンにしたのは、いま現在ダイヤモンド会員なので、ここでポイントをしっかり貯めておこうという浅はかな知恵、そして日本のヒルトンと海外のヒルトンが実際どう違うのか、検証してみたいという興味からです。

※今回の記事は主にヒルトンのアプリを中心に書こうと思います。
実際のホテルの設備や内装、サービスについては後日また別記事にいたします。


INDEX

ヒルトンのアプリで予約する

予約はヒルトンのアプリでしました。
夫は「ダイナースのデスク経由のほうが間違いがないんじゃない」と最初言ってましたが、直接アプリや公式HPで予約したほうが、画面にすぐ反映されて、予約の有無を現地でも画面で見せられるのでアプリのほうが良いと判断。

(しかしダイナースに公式からの予約を依頼することもできます。電話で予約して会員番号を伝えるだけなのでパスワードも不要です)

予約の手順

サーチ(search for hotel)をタップする


hotel near meのところをタップして、都市名を入力

英語でnew yorkと入れると候補(new york,ny)が出てくるので選択します。日本語ではうまく入りません。

日付の欄をクリックし、チェックイン、チェックアウトの日付をカレンダーから選択する


部屋数・宿泊人数を入力する


ポイントを使う場合はUse Hilton Honors Pointsのボタンをスライドして青くする


JAFカードを持っている方はAAAレートを有効にする

Add Special Rate Codeをタップして、AAA Rateにチェックを入れます。
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ホテルのリストと最安値の値段が表示されるので、泊まりたいホテルを選ぶ


あまり早い時期だと予約が開始されておらず、SOLD OUTとして表示されるので時期を見てまた検索します。
開業前で、検索時点で予約開始されていない新しいホテルはCOMING SOON!と表示されます。

部屋タイプを選ぶ

だいたい安い部屋タイプから順に表示されます。

料金プランを選択

これも上から安い順です。
AAAはアメリカでホテル予約する際、とても有利に働きますので、よく個人手配で旅行する方はJAFに入会していたらすぐに年会費の元がとれます。

JAFカードのAAAマークですが、アメリカで新しく変わっていて、日本で所有しているカードがまだ更新されていないケースがあります。私も古いままの状態でしたので、出発前にJAFに依頼して新しい表記のマークを送ってもらいました。新しい正式なカードを送ってもらうには2週間前後かかりますが、時間が無い場合は仮カードを発行してもらえます。

旧ロゴ・新ロゴの見分け方もこちらに書いてあります。
JAF|海外サポート:アメリカ国内での割引サービスのご利用方法について

しかしホテルで実際に見せることはありませんでした。
(ホテルによっては提示を求められるケースがあるようなので、携帯は必要だと思います)

ヒルトンは日本ではHPCJの割引があったり、年に何度か大型のセールがありますが、このホームウッドスイーツは1年間予約してウォッチしていて、一度も有利なセールはなく、結局、早い時期に予約したAAA割引が一番安かったです。

私の予約した部屋は高層階でスタジオタイプ、部屋の配置が窓に対して横長の部屋で明るかったですが、このタイプはプレミアムルームになるため必要ポイント数が多く、ポイント宿泊には向きませんでした。

スタンダードルームポイント宿泊だと宿泊料金は安くなりますが、部屋が裏に面して窓に対して奥に長い部屋になるために、プレミアムルームが安い時期(早ければ早いほど安い)にAAA料金で予約しておいて、結果的にはスタンダードルームの半年前くらいからの料金と変わらない値段になりました。

AAA割引は日本でもたまに活用できます。
大型セールなどは変更不可の場合が多いですが、AAAはキャンセル料金が72時間前までかかりません。
どうしても泊まりたいとき、セール料金が出てくるまでの仮押さえなどに利用しています。

AAA割引のキャンセルポリシーです。

使用クレジットカード・メールアドレス・AAAの場合は3桁のコードを確認し、BOOKボタンをタップ

これで予約は完了です。
ヒルトンのアプリを開くといつでもこれからの予約が確認できます。

AAAの3桁のコードは初回は入力が必要ですが、2回目以降に利用する場合はあらかじめコードが入った状態になります。クレジットカードも同様です。

Request Upgradeの ボタンが表示されていたらeStandbyが利用可能

予約後のメール、もしくはアプリで今後の予約がStayをクリックすると表示されますが、Request Upgradeが表示されていたらeStandby(有償アップグレード)が利用できます。

画面はヒルトン福岡の例ですが、ホームウッドスイーツでも表示されました。

アップグレード価格は時々変化しましたが、だいたいバルコニー付きへのアップグレードやスイートへのアップグレードなど。表示されない場合は利用できません。

そもそもホームウッドスイーツやハンプトンイン、ガーデンインなどのヒルトンでも3つ星のホテルグループはゴールドやダイヤモンドのアップグレードがありませんので、eStandbyが利用できない場合は予約通りの部屋になります。
今回のホテルはプレミアムWi-Fiもダイヤの無料特典が無かったので、無料だと思って使い倒したら全額請求されました。
(1日5ドルくらい・安かったからいいけど)

Floor Planが表示されていたら、各階のレイアウトが確認できます。

Floor planはすべてのホテルでみられるとは限りませんが、このボタンが表示されている場合は各階が確認できます。

今回は部屋の向きが通りに対して横長の部屋を選んだので、Floorマップで確認したら、18階以上に配置されている部屋だということがわかりました。

また、バルコニーがあるのが何階の部屋かということもわかりました。

デジタルチェックイン

日本と同じように前日になるとデジタルチェックインが利用可能になりました。

しかし部屋は自分で選べない・・と。

日本を出発する前にみたときは最上階に近い部屋でしたが喫煙と書いてあり、他の候補は全く表示されなかったので、そのままにして飛行機に乗りました。

その後、到着してからアプリを見たら、もう19階の部屋がオファーされており、そちらは禁煙と書いてあり、既にもう夜だったうえ、到着もその時点では何時になるかわからなかったので、そのまま確定しました。

デジタルキー

日本では見たことが無かったのですが、デジタルキーが利用可能なホテルでした。

到着してフロントでチェックインしようとしたら、
「デジタルチェックインしてたら、もうアプリで部屋に入れるよ」と言われました。
しかし電池切れなどでアプリが使えなかったら困るので、カードキーもください、と頼むと、夫の分も含めて2枚、カードを出してくれました。あと、上級会員向けのサービスで、500mlのお水の入ったペットボトル2本をくれました。

(結局、お水はこの時だけで、滞在中の補充は無し)

つまり、デジタルチェックインして、デジタルキーを利用可能にしておけば、フロントには寄らずにそのまま部屋に入れるしくみみたいです。
なんだかコミュニケーションがなくて寂しい気持ちもしますが、チェックインが並んでいたり、言葉の不安がある場合は気楽でいいかもしれません。

使い方

部屋に近づき、ヒルトンアプリを起動します。

画面が出て、ドアの近くでクリックしたら、部屋のロックが外れて開けられるようになります。
まずこの画面。


緑の丸の中をタップ。成功すると、カチャとロックが解除されます。

カードキーを忘れてホテルのジムに行ったときなど、音楽聞くように持って行った端末で開けられて結構便利に使いましたがたまに反応しないときもあり、カードキーも併用したほうが安心でした。
(でもどっちかというとカードキーのほうが無反応の時が多かったり)

メッセージ機能

アプリにもうひとつ、あまり使ったことのなかったボタンが表示されており、ホテルと滞在中にメッセージのやりとりができるようでした。

特に使うことはないと思いましたが、宿泊した部屋にあったテレビがちょっとおかしく、時々ふっと消えるんです。

あれ?もしかして人感センサーがついていて人が遠ざかると消えるのか?と思っていましたが、目の前で見ていても、ふっと消えてしまいます。

その日はそのまま寝てしまって、翌日、やはりテレビを見ていたら消えてしまうので、壊れているんじゃないかと、ハウスキーピングにメモを残して、テレビをチェックして、と書き置きして出かけましたが、帰っても同じ状態。
たまたま、私がドンっと体が当たってしまったとき、いきなり点いたので、これはケーブル断線かコネクタ不良だとわかり、テレビの向きが変わった時どこのケーブルが変化するか見てみたら、HDMIケーブルでした。

もう23時半ごろだったので、アプリのメッセージ機能を使って、テレビが壊れていて、どうも断線みたいだからチェックしてください、と書いて送信ボタンを押しました。明日にでも見てくれるかなーと。

するとほどなく、返信があり、
すぐに誰かよこすよ、と。。え、、今??

ドアがピンポン・・

その時点で、私は寝間着代わりのジャージ、夫に至っては風呂上りバスタオル。
あわてて何かはおって、(夫はスエットをはいて)、ドアを開けるとエンジニアの姿。

すぐに来るのが最高のサービスという表情です。そうか、ここは日本じゃなかった・・・。
遅い時間だから、とかの考慮は無かった・・・。

結局、この日はいろいろテレビをチェックしていましたが(我が家がやったようなこと)、原因がわからないまま、明日また朝、来る、と帰っていきました。

メッセージ機能を使って、
「明日は出かけるから、いない間に対応お願いします」
と書いたのですが、
「朝いちばんでまた行くから」
みたいな内容の返信。

朝食を済ませ、出かけようとしたらまたエンジニアが来ました。
夫は出かけたくてイライラ・・・。

結局そのときも同じで、しばらくいろいろいじって原因がわからないから、テレビをチェンジするぜ!と出て行こうとするので、
「出かけてもいいかな?留守の間に交換してくれたら助かるんですけど」
と伝えると、
「オッケー!!」

はぁ、疲れます。。

でもアメリカの通販番組やCM、面白いんでテレビ無しの滞在なんて考えられず、部屋に帰ってテレビが使えるようになって良かったんですけどね。
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つっか、最初から交換対応してじっくりスタッフルームでテレビをチェックしてくれたら良かった(;'∀')

このあとも、メッセージのやりとりは続きました。
ホテル側から、今回の滞在は10点満点で何点ですか?とか質問が来るので、まじめに、

7点くらいです、その理由は以下の通りです、
・今日はバスタオルが1枚しかなくて、コンディショナーも補充されてなかった
(もっと書けば洗剤や塩・コショーも使ったら補充がない)
・ホテルの口コミにあった夕方のレセプションサービスがない
(毎日入り口に今日は貸し切りイベントがあると張り紙されているけれどそんな気配はない)
・部屋のWi-Fiが毎日切れて接続手続きしないといけない
・部屋の床がちょっと汚れている
(実際ちょっとどころではなく、ANAの機内から持ち出したスリッパがなければ大変なことになるところだった)
( )書きは心の声で、上記のような内容を評価として送信したら、

ホテルスタッフより
・タオルやアメニティがいくつ欲しいかハウスキーピングに伝えてくれ、希望にこたえる
・夕食を外でとるゲストが多いからレセプションサービスはいまやっていない
・Wi-Fiは24時間ごとに切れるようになっていて毎日ログインし購入手続きが必要
・床の掃除はハウスキーピングに言っておく!
みたいな内容の返信が来ました。

アメリカという国はこうしてほしい、という希望はハッキリ伝えることが大事で、言わなくても察してくれる、というのは日本的なおもてなしだなぁと毎回実感しております。
旅行したのがしばらくぶりだったのでそんな基本も忘れていました。

ニューヨークの空港到着ロビーで出迎えを頼んでいたリモを逆に待つことになったお話

ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ空港に降り立った旅の初日。
ビジネスクラスの恩恵で比較的早めに入国審査の列に並び、意気揚々と到着ロビーに出たのですが、依頼していたリモ(リムジン)のドライバーがいない!
結構パニックになりましたが、アメリカだからこんなこともあるだろうなと冷静になって考えたら後から納得です。

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INDEX

JFK(ジョン・F・ケネディ)空港からマンハッタンへの移動方法

移動手段は価格も時間もいろいろです。

タクシー(イエローキャブ)

現在、公式のフラット料金は$52、これに平日16-20時は追加$4.5がプラスされます。

タクシー料金詳細については以下↓
Taxi, Car and Van Service - Ground Transportation - John F. Kennedy International Airport - Port Authority of New York & New Jersey

さらに有料道路を通ればそのフィーが加算されます。
JFKからマンハッタンへ行く場合は、イーストリバーを越えなければならないので、北側のクイーンズボロブリッジ(無料)を渡るか、Queens–Midtown Tunnel(ミッドタウン・トンネル)(有料)を通ります。
ミッドタウントンネルの料金は現在、$5.76~8.5でした。

通行料の詳細↓
MTA Bridges and Tunnels - Toll Information

※E-ZPassは日本でいうETCのようなもので、UBERにも付いています。なので業務でこのトンネルを通行する場合は$5.76が加算と思っていいのかな?

さらにチップ(15~20%)が加算されるので、$65~75でしょうか?

注意点
・タクシーは定員4名ですが、トランクがそれほど広くないため、4つのスーツケースが入らない場合があります。
 その場合、荷物の大きさによっては分乗する必要があります。
・指定のタクシー乗り場から乗りますので国際線到着時には結構な列になります。
・日本のタクシーと違い、トランクへの荷物の出し入れを手伝わないドライバーもおり、逆に手伝ってもらったらチップをはずむ必要があります。
・取り締まりが厳しいと言われるイエローキャブですが、チップをもっとくれとか、現金で払えとか、面倒なドライバーもいます。

空港バス(NYC Airporter)

単身や2名程度でターミナル駅に近いホテルに宿泊なら、NYC Airporterを使うと、多少タクシーよりは割安です。
現在の料金は1名$18(片道)、往復だとちょっと割引で$34

www.nycairporter.com

私は利用したことが無いのですが、HPを見ると、下車するバス停は
・ペンステーション
・グランドセントラル
・ポートオーソリティ
のいずれか。
また、ブライアントパークから、小さなバンに乗り換え、23 番目と63 番目のストリートの間にあるホテルには無料送迎してくれると書いてあります。
しかしここでの無料シャトルバスの乗車の待ち時間もありそうな気配。(注意事項に待ち時間については責任持てませんって書いてあります)
待つのが嫌ならそこからタクシー乗車かな?

料金に関するトラブルはなさそうな移動方法で、夏の旅行などで荷物が少なければ一度使ってみようかなと思いました。

シャトルバス(Super Shuttle)

ニューヨークでは利用したことがありませんが、西海岸で何度か利用しました。
ブルーバンともいいます。相乗りのドアツードアの送迎サービスです。
https://www.airportshuttles.com/newyork-jfk.php

ロサンゼルスでは危ないエリアの住民のところにもピックアップにいくし、なぜかいきなりガソリン給油しはじめたりとか、結構自由でリスキーでした。
そのうえ、おりるときに車内に書いてあった料金より多めに請求され、現金払いを要求され、それ以来使ってません。
そんな人ばかりじゃないとは思いますが・・。

エアトレイン+地下鉄または高速列車

公共交通機関を使って移動する方法が一番安上がり。しかも所要1時間弱と結構早いです。
こちらは荷物が少なく(キャリーひとつなど)身軽に移動できる場合に利用するといいと思います。
Public Transportation - Ground Transportation - John F. Kennedy International Airport - Port Authority of New York & New Jersey

エアトレイン+地下鉄

ターミナル間を走っているエアトレインに乗り、ジャマイカ・ステーション駅(行先によってはハワードビーチ駅)までいき、地下鉄に乗り換える方法です。
料金はエアトレインの$5と地下鉄のペイパーライド料金が$2.75で合わせて$7.75

注意点は、地下鉄駅は地上に出るまで階段しかない駅も多いので、事前にホテル最寄り駅の駅を調べておく必要があることや、最寄り駅はよくても乗換駅でも階段がある場合がほとんど。

エアトレイン+LIRR

高速列車のLIRR(ロングアイランド鉄道)もジャマイカステーションから乗車できます。
LIRRは空港からじゃないですけど何度か利用したことがあります。
座席も広くてなかなか快適です。
ジャマイカステーションからペンステーションまで20分程度です。
料金はエアトレインが$5、LIRRはピーク料金とオフピーク料金があって、$7.5~10.25

時刻表検索はこちらのページから。
MTA LIRR - Schedules & Fares

料金最新版はこちらを参照ください。
AirTrain - Ground Transportation - John F. Kennedy International Airport - Port Authority of New York & New Jersey

LIMOとは?

LIMO(リモ)とは、日本でいうリムジン(ハイヤー)サービスの車です。
いちおう、綺麗に磨かれた黒い車で、セダン、SUV、ストレッチリムジンなどいろいろな車種を事前に選べます。
(何度か、セダンが勝手にストレッチになっていた経験があります)
運転手もタクシーよりは態度がいいですが、今まで遭遇した中には、タクシーのぼったくり同様、現金払いを要求してきた運転手、周りの車とカーチェイスするスピード狂の運転手などいました。
しかしおおむね、紳士的な運転手がおおくて、到着ロビーでお客の名前を書いたボードを持って待っていてくれて、荷物を駐車場まで運んでくれてトランクへの積み込みなども言わなくてもやってくれます。
お手洗いは大丈夫ですか?など気遣ってくれる運転手もいました。

たとえばある会社のHP↓
www.cars.limo

日本のツアー会社などで手配すると$200以上して高い!と思うのですが、いろいろな手段で安くする方法があります。

リモを安く手配する方法

今まで何度か利用したリモはすべて、宿泊のホテルコンシェルジュ経由で予約したリモです。
空港からホテルまでが$95~105(チップ・通行料金・空港での駐車場料金込み)、ホテルから空港へは待機料金がかからないので$69~95くらいの幅でした。
ホテルによって違うのは、手配会社がたくさんあるので利用する会社によって契約料金が違うのかな、と思いました。
英語ドライバーですが、そこそこ安いと思います。

ダイナースを通じたリモの予約

今回の予約の経緯ですが、いつも通りホテル経由で予約するつもりだったのですが、宿泊したホテルとの連絡にダイナースの旅行デスクを仲介に入れました。
何か問題があったら、現地旅行デスクに直接・日本語で詳細が言えると思ったからです。

私がダイナースに希望したのは以下の条件での見積もりと依頼です。
・ミートは到着ロビーで、ドライバーがネームボードを持って待っていること
・ミッドタウントンネルを通行して最短でマンハッタンへ移動すること
・JFKの待機時の駐車料金、ミートする際の待機料金、トンネル通行料・チップ込みの見積もり

これに対し、ダイナースのデスクがホテルから聞いたリモの料金は二転三転し、
最初が$85、その後$75でした。

それってどちらも基本料金じゃないのですか?安すぎます、と聞くと、

到着ロビーに出たら電話して外に出てもらって、、の場合の料金、とのこと。

私が最初に提示した条件と違います。
そもそも、電話で連絡しあって外でミートするなら、UBER使います。

UBERは通常指定場所まで来てくれますが、JFKの場合はロビー外での駐車しての待機が禁止されているので、空港付近で待機して、電話連絡のあとにお客さんと外でミートすることになります。
暗くなる時間でナンバー確認も大変ですし、UBERは利用者が多いと料金が上がるシステム、加えて、口コミをいろいろみると、到着ロビーが混むから出発ロビー階まで来てくださいとか、自分の車を探すのが大変そうなので、空港からの移動には避けることにしました。
(ホテルから空港まではUBERを使いました)

そんな感じで、結構時間のかかるやりとりがあり、結局、私の希望する手配では、
・基本料金が$75
・到着ロビーの到着待ち待機料金が$25
・到着待ちの駐車料金が$12(暫定)
ここまでで計$112
・チップは別

となり、トンネルの料金については契約書に記載無。何回言えばわかるのかな。。という感じです。
しかし手配のやりとりで不手際があったので、待機料金の$25と駐車料金はダイナースが負担してくれることになりました。

この時点でダイナースの用意した予約内容を記載した書面が日本語だったので若干不安を覚えたのですが、英語の書面は出さないとのことでした。

そもそも、ホテルを通じて予約するための代行を頼んだだけですが、途中からダイナースの直接手配に変わっていたのも不思議で、それを指摘したら、
ホテルの手配会社がコンチネンタルなので、わたしどもからでもコンチネンタル社は手配できますっとの理由で直接手配に変えたとのこと。
聞いてなかったんだけど・・。ダイナース・・。

到着ロビーに出たら、、運転手がいませんでした

APCのおかげで私はおそらく同じ飛行機の搭乗者中、1抜けだったのですが、夫が通常の列に並びなおしたので、到着ロビーに出たのは飛行機到着から25分後。

ネームボードを持ったドライバーやツアー会社がたくさんいましたが、私の名前のボードが無いんです。

いったん荷物のカートを邪魔にならない場所に寄せて、夫と交代でボードを持っている人を一人一人見て回りましたが、やはりいません。
慌てて電話をかけようとしましたが、携帯がレンタルのもので、海外からになるのでいつものダイナースの0120コンシェルジュにかけることができません。
しかたないのでレンタルしたWi-FiルータをONにして、ダイナースの連絡先の中から、通常の03からの電話番号を探し、電話しました。

そこからニューヨークデスク経由でリモの会社に連絡が行ったのか、しばらくして私の携帯にリモの会社から電話がかかってきました。

この時点で私が勘違いしたのですが、かけてきたのはリモの会社のオペレータで、私は最初、ドライバーさんがかけてきたと思って、運転手がターミナルを間違ったのかと思っていました。
そうしたら、予約は18時20分ですよね、というので、
飛行機到着は16:10定刻ですよ。多少遅れて到着したけど、今はもう17時30分なので今すぐ来てください、と言いました。行けても18時10分かなと、相手の言い分。到着したばかりで頭がまだ英語脳になっていないので、早口の英語は聞き取れないし、疲労困憊です。

時間の食い違いについて、どうもおかしいので、またダイナースに電話し、リモの会社に確認をとってもらうことにして、連絡と運転手を待ちました。待つこと、、なんと1時間です。
結局、運転手が来たのは18時40分で、自分の会社の主張する時間よりも遅れています(苦笑)
更にネームボードの名前もスペルが間違っており、違う名前になっていました。
電話していて、すぐ近くにさっきまでいなかった人がいる、と思って気づきました。このおじさん、いつからいたの?と・・。
それとドライバーさんの身なり・・ああ、安かったのはこれだなと思いました。
今まで来てくれたリモのドライバーさんはブラックスーツにフロックコートを着た、執事感たっぷりの方ばかりでしたが、この日のドライバーさんはイエローキャブの運転手さんと大差のない、ジャンパーを羽織った普通の恰好のおじさんでした。

今までは4つ星のホテルが手配した会社、今回は3つ星ホテル御用達の会社、その違いなのかもしれません。

駐車場にとまっていた車種はキャデラックで、駐車料金は支払うときにチェックしたらわずか$4でした。
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(とめたばっかだから待機も何も)

その後、ホテルまで、さらに1時間半

今まで使ったリモで早い場合は30分。渋滞にかかって時間がかかっても1時間弱でしたが、今回の移動時間は1時間半でした。
もうすぐミッドタウントンネルだなーと思って窓の外を眺めていたら、突然右折し、クイーンズを北上。
どっちにしても渋滞のクイーンズボロブリッジを通り、マンハッタンに渡ってからホテルへまた南下、というルートです。
後から調べてもらったのですが、運転手が渋滞を回避した、という話でした。

ホテルに到着し、支払った料金は88ドル。
明細不明です。チップは?と言ったら、これでいい、ということでした。
領収書を要求すると、メールで来るから、とメールアドレスを登録させられ、さらに紙のメモ、なぜか白紙のメモもおまけでくれました。

帰国後、料金についてダイナースと交渉

空港でのやりとりだけでも、電話代が2000~3000円かかっているし、そもそも待機もしていないリモの代金を払う必要があるのかなと思っていました。
ダイナースは帰国後に調査の上、お電話します、とのことで、帰国後に持ち越しです。

その後、帰国前のある日、メールでトラベルデスクの責任者のTさんから、帰国後の平日、火曜日にお電話しますが何時が良いでしょうか?との連絡があったので、お昼休みの時間帯にお願いしました。

電話で話した内容ですが、

・なぜ到着時間の認識が依頼元(ダイナースニューヨークデスク)と依頼先(コンチネンタル社)で相違があるかは不明のまま。
・コンチネンタル社は使ったぶんは払えとの話で、返金には応じてくれない

とのことで、私が払った$88のうち、$75は私が負担、残りはダイナースが返金するとのことでした。

しかし元々、待機料金と駐車料金はダイナースが負担する話だったから、正直、それだけ??と落胆です。
12時間のフライトの後、空港で2時間も缶詰めになって、しかも結局原因は不明って、、。

「Tさん、あなたなら飛行機の到着から2時間も遅れてきたリモにお金払いますか? もう一度リモの会社と交渉してみてもらえませんか?」
と電話を切りました。

ダイナースのさらなる提案

2回目の連絡がある前に、もうどんな内容でも金額的には納得して受領しようということと、我が家の旅行時期からして荷物はどうしてもあまり減らせないので、次回以降もリモを使う方針は多分変わりません。
ちゃんと仕事してくれるリモの会社を真剣に考えて欲しいとのことを伝える気持ちでおりました。

トラベルデスクのTさんの電話では、結局、海外デスクがコンチネンタル社に全額返金を求めていたが、交渉に全く応じてくれず、悔しい限りです・・とのことです。
料金ですが、最初の提案の、私が負担する基本料金75ドルを20%返金する結果で落ち着きました。
もちろん、最初から言われていた、88-75ドルの差額も無し。
この割引の根拠は、パッケージツアーなどで何かしらトラブルがあった場合、変更補償金として返金する場合のMAXが20%なのだそうです。
今回はツアーではないけれど、トラベルデスク経由の手配なので適用するとのことでした。
(どうも社内的な問題で、全額返金などは難しい、との話でした)

いろいろとお見苦しい内容で不快に思われたらすみません。
ダイナースのプレミアムデスクはいろんな手配をやってくれるので結構頻繁に利用しています。
しかしたまにはこんな不手際もある、という話でした。
今回はどちらかというとダイナースの不手際とは言えないケースですが、頻度としては年1くらいですかね。
まえにも予約しようとした飲食店でなぜかデスクの担当の方がお店のご主人を怒らせてしまい、私がそのお店にしばらく出禁になってしまったこともあります。

次回はどうするか?

来年のニューヨークの予約もやはり寒い時期で、荷物を持って公共交通機関を使うのは無理っぽいので、リモ予約する気満々です。

UBERは空港へ行くときはいいのですが、やはり空港からだとミートが難しそうなイメージで・・。

以前使っていたリモはEmpire Coach という会社から来ていました。
いま、この名前で検索するとチャーターバスの会社がヒットして、前に出来たリモのオンライン予約や料金のページが出てきません。
今度は多少割高でも日本人の経営するリモ会社に依頼しようかなと考え中です。

リモ手配で気を付けること

陸マイラーの方々なら、ニューヨークほどの長距離路線でエコノミークラスを使う方は少ないかもしれません。
通常、リモを手配すると、待ち合わせ時間の無駄を省くため、入国手続きの所要時間を見越して、到着より遅れてロビーに来る運転手さんの存在に気づきました。

しかしそれはエコノミークラス利用の話で、ファーストクラス、ビジネスクラスの場合はすぐにバゲージクレームを抜けて出てくる場合が多いので、(今回ほどではないにしても)お客のほうが待つケースも往々にしてあるそうです。

予約の際は到着がファーストクラス、あるいはビジネスクラスであることはあらかじめ伝えておくべきです。

また、ロビーでミートする契約の場合、ドライバーの待ち時間が60分程度は設定されていますが、安い会社によっては30分だけ無料で、その後待機料金を加算されるケースがあります。

逆に待機料金を取らずに最初の30分無料、その後は25ドル加算、という会社もありました。

契約上の条件に十分注意する必要があります。

距離が長い上、東京→ニューヨークの往路は偏西風の影響で追い風なので、出発が大幅に遅れても到着はそれほど遅延無しになりました。
16時台の出発が結局空港離陸が18時でしたが、到着は30分程度の遅れでした。
相乗りサービスなどは待ってくれる時間が決まっています。大幅な遅れの場合はキャンセル費用なども頭に入れておく必要がありますが、航空機遅延より、入国手続き次第、といった印象です。
私は今回初めて夕方着便を利用しましたが、到着便が多くて特にエコノミークラス利用者は時間がかかりそうなイメージでした。
朝ニューヨーク着なら、それほど午前着は空港が混雑していません。
今後はターミナル7の到着便がどのくらいあるかも考慮しつつ、出発便を選択するべきだなと思いました。

ポイント・マイルを使って国内線のチケットがどのくらいのお値段になるか?

12月、いろいろキャンペーンやってますね。
JAL・ANA国内線用にポイントやマイル、Aviosを買い足しとこうと思って、どこもめいっぱい買えればいいのですが、限られた予算をどう振り分けるか、コスパ計算してみました。自分用の覚書です。

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スターウッド・ポイント購入で最大35%OFFキャンペーン

Buy and Gift Points | SPG

キャンペーン期間:~2017年12月29日

限度額30000スターポイント購入で、682.5USDです。
1ドル115円くらいで計算して、78488円。
1スターポイント=2.6円。

これをマイルに交換する場合、20000ポイント→25000マイルになるので、マイル単価としては2.6×0.8=2.08円です。
UA・BA・ANAにもできるので、使い勝手はいいですね。
1マイル(1Avios)=2.08円

ユナイテッド航空マイレージプラス・マイル購入最大100%ボーナスマイル

https://buymiles.mileageplus.com/united/united_landing_page/#/en-US

最大、というように、単価は購入量によって変動です。
Buy 5,000 - 19,000 miles | Get a 25% bonus
Buy 20,000 - 39,000 miles | Get a 40% bonus
Buy 40,000 - 69,000 miles | Get a 75% bonus
Buy 70,000 - 75,000 miles | Get a 100% bonus

キャンペーン期間:2017年12月4日〜12月31日

100%にするには70000マイルの購入が必要でした。
(100%ボーナスが付与されて、140000マイル分の購入となります)
この時点でもう購入意欲がなくなりかけましたが、いちおう計算だけ。
必要資金は299,487円。

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1マイル=2.14円

イベリア航空のAvios・グルーポンのセール

www.iberia.com

このセールはちょっと複雑、慣れたらどってことない手続きですが。
イベリア航空にログインし、ショッピングモール:IberiaPluStoireを経由し、スペイン版グルーポンへとび、Avios購入セールでAviosのクーポンを購入、その後届いたクーポンを自分のイベリア航空の番号に紐づけする手続きを経て、イベリアプラスに付与されたAviosをブリティッシュエアウェイズ(BA)にまとめ、BAからJAL国内線特典航空券を発券するというもの。使うまでに1か月以上かかりますし、その前にイベリア航空とBAにアカウントを作成したり、最初のとっかかりは大変です。

セールがいつまでかはわかりませんが、スペイン版グルーポンの利用に対し、IberiaPluStoire経由のボーナスは現在1ユーロの利用につき、9Aviosです。(このおまけ付与は2018年1月31日まで)
なので、2000Aviosが売り切れの現在、一番単価の安い8000Aviosを99€で購入した場合は、8891Aviosの購入として計算できます。

規約にはスペイン在住者しかつかないとありますが、ほぼ今まで付与されているのでつくものとして計算します。

1€=135円で計算すると、
8891Aviosの購入額は13365円。
1Avios=1.5円

今回8000Aviosは10本買える雰囲気。(選べる数量が10までありました)

追記
おまけは891aviosじゃなく902aviosみたいです。

国内線に利用した場合、それぞれのチケット単価はいくらになるか計算

各セールで購入したポイントで国内線のチケットを発券した場合を計算してみました。空港税は計算に入れていません。

例は広島⇔東京の片道分。まぁ、広島からなら、国内どこへでもBAやUAはほとんど同じ料金ですが、就航先が多くないのが難点。

利用航空会社 使用ポイント 必要マイル 購入単価 チケット代金
ANA UA 5,000 ¥2.14 ¥10,700
ANA スターポイント→マリオットリワード→UA 5,000 ¥2.08 ¥10,400
ANA スターポイント→ANA 7,500 ¥2.08 ¥15,600
JAL スターポイント→BA 4,500 ¥2.08 ¥9,360
JAL スターポイント→JAL 7,500 ¥2.08 ¥15,600
JAL Iberia→BA 4,500 ¥1.5 ¥6,750

チケット代が安い時なんかなら、他にもANAマイルをskyコインに交換して有償の購入代金に充てる方法もあります。

一緒にマイル割の残席がある時期なら1人分は往復1万マイルになるのでUAと同じ片道5,000マイルで済むけれど、同行者は片道が1万円ちょっとなど。
そうなると有償部分には少しですがマイルが貯まるため、必要経費は直行便ならほぼ同じ、ということになります。乗り継ぎ便以外は一緒にマイル割のほうがUA使ってANA便よりいいですね。

購入予定数を検証

BAからJALのメリットは直前発券が可能なこと、一番安上がりなチケット代金。
しかしデメリットは広島でいえば直行便の就航先がほとんどなく、東京行くとき使うくらい。

UAからANAのメリットは3区間乗り継げるので、上記就航先の少なさをカバーして、東京を起点にどこへでも行けそうなところ。
デメリットは直前発券は手数料が高いことなど。

広島から東京は、旅割最安が1万円ちょっと、JALの先得でも同じくらいでしょうか。
なので、スターポイントからANAマイルにして特典航空券を国内で使うなんて、ありえない使い方と言えます。
それならANAマイルからさらにSKYコインにしたほうが単価を低くできますね。

北海道へ行くとか、変則ですが、沖縄へ東京経由で行く、などの使い方をすればUAのANA便、単純な直行便ならBAのJAL便でつかいわけてそれぞれマイルを用意しておくほうがよさそうです。
スターポイントは年間獲得上限が低いのですがホテルにも各社のマイレージにも幅広く利用できるので、買っておいても損はなさそう。
現に私は来年のニューヨークの特典航空券のちょっと足りない補充にスターポイントを2万ポイント利用しました。

UAの利用は我が家の場合ありそうでない感じ。
東京は用事が定期的にあるので必要なのですが、それ以外の都市にここ最近は飛行機で行ったことがありません。(名古屋にUAのANA便乗り継ぎで行って単価を下げようと考えたりしましたが、やっぱり新幹線)

なら、バイマイルではなく、自然に貯まるしくみを利用したほうが無駄がないかなと思い、最近はヒルトンのマイレージをユナイテッドにしました。まだUAからのANA便発券をしたことがないので、一度貯まったマイルで旅行してみて、今後定期的に補充するか決めようと思いました。
北海道や東北に行くとしたら乗り継ぎ便で活用できそうです。
2~3年先には北海道でカープとハムの交流戦が土日がらみであるはずなので、そのときは北海道に行きたいな!

ということで結局我が家はスターポイントを枠いっぱい、という結論に達しました。

※本記事のユーロ・ドル単価は現在のFX単価に単純に3円プラスした程度の適当計算です。

ダイナースプレミアムカード特典の空港宅配を利用してみました

ダイナースプレミアムの特典に往復空港宅配(無料)があります。
いつもは往復とも使わないか、もしくは復路の便だけ使っていました。
通常預け荷物は、スルーチェックインだったら広島で預けて到着のJFKで受け取りなのですが、今回は国内線を羽田便にしたので成田出発の場合はスルーチェックインはできても、そのまま荷物をアメリカまで運んでもらうことはできません。
そのため、成田までの往路もスーツケースを宅配することにしました。

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INDEX

スルーチェックインで荷物を預けなおさなくて良い条件を再確認

ANAの国内線⇔国際線乗り継ぎの場合、スルーチェックインと荷物に関する条件がいろいろあります。
www.ana.co.jp

ざっくり整理すると
・国内線の出発空港で国際線の手続きをする必要があり、締め切りは搭乗30分前まで
・国内到着空港(羽田)と国際線出発空港(成田)が違う場合、荷物は預けなおさなくてはならない
・日付が変わると同じ空港でも荷物を一度引き取らなくてはならない(前泊・後泊)

出発空港までスーツケースをどうするか?選択肢いろいろ

首都圏在住の方はあまり悩まないかもしれませんが、私のように地方空港から出発する場合、国内線の選択からもうスーツケースをどうするか?問題は始まっております。
今回、予約した国際線は、成田空港からニューヨークへ出発する便です。

1.広島空港→成田空港へ直接飛ぶ便

国際線が成田空港発なので、広島から成田へ直接飛べば、スルーチェックイン(広島空港で国際線もまとめてチェックイン)できます。
荷物は広島空港で預ければ成田空港ではピックアップする必要はありません。受け取りはJFK空港になります。
しかも成田空港ではカウンターでの手続きも必要なく、そのままセキュリティゲートへ向かえます。
今まで、広島~成田線はANAだけで1日2往復あったので、朝便を利用して直接成田入りしてきました。
しかしいつからか、広島~成田はたった1往復に減便され現在は午後1便だけになり、時間帯も午後です。

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国際線の乗り継ぎまでたった45分(最低乗り継ぎ時間)しかありません。
また、成田便はIBEXのコードシェア便で機材もボンバルディアのCR-J-700(70人乗り)の小型機なので、機内持ち込みの制限が100cm。
国際線機材で持ち込みできるサイズのキャリーもこの小型機では預けないといけません。(昔は無理やりのせてもらっていましたが今は厳しくて無理)
となると、預けた荷物が出てくるのを待って、ニューヨーク行きに飛び乗ることになります。

この時間帯の広島~成田便はせいぜい前泊用に飛ぶくらいの時間帯になり、このケースは選択肢として入らない状態となります。
(前泊すると、同じ空港でも日付が変わったら荷物引き取りの対象になってしまいます。)

時刻が現在と若干違いますが、広島~成田の便数とだいたいの時刻。
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ANAの往復以外は春秋航空が往復で2便飛んでいますが、こちらは定時性でいうと、信頼感ほとんど無し。
広島空港は山の中にあり、天候に左右されやすいゆえに、国内でも最高精度のILS(Instrument Landing System)カテゴリⅢbが運用されていますが、春秋航空はパイロット資格がカテゴリⅠまでなので、ある程度視界が確保でき、高度を下げたときに滑走路が見えないと離発着できません。
(ANAやJALは視界がほぼなくても計器と誘導装置でオートランディングできます)
私の友人も千葉から広島に来る春秋便で広島上空を30分旋回後に成田に戻るという便に乗り、「この歳になって空港ロビーで夜明かしする羽目になるとは・・」と空港徹夜の苦行を強いられました。

そもそも他社便を特典航空券に接続するのはリスクが大きすぎて選択肢にありません。

羽田から出発するニューヨーク便にすればどうかという問題もありましたが、羽田着が9時定刻で、10:20の国際線、こちらもちょっとヒヤヒヤだし、前泊したらやっぱり荷物をいったん引き取る必要性がでてきます。

2.広島空港→羽田空港→成田空港へ移動

国際線が成田空港、国内線移動は羽田空港のケース。
今まであまり利用したことがないケースですが、羽田便はANAだけで1日片道10便と多いので、今回はこのケースにしました。

このケースでも空港間のリムジンバスを利用すれば荷物をターンテーブルから引き取ってバスに乗せ換えれば往路の宅配は必要ありませんが、宅配が無料だったら荷物が出てくるのを待たずに成田へ移動がすぐできるな、ということ。
今回ひさしぶりの往路荷物宅配を利用することにしてみました。

ダイナースプレミアムの特典利用と条件

ダイナースプレミアムのトラベル特典は以下のようなものがあります。

1.空港送迎タクシーサービス

成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港の空港で、タクシーを1台無料手配してくれるというものです。
ただし以下の条件付き
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上、もしくは100万円以上の海外パッケージツアーまたは日本発の海外航空券をご成約。

50万円以上が片道、100万円なら往復が無料なのですが、特典航空券での旅行では利用機会が一切無し(笑)

2.空港前泊ホテルサービス

成田空港 : ヒルトン成田 (デラックスプラスルーム/ツインまたはダブル)
関西国際空港 : ホテル日航関西空港 (ビジネスクラス ツインルーム)

ここが1泊無料になるという特典です。
1番同様の条件付き。
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアーまたは日本発の海外航空券をご成約、だそうです。

3.空港パーキングサービス

成田空港:サンレッドガレージ パーソナルガレージ(個室テントタイプ)
羽田空港国際線ターミナル:サンパーキング羽田浮島店

首都圏に住んでいないからそもそも見たこともなかった特典。さらに1.2番同様の条件付き。
プレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアー、または日本発の海外航空券をご成約で、上記優待をご利用いただけます、とのこと。

4.空港特急列車サービス

対象空港までのJRまたは私鉄特急列車を指定区間内で4区間分まで無料でご用意。
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今度こそ!と思ったけれど、これもプレミアム旅行デスクで1回のご購入金額が50万円以上の海外パッケージツアー、または日本発の海外航空券をご成約で、上記優待をご利用いただけます、とのこと。

5.グローバルWi-Fi優待

ダイナースオンラインの専用ページからアクセスすると20%の割引が受けられるというものですが、グローバルWi-Fiに関しては、メルマガからの申し込みが最安です。これはいつか別記事にしようかと思っています。
条件は特に無し、おそらくダイナース会員全般、同じ条件の特典です。

6.手荷物宅配サービス・コートお預かりサービス

他にもあるのですが、書くのがだんだん面倒になってきたので、このへんで。
この6番のサービスは、利用条件がありません。
ダイナースプレミアムカードがあればスーツケースの空港宅配が1個無料になります。
家族カードもあれば、それぞれに1往復ずつとなります。

対象空港
成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、中部国際空港、関西国際空港

利用条件と利用手順

利用条件は以下の通りです。
※手荷物宅配サービスの対象となるお荷物は縦×横×高さ3辺の和が160cm、かつ重量が30kg以内の手荷物または段ボール箱のみとなります。
※スーツケース・ゴルフバッグおよびスキー(1セット)は、160cm以内のサイズのみとなります。ただし、重量オーバーは受け付けできません。
※易損品(こわれ物)、30万円を超えるもの、生鮮品、貴重品、危険品、爆発物、液体類(お酒・調味料等)、精密機器を含んだ荷物や荷造り・梱包が不完全な荷物は受け付けできません。

利用手順です。

JAL ABCコールセンターへお電話で予約という方法です。ダイナースプレミアムデスクでは受けてくれないので、平日の昼間などに電話でお願いするというのは結構大変でした(笑)

フリーコール(固定電話からのみ):0120-917-250
携帯電話から:03-6683-4165
平日 9:00~18:00/土・日・祝 9:00~17:00

電話したらJALABCのオペレータさんが出ますので、ダイナースのプレミアム限定メニューに出ている会員優待コード4桁を伝えるか、「ダイナースクラブ プレミアムカード」のサービスである旨言います。

オペレータさんが聞いてくるのは以下の通りです。(メモ書きより)
・電話番号
・住所
・名前
・ダイナース特典の4桁のコード(わからなくてもOK)
・クレジットカード番号の上8桁
・出発日
・便名
・荷物の大きさ

できればカードや航空券情報を手元にお電話してくださいね。

その他の方法では無料の適用はないのでご注意ください。

予約締め切り集荷日はお住まいの地域や対象空港により異なります、とのことでした。
HPに書いてある締め切りは中国地方から成田空港で、3日となっていましたが、我が家の場合は実際はもう少し遅くてもよく、2日前18時が営業所締め切り時間となっていました。

集荷の時や、持ち込みの時に用意するものは特になく、名前を言うだけ。
受け取りに必要なものは、
・航空券(eチケットでも可)
・クレジットカード(今回特典を受けるダイナースカードがスーツケース個数分)
・集荷伝票の控え

ホームページに記載の無い諸条件

電話で聞いてみるまでわからなかったことがいくつか。

宅配会社はどこか?

いくつか選択肢があるようです。私の住んでいる地域ではヤマトさんかフクツー(福山通運)さん。
その時点では日本シリーズをぎりぎりまで観戦している予定だったので(泣)、ヤマトさんの営業所が閉まる21時では持ち込みが難しいと思っていました。

それで、フクツーさん22時持ち込みOKか確認してもらい、OKをもらったのでフクツーさんにしました。

CSでカープが負けちゃったので、22時じゃなくてもよかったんですけどね・・・

もちろん集荷もお願いできますが、我が家は宅配会社を家で待つ、というのは性格に合わないため、持ち込みを選択しました。

締め切り時間と荷物の引き取り時間

持ち込みの締め切りは2日前リミットなら18時です。
その時間での持ち込みが難しいため、前日の夜持ち込みで予約しました。
当日はわざわざ福通さんから確認の電話がかかってきました。

往復同時に申し込みはできるのか?

ダイナース特典の空港宅配は片道ずつの取り扱いになるため、往路・復路別々です。
しかし帰りにスムーズにカウンターに預けたいので、伝票なんか書きたくない、と電話で往路の申し込み時に伝えると、名前や宛先が書かれたものを、名前をいえば出してもらえるように復路のABCカウンターに伝えてくれるとのこと!
今回は行きと帰り、空港が違うため、行きで帰りの発送伝票をもらうことはできません。
なので、帰りの羽田は口頭で名前を言えばOkとのことでした。

往路も電話で申し込みして予約しているので、伝票をかくことは一切無し。
スーツケースを営業所に持ち込んだら、もう記入済みの伝票が用意されており、控えをもらって終わりでした。

受け取り・預けカウンターの場所

受け取りのカウンターは各空港のJALABCカウンターになります。
場所は以下のwebサイトから
www.jalabc.com

成田空港第一ターミナルのカウンター場所
www.jalabc.com

リムジンバスをおりて出発ロビー階に入ったら、一番左奥のカウンターでした。結構歩きます。受け取り時にクレジットカードを二人分見せて無事に引き取り。

羽田空港の場所
www.jalabc.com
到着時は羽田を利用しましたが、到着ロビー階で税関を抜けて、右にどんどん歩いて行ったところにありました。頼んでいた伝票を出してもらい、カードを見せて無料OK!
なぜか帰りは自動的にヤマトさんになりました。
ヤマトさんには日ごろお世話になっており、段ボール5~6個くらいまでなら指定した倉庫にいれてもらえるのですが、さすがに94Lのスーツケース2個は、「あのぅ、荷物はどうしましょうか?」と電話がかかってきました。
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(自宅固定電話の番号で宅配手配していても、ドライバーさんはいつも私の携帯に電話してきます(笑)電話帳登録??(;'∀'))

空港での受け取りですが、基本は出発3時間前から受け取り可能とのことです。
しかし早く空港について出国後ラウンジ巡りしたい場合はもっと早く受け取りたいですよね。
その場合は事前に申し出ておけば早く受け取ることも可能です。
わたしたちも地方発の便で羽田を経由し、成田空港には4時間前くらいに到着しそうなので、早く受け取りたい旨を申し出ると、確認してくれて、あとからOKですと電話がかかってきました。
電話申し込みのため、確認できるものは何も無いのですが、最初の申し込みの時の電話を携帯にしておくと、携帯に連絡があります。
また、自分から問い合わせする場合や、内容について変更などある場合も、電話番号が受付番号がわりになります。

出発宅配を使うのは久しぶりなので荷物のパッキング締め切りが早くなって焦りましたが、とりあえず大きな荷物が出て行けば、あとは機内用の荷物だけとなるので気分は楽でした!

また、我が家は主人の普通車がことし新車なので、空港の野ざらし駐車場に長期間放置するのがどうかな、と懸念していたので、小さい荷物だけなら私のチビ車で空港まで行けてちょっと安心でした。

ニューヨークの地下鉄の乗り方・アンリミテッドメトロカードの取り扱い注意!の実体験(2019年1月追記)

アメリカの公共交通機関、特にニューヨークの地下鉄は、危険で絶対乗っちゃダメと現地在住の人に言われていたのは20年以上前の話、今は旅行者・地元の人々・高齢者も利用できる、比較的安全な乗り物です。
マンハッタンはコンパクトな都市ですし、ロサンゼルスのように観光する場所が点在していてそれぞれ車で移動しなくてはいけない、ということはありません。
徒歩・バス・地下鉄を使えば全米で一番観光しやすい都市はニューヨークなのではないでしょうか。
乗りこなせれば目的地までどこへでも行ける優れもの、ガイドブックに載っていないことも含めて、メモしておこうと思います。

(本記事は2017年の記事を2018年秋のNY旅行後に再編集したものです)

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INDEX

メトロカード(切符)の種類と買い方

市内バスと地下鉄の料金は、1回券のシングルライドチケットでは$3です。
チャージタイプのメトロカードの場合は、大人は1回乗車で$2.75で、44インチ(111㎝)以下の子供は3人まで無料で同伴可能です。

高速バスの場合は$6.5で、膝上にのせる2歳以下の子供さんは無料です。

バスと地下鉄どちらも写真のメトロカードを使えば、料金が安くなります。
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シングルライドは白いチケットになります。

切符の種類

レギュラー(Pay-Per-Ride (Regular) MetroCard )

好きな金額をチャージして使うタイプ。旅行の日数が短い場合にお勧めです。チャージごとに5%のボーナスが付きます。
チャージできる金額は$5.5~$80です。券売機を使ってチャージします。もあります。
シングルライドより1回あたりの料金は安くなります。1回乗車は$2.75になります。

アンリミテッド・メトロカード(Unlimited Ride MetroCard )

7日間用($32)と30用($121)があり、Expressバスプラス、というのもあります。期間中は乗り放題。ただし、2名で使うことは不可。
使いまわし防止に、1度改札を通ると同じ駅では18分間使えないようになっています。

Single Ride Ticket (シングルライドチケット)

色が白いカード。バスへの乗り換えは不可。1回券で、$3です。
窓口では販売されておらず、券売機で販売するのみ。

他にもあるけど旅行で使うならこの中のどれかです。
その他の切符の料金については以下MTAのページ。
mta.info | New Fare Information

最近ではオンラインで買うことのできるイージーペイというシステムもありますが、MTAは基本的に国際クレジットカードのオンライン決済はできないはずなので、旅行者向きではないと思います。在住者向けのサービスかな。
newyork.keizai.biz

切符の買い方

基本は駅構内、地下鉄の改札前にどこの駅にも券売機があります。
日本語対応もあるとの話ですが、私は一度も遭遇したことがありません。
また、タイムズスクエアのNYPD下の改札などは夜遅いと券売機が使えなかったり、キャッシュオンリーの表示がでる、1台しかなくて人に並ばれたら焦ったりするので、大きめの駅で台数があるところで買ったほうがいいです。
また、毎回買うのも面倒なので、やはりメトロカードにチャージしてつかうか、アンリミテッドが簡単。

券売機の使い方はYOUTUBEなどにいろいろあり。
しかし行くたびに値上がりするし、アンリミテッドも14日間用がなくなったりと、種類も値段もコロコロ変わるので、なかなかこれ!というのが見つけられませんでした。

英語ですが、迷うところは数点だと思います。

REFILLかNewCardか?

黄色のメトロカードは繰り返し使えるので、持っていたら次回の旅行までとっておくと1ドル浮きます。
新しいカードを買う場合は乗車料金とは別に1ドル必要です。

カードには約1年間の有効期限が記載されていて、有効期限が近くなると自販機に表示が出て、無料で新しいメトロカードが発行されるとのこと。
MTAのページで確認すると、期限切れでも汚損していても、新しいカードに無料で交換してくれると記載されています。私の現在持っているメトロカードは今年の年末に期限がくるものと、すでに旅行時期には切れてしまうものがあるので、両方でチャージした時どうなるか試してみようと思っています。

カード発行にかかるコストは年間1000万ドルとのこと。
コスト対策にも環境の為にも、持ち帰ったメトロカードは捨てないで、次の旅行に是非お使いください!

支払い方法

cash(現金)・ATMカード(銀行のカード・デビットカード)・クレジットカードの3種類。
ATMカードは国外発行のものは不可。アメリカの口座を持っている人なら使えると思います。
カードは一度挿して抜きます。

機械によって、キャッシュオンリーやノーキャッシュなどあるので表示に注意。写真は右がデビットカードとクレジットカード専用で現金が使えないもの。f:id:lucamileagelife:20190203230542j:plain

ZIPコード

郵便番号を入れるところですが、日本で発行したクレジットカードなら99999(たぶんなんでもいい)を入れても通ります。

日本のクレジットカードを使うときに気を付けること

メトロカードにかぎらず、MTAの乗り物(LIRRなど)全般、米国外発行の国際クレジットカードでは50ドル制限があります。
 (実は今回知りました)
チャージするときあまり大きい額だとクレカ決済ができないので気を付けて下さい、

入り口を見つける

地下鉄の入り口ですが、交差点や歩道にあるグリーンのランプが目印です。
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赤いランプもありますがこちらは出口専用。
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乗り方・降り方

駅に入ると南側に行きたいときはDOWNTOWN、北に行きたいときはUPTOWNというホームから乗車するのですが、改札を入った後、反対方面のホームに移動できない駅があるので注意!
あと、expressにのるとかなり駅をすっとばしていくので、乗り間違えないように注意しなければなりません。
日本と違い、車体の外にローカルと書いていてもエクスプレスだったりするケースがあります(笑)
新しい車両なら車内の電光表示で次の停車駅が表示されているので確認したほうが安心です。

改札はこんな感じで、メトロカードを右側のスリットにスワイプして、バーをおして入ります。メトロカードは自分のほうに向く方向にスライドさせます。
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バーを押すタイプじゃなく、こんな改札もあり。
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どちらもカードが必要なのは入るときだけで、出るときはそのまま押して出られます。
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ホームでまつとき、夜おそくなってしまった場合は警察官がいるエリアで待つと安心。
路線によっては昼間でも警察官がいたり、車両に乗り込んでいたりする時もありました。

路線マップの見方

路線マップはこんな感じです。
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公式ページのダウンロードはこちらから
mta.info | MTA Subway Map

白丸の駅がエクスプレスが止まる駅で、黒丸はローカルでも止まる駅です。

マップの色分けと番号は駅でも同じ表示なので日本の東京メトロよりわかりやすいように思います。
マンハッタンはそれほど大きくない街なので、地下鉄をうまく使えば短時間で観光をカバーできます。
旅行期間が短いなら、複数路線が交差するタイムズスクエア近辺に宿泊すると効率がよいです。
私は今回、ブルーの路線(A,C,E 8avenue線)の駅が最寄り駅のホテルに宿泊しましたが、利便性でいえば今一つでした。
駅まではそこそこ近いのですが、この路線はどこで乗り換えるにしても徒歩移動が長いんです。

有料・無料・便利なアプリ

ExitStrategyNYC(有料)

私が毎回とっても重宝している地下鉄のアプリがあります。

Exit Strategy NYC Subway Map

Exit Strategy NYC Subway Map

  • JWeg Ventures LLC
  • Navigation
  • $3.99

有料ですが、使いやすいです。
乗り換え自体は無料のGoogle mapsで徒歩やバスも含めて調べるのが簡単です。

ただ、降りて駅の出口はどこを出るか、乗換駅ははたしてつながっているのか?
外に出たらどっちに向かって歩き始めるか。
そのへんを見るのに、このExitStrategyNYCが便利なんです。

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グレーの部分が地下構内。出口の階段も記載があり、アプリの最初の路線図で駅名をクリックすると、このマップが開きます。
地下鉄ホームは電波が入りますが走行中はオフラインになることも多いです。
このマップはオフラインでも見られるダウンロードマップなので、走行しているとき(降りる前)に地上にどこから出るか、確認できます。

地上に出たとき、ええと、ここ、どっちに向いてるんだろう?と悩むとき、
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こんな感じの道路標示が交差点にあるのでこれでストリート・アベニューを確認。
一方通行も多いので、地図と照合して東西南北を確認。
街角で地図なんて見ていたら結構不用心なので、降りる前にアプリである程度出口付近の地図を頭に入れて駅を降りることをおすすめします。

いちおうどの車両に乗ったら乗り換えに便利かとか、そういう機能もあるのはあるのですが、
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車両が完全にオーバーランして、ホームで待ってた人が全員走って移動、なんてこともあります(;'∀')

google maps(無料)

Google mapsは日本でも同じですが、乗ろうとするバスや地下鉄がいまどこを移動中かわかるのが便利ですよね。
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乗ろうと思う移動手段をタップすると時刻表が出てきて、それぞれタップするとこんな画面が出ます。
電車のマークが動くのは時刻表通りで実際のバスの動きとは違うかも。

いちおう運行情報も。
いつも遅れているイメージですが(;'∀')
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運行情報じたいは英語です。
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昨年(2018年)はブルックリンでランチして帰ろうとしたら電車が発車しなくなりました。
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電車は来たのですが、走り出さない状態で。こういう時も多少の情報があると助かります。

注意したいこと

紛失に注意

クレジットカードより薄ーいテレホンカードくらいの薄さのメトロカード。
ちょっとしたことですぐ飛んでいきます。
私の場合、利用2日目、ポケットからの出し入れで落としたようで、すぐに心当たりを探したけれど見つからず、買い直しとなりました(涙)
おそらくですがポケットに入れていたiPodを何度も出し入れして情報検索していたので、そのときに一緒にひっついて出て落としちゃったんだと思います。
それ以来、旅行中はメトロカードは単独のポケットに入れるか、スマホケースのポケットに入れてました。

財布に入れて毎回財布をカバンやポケットから出し入れするというのは違う意味で危険なのでやめたほうが(;'∀')



乗り換えに注意

同じ色や線でも途中で分かれて別のところに行ったりします。
たとえばA,C,E線はどれも青色ですが、E線だけは50丁目で分岐します。
待っている間もホームに情報看板があったり、壁面にもメトロマップがありますので、よく行先を確認し、来た車両の行先表示も確認することが必須です。

駅のホームにあるタッチパネル式の情報看板。マップを見たり、DIRECTIONでルート検索と時刻表検索もできます。
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出先で端末が電池切れしたとき使ってました。

入り口を間違えたときやカードがユーズドエラーになったとき

慣れたつもりでもよくやるのが、北に行きたいと思っているのにDOWNTOWN(南行き)と書かれている入り口から入り、改札を入ってしまうこと。
改札内で階段などでUPTOWN(北行き)列車に乗り換えられる時もありますが、小さな駅など、いったん外に出ないと反対方向のホームに行けないケースがあります。

その場合はいったん外に出ますが、乗り放題のメトロカードは使いまわしを防ぐため、一度利用したら次に使えるのは18分後です。

そのときは改札横にあるemergencyドアが入り口側から開けばしかたないのでそこから入っていました。
乳母車や車いす、その他のいろいろな理由で改札通過できない人がドアを開けて入っていました。警報が鳴るケースと鳴らないケースがありますが、意外と皆さん、ここから入ってます。
もし係員に何か言われたら(言われたことは無)、方向間違っちゃったって言えばOKだと思います。

広い駅は遠かったり、アップダウンもある

同じ駅の入り口でも、ものすごく広かったり、地図ではわからない段差があるケースがあります。
例えば、42丁目のポートオーソリティ駅と同じ42丁目のタイムズスクエア駅はつながっていますが、かなり距離があり、乗り換えは12~13分。
タイムズスクエア駅はいろんな路線が乗り入れていて一概には言えないのですが、たとえばニューヨークタイムズ社のビルの1階にある「ディーン&デルーカ」から地下に入り、グランドセントラル駅へ行くS番線のホームに行く場合、かなり早歩きで12分かかるうえ、途中階段がアップ・ダウン・アップの3回あります。

地上を歩けば速そうですが、こちらも信号待ちのロスがあるので、時間で言えば地下の勝ち。
お天気に左右されませんが、構内が冬でも暑く、一生懸命歩くと汗だくになります。

なぜかS線だけが暖房じゃなく冷房が入っていたのが本当にありがたかったです。

どっちがいいかは自分の利用する駅で試してみるのが一番でしょうか。

ポケットに1ドル札を

結構な頻度で、車内で演奏が始まったり、何かしらのパフォーマンス、単なる物乞い、いろいろな人がカップ持ってまわり始めます。
無視しても構わないけれど、キリスト教の国、学生さん風の若い人でもちゃんと1ドル札を出して寄付しているので、私もニューヨークで地下鉄に乗るときには財布から出さなくてもさっと出せるように1ドル札をいくらかポケットに分けて入れています。
今年は初のパターン、みんなのために祈ります!とお祈りの一説を読み上げた後、カップを持ってまわる40代くらいの女性がいました。
私なんかより、身なりが良い人でしたが(笑) 

いろんな人がいる地下鉄、なかなか面白いですが、あきらかに変、という人に会ったら離れるほうがリスク回避として賢明です。
周りの人を観察して、少し距離を置いているのが目安になると思います。

立ち方

日本では車内で出入口のほうに向かって立つ人がおおいですが、ニューヨークの地下鉄やバスでは、ドアに背を向けて車内に向いている人が多いです。
警戒心は世界中どこでも大事ですね。ただ、ドアにもたれかかるのはNGです。
ポールタイプの手すりがあるので立っているときはつかまります。(結構揺れます・・・)
座っても高齢の方や妊婦さんがおられたら席を譲ります。
若い学生さんが高齢者に席を譲った後、そのおじいさんとにこやかに話をしていて、その後、隣に座っていた子供が落としたおもちゃをさっと拾って渡していたのになんだか感動しました。
こんな人、日本ではなかなか見かけないような。

バスも乗れます!Googleマップが便利!

地下鉄は南北に移動するには早くて便利ですが、東西を移動する場合などはバスも便利です。
メトロカードはバスも使えます。ただし、時間はかかります。。
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バス乗り場の表示
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バスは前から乗ります。
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運転手の横にカードをさすところがあるので、乗ったらカードを差し込んですぐ抜きます。

降りたいときは降車ボタンを押しますが、紐を引っ張るタイプのバスもまだまだ存在します。

バスの時もGoogle mapsで現在地から目的地を検索すれば簡単に時刻表が調べられますが、今回、5分でくるはずだったバスが40分来ませんでした。
(歩いたほうがはるかに速かった)

アプリで調べると、すぐそこまでバスがたしかに来ているのですが、途中でふっと消える、ということが何回も。
ん?と思って手前の交差点を目をこらしてみてみると、警官が交差点の真ん中に立ち、バスやトラックに右折指示出してました(謎)
どうりで途中で情報が消えるはずです。。
理由は結局わからなかったのですが、40分後に2台まとめてバスが来ました。
一緒に待っていた現地マダムと憤慨しつつ、同じバスに乗り込み、別々ですがちゃんと座れて目くばせしてニンマリでした。

東西移動は徒歩より遅い場合が多いですが、南北を走るバスはバスレーンもあり、結構爆走しています。
メトロポリタン美術館からの帰りなどはバスが便利。
地図のように、地下鉄駅からはちょっと離れているので・・f:id:lucamileagelife:20190203233859j:plain

バス停はすぐそば。特に帰りは目の前の通りから乗れます。
M1~4がとまるバス。
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5thアベニューとマディソン・アベニューはそれぞれ一方通行なので、バス乗り場には注意です。
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特殊な使い方いろいろ

アンリミテッドとは別に金額をチャージできます。
どういうときに使うかというと、アンリミテッドが使えない以下の場合。

・PATHトレイン
・エアトレイン
・エクスプレスバス
これらはアンリミテッドは使えないけれど、PATHはレギュラーチャージすれば使えるため同じカードに金額もチャージ可能です。

ただし、注意点があります。
先に金額チャージしてその後にアンリミテッドを入れた場合、最初に使った時点でアンリミテッドがアクティブになります。
8日間の旅行だから、と1日使う分+7日間のアンリミテッドを使おうと思ったら、まずは金額だけチャージしてその後にアンリミテッドを入れるか、アンリミテッドを使い始めてから金額をチャージするかしないと、スワイプした時点で7日間は始まるのでご注意ください。

それと14日アンリミテッドがなくなってしまったのですが、アンリミテッドを2つ入れることはできません。
7日が終了したあと、再びチャージ、スワイプでアクティブとなります。

まとめ

私が初めてニューヨークに行ったのは2008年なのですが、アンリミテッドは24ドルから32ドルに値上がりしました(;'∀')
それでも観光には地下鉄とバスは外せません。おおいに活用してアクティブに動き回ってください!

※本記事は2019.02.04現在のMTAのwebサイト、および2018年11月の旅行情報に基づくものです。2017年の記事をリライトしたものなので、一部2017年の写真や情報が混在していますが、可能な範囲で最新の情報に直しました。お気づきの点があればご連絡ください。

自由の女神・クラウンアクセス完全ガイド2017年版

リバティ島・自由の女神へのアクセス方法、今回で4回目ですが、いつもどこかが微妙に違っております(笑)
2017年版のクラウンアクセス実体験を簡単にご紹介しようと思います。

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INDEX

予約編

予約については恐縮ですが過去記事をご参照ください。今年予約したときのことを書いています。

www.lucamileagelife.net

できれば予約内容はEメールをプリントするか、画面をスキャンしたものを持参したほうがスムーズです。

また、いろいろな方に聞かれますが、クラウンアクセスの予約時間はフェリーの乗船時間です。
多少遅れても全く問題ありません。
チケットには、クラウンには午後3時半までにアクセスするようにと書かれているので、その時間までに上陸する必要があります。

バッテリーパークへの地下鉄アクセス方法

自由の女神の建っているリバティ島はマンハッタンの最南端から出港する船で向かう島にあります。
最南端にある公園をバッテリーパークといい、この公園の中にチケット受付の「クリントン・キャッスル」があります。

ここの最寄り駅ですが、経験上、地下鉄のBowling Green (ボウリング・グリーン)駅がわかりやすく、近いです。

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なぜかというと、地下鉄の色分けでいうグリーンのライン(Lexington Av線)はBowling Green (ボウリング・グリーン)までエクスプレスもとまりますのでグランドセントラル駅から乗れば乗り換えなしで行けます。

宿泊しているところがマンハッタンより西側のハドソン川寄りなら、赤のラインでサウスフェリーまで行けばいいのですが、途中で曲がってサウス・フェリー駅にはいかず、分かれてブルックリンに行く線もあり、Chambers St駅で乗り換えが必要です。
また、サウスフェリー駅を降りたところにスタテン島行きのフェリー乗り場があり、初めての人は迷ってこちらに行ってしまいがち。リバティ島には別のフェリーに乗りますので間違えないように気を付けましょう。

そしてブルーと黄色もまた乗り換えが必要。慣れたら問題なくできると思いますが、ニューヨーク入りして日が浅い場合は無駄な乗り換えや乗り間違いで予約時間に大幅に遅れることも考えられるので、チケットの取り扱い上はあまり遅れは問題ありませんがその後の予定に支障をきたす可能性があります。

実は私もホテルの最寄り駅がブルーのラインの駅だったのでとりあえずそこに向かったのですが、結局乗り換えしにくいことがわかり、42丁目までいったん戻って今回はサウスフェリー駅から行きました。この線で途中からブルックリンに行かないかな?と心配でしたが、私たちの車両には大阪のおばちゃんみたいなアメリカ人の大変にぎやかなおばさま方が女神を見に行くぞ!ってノリノリで大騒ぎでカオス状態だったため、幸い間違えようがなく。(全員間違ってたらしょうがない(笑))

そんなわけで、42丁目からS線でグランドセントラルへ行くのはたった2分で単純往復の線なので、たとえタイムズスクエア近辺に泊まっていても、S線→グランドセントラルから4,5乗車がおススメルートです。

チケットを受け取る場所・キャッスル・クリントン

フェリーだけの事前予約、または台座までの予約ならeチケットがメールで受け取れるはずで、直接バーコードが記載されています。
それ以外の人は、キャッスル・クリントンで手続きが必要です。

当日上陸のチケットを買う人

通常のチケット窓口にて。通常、台座やクラウンアクセスは当日では絶対無理です。

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クラウンアクセスを予約している人

クラウンアクセスの人は、必ず本人確認が必要なので、Eチケットはメールでは来ません。
同じ建物(小屋)のwill callと書かれた窓口に並びます。

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予約内容が書かれたメールのプリントを出すか、スマホでメールの詳細を提示し、パスポートも一緒に出します。
(私の前に並んでいたご婦人はeメールがスマホで出てこないらしくずいぶん長いことかかっていました。何か月も前に予約したはずなので、メールを探し出すのは至難の業です。是非、日本でプリントを。また、チケットのピックアップには時間に余裕を持って。)
パスポートは代表者だけでなく、一緒に登る人の全員分が必要で、パスポート写真と本人との照合があるので一緒に並ばなければなりません。
また、クラウンアクセス識別用に紙製の輪を渡されるので、端にあらかじめついている糊でその場で手首に付けます。
(もっていこうとすると、ここで付けて、と言われます)

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緩すぎると落としたり、袖の中に入り込んでわからなくなったりしますので調整はきちんとします。(貼り直しできません)
昔はこの輪は上陸してからまた別の建物でID照合してつけていましたが、今はチケット売り場で渡されるようになり、ちょっと簡素化しました。

フェリー乗り場に行く前に

チケットを受け取ったら、キャッスル・クリントンを出て、海側のセキュリティチェックの建物の列に並びます。
キャッスル・クリントンは海側とマンハッタン側2か所の入り口があり、サウスフェリー駅から歩いた人は海側から入るはずです。
そのまま海側に出れば近いようですが、今年は柵で長い列用に仕切りを作ってあり、近道するつもりが、結局マンハッタン側の入り口近くまでぐるっと半周もどることになってしまいました。

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フェリーに乗る前にここで保安チェックを受けます。
飛行機に乗るときと同じような検査です。
時計やベルトを外し、金属探知機のゲートをくぐります。
荷物もⅹ線に通さなければなりません。
また、この中の写真撮影もNGです。

フェリーの席取り、どこがいいか?

フェリー乗り場に並んでいるときに、団体のお客さんがガイドさんに、「フェリーは乗ったらどこがおすすめですか?」と聞かれていて、ガイドさんは「2階がおススメです。デッキより空いてるし、まだ座れますよ。」と言われてました。

でも私のお勧めはやはり3階のデッキです!
女神はフェリーの右側を陣取ると目の前を通過できますが、3階のデッキなら上が空なので、実はどこからでも女神像が見えますし、出港のときのロウアーマンハッタンのビル群もしっかり写真におさめることができます。
デッキはガイドさんがおっしゃるようにかなり混雑しますが、行きはたった15分の船旅。
うろうろしつつ、自撮り棒を使いつつ、写真を撮るのがおススメです。

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オーディオガイドは初めてなら借りよう

オーディオガイドは乗船料に含まれているので、初めて上陸するならぜひ借りて、観光中に女神像建設の歴史を学ぶことをお勧めします。
列にもし待ち時間があるなら暇つぶしにもなります。

オーディオガイドは以前はハリケーンサンディの影響で桟橋が変更になっていて、下船したすぐの小さなテントでわかりにくかったのですが、今は船を降りてゲートをくぐった直後の右側に用意されていてわかりやすいです。
日本語ももちろんあります!

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女神像へ入る人のやること

クラウンアクセスの人と、女神像の台座部分に入る場合、上陸後も再びセキュリティチェックがあります。
その前に、コインロッカーを使います。
女神像のほうに歩いていくとある、白い建物で、ギフトショップの奥にロッカーがあります。
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クラウンに上がる場合はほぼ手ぶらで、財布やポーチもすべてロッカーに入れます。
カメラやスマホはOKなので、私はスマホケースに数ドル挟んでポケットに入れ、カメラ(GOPRO)は上着にクリップで留めました。
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ロッカーの使い方ですが、最初に端末を操作します。カードは使えず、現金で2ドル。(万一ゆっくり見学しすぎて延長になったら延長料金が必要なのでスマホケースにいくらかは残したのですが、2時間くらいは2ドルで大丈夫だったと記憶しています)
最初に借りる操作で、支払いしたら割り当てられたロッカー番号が表示されて鍵が開くので、そこに荷物を入れて締めます。
鍵はなく、指紋を登録します。

開けるときはロッカーの番号を入力して指紋をスキャンしたらロッカーが開くしくみ。
ロッカー番号は憶えておかないといけません。

この後、ふたたび、荷物の検査、スクリーニングがあります。さっき船に乗る前にやったけどな、と思いつつ、時計も外し、ベルトも外し・・。
この女神像の守られようは本当にすごいです。
今年は並んでいる人が全然いなくて、すぐにのぼることができました。
しかし午後はかなり並んでしまうので、やはり朝早く動くほうが時間が有効に使えます。

そしてようやく、女神像の入り口にたどり着きます。
しかし9時半のフェリーに乗り、9:45に島に上陸したあと、この入り口に来て、9:54でした。今までで一番スイスイこれたかな?
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そうはいっても、9時のフェリーに乗るつもりが、行きの地下鉄乗り換えを間違って9時半のフェリーになっちゃったんですけどね!

クラウンアクセスと台座までの予約の分かれ道

ここが今年いつもと違っていたところ。
女神像の建物内に入ると、大きなたいまつがホールにあり、2階に上がれば博物館があります。
今まではここに職員がいて、クラウンに上がる人の名簿をチェックし、数人刻みでグループ分けして上に上がる時間を指定したりしていたのですが、今年は正面から入って、誰もいないなーと思い、奥の階段をまっすぐ上がると、エレベータ前に列ができていました。
ここではクラウンも台座までで見学するだけの人も最初は一緒です。

エレベータで台座部分まで上がると、ようやくクラウンに登る人の列があります。

f:id:lucamileagelife:20171121003639j:plainここからはエレベータは無し。
階段手前で、職員がハサミでリストバンドを切っていきます。
つまり、中に入って、自由に上がり降りできるわけではなく、チャンスは1回だけ!

観光の所要時間

待ち時間は10分くらいで、上り始めて一番上まで、5分くらい。
細い階段をぐるぐるあがるので、結構後から足に来ますが、普通の体力の人なら大丈夫です。
ただ、だんだん、手すりを持つ腕の力で上がっている自分。
時々踊り場みたいなところがあるので、後ろから元気な人がいて、自分がさっさと上がれない場合は道を譲ります。
皆さん、途中で写真を撮ったりするので、上がりながらところどころ待ち時間が発生します。
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中の構造をじっくり見るのも楽しいです。

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そしてクラウンまで来ました!
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小さなたくさんの窓がクラウンの部分です。
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実は眺めはたいしたことない・・クラウンアクセス

皆さんの夢を壊したら悪いですが、クラウンからの眺めはそれほど感動はないかもしれません。
窓が小さく見える範囲が限られています。
しかしクラウンならではの眺めがあります。
女神の二の腕とか!(笑)
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そして女神が毎日見ている風景。。それは是非、ご自分で確かめてみてください。

降りたら女神の足元でまず写真

こうしてちゃっちゃと終わってなんだか物足りない女神像。
帰りもまた階段を降りますが、さっき並んでいた、輪を取られた階まで戻ってきたら、すぐに下までは下りず、まずはそのまま外に出てみます。
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ここからの眺めもなかなかのもの、女神のスカートの中は見えませんが、下から見上げる迫力と、クラウンの小さい窓とは違い、視界に広がる美しい海やマンハッタン、対岸のニュージャージーなど、360°の風景を楽しむことができます。
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下まで降りて全体像と自撮り棒の出番

女神の足元から下まで降りるには、階段を使います。
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入るときはいろいろとルートが決まっていますが、出るときは割と自由。2階の博物館に寄ってみても楽しいです。
私は何度も見てるので今回はパス。

そしてようやく全体像を下から。
自分も入れるなら自撮り棒が便利です。
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帰りのフェリーの乗り方

現在、いろんな新しい施設がどんどん建設中のリバティ島。
次回はどんなになっているのでしょうか。
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プロジェクトの概要はこちら(英語)
Planning - Statue Of Liberty National Monument (U.S. National Park Service)

工事現場でいろいろおおわれた隣を歩き、元来たフェリー乗り場に戻ります。
右と左に列が分かれており、ほとんど人のいない左はニュージャージーへ行く船なので間違えないように気を付けてください。
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マンハッタンへ帰る船は右の長蛇(たぶん)の列になります。
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(この日は土曜日ということもあり、団体さんが多かった。特に高齢者の・・)

なお、フェリーの時間ですが、行きはまっすぐ15分でバッテリーパークからリバティ島に来ますが、帰りは15分で帰ることはできません。

フェリーの時刻表
www.statuecruises.com

このスケジュールをじっくり見ればわかりますが、たとえば10時にリバティ島を出発したフェリーがバッテリーパークに到着するのは10時半です。必ずフェリーは移民博物館のあるエリス島に立ち寄り、乗船客を待つため、停泊します。



エリス島で下船するかどうか

どうせ待っているくらいなら、少しでも降りて、エリス島の移民博物館に立ち寄ってみることをお勧めします。
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フェリーの料金にエリス島やオーディオガイドも含まれていますので、特に追加の料金はかかりません。日本語のオーディオガイドもあります。
使い方も簡単で、説明ボードに書いてある番号を押せばガイドが流れるので、自由にまわることができます。
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この博物館は昔、さまざまな国から来た人が入国するための審査を受けた建物そのものです。
病気などで選別され、家族と離れて帰国した方の悲しい物語や、ここにくるまでの長い船旅のつらい環境が写真などで展示されています。

動くこともできなかった船上の様子↓
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二階の広いホールが入国審査場です。
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各国の査証が展示されたスペース。ここで同じ広島の方の査証を発見しました!
18歳で、夫の呼び寄せで来たと書かれていて、身長なども何寸って書いてあります。小柄な方だったようです。
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バッテリーパークまで再びフェリーの旅

移民博物館も3回目でしたが、新しい発見があって良かったです。
乗ってきた便の次の便でバッテリーパークへ帰りました。
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バッテリーパークについたら12時過ぎ。
迷わず駆け足の観光でもチケットWILL CALLの列に並んだ時間が9時なので、所要最低3時間というところでしょうか。
エリス島を外しても2時間は超えると思われます。

訪問前の参考になれば幸いです。