先月、カープの沖縄キャンプ見学の遠征に行ったとき、最終日、ヒルトン沖縄北谷リゾートをチェックアウトした後、ダブルツリーをデイユースしました。
ヒルトンの滞在歴カウントでは0泊のデイユースでも1滞在(0night)でカウントされます。
INDEX
今更ですがおさらい・ヒルトンステータス
ヒルトンのステータスは下から順に
・メンバー(以前はブルーと言ってました?)
・シルバー
・ゴールド
・ダイヤモンド
となっています。
hiltonhonors3.hilton.com
入会手続きしただけの「メンバー」ステータスでも、レイト・チェックアウト、2人目無料、会員限定割引や優先レーンが使えるチェックイン、スタンダードWI-FIなど、結構な特典が付いています。泊まる予定があるなら入会しない選択肢はないでしょう。
シルバーステータスからはポイント宿泊で5泊目無料が付き、ボーナスポイントも付きます。
ゴールドはアップグレードがあるかも?プラス朝食2名まで無料。
ダイヤモンドはラウンジアクセス、高速インターネットが無料、アップグレードはスイートも可能性を残す、といった感じ。
ステータス維持に必要な滞在数と宿泊数
シルバー
1暦年間に4回の滞在または10泊
ゴールド
1暦年間に20回の滞在または40泊、または75,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得
ダイヤモンド
1暦年間に30回の滞在または60泊、または120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得
他のホテルブランドでもエリート会員のステータス維持に宿泊実績が必要なものが多いようですが、ヒルトンでは、1滞在として、宿泊しない「デイユース」も含まれます。
デイユースはアプリでチェックイン・アウトを同じ日で検索すると出てきます。
だいたいは9時~17時利用で、HPCJの25%オフはききません。
また、ポイントを使った無料宿泊でも1滞在はカウントされますが、デイユースでは設定は無し。
連続した24時間以内のチェックアウト→チェックイン(同ホテル)では2連泊でも1滞在とみなされるので、予約が分割されていても、同じホテルに続けて泊まると1滞在とされます。ホテルが変わればOKです。
ステータスチャレンジによる滞在数
このほか、ステータスチャレンジも継続して行われていて、他のホテルブランドからのステータスマッチで限定90日間のゴールド、またはダイヤモンド資格が得られた場合の翌年、または翌々年3月までのステータス延長は、90日間でゴールド4滞在、ダイヤモンド8滞在となっています。
ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城の概要
国内のヒルトンはサラリーマンが土日に利用するとなると結構なお値段がしますが、沖縄にはヒルトンブランドの中でも比較的お得感があるダブルツリーが那覇に2軒。
そのうちのひとつが2016年夏にホテル日航那覇グランドキャッスルからリブランドしたダブルツリーbyヒルトン那覇首里城です。
日航ブランドが1997年から、さらに前身である沖縄グランドキャッスルの開業は1973年とのこと。となると建物は築45年?
歴史ある建物なんですね。
しかしヒルトンへのリブランド前年にもお部屋の改装は行われていたようで、部屋は綺麗になっていて古さはあまり感じませんでした。
私のような地元にヒルトンのホテルがない地方在住者の場合、滞在歴を稼ぐには旅行でホテルを点々とする方法しかないのですが、ついつい北谷にも連泊して1滞在としてしまいました。
というわけで、せっかく安めのホテルがあるのだから・・と那覇で1滞在、それから昔から行けそうで行けなかった首里城も、このホテルを起点に観光しようと思い立ちました。
アプリからの予約とデジタルキー
アプリで検索したときに、デジタルキーのアイコンがあったのですが、結局予約したのが到着30分前くらいなので、デジタルキーのオファーがある前にホテルに着いてしまいました。
アメリカのホテルで初めてデジタルキーを使ったときは、本当にチェックインの手続きもなくいきなり部屋が使える雰囲気でした。
(いちおう、フロントには寄りました)
チェックアウトもフロントに寄らなくても勝手に登録カードから落ちます。
(これもいちおう、フロントに寄って確認、心配性です)
難あり、立地・アクセス
沖縄は那覇を離れると比較的レンタカーでも走りやすいのですが、那覇市内と周辺は慢性的に渋滞しています。
高速を降りてからホテルに着くまで結構時間がかかりました。
帰りはレンタカーを返却する時間を16時半にしていたので、16時前には出発したのですが、ナビで20分と出た距離に40分以上かかりました。
滞在が長くなると結構ストレスかも。
車を使わない場合はゆいレールの牧志駅まで100円のシャトルバスが出ているそうです。
かなりの高台にあるため、徒歩は正直キツイと思います。
1階にはファミリーマートが入っているので、必要なものは外に出て行かなくても調達できそうです。
お部屋と建物
デイユースといっても、14時にチェックイン、15時半にチェックアウトしたので、部屋にいたのは1分くらいです(笑)
コンパクトルームというカテゴリの一番下の部屋を予約しました。
2ベッドで部屋が占領された文字通りの「ベッドルーム」でしたが、この部屋以外は結構広めとの口コミが多いです。
特筆すべきホスピタリティ
フロントのスタッフさん、レストランの従業員さん、接した人はそのくらいですが、どなたも皆さん、高いホスピタリティで、接客は素晴らしいと思いました。
ヒルトンになっても前の雇用は守られたようで、皆さんのモチベーションも高いのかもしれません。
ハード面にはあまり魅力を感じませんでしたが、短い時間でも居心地のよい滞在はこのソフト面かもしれません。
観光
シャトルバス→ゆいレールを使えば那覇の観光はいろいろできるかもしれませんが、今回は帰りの飛行機の関係で首里城のみ。
首里城はこのホテルからさらに高台にあり、ホテルから徒歩で行くと上り坂だけで行くことになります。
ホテルの人と相談し、行きはタクシーを使いました。
(時間もないし)
行きがタクシーで5分くらい。帰りは徒歩でしたが、iPhoneのナビで検索するとホテルまでは8分。
車では通れない、ホテルに降りる急すぎる階段があるのですが、これが近道になります。
でも行くときに使うのはやめたほうが(;'∀')
プロ野球キャンプ
2月はほぼ1か月、ヤクルト1軍の宿舎になるようです。
数年前からとスタッフさんに聞きました。
私が行ってフロントでチェックインしているときもちょうど選手が続々チェックアウトし、私の真後ろを通って玄関に出て、バスで出発するところでした。
振り返ったらバレンティンを間近で見ました!
選手の皆さん、出発時はスーツで、かっこよかったです。
ゴールド特典
ゴールドの特典で、ドリンク券を2枚もらいました。
正確にはチケットではなく、カードキーファイルにおされたVIPスタンプを見せれば無料になる、といったもの。
今回は夜使えないので、1階のレストランで食事の時に使いました。
他には駐車場無料、チェックインの際、温かいチョコチップクッキーをもらったのですが、これは宿泊者全員なんでしょうか?
クッキー、手のひらくらいあり、食べ応えがあります。
駐車場については、行く途中で電話で聞いたら電話に出た方はステータス関係なく皆さん駐車料金有料ですっと言われたのですが、チェックインしたら、ゴールド会員様は無料です、と言われました。
ただ、ホテル前のロータリーにある駐車場だと誰でも駐車さえできれば無料っぽく、ここが満車になって別のところにとめるときの料金かなと思いました。
1階レストランのランチ
お昼を食べそびれていたので、首里城に行く前にレストランでランチを食べました。
ビュッフェもありましたが、既に14時過ぎ。時間がないのでアグー豚のハンバーグのランチ。
部屋付けにしたのでHPCJの2割引きも適用され、ドリンク券も使えてお得にランチがいただけました。
レストランの窓からの眺め。プールがあるんですね。
特典のビール。夫のです。私は広島に帰ってからもこの日はずっと運転手(笑)
スープもついていました。
サラダも。
そしておまちかね、アグー豚のハンバーグ。やわらかーい。美味しかったです。
このあと、チェックインのときにお世話になったフロントスタッフの方が玄関前でタクシーのお世話をしてくださり、迅速に首里城へ。
首里城観光は内部を駆け足で廻って、30~40分。
あまりゆっくりはできませんでしたが、15時半にはホテルに戻ることができました。
ここから田原にあるABCレンタカーの営業所まで、少し渋滞して40分くらいかかったのですが、ABCレンタカー、出発時は時間がかかりましたが返却時はとっても作業が早く、車で到着して送迎バスに乗るまで10分足らず。
今度は1泊をここにして、たまには那覇の街を楽しむのもいいなぁと思った、そんなホテルでした。
ホテルのスタッフさんがいいから、居心地がよいことは間違いなさそうです。