昨年のニューヨークでは有名な高いところを3つ踏破しました。
エンパイア・ステート・ビル、トップ・オブ・ザ・ロック、ワンワールド展望台です。
ニューヨークの街並みが一番きれいに見えるのはどこでしょうか?
INDEX
ニューヨークの高いビル・ベスト5
ニューヨークらしい景色というと、高層ビル群。
その中で単純にビルの高さで比較すると2018年現在、以下の順位となります。
順位 | ビル名 | 高さ |
---|---|---|
1位 | ワンワールド・トレードセンター | 541m |
2位 | 432パークアベニュー | 425.5m |
3位 | エンパイア・ステートビル | 381m |
4位 | バンク・オブ・アメリカ・タワー | 366m |
5位 | ニューヨーク・タイムズ・ビルディング | 320m |
6位 | クライスラービル | 320m |
5位と6位はほぼ同じ高さなのでついでに記載しました。
2位の432パークアベニューは近年建設されたタワーマンションです。
トップから景色をみたとき、ひときわ高く目立っているので、「あんなのあったっけ?」と思いました。
右のほうにたっているひときわ高いビルが432パークアベニューです。
広角で撮影しているのでちょっと曲がって見えますが、実際はまっすぐ建ってます。
また現在建設中の30ハドソンヤードが完成するとニューヨーク3位になるので、エンパイア・ステートビルは4位に陥落することになります。
他にも高層のビルはマンハッタンにたくさんありますが、観光で実際に上の展望台などにのぼれるのは実はわずかです。
1位のワンワールドの展望台と、3位のエンパイア・ステートビル、そして圏外ではあるものの、259mの高さを誇るロックフェラープラザの「トップ・オブ・ザ・ロック」。
このほかには高層階にあるレストランや、高層のホテルなどあるかもしれませんが、誰でも入れてニューヨークを見渡せるのはおそらくこの3か所です。
エンパイアステートビル
一番有名なのは言わずと知れたエンパイアステートビルですね。
ビルの外観も美しいですが、マンハッタンの真ん中から、360°見渡せる夜景がやっぱり素晴らしいです。
データ
竣工:1931年
高さ:443m 102階建て・メイン展望台86階高さ320m
アクセス
10118NYNew York City350 Fifth Avenue
TEL:(212) 736-3100
営業時間
AM8:00~AM2:00(年中無休)
(エレベータ最終AM1:15発)
ニューヨークで忙しく観光しているとき、夜遅くまで登れますので、時間を有効に使いたい方は夕食後などに登るのがおすすめです。
20時、21時を過ぎると列も短く、たくさんのロープで貼られたセキュリティゲート前を通ると、
「昼間、こんなに並ぶんだぁ」と思うはず。待ち時間もほとんどありません。
逆に一番混むのはトワイライト(日没前)です。
これはどこのビルも同じかと思います。
料金
チケット種類 | 大人 | 子供 | シニア | VIP EXPRESS |
---|---|---|---|---|
86階展望台まで | $37 | $31 | $35 | $65 |
86階展望台+102階トップ展望台 | $57 | $51 | $55 | $85 |
オンラインと窓口の両方で購入可能です。
日時指定は特にありません。
正直、この料金は高すぎるんで、通常はニューヨークシティパスか、ビッグアップルパスで選択したほうが安いです。
ニューヨークが初めてならシティパス、2回目、3回目以降なら組み合わせを選べるビッグ3やビッグ5でしょうか。
ニューヨークシティパス
www.citypass.com
ニューヨーク・ビッグアップルパス
ニューヨークフリー旅行 NEWYORKing-ビッグアップルパス 、ミュージカル、ウッドベリーバス、ヘリコプターツアーおよび各チケットの購入サービス
ニューヨーク・エクスプローラ・パス
www.smartdestinations.com
おすすめポイント
オープンエアなのは86階のほうです。料金を追加して102階の展望台までのぼってもいいけれど、個人的には86階の強風の中での夜景観賞でもいいかな。
粗い格子状の柵がありますが、ガラスなどない生の夜景をみることができます。
風が強いので、スマホやカメラはストラップをしっかりホールドして写真を撮ってください。
到着最初の頃に行くのもいいですが、ニューヨークの街をたくさん歩き、どこに何があるかある程度把握してから登ってみると、各ランドマークの立ち位置が確認できて楽しいかもしれません。
トップ・オブ・ザ・ロック
ロックフェラーセンターにある展望台、トップ・オブ・ザ・ロック。
高さでは見劣りしますが、美しいエンパイアステートビルも景色に入り、ビルの屋上デッキから見る風景はさえぎるものが何もなく、解放感がいっぱいです。
待ち時間も少な目なので、私はここが一番好きです。
公式WEBSITE
データ
竣工:1933年(2005年再オープン)
高さ:259m 展望台は67,69,70階
67階はオープンエアのガラス張り、70階はオープン屋外デッキになります。(ビルの屋上になります。)
アクセス
30 Rockefeller Plaza, New York, NY
メインエントランスは、5番街と6番街の間の50番街にあり、歩道にかけて赤いカーペットがひかれているのでわかると思います。
営業時間
AM8:00~AM12:00(年中無休)
(最終の入場時刻: PM11:15)
料金
チケット種類 | 大人 | 子供 | シニア |
---|---|---|---|
スタンダード | $36 | $30 | $34 |
シニアは62歳以上、子供は6-12歳なので5歳以下のお子様は無料です。
WEBでは時間指定ができます。
また、SUN&STARなどのアップグレードもできます。
(24時間以内に2回のぼることができるチケット)
ただし、お天気のことを考えると、出発前から日時指定するのはリスクが高いですね。
時間が無い人は一人81.66$払えばVIPアクセスができます。
おすすめポイント
安定して綺麗な写真を撮りたいなら、こちらのほうがエンパイアよりお勧めです。
ここは柵さえ無いんです。
でもエンパイアのように展望スペースが狭くないので、危ない感じはありません。
(風はやはり強いので、ストラップは必須)
エンパイアとワンワールドのビルを写真に収められる、というメリットも。
昨年の写真では建設中のビルのクレーンががっかりですが、広大なセントラルパークも見渡せます。
入り口が少しわかりにくいですが、チケット売り場と入場が地下になるので、ビルに入ったらまず上ではなく地下を目指します。おりたところにスーツの紳士が待っています。昼間は比較的待ち時間なく入場できます。
ワンワールド展望台
いくたびに工事中でしたがようやく完成し、上まで上がれるようになっていたワンワールド。
その110階に展望台ができています。
公式WEBSITE
データ
竣工:2014年(展望台オープンは2015年)
高さ:541ḿ(展望台100~102階高さ381m)全米1位・西半球1位
アクセス
285 Fulton St, New York, NY 10007
営業時間
夏と冬で営業時間が違います。また、1月の予定が記載されていません。詳細は下記ページを参照ください。
oneworldobservatory.com
料金
チケット種類 | 大人 | 子供 | シニア |
---|---|---|---|
スタンダード | $34 | $28 | $32 |
他にプライオリティの料金などがあります。
子供料金は6歳から12歳、13歳以上は大人になり、65歳以上はシニア料金です。
5歳以下の子供は無料です。
私はビッグアップルパスのチケットを持っていましたが、そのままでは入場できず、当日窓口で時間を指定してもらって入場しました。
入り口にいる係のひとに持っているチケットを見せると、優先列のレーン(一番左側)に並ぶように指示されます。
おすすめポイント
現在全米1の高さを誇るワンワールド・トレードセンター。
最寄り駅が多く、どこからでもアクセスしやすいです。
トップ・オブ・ザ・ロックやエンパイア・ステートビルがマンハッタンの中心にあるのに比べ、こちらはロウアーマンハッタンにあるので、北側をみればマンハッタン全景が、南をみると自由の女神やブルックリン地区、対岸のニュージャージーなどを眺めることができます。
オープンな展望台ではないのでガラス越しにはなりますが、そのぶん、強風にさらされることなく、おちついて景色をみることができます。スマホ落下の危険性もありません(笑)
広々した展望室
一方、有名なビルは34丁目より北側に主に位置しているため、エンパイアやクライスラービルを見るには少し遠いなという印象。
今回紹介した3つのうち、1つだけ選ぶなら、ワンワールドじゃないほうが良いかなと思います。
ブルックリンの方向。イーストリバーにかかる橋など。
こちらはハドソン川の方向です。
新しいだけあり、セキュリティはこの中で一番厳重です。
荷物のほか、アメリカの空港にあるような全身スキャンの装置があり、無作為で調べられます。
(通常の列は地方空港にあるような通過するだけのタイプ)
まとめ
ニューヨークを高いところから眺めると、ニューヨークにやってきた実感がひしひしと湧きます。
高層ビル群を見るには、他にもブルックリンやニュージャージーから見る方法や、贅沢にヘリに乗る、という方法もあります。
また、ニューヨークシティパスにも付いている、ハーバーナイトクルーズでも、川や海からぐるっと夜景観賞ができますが、残念ながら船の上では写真はぶれやすく、特に夜景は記録に残すことが難しいです。
しかもクルーズ時間が長い、冬はデッキは寒い、予定が日曜夜と限られていて、天気が選べないと、結構難しい観光でした。
日曜の朝は早起きしてハーレムのミサに行ったので、クルーズの終わりごろは眠くなってしまいました。
注意点として、どこの展望台に上がるにも、飛行機並みの厳しいセキュリティチェックがあり、三脚などはNG。
自撮り棒も、係官の対応によってはNGとなりやすいので、持参物には気を付けてください。
コインロッカーなどはありません。大きなバックパックもNGです。飲食物の持ち込みもできません。
私は昨年は、
・エンパイア→夜
・トップ・オブ・ザ・ロック→午後
・ワンワールド→朝
という行程で上りました。
よく考えたら、エンパイアは毎回夜、トップオブザ・ロックは毎回昼にのぼっていました(笑)ワンパターンなことに・・・。
次回はどこから何時ごろ景色を眺めるか、まだまだ悩み中です。
ですがトップ・オブ・ザ・ロックからの夜景はまだ見たことがなく、特にエンパイア・ステートビルのライトアップは美しいので、トップ・オブ・ザ・ロックに一度トワイライト~夜登ってみたいなーとぼんやり考えています。