ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

2019年版自由の女神②新名所!自由の女神ミュージアム(Statue of Liberty Museum/自由の女神博物館)

2019年秋に訪れたニューヨーク・自由の女神の島、リバティ島。
今回で6回目の訪問でしたが、前々から工事が続いていた新しい博物館がついに2019年オープンしていました!

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INDEX

リバティ島までのアクセスやフェリーの予約について

自由の女神が建つリバティ島までの予約は以下の記事を参照ください。
www.lucamileagelife.net

実際のリバティ島に上陸するまでのアクセスなどは前回記事より。
www.lucamileagelife.net

リバティ島のレイアウト

リバティ島はニューヨーク・マンハッタン南端にあるバッテリーパークからフェリーでアクセスします。
徒歩で一周してもたいして時間のかからない小さな島です。

島内のかんたんな案内図を描いてみました。
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現在、フェリーターミナルは島の西側の桟橋にあります。
以前、ハリケーン「サンディ」の影響で壊滅的な被害を受けたときは一時的にマンハッタンに近い東側の桟橋が使われていたこともありましたが、現在は従来通り、女神像の前を横切って島の前を半周する形でフェリーが到着します。

グーグルマップで検索すると非常にややこしいのですが、自由の女神ミュージアムで検索すると、グッズショップがヒットします。
新しく建設された自由の女神ミュージアムは、英語で書いてある島の北側、上陸して左手に見えてくる建物です。
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公式サイト

公式サイトは以下、チケット予約と同じサイト上にページがあります。
www.nps.gov

博物館へ行く前に

博物館へ行く前に、クラウンアクセス、ペデスタルなどの予約のチケットを持っている人は先に台座へ向かってください。
特にクラウンアクセスは最終が3:30なので、遅い時間に上陸した方は注意です。
午前中アクセスした人も、先に行くことをおすすめします。
クラウンやペデスタルは一番空いているのが朝いちばん、その後時間をおうごとに混雑してきます。

博物館の入場料金は?

博物館への入場料金は無料です。
自由に出入りすることができます。
荷物のチェックなどもありません。そもそも上陸前に入念なチェックがありますので、泳いできた人(?)以外は危険物をもっていないことになります。
もともと博物館は女神像内部の2階にありましたが、フランスのギュスターヴ・エッフェルさん(エッフェル塔を作った人)と、女神像の建設の関係など、興味深いお話がいろいろあるのにペデスタルやクラウンのアクセスのある限られた人しか見られないのはもったいないと常々思ってました。
ただ上陸して女神の前で記念写真を撮るだけではもったいないです。
オーディオガイドでも詳しく紹介はされますが、ぜひ立ち寄ってみてください!

実際に入場してみました

内部はシアタースペース(Immersive Theater)と、ギャラリー(Engagement GalleryとInspiration Gallery)が二つありました。
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Immersive Theater

シアターはいくつかの部屋を移動しながら映像作品をみるようになっています。
ドローンで至近距離から撮影された迫力ある映像もみることができます。
トータルで10分程度の映像です。

次は女神像の設計についてのギャラリーで、もともと女神像内部にあった多くの展示物が移設されていました。
建築や設計に興味があればとても面白いと思います。
内部の設計がエッフェルさんによるもので、これを知っているとリベットが多用された鉄の構造物である女神内部とエッフェル塔の共通点を多く発見できると思います。

こちらは大人も子供も楽しめる大きなスクリーンのあるInspiration Galleryです。
この映像作品が面白い試みで、
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まずはこの柱のようなところで、自分の写真を撮影します。

私たちも夫婦で写真を撮ってみました。国籍も選ぶことができるのでジャパンを選択。
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その後、大きなスクリーンのところで待っていると
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来た!
いくつもの写真がどんどん移動していき、女神像を形作っていきます。

その後、写真が次々に重なり、これまで訪れた人の延べ人数が表示されます。
その一番上、ええ!すごい、松井選手が筆頭です。
この人は本当にニューヨークで著名人、影響力のある人なんですね。
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その次にくるのはここ。ガラス張りの展示室に以前台座の中、一階にあった「たいまつ」が移設設置されていました。
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これは1886年から100年間実際に使用されていたオリジナルのトーチで、アメリカに上陸してくるたくさんの船を灯台として出迎えていたそうです。

屋上にはルーフトップギャラリーもあり、後ろ向きではありますがここからも女神像の写真を撮ったり、マンハッタンの景色を眺めたりすることができます。
博物館は以前の女神内部の2階のスペースは狭かったし、クラウンアクセスや混雑が気になってあまりゆっくり見られなかったので、自由に出入りできる新しいミュージアムで多くの人に自由の女神についてもっと知ってもらえるようになって良かったのではないでしょうか。

マンハッタンへ帰る航路

来るときは15分で来たフェリーの航路ですが、帰りは必ずエリス島に立ち寄り、停泊時間があるので下船しなくても30分以上かかります。何度も来ていればパスしてもいいですが、エリス島の移民博物館も充実した展示が多く、入館も島への立ち寄りもフェリーのチケット代に含まれていますので是非下船してお立ち寄りください。
今年は初めて午後発のフェリーに乗ってみましたが、秋から冬は日も短く、帰りは陰ってきてあまりいい写真も撮れませんでした。
混雑も朝のほうがマシですし、次回はまた朝いちばんにアクセスしてみたいと思います。
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