本場のアイスホッケーをみたことがありますか?
ニューヨークではさまざまなスポーツを観戦することができますが、野球が終わるころからシーズンが始まるのがNHL(アイスホッケー)で、NBAとともに人気スポーツです。
前回記事では試合がはじまる前までのアクセスやお席の紹介だったので、後編で実際の試合観戦に続きます。
INDEX
- 試合開始時間から終了までの観戦所要時間
- 試合開始前のセレモニーいろいろ
- 国歌斉唱
- 人数とポジション
- 反則
- フェイス・オフ
- ペナルティ
- パワープレイ
- ゴール
- この日の試合結果
- インターバルのイベントいろいろ
- 試合終了後の帰路
チケットサイトでチケットを購入する方法はこちら。
www.lucamileagelife.net
アリーナへのアクセスや席の案内は以下の記事をご覧ください。
www.lucamileagelife.net
今回の記事はいよいよ実際の試合観戦です。
試合開始時間から終了までの観戦所要時間
試合観戦をする場合、ニューヨーク旅行で予定を組むうえでまず気になるのは所要時間かと思います。
試合時間のルールは
・1ピリオドが20分で第3ピリオドまで
・インターバルは15分
というルール。
そうなると試合時間は1時間半で終わるんじゃないか?と感じますが、実際は反則などでしょっちゅう試合が止まりますので、今回は
・第1ピリオド:20:10ごろスタート(20時試合開始ですがセレモニーや国歌斉唱などあり)
・第2ピリオド:21:00ごろスタート
・第3ぴリオド:22:00ごろスタート
っていう感じでした。
今回は20時試合開始だったので19時過ぎに会場に行きましたが、試合終了後に外に出られたのが22:45ごろでした。
私の席は最上段でおりるのに時間がかかるため、通常は試合開始時間から2時間半くらいで帰路につくことができることになります。
試合開始が今回は20時でしたが、まずセレモニーや国歌斉唱などがあるので、実際は20時10分~15分ごろプレイが始まります。
平日ということもあり出足が遅いのもありますが、19時過ぎ~19時半頃会場に向かっても十分余裕があります。
試合開始前のセレモニーいろいろ
試合が始まる前にいろいろなセレモニーがありますが、迫力満点のプロジェクションマッピングがあります。
2013年に改装オープンしたマジソン・スクエア・ガーデンで始まりました。
毎年変わるので楽しみです。
国歌斉唱
国歌斉唱のときはフィールドが星条旗に変わりました。
人数とポジション
プレーヤーは1チーム6人でそのうち一人はゴールテンダー(キーパー)です。
ライト・レフトのディフェンス、ライト・レフト・ウイング・フォワードなどのポジションがあります。
交代は何度でもよく、審判に宣言する必要もありません。
運動量が多いので数分おきにプレーヤーや入れ替わり、とってもめまぐるしいです。
反則
しょっちゅう試合が中断しますが、主には反則などです。
オフサイド
オフサイドはサッカーでもありますがホッケーの場合はオフサイドラインは固定で、相手コートのブルーのラインです。ここにパックが無い状態で入ったら反則になります。
アイシング
センターラインより前でパックをうち、ゴールラインを割ったり、センターラインと自陣のブルーラインをまたぐパスなど。
この場合、攻めているチームのプレイヤーがディフェンスより先にパックに触れないとアイシングになってしまいます。(遅延行為を防ぐためのルール)
このほかにはサッカーのようにホールディングやフッキング、トリッピングなど、相手の妨害行為をするプレーやフィジカルを攻撃する行為、スティックの使い方などで細かなファールがたくさんあります。
フェイス・オフ
ファール(反則)やその他何らかの理由で、いったん試合が中断し、フェイスオフといってリンクに9か所あるフェイスオフ・スポットに審判がパックを落とし、試合が再開します。
ペナルティ
ファールによって選手に課されるペナルティは何段階かあります。
マイナーペナルティ
2分退場→ペナルティボックスで待機(リンク上は一人少なくなる)相手が得点したら残り時間にかかわらず解除
メジャーペナルティ
5分退場→ペナルティボックスで待機(リンク上は一人少なくなる)解除は無し
ミスコンダクトペナルティ
10分退場→ペナルティボックスで待機(リンク上には代わりの選手が出せる)
ゲームミスコンダクトペナルティ
試合終了まで退場→控室に戻る(リンク上には代わりの選手が出せる)
マッチペナルティ
試合終了まで退場→控室に戻る(リンク上には代わりの選手が出せる)
気が付いたら目当ての選手がいない、、あ、ペナルティボックスにいるやん、ということもしばしば、しかし昔ほど乱闘がなく、盛り上がりにかけてきた近年です。
ちなみにこの日の試合のなかで、ペナルティボックス入りは以下。
パワープレイ
マイナー、またはメジャーペナルティなどで一時的にチームのプレイヤー人から4人に減ってしまった場合、当然多いほうが有利。
このとき、攻撃側はパワープレイ、守備側はペナルティーキルということになります。パワープレイの時はフォーメーションが変わるので必見。
そしてゴールが出やすいので目が離せません。
ゴール
レンジャースがゴールすると盛り上がりは最高潮で、カープの試合なら1点入ると「宮島さん」を歌いますが、こちらレンジャースのファンもこぶしをあげてコールしつつ歌います。歌・・というか掛け声ww
」
この日の試合結果
この日はレンジャースの勝ち、当初はレッドウイングスのスピードに負けてる感がありましたが、結果はこの通り。
レンジャースが良かったというより、レッドウイングスのゴーリーがヘタレすぎたというべきか?
詳しい試合結果は以下のページで見られます。
https://www.espn.com/nhl/game/_/gameId/401145276
私の最近の一押しはロシア出身のArtemi Panarinです!
鉄壁のゴーリー、ベテランのLundqvistも、ニューヨークにはじめて来た頃からファンですが、そろそろおじさんになってきたので、最初の選手紹介でイケメン選手が次々スクリーンに出ると、やっぱり若手のシュッとした選手を応援したくなります(;^_^A
インターバルのイベントいろいろ
ピリオド間のインターバルにいろいろなイベントがあります。
試合の流れが速いので集中している20分間のあと、ほっとする時間です。
Tシャツトス
観客席にTシャツが投げられますが、当然、3階4階席までは来ません(;'∀')
観客のパフォーマンス
カメラが観客を映し出したら、しっかりパフォーマンス。ハマスタでもありますよね!
製氷タイム
ちびっこが製氷するマシンにちょこんと乗せてもらって観客に手を振ります。
子供のミニ試合も
コートの半分を使って子どもたちの試合もあります。
この大きなバルーンにカメラがついていて、観客席をゆっくりと回ります。
私が今まで見た試合ではいつも誰かしら有名人が来ており、往年の名プレーヤーのほか、ダイアン・レイン(女優)や今回はサラ・ヒューズ(フィギュアスケートの金メダリスト)など。その場合は大画面で紹介されてみんな大拍手です。
試合終了後の帰路
試合が終わると余韻にひたる暇もなく、民族大移動です。
この日は平日ということもあり、満席ではなく観客数は16804人(max18006人)。
近くの入場口がいっせいに解放されひたすら階段を降ります。
(階段のほか、エスカレーターも止まっているので階段にされます)
しかし、、私は忘れていました。
自分が禁止物をもっていて荷物預かり所に預けていることを・・。
流れに乗っておりていったら、入ったところとは別の出口に出てしまいました。
当然再入場はできないので、セキュリティチェックのあった出口から入ろうとすると止められてしまいました。
荷物がある、というと横から通らせてもらい、無事にGoProとスタビライザーを奪還(;'∀')
帰りはお腹がすいたので、駅構内でお寿司を買い(あまりおいしくありません)
ホテルに帰ったら23時、、
この時間でもマンハッタンの中心部に泊まっていればそれほど危険なかんじはありません。
夜さびしくなるところに泊まっている場合はタクシーやUBERを使いましょう。