ニューヨークから行ける日帰り旅、昨年の旅行では近場のフィラデルフィアに行ってきました!
アムトラック(鉄道)の予約や現地での交通機関などについてまとめておきます。本記事では予約まで。
INDEX
ニューヨークから日帰りで行ける近郊の都市
ニューヨークから鉄道を使って行けるほかの都市はいくつかあります。
私のこれまでのニューヨーク旅行ではなるべく1日は郊外や他都市へ行くようにしていますがこれまで行った郊外や近郊の都市は、
・ワシントン
・ボストン
・タリータウン
・ビーコン
などなど。
コストを考えたらバスという選択肢もあるのでしょうが、我が家は避けています。
理由は鉄道のほうが圧倒的に事故にあう確率が少ない、一緒に同乗する乗客の経済的格差がバスのほうがどうしても下になり、犯罪にあう確率が高くなるというのが理由です。
別の選択肢として飛行機を利用、というのもありますが、保安検査や空港までの移動、待機時間を考えると、アムトラックは街中からポンと乗れてトータルの所要時間はかからず、日帰りが十分可能だと考えています。
アムトラックとは?
アムトラックという名前から、「トラック??」と思われるかもしれません。
アムトラックは1971年発足の鉄道会社で全米を鉄道網で結んでいます。
正式名称は全米鉄道旅客公社(アメリカ英語: National Railroad Passenger Corporation)となります。
日本でいえばJRみたいなものでしょうか。
公式サイト
www.amtrak.com
利用にはアカウント作成が必須です。
パスワードは大文字・小文字・数字と特殊文字の組み合わせで作成します。
アムトラックの予約画面
アムトラックの画面ころころ変わるんですが現在はこんな画面になっていて、トップからすぐに予約操作ができます。
片道か、往復、またはマルチ
一度の予約で片道のみ、往復、または単純往復ではない予約もできます。
なお、以前あったJAF(AAA)の割引は使えなくなっています。
AAAの割引があったころは片道ずつで予約するべき(片道しか割引にならなかった)でしたが、今は予定変更がなければ1予約のほうが管理しやすいかもしれません。
行先の入力方法
行先は飛行機と同じような駅名のコードがあります。(3桁)
ニューヨークはペンステーション発着なので、NYP
ボストンはバックベイステーションなので、BBY
ワシントンはWAS
フィラデルフィアは30Thステーション駅ですが、PHL
残りは時間帯を指定したり、乗車人員を入れたりします。
大人数で予約したことがないのですが、ひとつのアカウントで2名予約をいつもしています。
別々に乗車するなどの事情があればそれぞれアカウントを作ったほうがいいです。席は指定できませんので並びの席とかは空席を実際に乗車して席を探すしかありません。
アプリ版もあるのでiPhoneなどのスマホに入れれば現地からでも予約可能です。
ちなみに米国でのオンライン上のカード利用は、通販サイトによっては日本のクレジットカードははじかれることが多いのですが、アムトラックは昔から大丈夫です。
逆にニューヨークのメトロノース鉄道などMTA系は日本のカードは使えないので、鉄道チケットのオンライン予約はできません。現地についてから券売機や窓口で購入するしかありません。その場合は当日でなくても2か月先まで購入可能です。
価格の条件の詳細
アムトラックは何種類かの運賃があり、キャンセルポリシーも違います。
予定が確定していればセイバー運賃が一番安いですが予約後24時間経過するとキャンセルはできません。
↓
SAVER
Saver Fares are deeply discounted, lowest-cost available fares. Saver Fares availability is limited and require advance purchase, so book early.
・100% refundable within 24 hours of purchase
・After 24 hours:Non-refundable
25% cancellation fee
75% credit on a non-refundable eVoucher
バリュー運賃は出発8日前までなら100%返金されます。
↓
VALUE
Available on all Amtrak routes, Value Fares are the regular rate for fares and offer several refund options. Value Fares availability is limited.
・100% refundable at least 8 days prior to departure
・25% cancellation fee within 7 days of departure
Unreserved: 25% cancellation fee 1 hour after purchase
Discounts & promos allowed*
キャンセル料なしで自由に変更可能なのがフレキシブル
↓
Flexible
Flexible Fares are fully refundable without cancellation fees and reservations are easily modified. Flexible Fares are ideal if your plans change.
100% refundable prior to departure
No cancellation fee
Discounts & promos allowed*
ビジネスやプラチナは使ったことがなく、よくわかりません(;'∀')
↓
BUSINESS
Business Class offers an affordable, enhanced travel experience with extras like more legroom and non-alcoholic drinks (features vary by train).
100% refundable prior to departure
No cancellation fee
Discounts & promos allowed*
PREMIUM
Premium Services include Acela First Class: an upscale travel experience, and private rooms: available on most long-distance routes.
Sleeping accommodations:
Refundable at least 15 days prior to departure
25% cancellation fee
Acela First Class:
100% refundable prior to departure
No cancellation fee
Free meals included
Discounts & promos
いつ予約?
アムトラックは時々週末スペシャルとか、季節のキャンペーンとかあるのですが、基本的には早ければ早いほど安く予約できます。現時点では来年の1月の同日、つまり11か月先まで予約可能です。
そうはいってもセイバー運賃だとキャンセルがきかないため、折り合いは難しいです。
私もPhiladelphiaの予約が、数か月前に見たときに29ドルという最安値運賃が出ていました。
しかし実際にそろそろ予約しようか、という頃(たしか1か月を切るくらい前)には最安値が90ドルに。
今調べてみると、ずっと先の予約で最安はニューヨーク~フィラデルフィア間が片道45ドルが普通列車(リージョナル)の最安でした。アセラになるとセイバー86ドル、バリューが115ドルです。
ずっと遠いワシントンまでのセイバー54ドルなので、距離でそれほど違うわけではないみたいです。
大事なことは、セイバー料金枠は限りがあり、売れたら無くなるということ。
旅程をなるべく早めに確定し、予約をするべきです。
私はフィラデルフィア美術館とバーンズコレクション、どちらもいくとしたら両方の定休日を避けてしまうとどうしてもほかと予定がかぶってしまい、結局バーンズコレクションは断念しました。またいつか行きたいと思います。
フィラデルフィアの場所
ざっくりとした位置は以下のマップを参照ください。
長くなりましたので、また次回、実際の乗車編を。