ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

ニューヨークからアムトラックでフィラデルフィアへ日帰りの旅③(SEPTAで移動、フィラデルフィア美術館へ)

アムトラックはいつも乗っているからいいものの、着いてからのことをあまり考えていなかったので結構現地で苦労しました。
やはり下調べは大事!と実感。

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INDEX

前回までの記事

チケット予約に関する記事
www.lucamileagelife.net

ニューヨークから出発してフィラデルフィアにつくまで
www.lucamileagelife.net

今回はアムトラックでフィラデルフィアの30thステーションに着いてから、最初の目的地のフィラデルフィア美術館までの移動手段などを記載する予定です。

フィラデルフィアの市内観光時の移動手段

フィラデルフィアは30th Street Stationがアムトラックの駅になります。

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その後の移動手段ですが、
・Septa(ローカル鉄道)
・Septa(バス)
などがあります。
Septaというのは公共交通機関の総称のようです。ニューヨークでいえばMTAのような。

ただし、今回、私が行った目的地はフィラデルフィア美術館とイースタン刑務所なのですが、ぶっちゃけここまでは徒歩圏内です。
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正直、今回ご紹介する交通手段で行くより歩いたほうがおそらくはるかに速かったかと・・。

ただ私が単に乗り物好き、ということでローカル鉄道やバスに乗ってみました。
それとフィラデルフィアは治安的にはニューヨークの人がいっぱいいるエリアとは全く違う、ちょっとさびれた寂しい感じのところも随所にあるため、徒歩ルート上に微妙なエリアがあるかどうかは歩かれる場合はしっかり調べてみてください。

下調べ不足でしたが、移動の間に他の方のブログや旅行記をみたところ、
「30thステーションをいったん外に出てSeptaの駅まで移動する」
と書いてあったのがたくさんありました。

実際、帰りは市庁舎から地下鉄に乗り、この地上に出入り口のある駅に出ました。アムトラックの駅までは外を歩いて徒歩5分くらい。
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ですがアムトラックのホームから駅の構内に出る広いホールの中から、外に出ることなくSEPTAのローカル(regional rail)に乗ることができます。
この列車も同じ方向に行きます。同じ列車なのでしょうか?それがいまだにわかりません。
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2020.03.13追記
路線図やSEPTAのWEBサイトで調べたところ、やはり違う列車で、同じ30th STREETの駅名でも乗り場も路線も違うものでした。
・Regional Rail →アムトラックの駅構内で乗り換えられる列車
・Market-Frankford Line →いったんアムトラックの駅から外に出てまた駅舎に入るもの・地下鉄でした。
どちらも市庁舎のある15thに行きますが、Market-Frankford Lineのほうが市庁舎の真下に出るので市庁舎近辺を観光するには便利です。
逆に美術館など、バスに乗り換えていく場合はRegional railのほうがアムトラックからの乗り換えも簡単で、降りた駅ですぐにバス停があるのも便利でした。

柱に書いてある番号はアムトラックのトラック(ホーム)の番号で、いくつかあるトラックから出てくることになるのですが、この写真でいう右奥に向かっていくとRegional railの乗り場に着きます。近くにチケット売り場もあります。
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アムトラックのチケットを見せれば無料で次の駅まで乗車可能です。
ホームに上がるエスカレータのところに係員がたっています。
私は到着した当初は観光する気満々で、職員の女性にもいろいろと助言をもらい、バスにもローカル鉄道にも乗り放題の1日パス(one day independence pass)を買いましたが日帰りでは美術館と刑務所、そして市庁舎くらいしか行けず、結果もったいなかったことになりました。
パスは都度支払いをしなくてよいのは良かったです。(バスでも見せるだけ)

SEPTAの料金について
www.septa.org
この中でいろいろと安い乗車券が書いてありますが、バスにも地下鉄もRegional railにも乗り放題のパスは13ドルのものになります。
それ以外はバス・地下鉄はいいけど、regional railには無効です。

フィラデルフィア美術館に行くまで

結局、無駄使いになるとはそのときは思わずワンデーパスを買い、まずはSepta regional railに乗りました。
アムトラックの到着した同じ構内から出発です。その時点ではアムトラックのチケット見せて無料で乗車です。
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駅の職員の女性に言われたようにWest Trenton行きを待ちます。
10:05出発になっていますが、実際はもっと遅くきました(笑)
車内の様子。平日のこの時間、ほとんど乗ってる人はいませんでした。
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橋を渡りながら、さっきまでいた30thストリート駅が見えます。
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路線図です。15thあたりが市庁舎もあり、町の中心みたいです。
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駅を出て迷いながらも地上に出るとすぐにバス停が。バス停が見つかるか不安でしたがよかったです。
バス停は向かい側にCHASE銀行がある交差点です。

口頭で聞いただけでしたが、Googleマップのルートでみたら言われた通り38番のバスが来るようです。
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なかなかバスが来なかったので、この時点で「歩いたほうが早くない?」と夫が言い出しました(;'∀')
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ようやくバス乗車。
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しかしGoogleマップのルートは信用できない、降りろと言われたバス停は美術館の真裏の、従業員とか入る入り口でしかも工事中。
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最初に美術館が見えた時点でおりたほうがよさそうです。(Google先生の言うことを聞いて、降りずに美術館を半周しました)
結局外をぐるっと歩いて正面に戻りました。

こっちが入り口ですがあまりに巨大すぎてコの字型の正面の建物しか写真に納まってません。広角レンズが必要ですね。
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フィラデルフィア美術館について

フィラデルフィアの観光については、美術ファンとしてはフィラデルフィア美術館とバーンズコレクション、両方の美術館を制覇するのが王道でしょうが、
フィラデルフィア美術館・・月曜定休
バーンズコレクション・・・火曜定休
我が家のスケジュールでは月曜か火曜しか行ける日がなかったため、今回は火曜に行って、バーンズコレクションは次回以降の楽しみとなりました。
スケジュールを立てる際はお気を付けください。

公式サイト
www.philamuseum.org

チケットも公式サイトで予約できます。

コレクションすごいですよ!
こんなのとか、
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こんなのとか。
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人も少なく、見放題です。
美術品鑑賞用のスコープを持参したので、特に宗教画の衣類のレースや刺しゅうの装飾の細かさにいたるまでじっくりじっくり鑑賞できました。

参考までに、私が愛用しているスコープです。軽くて旅行にもいいです。
視野はやや狭めですが特に油彩や彫刻の細部をみるには最高です。

野球観戦にはkenkoの千円くらいのをいくつも持っていて、なくしたり忘れたり、人に貸したりいろいろですが、美術鑑賞用にはビクセンがお勧め。

簡単な昼食

朝ご飯はホテルでしっかり食べてきたのですが、お昼は近くにお店が全然ないので美術館内のカフェで。
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種類も少ないし、買ったもののあまりおいしくはなかったのですが、食べられないよりはマシ?(;'∀')
時間があれば一度また市庁舎近辺に戻ったほうがお店はたくさんありました。
私たちは市内には戻らず、一息ついたら次はイースタン州立刑務所へ向かいました。
それはまた次回。

2020.03.15追記
コロナウイルス対策と思われますが2020年3月13日から月末までフィラデルフィア美術館はクローズ中です。メールが来ました。