サワディーカー!
前回の羽田T2乗り継ぎ編には、驚くほどたくさんのアクセスをいただきありがとうございました!
いよいよANA849便(0:05発)へと搭乗します。
深夜便のビジネスクラスは、限られた時間を「睡眠」に振るのか「サービス」を楽しむのか、究極の選択を迫られる場所。
今回は、熟練マイラーでも意外と見落としがちな「パジャマ事情」と、深夜便を快適に過ごすための私のルーティンを詳しくレポートします。

INDEX
- ANA深夜便の優先搭乗から始まる「パジャマ確保の戦い」
- 深夜便ビジネスクラスを快適にする「機内持ち込み必須リスト」
- 深夜便を「眠れる寝室」に変える持ち物リスト
- 【重要】タイ入国に必須!「TDAC」の事前登録を忘れずに
- 787-9スタッガードシートの「リアルな使い勝手」
- 深夜便の機内食スケジュール・コスパか、睡眠か?
- Wi-Fi事情
- 衝撃の早朝4時36分着!その後の「どうする?」問題
前回の記事はこちら。地方空港からの乗り継ぎで羽田にきました。いよいよ国際線に搭乗です。
www.lucamileagelife.net
ANA深夜便の優先搭乗から始まる「パジャマ確保の戦い」
今回の機材はボーイング787-9。
全席通路側のスタッガード配列です。
優先搭乗はビジネスクラスはグループ2です。(もしくはSFC)

深夜便を100%楽しむために、私が真っ先に行ったこと。
それは、「パジャマの貸し出し」をお願いすることでした。
実はJALのビジネスクラスでは、長距離路線であってもパジャマの貸し出しがありません
(実体験:前回のJAL利用時はあると思い込んでいて、ワンピースのまま窮屈なフライトになりました……)。
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しかしANAは、バンコク便のような中距離でもパジャマの貸し出しがあるんです。
www.ana.co.jp
積極的にはおすすめされないので、知る人ぞ知るサービスです。全員に用意されているものではないので、在庫限り。
基本申し出た場合しか利用できません。
最速の着替え術
離陸してベルトサインが消えると、しばらくしてドリンクサービスやカートの移動が始まり、通路に出づらくなります。
私は搭乗してすぐにパジャマを借りて、ドアクローズ前に化粧室へ。

機内の化粧室は着替えができるように壁にボードが取り付けられていて、倒せばそのうえで着替えができるようになっています。
パジャマというと寝る前に着ればと思われるかもしれません。
しかし食事の時にうっかり何かをこぼしたり、汚したりする心配もパジャマや持参のリラックスウエアなら安心です。
深夜便ビジネスクラスを快適にする「機内持ち込み必須リスト」
着替えをする人もそうたくさんいないだろうと思ってコクピット後ろの化粧室へ行くと、使用中でなかなか中の人が出てきません。
その間も次々と搭乗客が目のまえを通るので気まずい立ち位置でした。
乗る人もまばらになったころ、中をあけて出てきた男性は洗面グッズを持って寝る支度万全。
この「離陸前に準備をすべて終える」のが、深夜便を制する最大のコツで、同じようにこの時間を利用していたようです。
深夜便を「眠れる寝室」に変える持ち物リスト
深夜便は「機内をいかに寝室に変えるか」が勝負。私が実際に持ち込んだ、大人の深夜便セットがこちらです。
【機内持ち込み必須リスト】
洗面・美容
・メイク落とし
・洗顔フォーム
・基礎化粧品
・ヘアブラシ
・ミニタオル
・マスク(乾燥対策に必須!)
快適グッズ
・メガネ
・替えのコンタクト
・リラックスできる下着(着用して搭乗)
・着圧ソックス(翌朝の浮腫み対策)
デジタル
・充電ケーブル&コンセント(USBはType-A。Type-Cが必要ならアダプタを)
・モバイルバッテリー(最近は容量や個数に注意)
重要書類(紙での持参がおすすめ)
・TDAC(タイデジタル入国カード)を印刷したもの
・ホテルの英語予約確認書
・帰りのEチケット控え
※ホテルの予約書などはスマホ画面でも良いですが、紙で持っておくと入国審査やフロントでパッと見せるだけで済むので、格段にスムーズです。
【重要】タイ入国に必須!「TDAC」の事前登録を忘れずに
2025年5月から義務化されたデジタル入国カード(TDAC)。
到着の3日前(72時間前)から登録可能です。
直前だとバタバタしますし、早朝4時台に空港のWi-Fiを探して入力するのはかなり大変……。
日本にいるうちに済ませて、QRコードをスマホに保存しておくか、印刷して紙で用意しておくのが正解です!
参考リンク
タイ国政府観光庁(TAT)
最も正確で分かりやすい日本語の解説ページです。手順がステップごとに画像付きで解説されています。
解説ページ: TDAC(タイデジタル到着カード)登録方法
www.thailandtravel.or.jp
公式サイト(登録先): Thailand Digital Arrival Card (TDAC)
tdac.immigration.go.th
登録のタイミング: 到着の72時間前から当日まで
⚠️ 注意:TDACの登録は「無料」です!
検索結果には手数料を取る代行サイト(偽サイト)が広告として表示されることがあります。
必ず上記の公式サイト、または観光庁が紹介しているリンクから手続きするようにしてください。
#TM6(従来の紙のカード)に代わる新しい制度
#72時間前(3日前)から登録可能
#QRコードのスクリーンショット必須
787-9スタッガードシートの「リアルな使い勝手」
これまで北米路線でも利用してきたスタッガードですが、今回改めて感じた注意点があります。
収納の少なさ
横のサイドテーブル以外にポケット類がほとんどありません。

眼鏡や薬、充電ケーブルなどの小物は、小さなポーチにまとめておかないと、フルフラットにした際に隙間に転がって紛失する恐れがあります。
テーブルの不便さ
サイドテーブルから引き出す大型テーブルは、出したままだと通路に出られません。

離席のたびにクロスも含め片付ける必要があり、前のモニター下から引き出すタイプに比べると少し不便を感じました。
オットマンの罠
足元のバゲージスペースは、シートをベッドに倒すとオットマンとシートがつながるので下に隠れて荷物が取り出せなくなります。

寝る前に必要なものはサイドテーブルへ出しておきましょう。
深夜便の機内食スケジュール・コスパか、睡眠か?
ANAのバンコク深夜便は、離陸直後のしっかりとした食事はありません。
離陸後
飲み物とアミューズの提供予定でしたが、揺れが長かったためか今回は省略。
暗闇の中でノンアルコールのスパークリングと、お気に入りの「AND THE FRIET」のドライフリットを頼んで楽しみました。


ドリンク・機内食などのメニューです。




食後のコーヒーも結構揺れていました。よくこぼれないなと思ったくらい。

深夜の軽食
カレーやラーメン、茅乃舎のスープなどはいつでもオーダー可能。
もしも乗り継ぎの都合、食事せず搭乗した場合でも何かしら食事は可能です。
午前3時の朝食
到着2時間前の午前3時(日本時間5時)頃から朝食が始まります。
私は和食をチョイスしましたが、正直なところ、食事の充実度やコスパで言えば、しっかり2回出る昼便や長距離便の方が「お得感」はあるかもしれません。

夫は洋食を選んだとのこと。

バンコク便は実質5〜6時間のフライト。
離着陸の時間を引くと、寝る時間は3〜4時間しかありません。フルフラットで眠る時間を優先するか、サービスを楽しむか、本当に悩ましいところです。両方はかないません。
搭乗してすぐにCAさんがビジネスクラス客全員に、朝ごはんを食べるかどうか?もし寝ていたら起こしてもいいか?などを聞いてまわります。
逆に言えばその時までに機内食と睡眠どちらをとるかを決めておく必要があります。
そう考えると、これまで私は手持ちのANAマイルはほぼ国際線長距離のビジネスクラス・ファーストクラスに投入してきました。
この使い方は睡眠・機内エンタメ・機内食とすべてを楽しめるので費用対効果が高いと改めて思いました。
Wi-Fi事情
ビジネスクラスの場合は搭乗中無制限でWi-Fiが使えます。

まだ10年も前でもないですが、北米行きのビジネスクラスは100MBしかWi-Fiが使えず、友達が実況してくれていた日本シリーズも途中からはテキストデータしか受け取れなくなりました。数年前から欧米線でも飛行中無制限になり、今は良い時代♪
Wi-Fiのコードはメールで事前に届いています。夫はチェックせず搭乗してしまったので、CAさんにカードタイプのものをもらっていました。
衝撃の早朝4時36分着!その後の「どうする?」問題
今回の旅で最大の誤算(?)は、定刻5時10分着のはずが、4時36分に早着したことです。
スピーディーな入国
結果的にはビジネスクラスの優先レーンを使い、5時4分には入国完了。
降りたのが4時48分だったので、15分以上かかったことになります。
前回はエコノミークラスで優先レーンが使えないので、現地の邦人向け旅行社の優先レーン利用とアテンドを頼みました。
www.lucamileagelife.net
今回はビジネスクラスなので特にこういうファストトラックサービスを利用しなくても優先レーンが利用できると思いきや、すぐに入り口が見つけられず。

しかたなく一般レーンに並んでいると隣に前回利用したファストトラックが見えたので、立っていた職員にビジネスクラスのチケットを見せるとロープを外して誰もいない優先レーンに通してくれました。
前回は夫婦ふたりでそれぞれ両手全部の指紋と顔写真の撮影がありましたが、今回は片手だけでした。4本指と親指の2回ずつ。
TDACのQRを印刷したものやホテルの予約確認書と帰りのeチケット控えを出すと何も聞かれずハンコを押してくれました。
しかしその後、SNSで聞いた話では、最近は時々、ビジネスクラス利用でもファストトラックが利用できない時があるとのこと。
確実に使いたい場合はやはり有料のVIP入国サービスを利用することです。
サイトによって料金はまちまちですが、kkdayやKlookなどは比較的安いです。
Klookの紹介コード置いておきます。登録後500円割引でアイテムが利用できます。
s.klook.com
eSIMは私はKlookを利用しました。
ANA公式に記載されているスワンナプーム国際空港のマップは以下です。
www.ana.co.jp
荷物受け取り
スワンナプームは20台くらいターンテーブルがある巨大な空港ですが、まず最初に飛行機を降りた直後に頭上に何番か表示が出ています。
もしそれを見逃してしまっても、イミグレーションを通った後にボードに何便が何番のテーブルに荷物が出るか、記載があります。

深夜便は入国審査が昼ほど混まないので、特にビジネスクラスなら荷物が出るのをしばらく待つことになると思います。

イミグレ通過後すぐのところにトイレがあるのでまず身軽なうちにトイレを使い、
20番のターンテーブルを目指し、5分ほど待つと荷物が回り始めました。
5時13分には預け荷物を受け取り、ランドエリアへ。
税関は特に申告するものがなければ立ち寄る必要がなくそのまま出られます。
Grab乗り場へ
到着エリアから一度1階までエスカレータを降りて、

4番出口を出て奥まで進み、Grabでホテルへ向かいます。
4番出口はすぐには見つけられませんでした。
見える範囲にはなく、一度狭い通路を通って、奥まで行きます。


空港が横にすごく長いんです。
ここを抜けると4番出口にたどり着きます。

ここを出てすぐはタクシー乗り場です。
Grab乗り場は少し歩いた先にあります。(突き当り)

タクシーは空港のタクシーはまだマシかもですが、ぼったくられ率99%と聞いています。
街中でタクシーを拾うときはメーターを必ず利用してもらい、メーターを使わないタクシーには乗るなと言われました。
(実際に乗車時に言い争っている場面を何度も目撃)
Grabは評価にもかかわるし、アプリ決済なのであまり心配がありません。
有料道路や橋を通っても料金は含まれており、チップも自分で選択できます。
Boltという同様の配車サービスもあり若干安かったりしますが、Boltのほうは有料道路は別払いになったりすることもあります。
私は前回のバンコク旅行ではファストトラックと同様に迎車サービスを頼みましたが時間通りに来ず、暑い中長時間待ってファストトラックの時間的メリットが帳消しになってしまいました。
現地の友人曰く、「タイの人はできないことが多く、できたらそれはとても貴重なこと」と寛大になるよう言ってくれたのですが、もうこれは普通にその時点でGrabを頼んだほうがいいなと思った次第です。
実際、早朝ということもあり、配車はすぐにマッチング完了し、到着までは8分の表示。

やりとりですが、基本テキストでやりとりできます。
Grabの乗り場はA.B.C.Dとあるらしく、私たちはAから呼んだので、ピン位置を見てドライバーがAを目指してきてくれました。

電話をかけてくるドライバーもいますが、言葉が難しいなら電話を切り、英語のチャットでやりとりすると大丈夫です。
英文のやり取り記載や翻訳は翻訳アプリやAIですると簡単です。
空港からトンローのホテルまでは早朝ということもあり、所要30分でした。
まだ夜も明けきらぬ午前6時過ぎのバンコク。

果たしてホテルは受け入れてくれるのか?それともロビーで途方に暮れるのか……。
次回、IHGプラチナ・アンバサダーの威力が試される「インターコンチネンタル・バンコク・スクンビット」チェックイン編へ続きます!