昨年秋のニューヨーク旅行の時に郊外へ列車で日帰り旅行したのですが、いつもはタクシー移動するとこを昨年はUBERで移動してみました。
その後、大変なことになるとも知らずに・・(笑)
INDEX
- Uberとは
- ニューヨークのUber事情
- 現在はアメリカの招待コードは割引額が減額されている
- タクシーとどっちが安いのか?
- 郊外で使ったときの実際の料金
- 利用時の待ち時間
- Uberの落とし穴、電波無い恐怖の帰り道
- ホテルからJFK空港までの料金は?
- まとめ
Uberとは
Uber(ウーバー)とは、アメリカのウーバー・テクノロジーズが運営している自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリのことです。現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開されているそうで、日本でも一部の都市では利用されています。
基本的なしくみはライドシェアで、運転手になりたい人がアプリを使ってお客様を探し、お客側もアプリで車を探す、という、乗りたい人と乗せたい人をマッチングするものなのですが、規制の関係で日本では二種免許の無い一般のドライバーは運転手になれません。都内の一部で使えるUberはすべてタクシー会社などがサービスの一部として配車しています。
以下のリンクから登録できます。
5ドルの割引が付いていますが割引額は利用する国によって違いがある場合があります。
Uber | Sign Up to Ride
ニューヨークのUber事情
ニューヨークではタクシーより断然Uberが利用しやすいので、利用者もドライバーも格段に増えていると感じます。
空港からホテルまで専用車で送ってもらったときにドライバーさん(日本人)にいろいろ聞いたのですが、友人のタクシードライバーはたくさんやめたり首をくくったりした、と話されていました。
もともとニューヨークは昔からタクシーを拾うのが結構困難で、特に流しを拾うのが大変でした。
車道に出て、手をあげるのですが、なかなかとまってくれません。
気づくと近くにいる少し手前の道路でも同じように手を上げている人がいたりして、歩いてその人の手前に移動して先に拾おうとしますが、気が付くとまたその手前に・・みたいなことを繰り返します(笑)
また、タクシーは中心部ではとにかく渋滞に突っ込んで行ったり、割り込んだりととても危なく、車道に立っているだけでも生命の危機を感じます。私は車道じゃなく、歩道でもひかれそうになったことがあります。
(カーチェイスしていたタクシーが歩道に乗り上げて追い越ししていたため)
特にマンハッタンの両端に行くと車も歩行者も少なくなるので、余計にタクシーは中心部に戻ろうと飛ばしていて、まぁ、まともに拾えたことがないですね。ホテルやレストランで呼んでもらうのが無難です。
下記の記事は昨年書いた記事ですが、記載している紹介コードが2018年に改訂されて割引額が減額されましたので、最近リライトしました。
www.lucamileagelife.net
現在はアメリカの招待コードは割引額が減額されている
日本の方から紹介されたUberのクーポンは、アメリカでは使えませんでした。
ただ、私の夫が使っているUberアプリは現地の電話番号で継続利用しているものなので、アメリカで使う場合は有効です。
よろしければご利用ください。
Uber 無料乗車( $5)のプレゼントです。お受け取りになるには、こちらのリンクからご登録ください: https://www.uber.com/invite/9ikszi
こちらは私自身の招待コードです。
iz4aqa
ニューヨークにいったら、いったんアプリを削除して夫から再度紹介を受けて割引で使おうと思っていますが、いまのところ有効なコードになっています。
夫のアプリは今後も継続利用の予定です。
15ドルから5ドルに無料乗車が減額されましたが、このように現地でお互い紹介しあえば、ご旅行人数分の割引は1回ごとに使えます。
既にUberを使われている方は、日本で登録したものでも問題なく現地で使えます。
運転手とミートするとき、問題なく探してもらえれば特に連絡をとりあうことはありませんが、ピンの場所がジャストでなければ乗客を探すために運転手がテキストでメッセージを送ってくる場合、空港など多数の乗客がいる場所では電話をかけてくる場合もありますので、現地で使う電話があれば登録の電話番号を変更することを忘れないようにしてください。
電話番号は簡単にアプリ上で変更できます。
その際は2段階認証でSMSで4桁のコードがきますのでそれを入力すれば変更完了です。
アメリカでSIMを買ったり、電話をレンタルしたりする場合は毎回新しい番号になるはずなのでその都度変更していけばアプリは続けて利用できます。
タクシーとどっちが安いのか?
割引を使うと安くなるUberですが、マンハッタンで利用した場合はケースByケース、近距離ではタクシーのほうが安くなるときもあります。
今回2泊目以降のホテルへホテルから移動した時、距離は歩いて20分程度、車なら6分くらい、という移動ではUberの見積もりは$8と出ましたが、タクシーを使って20%のチップ込みで8ドルちょっとでした。
Uberでチップを載せたら逆転するケースです。
郊外で使ったときの実際の料金
今回、ニューヨーク郊外のウエストチェスター郡にある、タリータウン駅から、ポカンティコ・ヒルズというところにあるユニオン教会を訪ねました。
そのとき使ったのがタクシーではなくUberです。
タリータウンはUber運転手がとても多い地域で、需要と供給でいえば供給のほうが多いため、料金も安めです。
その時の乗車情報ですが、
タリータウン駅前→ユニオンチャーチ(ポカンティコヒルズ)
・距離:3マイル弱
・所要:10分弱
・車両:UberX
・料金:以下
乗車料金 $4.82
通行料・追加料金・手数料 $2.40
割引(紹介によるもの) -$5.00
計 $2.22
チップは別会計で、自分で決めます。
チップ $2.05($2を選択し、これにNY State Black Car Fundなるものが2.05%追加されたのでプラス$0.05です)
つまり、紹介$5があるものの、$2.22の乗車料金にチップが$2.05、合計$4.27という衝撃の安さでした。
たしか以前、タリータウン駅から1マイルないカイカットへタクシー使ったとき、相乗りなのに8ドルくらい払った記憶が・・。
利用時の待ち時間
ただ、郊外のせいか、台数が少ないのか、呼んだ車はなかなか来ませんでした。10分くらい待ちました。
到着した列車から一緒に降りたお客さんが次々に家族の迎えの車などでいなくなるなか、
「ここでいいのかな?」と思いつつ、車を待っている不安といったら。
しかしUberでは車種や色、ナンバーも表示されるうえ、画面で車の位置が表示されるので近づいてきたらすぐわかります。
自分の位置を表示させるのも注意が必要で、私の場合はiPod touchが使用端末のため、GPSがありません。
ルータからの位置検出になるので若干ですが位置がずれるんです。
乗車位置を指定するときは自分の待つ場所をピンを動かして補正する必要があります。
夫の場合はiPhoneに直接現地のSIMを入れているうえ、GPS内臓なので比較的正確にピンが立ちます。
旅行の方はレンタルルータの方も多いと思うのでこの点は注意してください。
先日、東京でタクシー配車アプリを使った時もホテルの車寄せで待っていたのにピンが車道に立っていたとかで、確認不足でなかなかミートできず、料金が高くなってしまいました。
Uberの落とし穴、電波無い恐怖の帰り道
夫のほうにLycamobileのSIM、私はグローバルWi-Fi(たぶんt-mobile)のルータと、2種類のデータ通信を保有していたことで今回は命拾いをしました。
郊外からさらに奥地(?)に行ったため、Wi-Fiが圏外になったのです。
UberはWi-Fiを使ったアプリなので当然配車ができません。
車通りも少なく、タクシーなど一切走っていません。
少し通信ができるところまで歩こうか?となったのですが、この先、繋がるとも限らず、人通りもほとんどありません。
来るときに通った道はさらに寂しく、湖のそばの道は時折車が行きかう程度で民家さえありませんでした。
まだユニオン教会にスタンバって観光客の為に番をしているおばちゃんに頼んでタクシーを呼んでもらうほうがマシかと思ったのですが、二人で必死に電波を求めて空に携帯をかざしてました(;'∀')
結果は夫の勝ち。LycamobileはAmazonで日本で購入したSIMですが助かりました~。
一瞬ですが繋がりました。その瞬間に配車依頼しました。
一度は受けてくれたドライバーがキャンセルしてきましたが、その後隣の街から別のドライバーが来てくれました。
しかし乗車したらお互いに圏外になり、ドライバーさんはナビ・アプリさえ使えない状態に。
アプリの乗車処理もできないようでした。
私が来た道を覚えていたので、Uターンして、道を下って、湖に出たら右に曲がって、、と地図も使えないまま苦労しつつ道案内をし、先にドライバーの方が電波をつかみ、なんとか道案内なしで駅までむかってくれました。
帰りの料金はさらに安く、5ドルクーポンをひいた乗車料金は$1.98!
ホテルからJFK空港までの料金は?
ホテルからJFKへ向かうときは前年同様UBERを利用しました。
料金ですが、以下の通り。
チップ込み$73.18です。タクシーとあまり変わりません。
前年のイエメンから来たモハメドさんは少し安くて$49.18(チップ込み)でした。
さらにモハメドさんはセーターにサンダルといういで立ちの方でしたが、今回は韓国系の方で、ジャージに運動靴でした(笑)
まとめ
旅行での通信手段はいくつかあると安心です(実感)
さらにリフト(Lyft)とウーバー(Uber)など、複数の準備をしておくとさらに安心で、Googleマップですぐに選択できますし、料金もその時点で比較できます。タクシーがいいか、こうした配車サービスが良いかはその時の状況や需要と供給で刻刻変わるので、どちらがいいかは使ってみないとわかりません。ドライバーもリフト(Lyft)とウーバー(Uber)の両方のステッカーを貼ってある車も多かったです。
本当は少し北からハドソン川対岸へ渡り、もっと長い距離をUberで移動しようと計画していたのですが、渡ってしまうと鉄道もなく、車しか移動手段がなくなるため、こんな事件が起きると考え直してしまいました。
ハドソン川の対岸にはウエストポイント士官学校やアメリカ最古のワイナリーなど見どころが点在していますが、行けるのはいつの日か?