ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

改悪しちゃうそうですが、今のうちにポイント利用でニューヨークのマリオットを宿泊予約

マリオットホテルグループは2019年3月5日からポイント宿泊のカテゴリーが変わります。
昨年8月の統合の時にピーク・オフピークで必要ポイント数が変わるとのことですが、現在はまだ適用されていません。しかし私が今年のニューヨーク旅行で予約する時期は、適用されたら間違いなくオンピーク。
(SPGの頃も通常ポイントよりアップ適用されていました)
ポイント宿泊にするか、トラベルパッケージ(ホテル7泊+航空会社マイル付与)にするか、昨年末、いろいろ計算して比較していました。
そしてこのたび発表された各ホテルのカテゴリ変更では、予定のホテルがもろに影響を受けていました。
マリオットリワード(ポイント)を「仮に」ホテルの予約につかっていたのですが、今後、連泊ではとても手の届かないホテルになるかもしれず、現在の予約は外せない予約になりました。

f:id:lucamileagelife:20190211094614j:plain


INDEX

マリオットの新カテゴリ発表・ニューヨークのホテルはどうなった?

カテゴリが以前と変更になったニューヨークのホテルのみリストアップしています。
リストが大量なので「NEW YORK」を検索ワードに絞り込んだので、ホテル名にNEW YORKと入ってないホテルは含まれていない可能性があります。
おおざっぱでごめんなさい。ご希望のホテルがある方は公式サイトをご確認ください。

ホテル名
1 Courtyard New York Manhattan/Times Square 5 6
2 Courtyard New York Manhattan/Central Park 5 6
3 Courtyard New York Manhattan/SoHo 5 6
4 Courtyard New York Downtown Manhattan/World Trade Center Area 4 5
5 Fairfield Inn New York Manhattan/Financial District 4 5
6 Fairfield Inn & Suites New York Downtown Manhattan/ World Trade Center Area 4 5
7 Residence Inn New York Manhattan/Central Park 5 6
8 Residence Inn New York Manhattan/Times Square 5 6
9 Residence Inn New York Downtown Manhattan/ World Trade Center Area 4 5
10 Sheraton New York Times Square Hotel 5 6
11 Aloft New York Brooklyn 4 5
コートヤードとレジデンスインがのきなみアップですね。 マイルもそうですが、ホテルも改悪との闘いです。 感覚としてはホテルの設備や内容(部屋の広さやオペレーションなど)から言えば、同ランクの日本のホテルよりカテゴリが割高な感じがしますが、ニューヨークは宿泊費が特に高い地域なので、妥当な線になったというべきかもしれません。 私が現在ポイントで予約しているのはレジデンスインですが、ヒルトンよりここを選んだのは宿泊価格(昨年末予約時点では$650/泊)に比べてポイント(35000p/泊)がかなりお得感があったからです。 カテゴリアップによって必要ポイントはスタンダードで50000pになりますので、そうなると微妙です。

夫のSPGアメックスは解約済み・ゴールド失効までにすべきこと

ポイントを利用するにあたり、昨年末に夫のマリオットのポイントを私のアカウントに昨年末、移行しました。
夫の持っていたのはSPGのポイントセールで購入したものと、入会時のボーナスポイントです。

SPGアメックスの年会費(33,480円税込)が高いので当初二人でそれぞれ本会員で作った2枚のSPGアメックスカードのうち、夫の1枚を2018年3月の年会費月前に解約しました。
まだ昨年5月のセールでSPGのポイントが安く買えていた頃、「ポイント購入はゴールド会員でなくても購入できるな」と思ったからです。
夫婦で一緒に旅行することが多いので、1部屋分がゴールドならいいなと。
(さらに言えばヒルトン泊がほとんどなので、そもそもわが家にマリオットゴールドである必要があるかどうか?というところでした)

しかし家族間でポイントを合算するには「ポイントの移行」が必要で、SPG時代とはちょっと勝手が違いました。

SPGの頃
家族間のポイント移行は無料・上限も無し(同じ住所なら問題なく移行可能)

マリオットになってから
家族という概念が無し。「ポイントの共有」というシステムです。
SPGアカウントのような「家族・同居」の制限なしに他人にも移行可能ですが、別途以下の制限があります。
・譲渡は年間50000ポイントまで(例外あり)
・ネット経由不可・電話のみ
・手数料10米ドルかかる(ゴールド以上のエリート会員は無料)

ポイント上限が撤廃できるのは、そのままホテル予約をしたり、トラベルパッケージに交換したりする場合は50000ポイントにかかわらず可能な場合がある、とのことでしたが、これは統合前の話で、現在はマリオットのデスクに電話しないとわからないとのことです。
(マリオットがあまりにも繋がらないため、私は毎回SPGのゴールドデスクに電話しています)

私はこのマリオットのポイント共有のシステムを利用して2018年5月頃友人とポイントのやりとりをしたのですが、受け取るほうは上限がないので、譲渡枠は既に使ってしまいましたが夫のアカウントからの受け取りはOKです。
しかしカードを解約した夫のゴールドの期限がいつまでなのかちょっと謎のままで、ゴールドじゃないと手数料がかかるということから、とりあえず2018年末をめどに移行しました。

その後、どうなったかというと夫のアカウントはいまだゴールドのままです。いつまでだろう・・。

ヒルトンとマリオットのホテルを比較・泊まりたいホテルはどっち?

私の現在のヒルトンアカウントはダイヤモンドです。
ダイヤを来年も継続しようと思えば、1泊1滞在でもヒルトンに泊まりたいところですが、ニューヨークに関してはこれまでの渡航歴で培った経験から、いくつかの条件をホテルに求めており、ここはいったん、上級会員のこだわりは二の次になっています。

キッチンがあること

昨年はキッチン無で冷蔵庫と電子レンジ設置だけのホテルに泊まりましたが、調理器具に限らず、グラスやお皿、カトラリー類、はさみなど細かい道具が無いのはやはり不便でした。
www.lucamileagelife.net
ニューヨークは美味しいものはたくさんありますが、日本と違って安くて美味しいものはあまりないです。
美味しいものを選んで全て外食にするとニューヨークでは費用負担がとてもおおきくなるので、1週間以上の滞在となると、材料を買えば自分の手料理で食事が澄ませられるキッチンはやはり必須だと実感しました。

フルキッチンがあったホームウッドスイーツ(ヒルトン)にて↓
f:id:lucamileagelife:20190210145802j:plain
IHというより電磁調理器に近いコンロなので火力は非力でしたが、お皿やお鍋が充実していて食洗器もあったので、それなりの食卓が用意できました。

キッチン無し、電子レンジで照り焼きチキンを鶏肉から調理したエンバシースイーツ↓
f:id:lucamileagelife:20190210145903j:plain
お皿やカトラリー、最低限の調理器具を用意しておかなければならず、部屋で調理しようと思えばゴミ処理の方法も含め、綿密な計画が必要です。
日本から持参したご飯が炊ける電子レンジ用スチーマでいったんごはんを炊いておき、その後スチーマ利用で鶏肉を調理。包丁もなく結構大変でした。

立地がいいこと

わが家はまず地下鉄駅が徒歩3分以内が目安。寒い時期なのと、旅行期間が限られているため、立地が不便だと無駄が多いです。
そして宿泊エリアの安全を考慮すると、いつも申しておりますが、
東西:Madison AVE.~8Av.
南北:34st.~セントラルパーク南端(59st)
この範囲のホテルで探します。
一昨年のホームウッドスイーツは施設も部屋の広さも完璧でしたが、立地としてはほんの少し希望のエリアを外れていました。
8Aveからさらに西だったんですよねぇ。。そして駅までの徒歩移動が北にも南にも中途半端でした。

朝食があること

これはヒルトンならゴールド(朝食付き)があるから問題なし、マリオットはカテゴリ5くらいのホテルで結構宿泊者全員向けの朝食のあるホテルが意外に多いのでマリオットが選択肢になったのはここです。

しかしこのランクのホテルが今回軒並み6にアップ。うーん。そうなると宿泊費の比較的安いヒルトンが再び選択肢になりそうです。

1泊4万円以内(ポイントならBUYポイントでの相当額以下)

1泊のご褒美泊以外では、連泊ではわが家の予算の限界です(笑)
以前はニューヨークで1泊4.5万円くらいのおへやにとまってましたが、他にもエンタメ系でお金がかかるため、1回のニューヨーク旅行にあまり持ち出しが大きすぎると、旅行自体が数年おきじゃないと無理かなという感じになってしまいます。
毎年行けるのを目標とするとこのへんかなと。宿泊費はどうにかなっても、あまり高級路線のホテルだとチップなども割高になるというデメリットがあります。

こういう条件で検索するとヒルトンはキッチン付きのレジデンスタイプは割と数がなく、なおかつこのクラスにはダイヤの特典がないブランドが多いのです。
(ポイントは増し増しで付きますがゴールドと大差ありません)
ラウンジがあり、イブニングカクテルがあるホテルがニューヨークはとても少なく、しかも口コミをみるとビールが有料とか、おつまみがあまりたいしたことがないとか、ここに重点をおくべきではないかなと思いました。
昨年のエンバシースイーツのカクテルタイムも軽食は本当にライトで、お酒だけ、という感じでした。ホームウッドにいたっては、イブニングレセプションは以前はあったけど実際行ってみたら無くなってました。
これまでイブニングカクテルのあるホテルを試してよいところにあたろうと毎回違うヒルトンに泊っていましたが、ここでもうあきらめてこの条件は外しています。

マリオットでは、通常ゴールド会員では朝食は付きませんが、ホテルによっては朝食付き(宿泊者全員対象)のマリオットも10数件ありますので、今年はマリオットを予約することにしました。

マリオットリワード(ポイント)をホテルに使うか、ANAマイルに使うか

トラベルパッケージを利用した場合

カテゴリ5のホテルをトラベルパッケージで利用すると、以下の通りになります。
・ホテルカテゴリ:5
・必要ポイント:39万ポイント
         ↓
      カテゴリ5のホテル7泊+10万ANAマイル

10万マイルを普通に交換する場合で価値を計算すると、
・10万マイル交換・・・24万ポイント必要
・ホテル7泊相当・・・・39-24=15万ポイント(1泊2.14万ポイント

実際7泊できる場合はこちらが断然お得となりますが、私の場合は頑張って6泊なのでとにかく旅行期間中のホテル滞在15万ポイントと考えます。

トラベルパッケージについては昨年、カテゴリ5までなら使える制度だという記事を書きました。
www.lucamileagelife.net

ホテル宿泊とマイル交換を別々にした場合

・10万マイル交換・・・24万ポイント必要
・ホテル6泊(今回の旅行)・・・5泊+1泊無料=3.5万ポイント×5=17.5万ポイント(1泊2.9万ポイント

こうすると6泊の旅行で1泊捨てたとしてもトラベルパッケージのほうが安いということになります。
しかし、SPGアメックスの更新時の無料宿泊は50000ポイント(カテゴリでいえば6)を使えますので、これを利用すると残りは5泊、5泊ポイント宿泊では1泊分が無料(ポイント無)になるため、4泊分の必要ポイントでよいわけで、14万ポイントと、トラベルパッケージを使うより、見かけ上は安上がりになります。

私は1泊はSPGアメックスの更新時無料特典に4月に変更する予定でしたので、実質4泊分=14万ポイントでよくなるため、ホテルだけポイントで4泊+無料と、1泊だけ別予約にしていました。

更新特典のホテル宿泊をどう生かすか

SPGアメックスカードの年会費を払うと、その2か月後くらいに更新の特典として1泊の無料宿泊権利がもらえます。
選べるホテルは5万ポイントまでのホテルです。私は2月入会なので、権利付与は4月になります。

昨年2018年はプリンス系のさくらタワーを予約しました。
www.lucamileagelife.net
悪くはなかったのですがプリンスポイントでお得に宿泊可能なホテルなので、更新の特典を使うのももったいないイメージです。
国内ではマリオットゴールドの朝食特典が無いので、できればニューヨークで更新特典の無料宿泊を消費したかったのが正直なところで、かといって今後シーズン制のポイント増しによって5万ポイントを超えたらちょっと足し、とかはできませんし、困ったものです。

マイルは他でも調達できるため、変えてしまえば3年期限のANAマイルに先に交換してしまうのはどうかなと思っていましたが、万一更新の権利が付く4月に、シーズン制(泊まる時期で必要ポイントが変わる)も導入された場合、もう予約を更新特典の宿泊に変更できません。
現状予約は14万+3.5万=17.5万ポイントなのでトラベルパッケージのとの2.5万ポイントの損失は惜しい、、、、なやましいところです。

しかし、今予約しているマリオット系のホテル「レジデンス・イン」は私の泊まる時期の平均単価は1泊$650(税別)です。
今後、需要に応じて多少増減があるかもしれませんが、概してニューヨークはあがる一方(;'∀')
ポイント無ではとても無理な選択肢のホテルです。

まだピーク・オフピークのシーズン制の実施時期が発表になっていないため、いつから実施されるか決まってから現在の予約変更を行うかどうかを決めたいと思います。