ことしのニューヨークの帰路はロシアのカムチャッカ半島火山の噴火が影響し、飛行ルートが変わったので過去最長の16時間超えフライトに。
飛行時間が長いばかりでなく出発遅延も5時間近く。
空港に行くまでのなんやかんやの記録です。
INDEX
- 乗る前から波乱万丈の109便、時刻変更から始まり、結局出発遅延5時間近く
- 航空機遅延保険発動?レストラン速攻予約
- タクシーのほうが安かった?UberやLyft
- 3時間前でもチェックインカウンター開かず
- WEBチェックインの席が消えた!!
- 一応はある、保安検査の優先
- BAの名前が消えただけのファーストクラスラウンジ
- 無駄になったミールクーポン
- いよいよ搭乗、こんなにいるのか?グループ1
- これからニューヨークへ行く人へ
乗る前から波乱万丈の109便、時刻変更から始まり、結局出発遅延5時間近く
旅行最終日です。
前回までのニューヨーク旅行では全日空109便は夕方出発なので、午後ゆっくりホテルを出るはずでした。
それが出発3か月前頃、出発便の時刻変更が以下↓
≪変更前≫
ニューヨーク(JFK) - 東京(羽田)
17:55発21:10着(翌日)
≪変更後≫
ニューヨーク(JFK) - 東京(羽田)
14:05発17:40着(翌日)
いつもならゆっくり起きて、午前中買い物でもして、それから昼過ぎにチェックアウトして、ですが、行く前はニューヨーク滞在が短くなってガッカリ。
このスケジュールでは帰る日は帰るだけ。
ホテルを出る予定だった10時半にLyftを予約していました。
直前に呼ばずに先に予約していたのは、UberやLyftのような配車サービスは需要が増えると値段が上がるので、Uber大好き日本人の予約が増える時間単になる前に、と思ったからです。
しかし、荷物をまとめ、部屋でニューヨーク最後の窓からの景色を楽しんでいたところ、
ANAから出発遅延の連絡がメールで来ました。
遅延の原因は前日のロシア・カムチャッカ半島の火山噴火の影響だそうです。
新しい時刻は、
NH109 ニューヨーク(JFK)-東京(羽田)
出発日時 18:50発
到着日時 22:25着
まずやることは予約のLyftのキャンセルです。
Lyftは予約乗車なのでキャンセル料がかかる時間が迫っており、なのにキャンセルの方法がわからず焦りました。
そもそもキャンセルする予定じゃなく、調べていなかったですし、あわてて調べても画面が現在と違うので予約キャンセルの画面に進めず焦る焦る。
なんとかアプリでキャンセル画面にたどり着き、キャンセルできました。
その次はホテルのレイトチェックアウト。
もともと、規定11時にはアウトする予定だったので、フロントに行って飛行機大幅遅延なんでもう少しホテルに滞在させてくれないかと頼んだところ、もともと16時までOKだよ!!と言われて、持っててよかった(泣)プラチナステータス、と思いました。
(ゴールドでも14時なんで、マリオット系ホテル、ほんと神ですね。)
イヤー良かった、JFKのターミナル7は正直出国するまでは何もないうえ、荷物も早すぎると預けられないので、知らずにホテルを出て空港へ向かっていたら大きなスーツケースを抱えたまま、何時間も無駄にするところでした。
新しい配車予約はもういいや、と思い、チェックアウト時に呼ぶことにしました。幸い、ホテル周りはたくさん車がウロウロしてます。
航空機遅延保険発動?レストラン速攻予約
次に、出発遅延がもう確定しているので、なんか食べに行こう、とレストラン検索です。
私たち夫婦の持っているアメックス・プラチナカードには航空機遅延保険がついており4時間以上の遅延の場合は食事代が出ます。
海外旅行保険は利用付帯に変わったため、ニューヨークに来てから地下鉄のタッチ決済で1回ずつ乗車して、保険を使える状態にしていました。
それでオープンテーブルでグランドセントラルのオイスターバーを予約し、地下鉄でグランドセントラル駅へ。
www.opentable.com
オイスターバーは日本にも進出していますね。
これまでも何回かニューヨークに来たときに行っているレストランで、時間もないし迷わず行ける店へ。
www.oysterbarny.com
しかし結果的には自腹のごはんになりました。なんと火山の噴火は保険の対象外・・・(笑)
私としては、火山の噴火は前日のことで、実際はその後の機材繰りや飛行ルート変更なんだから、火山と直接関係ないじゃんと思ってますが、仕方ないですね。
タクシーのほうが安かった?UberやLyft
ニューヨークのタクシーは定額ですがUberやLyftは時価みたいなもんで、全く同じホテルから同じJFKのターミナル7への移動で、4年前のLyftは86.52ドルでした。(チップ込み)
今年は、何とUberが131.03ドル。
これでもいちおう、その時点のLyftと比較して安いほうです。
ニューヨークのタクシーは2023年に値上がりして定額70ドル+チップなので、20%チップとしても84ドル。有料のトンネルを通っても100ドル以下で収まるのでタクシーのほうが安そうです。
しかしタクシーより客からの評価制度がある配車サービスのほうが多少サービスは良いですし、支払いのトラブルがありません。
ちなみにLyftの所要時間は1時間半で、マンハッタンの渋滞を抜けるのにすごく時間がかかりました。
一番早くて安くて確実なのは友人が利用したロングアイランド鉄道LIRRです。大きな荷物がなければお勧めです。
荷物があるなら、往路に使ったリモのほうが安かったなとも。
リモもいろいろありますが、空港→マンハッタンは乗車までの待ち時間や駐車場代がかかるので高めですが、空港まで行くのは安く設定してあることが多いです。私のいつも頼む日系のリモは現金払いだと少しおまけしてくれるし、チップも不要で、Uberと変わらないのでは、と思いました。
3時間前でもチェックインカウンター開かず
渋滞のため、チェックイン時間となる3時間前、ちょうどくらいにJFKのターミナル7に到着しました。
早速ですがANAの貼り紙を発見。
日本の空港は何時からでも当日ならチェックインできて、ラウンジなどが利用できますが、JFKで、ANA便では、出発3時間前からしかカウンターがオープンせず、荷物預けもチェックインも保安検査もできません。
(WEBチェックインならはいれるかも?預け荷物の無い人は早く入れるかもしれませんが、やったことないのでわかりません)
ANAのカウンターに行ってみるとファースト・ビジネスのカウンターは無人でクローズ。
エコノミーでなにやらお客さんとやりとりしている職員が見えました。
私はファーストなんですが、人がいないのでしかたなく、エコノミーの列に。
後から来たビジネスクラスのお客さん、ダイヤモンド会員のお客さんなども無人のカウンターの前で並んで待っていましたが、しばらくしてからオープンしました。
余談ですが、ANAカウンターの位置は、ターミナル7の入り口から入って右端です。
空港の公式マップには左奥にあるような記載がありますが、私が初めてきた2008年からずっと今の右端にあり、地図がずっと間違っているのはなぜなのかわかりません。
WEBチェックインの席が消えた!!
やっともめていた南米乗り継ぎのお客さんが去って、自分たちの番に。
私は1A、夫は2AでWEBで座席指定を事前チェックインでしていたのに、夫の席だけ通路側でお願いします、と言われてしまいます。
理由を聞くと、2Aのテレビが壊れているからと・・
結局、搭乗してからCAさんに、窓の外が見たいときは窓際の2A、そのほかはその隣の通路側と、自由に2席使ってたようです。
一応はある、保安検査の優先
ファーストクラスとビジネスクラスの席は、保安検査の入り口(1か所)で振り分けられ、右側の優先レーンに。
中の検査場は一緒ですが、ターミナル7の場合はパスポートや搭乗券をチェックする列が2つあり、ファーストクラスとビジネスクラスのチケットを持っていると右側のレーンに誘導され、ここは当然ながら列が短いです。
その他の人は左に行くので、長蛇の列になっていました。
BAの名前が消えただけのファーストクラスラウンジ
ターミナル7にはもともとANAラウンジがなく、ブリティッシュエアウェイズ(BA)のラウンジを共用させてもらっていました。
それが今年、BAは別のターミナルを使うようになっていなくなったので、ラウンジってどうなるのかな?と思ってましたが、航空会社のラウンジとしてではなく、ターミナル7のラウンジとしてそのままの形で残っていました。名前はただの「Lounge」ですが、中身も同じです。
入り口のすぐ隣にはアラスカラウンジがあります。以前、プライオリティパスをもって凸したところ、冷たく断られたのでいい思い出がありません。
私が割と気に入っているのはドリンクだけのエリアの席。人があまり頻繁に通らないので、静かです。
私が食べたのはこれだけ。
ファーストクラスの食事が楽しみなので、あえて、セーブしてみました。
無駄になったミールクーポン
出発遅延のおわびとして一人30ドルのミールクーポンをANAカウンターでもらいましたが、ランチで牡蠣を食べたばかりだし、ラウンジで食事もいろいろあるし、
そもそもファーストクラスの機内食を楽しみにしているので使わずじまいでした。
空港の保安エリアにはバーやカフェテリア、ダンキンドーナツなどがありますが、お酒もラウンジにあるし・・。
ちなみにこのミールクーポンは搭乗者の名前が書いてあり、そのへんの人にあげることもできず、お土産購入にも使えません。
いよいよ搭乗、こんなにいるのか?グループ1
前置きが長くなりましたが、ようやく搭乗時間になりました。
ラウンジを出て搭乗口へ行くと搭乗口は凄い人だかりです。
ファーストクラス搭乗なのでグループ1に並んだのですが、前に10人くらいの団体がいます。
ダイヤの人ってこんなに??
同伴では並べないはずなのですが、、私も過去なんどか同伴で自分はビジネスクラスなのに一緒に1に並ばせてもらったので文句は言えません。
今回乗ったのはイーブイジェット。
外装はともかく、中は特に特別感はなかったのですが、降りる前に搭乗証明書をもらいました。
これからニューヨークへ行く人へ
海外の空港に慣れている人なら問題ありませんが、海外旅行慣れしていない場合の注意事項です。
大きくて有名な空港だからといって、日本の成田空港や羽田空港のように、空港そのものが楽しいところばかりではありません。
ニューヨークのJFK、ターミナル7は、下手すると日本の地方空港にも劣るくらいのこじんまりした空港で、保安を抜けて出国すれば免税店やカフェなども多少はありますが、保安検査前は
・航空会社のカウンター
・トイレ
・ちょっとだけの椅子
以上です。
店は1軒もなく、もちろん自販機もないので、ここで数時間放置されたら本当に辛いです。
搭乗ギリギリに行くのはNGですが、3時間前ピッタリか、その少し前くらいを目指して、そのためにどういう交通手段をとるのかなども計算が必要です。
なので、ことしから認可されたニューヨークの深夜便ってどうなんだろうっておもってるんですよね。
昼便より特典もとりやすいですが、食事は少ないうえに、搭乗前の数時間は店もしまっているようで、ラウンジが使える人は何か食べられそうですがラウンジ使えない場合は深夜の搭乗口で待つのは辛そうです。