ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

2021年秋開業のザ・ビーチリゾート瀬底 by ヒルトンクラブのHGVCタイムシェア物件を衝動買い

皆さんもヒルトンホテルに出入りしていると必ずヒルトン・グランドバケーションズさんの営業に声をかけられたことがあると思います。
陸マイラーの方なら、説明会を聞いて、謝礼にハワイの無料の宿泊券をもらおうと考えている方や実践した方も多数おられるでしょう。
我が家もいつかハワイに行くときこの謝礼の宿泊券を使えたらいいなーと、説明会への参加は先送りしてました。
しかし・・ある日、説明会に参加することを前日に決めて、当日は即決で買ってしまいました。その理由を書きます。

f:id:lucamileagelife:20210918211053j:plain


INDEX

ヒルトングランドバケーションズ・クラブ(HGVC)とは??

ヒルトングランドバケーションズ・クラブ(HGVC)はHiltonグループが運営するタイムシェア・リゾートです。
一つの物件(不動産)を購入・所有するのですが、オーナーは一人ではなく、複数のオーナーによって共有するシステムになっています。
基本は1年を52週に分けて、一人分の所有権は1週間分。(365日÷7日=52週)
なので、通常の別荘などのリゾートの購入と違い、1年分の管理費その他は1/52で済みます。

空港やヒルトンホテルの一角ではよく勧誘しているブースがあるのでざっくりした説明を聞いていらっしゃる方もおられるかと思います。
ハワイが推し物件として全面に出ているので、私も最初はハワイのコンドミニアムを毎年1週間使える権利なのかな?という浅い知識でいました。
ホテルに泊まるのとどこが違うのだと。

しかし実際にはいろいろな契約方法があり、

毎年プランではなく隔年プランもある

年1ハワイとか無理でも、隔年プランというのがあり、購入費用も抑えられます。
ただし、管理費の一部は毎年かかるうえ、リゾートの利用は毎年プランの加入者でもポイントを2年分使って隔年での利用もできるなど、使い方と費用の効果は人それぞれと思います。

1週間プランだけでなく3日、4日プランがある

今回購入を決めた、沖縄・瀬底の物件には平日4日や、週末3日プランもありました。
なかなか1週間の休みなどとれないサラリーマン家庭には、3日、4日プランとか現実的なのではないでしょうか。

私はまだHGVCに関する知識が浅く、完全には理解できていないのですが、初心者なりの目線で分かったこととか、忘れちゃいそうな手続きのいろいろなどを記事にしようかなと思ってます。
もし詳しい方で「間違ってるよ」と思った記載があればコメントなどで教えていただけると幸いです。

ヒルトン・グランドバケーションズの国内販売説明会参加には条件がある

食事券や金券、宿泊券などお土産がいろいろもらえるHGVCの説明会ですが、参加にはいろいろな条件があります。
我が家が今回、そろそろ一度説明会参加しておこうかなと思ったきっかけはこの条件を知っており、いつまでも条件を満たしていられるか先のことはわからないと思ったからです。

年収条件や夫婦参加の義務

・年収 750 万円以上(夫婦やパートナーなどの合算可能)
 リタイアしている場合は持ち家。
・配偶者や生計をともにするパートナーがいる場合は二人そろって販売説明会に参加すること。 独身でも参加可能。

ヒルトン・グランド・バケーションズのメンバーの場合、 年収条件は問われないそうです。リタイア世代も多いからでしょうか。

年齢条件

20歳以上

説明会参加の回数などの条件

・初めて説明会に参加
・過去に参加した人は3回以内で最後の参加から1年以上経過
・オーナーの場合は、最後の購入から6か月以上経過または最後の購入意向の説明会参加が3回以内で最後の参加から3か月以上経過

謝礼の宿泊券や食事券には期限がある

説明会参加のお礼としてもらえるハワイや国内の宿泊券、食事券などの期限は予約2か月~利用1年など(もらえるものによって違う)、使用に期限があるものがほとんどです。
なのでプレゼント内容をよく聞き、参加するかどうかを見極めるのは結構重要です。

あと、過去に一度も説明会に参加したことがなく、アンケートも書いたことが無い、つまりHGVCにデータが無い状態だとオーナーの紹介によって特典がプラスになる場合があるようです。(参加したことがあっても場合によっては)
なので、知人にオーナーがいれば相談して紹介してもらうか、当ブログの問い合わせフォームから私のほうに連絡いただければご紹介可能です。(問い合わせフォームはメールを見落とす場合もあるのでコメント欄に一言メッセージいただくと助かります)

我が家の過去の説明会参加

我が家は一度だけ説明会に参加したことがあります。2015年の春に福岡のヒルトンでアンケートをかき、最初は営業の人が広島まで来てくれるとのことでしたが、翌月東京に行く予定があったので帰りに羽田空港のカフェで営業の方にお話を聞きました。
そのときは謝礼が15000円のVISAだったかJCBだかのギフト券か、ハワイの3泊が参加した人へのプレゼントでした。
私たち夫婦の仕事や家の事情では、国内はともかく海外へ行くために連続した旅行休暇を取得するのは年1が限界で、それは当時からニューヨークに使っていました。
なのでハワイに行くマイルの余力はあるけれど、休みの余力がなかったのです。
で、ハワイの宿泊券ではなくギフト券をもらいました。

説明会参加が基本は人生で3回まで、夫婦の年収条件などもあります。
なので、いつかは説明会のプレゼントとしてハワイの宿泊券をもらえるときに、と思って、これまでは勧誘を受けても先送りして断っていました。

けれど、2020年からコロナで海外へ行くこともできなくなり、たまたまそんなとき、ヒルトンの食事券をくれるので説明会どうですか?と営業電話がかかってきました。
営業電話は結構かかってきていて、地方(広島)に住む私にも、広島に行くので今回ぜひ!という感じの電話が何度かありました。
調度2020年の夏ごろですが、コンラッド大阪に予約をしているタイミングだったので、説明会会場はコンラッドだし、話を聞いて、もらった食事券でヒルトンで食事する、というプランをたててました。(コンラッドではレストランが高すぎて・・(;'∀'))
しかし出発直前にコロナ蔓延で説明会参加は中止となり、今に至っていました。

今回説明会を聞こうと思った理由

今回はハワイにもいけそうにないコロナ禍でなぜ、という感じですが、きっかけはヒルトン・オナーズのダイヤモンド修行で瀬底に何度も通っていたことです。

ロビー階にあるHGVの勧誘を受けて話をして、瀬底のヒルトンに通い始めて3回目で、隣に建っている瀬底の物件にちょっと興味がわきました。
ハワイの説明は以前聞いて、システムについてもある程度わかっているので、特に購入の意志はなかったのですが、瀬底の場合はハワイと比べて値段はどのくらいなんだろう?とか、内装はどんなんだろう、と気になってきました。

今回購入を決断した理由

物件の購入にヒルトンアメックスカードが使える

事実上不動産購入なのに、クレジットカードで払えるというのが一番大きかったかも。
このブログを読んでくださっている方はご存じでしょうが、私が今年何度沖縄にホテルに泊まる&ちょっと立ち寄るだけに通ったか・・(笑)
最近誕生したばかりのヒルトン・アメックスカードは、普通カードはゴールド資格で年会費無料のオファー来てましたがゴールド資格では興味がありませんでした。
しかしヒルトン・アメックス・プレミアムカードは年会費66000円と高額ですが、200万円以上決済では翌年までダイヤモンド資格がもらえます。物件購入に利用できたら一発ダイヤです。
www.lucamileagelife.net

現在私のメインカードはSPGアメックスでこれからも変わらないと思います。
しかしヒルトン・アメックス・プレミアムカードがあればダイヤが失効しそうになり、いまのように旅行にも行きづらい状況になったとき、カードを使うだけ、という手軽さがあります。

プレミアムカードを作るとき、審査を通してもらえる(はず)

これも理由のひとつですが、私は過去ヒルトンVISAプラチナの審査を2回も落選しているという属性なので、正直、普通に申し込んでもプレミアムカードの審査が通るとは思えませんでした。
いちおう正社員で長く働いているのですが三井住友には好かれませんでした(笑)
アメックスさんはどうだろうと思ってましたが、これを機会に通してもらえったらラッキー!!と思って。これは先延ばしできないと思いました。

買いやすい値段のプランがあった

瀬底の物件は思ったより高額で、1週間プランのお値段など、一発退場って感じでしたが、よく聞くと3日プランや4日プランは国産車を買うくらいのお値段のプランがありました。
HGVCの使い方としては
・自分で買った物件を予約する(ホームウィーク予約)
・ポイントを使って他の物件を予約する(クラブ予約)
という方法があり、私は正直、後者のほうに興味がありました。
毎年もらえるポイントを使って、瀬底のリゾートではなく、ニューヨーク・ラスべガス・ハワイなどの物件を予約しようと思っています。ポイントを前借して持っている以上に使ったり、二回に分けて使ったりという利用方法は聞いていたので、安くて狭くても、とにかくオーナーになってタイムシェアを利用できる権利を得る、ということそのものに魅力を感じました。

夫婦で二人とも同じ会員資格が得られる

ここは夫の心を揺らがせた理由です。
オーナーになると得られる資格はゴールドですが、別途、カードの利用や独自のホテル修行でダイヤモンドになった場合、HGVCでオーナーの名義にももう一人名前を追加できます。
つまり、私がダイヤなら夫もダイヤ、別々に旅行してそれぞれダイヤモンド資格で宿泊できますし、2部屋同時にダイヤなので家族で泊ればそれぞれ一人ずつ同伴し、4人でラウンジなどを利用可能です。

私たちは夫婦二人暮らしで誰かと泊まるときというのは今はあまり機会がありませんが、親と利用、子供さんがいるときは子供さんと2部屋など、かなり使える特典ではないでしょうか。

国内の物件で手続きが簡単そう

ハワイの物件の相続などの手続きがお金がかかるというのを聞いたことがあるので、国内で日本語で手続きでき、費用も抑えられるというのも魅了でした。

物件の絶対数が少なそう

今はコロナ禍で、今までどんどんハワイに行っていた人も国内リゾートに目を向けている人が多いと思います。
なので瀬底が人気物件になるのは間違いないですし、実際に説明会では一番安いスタジオタイプは在庫が少ない状態でした。
タイムシェアは販売期が進むにつれて値段が上がっていくと聞いたので、後で買うなら今買ったほうがいいなと思った次第です。

迷った点やデメリットと思うこと

ダイヤ修行はそれほど苦じゃない

ダイヤ修行と称してあちこちのヒルトンやダブルツリーに行くのは実はそれほど苦ではなく、むしろ旅行にいく理由になっています。カードを作って決済でダイヤになるのはちょっと邪道かなとおもいました。

子供がいない場合にメリットがあるかどうか

私はこのタイムシェアに関してはハワイで使う場合は子供さんがいたりすると絶対的にメリットがあると感じました。
広いリビングで好きなように食事して、2ベッドや3ベッドの部屋で3世代旅行とか、楽しいに決まっていますよね。
でも私たちのような夫婦だけだと無理してタイムシェアを使う必要はないような気がしました。

毎年管理費がかかる

管理費は我が家の場合は14万円くらいでした。
それとは別に物件価格がかかっているわけだし、契約のときは手数料もかかります。
幸い、瀬底は「ヒルトン・クラブ」といって上位のブランドなので、翌年のポイントに限り、50倍でオナーズ・ポイントにクラブポイントを交換できるので、年会費はそれほど見かけ上割高にはなりません。
しかしとにかく使い倒さない限り、かなり高額な無駄遣いとなります。
使い倒しても元は取れないと思うし、決して買った値段より高くは売れないシステムなので、不動産投資ではなく、ただの消費行動です。

即決しないといけない

説明会では最後にクロージング、その日に買うかどうかを決めなければなりません。
前回の羽田での説明会も話を聞いて隔年プランも割安だし心はちょっと動きましたが、その後の後追い営業は物足りないくらい一切ないので、結局購入にはいたりませんでした。
もし6年前に一度購入していれば、人生の中でもう少し長く楽しめたのに、と今はちょっと思います。

ワクワクするのはたしか!

それでもオーナーになり、公式ページのマイページにログインできるようなってから、しょっちゅう空いてる日がないか検索していますww
www.hgvc.co.jp

ポイントさえ使えば、自分が持っている以上の部屋にも宿泊可能。
f:id:lucamileagelife:20210918170953j:plain
ポイントがなくても直前なら現金にて利用もできるみたいです。(オープンシーズン予約)

色々見たけど、
瀬底→とにかく人気で空きがない、必要ポイント多め
ハワイ→コロナ禍のせいか?空きもあるしディスカウントされている、必要ポイント少なめ(今だけ?)
ニューヨーク→ラウンジがニューヨークのオーナー専用だったり、朝食がなかったりしてホテルのほうがよさそうな・・・
ラスベガス→割安、とりやすそうだし朝食バフェはほかのホテルに行ってもいい、一度使ってみたい
などなど、検索楽しすぎますww

購入を決めた日は偶然にも結婚記念日。
(後で気づきました(;'∀'))
帰りの那覇空港でグランドバケーションズの勧誘をしている人に「あ、今日買ったから」と言ってみました(;^_^A

瀬底の物件の詳細

瀬底は小さい部屋も大きい部屋も全室オーシャンビュー。
隣にヒルトンがあるので、こっちのほうがラウンジも朝食もあるし便利そうですが一番狭いスタジオタイプでも簡易キッチンとカウンター下冷蔵庫などはあるようなので一度は利用してみたいです。
部屋タイプの簡単な概要はこちら↓

客室タイプ 広さ 定員 洗濯・乾燥機 部屋
スタジオ・プラス 3~4階 45㎡ 2名 × スタジオ(1ルーム)+バスルーム
スタジオ・プレミア・プラス (SXP) 7~10階 45㎡ 2名 × スタジオ(1ルーム)+バスルーム
1ベッドルーム・プラス (1BP) 2~4階 69㎡ 4名 1ベッドルーム+リビング+バスルーム
1ベッドルーム・プレミア (1BX) 5~6階 69㎡ 4名 1ベッドルーム+リビング+バスルーム
1ベッドルーム・プレミア・プラス (1XP) 7~10階 69㎡ 4名 1ベッドルーム+リビング+バスルーム
2ベッドルーム・プラス (2BP) 2~4階 102㎡ 6名 2ベッドルーム+リビング+2バスバスルーム
2ベッドルーム・プレミア (2BX) 5~6階 102㎡ 6名 2ベッドルーム+リビング+2バスバスルーム
2ベッドルーム・プレミア・プラス (2XP) 7~10階 102㎡ 6名 2ベッドルーム+リビング+2バスバスルーム
3ベッドルーム・プレミア (3BX) 3~6階 119㎡ 8名 3ベッドルーム+リビング+3バスバスルーム
3ベッドルーム・プレミア・プラス (3XP) 7~10階 119㎡ 8名 3ベッドルーム+リビング+3バスバスルーム

スタジオタイプには洗濯機と乾燥機はつかないようですが、隣の瀬底ヒルトンに別棟でフィットネスとランドリーがあるので、タイムシェアの利用者もここを使えるのではないかな?と思いました。
まだ空室がなかなか出てきませんが、利用した際には確認してみたいと思います。

おまけ、これから説明会参加しようと思う方に

今はオンラインで参加できるので、どこかに缶詰めにされる恐怖感はあまりないかと思うし、出かけていく交通費も不要です。
また、説明会参加の謝礼の選択ですが、食事券はHPCJなどのメンバー割引など、各種割引とは併用ができません。
これが結構使いづらい点で、私も大阪参加予定のときは事前にこれを確認していて、コンラッドでは使えないなと思って単価の多少安いヒルトンで使おうかと思っていました。
今回はオナーズポイントをお礼としてもらいました。

高い買い物なので簡単に成約される方は少ないと思いますが、購入を決めたあとのその後の手続きも、地方に住んでいても地元で完結できます。
タイムシェアの購入=不動産取引なのですが、本来は宅建士による重要事項説明が必須です。それをオンラインでできるようになったのが今年2021年の4月です。
(IT重説)
www.mlit.go.jp

PCと通信環境は必要ですがあとは郵送などで取引が終わります。