4月の東京ってどうしてこうも高いのか?
ヒルトン系・マリオット系いろいろ検討しましたが、結局一番コスパが良いのがコンラッド東京へのポイント泊でした。
2連泊+1泊は2部屋で満喫しました!
INDEX
- コンラッド東京の概要
- コンラッド東京へのアクセス
- 予約
- 今回の予約のお値段
- コンラッド東京の 客室タイプ
- コンラッド東京のアップグレード
- コンラッド東京のチェックイン・チェックアウト時間
- コンラッド東京のシティルーム(キング)
- コンラッド東京のエグゼクティブラウンジ
- コンラッド東京のスパ・水月のジャグジー&サウナ
- コンラッド東京の朝食
- コンラッド東京のアフタヌーンティー
- 最後に
コンラッド東京へのアクセス
コンラッド東京
〒105-7337 東京都港区東新橋1-9-1
TEL: 03-6388-8000 FAX: 03-6388-8001
ホテル公式のアクセス案内です。
conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp
公共の交通機関の場合は、一番最寄りはゆりかもめの汐留駅、もしくは大江戸線の汐留駅なのですが、JR新橋駅から徒歩でも10分くらいです。地下をずっと通っていけるので濡れることもなく、多少のアップダウンはあるのですが短いエスカレータがあり、キャリーをひいていてもらくちんです。
予約
ヒルトン系ホテルはヒルトンの予約サイトから予約するのが基本、最安です。
(最低価格保証有)
ヒルトンは無料で会員になることができ、アプリで予約できたり、Wi-Fiが無料になったりします。
さらに有料のヒルトンプレミアムクラブジャパン(以下HPCJ)に加入すると、フレキシブルレートから25%オフで利用できますので、どのOTAよりも安く予約できると思います。
HPCJはHPCJの専用サイトhttps://www.hpcj.jp/があります。
アプリや公式でHPCJの割引きも使いたい、という場合は、ヒルトンのサイトに直接ログインし、グループコードrphproをいれたらHPCJ予約料金が出てきます。
今回の予約のお値段
今回は開業医をしているいとこのおねえちゃん夫婦が、ようやくコロナ禍終盤で出歩けるわ~とのことで一緒に泊まろう!と話が出たのが4月の旅行に対して前年12月。
我が家はマリオット・プラチナ(夫婦二人とも)、ヒルトン・ダイヤ(夫婦二人とも)なので、当然候補はマリオット系かヒルトン系のホテルでラウンジがあるホテルです。(お姉ちゃんはお酒大好き)
宿泊4か月前、12月時点での候補のホテル有償価格とポイント泊の場合の必要ポイントです。
宿泊時期は4月中旬の土曜日です。
ホテルグループ | ホテル名 | ラウンジ 有無 |
必要ポイント | 有償最安 |
マリオット | シェラトン都ホテル東京 | ○ | 42000 | ¥35,635 |
マリオット | メズム東京 | × | 60000 | ¥61,290 |
マリオット | ウエスティン東京 | ○ | 74000 | ¥88,094 |
マリオット | ウエスティン横浜 | ○ | 42000 | ¥53,198 |
ヒルトン | 軽井沢キュリオコレクション | × | 95000 | ¥53,010 |
ヒルトン | コンラッド東京 | ○ | 95000 | ¥172,318 |
ヒルトン | ヒルトン東京 | ○ | 80000 | ¥45,699 |
ヒルトン | ヒルトン東京お台場 | ○ | 70000 | ¥63,766 |
ポイントの価値ですが、
ヒルトン→1ポイント=0.5円
マリオット→1ポイント=1円
くらいでしょうか。
なので、ホテルランクに対し、ポイント価値が高めになるなと思ったのがやはりコンラッド東京でした。
ポイント泊なら1泊47500円相当、有償だとHPCJの25%オフを使っても17万円強です。
ヒルトン東京も悪くないですが、おねえちゃん夫婦とはヒルトンでも一緒したことがあり、今回はコンラッドのほうがいいかなと。
しかしモタモタしているうちに95000P(=47500円相当)のボトムの部屋がなくなってしまいました。
いざ、予約しようとすると、こんな感じになっています。
それから数か月、毎日朝起きたらヒルトンアプリをチェック、95000Pが出てくるのを根気強く待ち見つけたら1室ずつ予約、ようやく土曜分2室、日曜分1室を確保できました。
なので今回は1泊1室47500円相当のポイント泊×3です。(我が家が2連泊、おねえちゃんところが1泊)
ダイヤ資格が2室あり、4人ともラウンジアクセスが付与できました。
コンラッド東京の 客室タイプ
コンラッド東京の客室タイプは以下の通りです。
階層ですが、客室は30階~37階になっています。
客室タイプ | ラウンジ | 広さ | 定員 | ベッド | ベッドサイズ |
シティルーム | × | 48㎡ | 3名 | ツイン | 140x203cm |
キング | 183x203cm | ||||
ベイビュールーム | × | 48㎡ | 3名 | ツイン | 140x203cm |
キング | 183x203cm | ||||
ベイビューキング ピュアウェルネスルーム | × | 48㎡ | 3名 | キング | 183x203cm |
エグゼクティブシティルーム | ○ | 48㎡ | 3名 | ツイン | 140x203cm |
キング | 183x203cm | ||||
エグゼクティブベイビュールーム | ○ | 48㎡ | 3名 | ツイン | 140x203cm |
キング | 183x203cm | ||||
シティスイート | × | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
ベイビュースイート | × | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
キング | 193 x 203cm | ||||
コーナーシティスイート | × | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
コーナーベイビュースイート | × | 85㎡ | 3名 | キング | 183x203cm |
エグゼクティブシティスイート | ○ | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
エグゼクティブベイビュースイート | ○ | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
キング | 193 x 203cm | ||||
エグゼクティブコーナーシティスイート | ○ | 72㎡ | 3名 | ツイン | 140 x 203cm |
エグゼクティブコーナーベイビュースイート | ○ | 85㎡ | 3名 | キング | 193 x 203cm |
デラックスベイビュースイート | ○ | 110~130㎡ | 3名 | キング | 193 x 203cm |
2ベッドルームデラックススイート | ○ | 160㎡ | 4名 | キング | メイン200 x 190cm セカンド200x180cm |
ロイヤルスイート | ○ | 226㎡ | 4名 | キング | 193 x 203cm |
客室選びの注意点は、
・眺望→シティがビル群、ベイビューが東京湾側
ベイビューのほうが人気があります。ポイント泊の最安はシティ側になります。
・階層→エグゼクティブルームは35階以上
低層階だとちょっと眺望が悪くなってしまいます。そんなに変わらないだろうと思うかもしれませんが、意外と違っています。
・スイート
通常のスイートにはラウンジアクセスがありません。
広さだけに価値があり、階層も低めなので眺望もよくありません。
ただ、リビングスペースと寝室エリアが分かれていると夫婦でも別々にテレビが見られるし、センターにあるクローゼットも広く、お風呂にテレビがあったりとお部屋の使いやすさは抜群です。
ラウンジアクセスについてはヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員ならどの部屋に泊ってもアクセスができますが、ゴールド以下、もしくは非会員の場合はラウンジアクセスが欲しい場合はエグゼクティブルームを予約する必要があります。
ダイヤのひとならホテル価格が安い時期ならベイビューか、ベイビュースイートを予約してアップグレードがあれば高層階になればいいなという感じでしょうか。
最近は最安のシティからだとなかなかスイートやエグゼクティブルームへのアップグレードがなくて、頑張ってベイビューへ、というイメージです。
コンラッド東京のアップグレード
4月の東京、母の命日もあり、毎年この時期に来ているのですが、土曜は特に値段も高く、客室の稼働率も高いです。
今回は事前にいったんアプリに1室だけアップグレードでベイビューに、という通知が来ていたのですが、部屋を確定せずそのままにしていたらなんとその部屋が到着時にはなくなっており、2室ともアップグレード不可ということで予約のままのシティルームでした。
2泊目はベイビューにアップグレード可ということで部屋チェンジです。
これまで泊まった時のこのホテルでのアップグレードは、
ベイビュースイート→エグゼクティブベイビュースイート
ベイビュー→エグゼクティブベイビュー
シティルーム→エグゼクティブシティ
シティルーム→エグゼクティブシティ→ベイビューピュアウェルネス(到着時変更してもらった)
こんな感じのパターンです。
だいたい土曜や日曜泊です。
平日だと違うのかもしれません。
ポイント泊が今は95000P→シティしか選べないので、有償が安い日にベイビューを選択できればベストですが、現状コンラッド東京は有償がとんでもなく値上がりしているのでアップグレードに頼るしかない感じです。
低層階のシティはビルビューはともかく、プールなどの下層階の屋根が眺望を邪魔するのでガッカリです。
いとこの部屋と私たちの部屋、どちらも窓下がこんな感じで、残念なビューでした。
翌日はベイビューになり、別格の眺望に。
日曜泊ということで、土曜よりは空室があったのかもしれません。
正直、ホテルのサービスもラウンジのサービスも、お部屋も朝食も特にここ数年で変化はなく、むしろラウンジに関してはミールの質が低下してきているように感じていますが、対して客室料金が4~5万円から10数万円に値上がりしていて、その値段を払う価値はないように感じています。
となるとこのホテルはポイント泊一択と私は思ってます。
コンラッド東京のチェックイン・チェックアウト時間
チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00
今回の滞在は朝、航空機で東京入り、その後北関東で用事を済ませてからの到着だったので、16時頃でした。
到着し、この素晴らしいオブジェがある最初の階は実はベルデスクのみ。
また、そこから入る入り口は結婚式場があるので、客室階にあがるには、汐留駅側の入り口から入ると左にまわればエレベータがありますので、28階のフロント階に上がります。
フロントでチェックインしても良いのですが、もうコロナ明けでゲストも多く、たくさんの人が待っているため、ラウンジアクセスがある場合はそこはスルーしてさらに奥に進んでもう一つのエレベータから37階のエグゼクティブラウンジに向かいます。
(エレベータにセキュリティはかかっていません)
エグゼクティブラウンジでドリンクやお菓子をいただきつつチェックイン。
今回2連泊でしたが、2泊目のレイトチェックアウトをお願いしたら、13時半ということでした。
14時から友人とアフタヌーンティーでレストラン利用する予定だったので13時半にいったん荷物をエグゼクティブラウンジに預け、28階に降ります。
レストラン清算を後で部屋付にする場合でも先に伝えておけばキーを返却した後でも大丈夫ですし、清算はあらかじめ提示したカードに付けられて、後程メールで明細が送られてくるしくみです。
コンラッド東京のシティルーム(キング)
キングのシティルーム、低層階で最安のお部屋ですが、このホテルは広さは十分あります。
ビューはシティ側でも高層階ならまずまずなのですが、低層だと下の屋根が視界に入ります。
カーテンはベッドサイドのスイッチで自動開閉。
ターンダウンもあるので、希望の時間があれば伝えておくといいかも。
お水などが補充され、簡単な掃除と、アイスペールに氷も用意されます。
バスローブなのですが、いとこの部屋と私の部屋とで色や質感が違いました。
数種類あるのか、ランクがあるのかはわかりません。
バスルームです。
ミラーも女優ライトがついています。
シャワーはバスタブとは別になっており、レインシャワーもあります。
ドライヤはレプロナイザーでした。
収納されたアメニティを全部出してみました。
フロスがあるのは嬉しいです。
ただ、以前選べるアメニティがいろいろあったのが今はありません。ボディソープやシャンプーなどは壁に備え付けの大ボトルに。
なんとボディローションも固定されていました。
コーヒーマシンはネスプレッソ。
Bluetoothのスピーカがついている時計です。
アロマはリクエストです。
デスクとチェア。座面が大きく作業しやすいです。
お風呂用のダックとコンラッドベアはプレゼント。
今回はなんと2日目の部屋チェンジでももらえました。
通常は連泊だと最初だけです。
コンラッド東京のエグゼクティブラウンジ
人が多すぎてあまり写真を撮ってないのですが、時間制限有の二部制になっていて、日曜の夜も同じでした。
あまり期待せず行くのががっかりしないポイントです。
ミールが今一つというところは昔からで、あまり変わらず。
初日はおねえちゃんたちと一緒にタクシーで帝国ホテルに移動し、パーティープランを利用しました。
こっちはとってもコスパがよく、フリーフローもついてお得だと思いました。
コンラッド東京のスパ・水月のジャグジー&サウナ
https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/spa/mizuki_spa
こちらのホテルはプールとジャグジー・サウナ・スパトリートメントと施設が充実しています。
ジャグジーとサウナの利用はタオル・バスタオル・バスローブ等がそろっているので手ぶらでいくことができます。
プールのみ水着が必要で、ジャグジーやサウナは必要ありません。
利用料金は宿泊客なら不要です。
水着のレンタルは1100円となっています。
ジャグジーは一人用が4つで夜は少し混雑したりします。
コンラッド東京の朝食
ここの真骨頂はセリーズの朝食です。
ビュッフェ形式の朝食にプラスして、選んでオーダーできる朝食があります。
写真はロブスターのスモーブロー。
こんな朝食が食べられるホテルはなかなかないと思います。
去年は無かった、わたり蟹のエッグベネディクト。
見た目は地味ですが蟹がいっぱい入ってました。
混雑時は普段開かない、中華「チャイナブルー」や和食「風花」のお部屋も朝食会場になります。
セリーズは奥のエリアはシティビュー、手前はビュー無の少し照明の暗いエリアです。
対してチャイナブルーと風花はベイビューなのでとても良い景色が楽しめます。
チャイナブルーは店内に朝食ビュッフェが用意されていて少し種類は少な目になります。
風花はセリーズに料理をとりにいくスタイルですが、どちらかというと人が少な目で静かな環境で朝食が楽しめます。
果物の種類が少し少な目ですが、メロンはポイント高いです。
私のお気に入りはオニオンスープで、サラダもチーズやサーモンなどトッピングいろいろです。
和食はこんな感じで明太子があります!
コンラッド東京のアフタヌーンティー
今回は友人とチェックアウト前にロビー階のトゥエンティエイトでアフタヌーンティーをいただきました。
写真は二人分です。
7200円で平日限定でコンラッドベア付きのプランと、ベア無プランが同じ値段。
一見、ベア付きがお得なように思えますが、ベア付きは割引なし、ベア無はゴールド・ダイヤの25%割引適用です。
差額がベアの値段で、部屋に置いてあるのは無料でもらえますが、ショップで買うとこの差額より高いので、ベアが欲しければ、というセレクトでしょうか。
去年友人とは同じコンラッド東京のセリーズでのスイーツビュッフェも一緒に楽しみましたが、ビュッフェだと取りに行くタイミングがおしゃべりでなかなか取れないので、最近はどこのホテルでもビュッフェは選ばず、アフタヌーンティーにするようにしています。
スイーツビュッフェよりは割高なことが多いですがゆっくりできるし、お話もたくさんできるので持ってきていただくスタイルのアフタヌーンティー、おすすめです。
最後に
忖度なく書かせてもらえれば、
・エグゼクティブラウンジはちょっと残念(去年から継続中)
・朝食は変わらずGOOD!! 期待してイイ!
・混雑のせいかアップグレードは渋め、有償の割安と思える日なら、ベイビュー予約を。
・レイトも頑張ってもらって13時や14時あたり。その場合は荷物を預けてアフタヌーンティーやランチを楽しみ、部屋付に。
公共交通機関で行くしかない地方民からするとコンラッドはアクセスが良いほうのホテルなので、これからも年1~2回は利用したいと思ってます。