ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

2023年6月に開業したザ・リッツ・カールトン福岡にポイント宿泊してみた

2023年9月になってからですが、福岡に開業したザ・リッツ・カールトン福岡に泊ってきました。
ポイント泊のスタンダードルームの宿泊記です。

INDEX

ザ・リッツ・カールトン福岡の概要

福岡にはこれまでマリオット系ホテルが無かったのですが、ようやくオープン、しかもリッツです。
高級路線なので有償での宿泊は難しいと思っていましたが、土曜日で57000ポイントで出ていたのを見つけたので即予約しました。

公式サイト
www.ritzcarlton.com

住所:〒810-0041 中央区大名2-6-50 福岡大名ガーデンシティ
TEL: 092-401-8888
FAX: 092-401-8889
チェックイン15:00
チェックアウト12:00

Marriott Bonvoyの参加ホテルはさまざまなブランドがありますが、その中でもリッツ・カールトンはかなり上位に位置します。
日本では、今回の福岡のほかは東京・大阪・沖縄・京都・日光・ニセコにあります。
www.marriott.com

ザ・リッツ・カールトン福岡へのアクセス

ホテルは大名小学校の跡地にあり、博多駅からも福岡空港からも近くとても立地が良いと思いました。
少なくとも、いつも行っているヒルトン福岡シーホークよりは公共交通機関を使っては行きやすいです。

博多駅より

博多駅からは3キロくらいなのでタクシーでもほどよい距離かと思います。
しかし渋滞も激しいエリア+タクシー待ちの行列も凄いので、新幹線などで到着したならそのまま地下に降りて地下鉄空港線に乗り、天神まで来るのが時間的には早いかもしれません。
博多→天神までは3駅5分です。
ただ、天神の駅を出てホテルまでは徒歩5分程度かかります。

地下鉄空港線の天神には出口が複数ありますが、一番近い出口は3番出口でした。
(地図上一番近い1番・2番出口は閉鎖中)
3番出口までは天神のホームに降りたときに中央改札方向ではなく西改札に行きます。

西改札を出て右に行き、コインロッカーを右に見ながら突き当りまで行くとあります。

3番出口は福岡朝日会館というビルの中に出るのですが、残念ながらアクセスは階段です。

ひとつではなく、短い階段を二つ上がります。

朝日会館を外に出ると、左に行くと工事中のビルがあり、

そこを曲がるとホテルの建物が見えてきます。

ホテルは西鉄グランドホテルの向こう側でツインのビルの奥側になります。

荷物があったりベビーカーなどバリアフリーで地上までアクセスしたい場合は5番出口に行くと改札を出るとパルコ新館の地下入り口が目の前なので、エスカレータであがることができます。
細かい話で恐縮ですが、私は8月にけがをして重たいキャリーケースを片手で持ち上げることができません。
なのでバリアフリーの出口がとても重要でした。
行くときは博多駅から荷物をホテルへ送るサービスを利用。
www.lucamileagelife.net

荷物の問題がなくて階段が問題ないならば、

3番出口で3つ目の階段を上がると商店街のうどん屋さんの横に出るので、冷房の効いたアーケードの中をホテル近くの交差点まで屋根付きで歩けました。

次の駅である赤坂駅のほうが距離的には近いですが、バリアフリーの出入り口はありません。

福岡空港より

福岡空港からだと地下鉄空港で博多駅からとあまり変わらないアクセスになります。
大きな荷物を持って地下鉄、と躊躇してましたが、空港線はスーツケースを持って地下鉄に乗ってる人がたくさんいますし、1泊程度のキャリーなんかだと全く問題なしでした。
また、空港からホテルへ当日荷物を配送してくれる有料のサービスもありました。

この配送カウンターは地下鉄改札へ行く直前にあるので、動線的には預けやすいです。
ホテルへ直行せずほかに用事を済ませたいときなどは便利かと思います。

予約

今回もマリオットのアプリで予約しました。
他のサイトを通した予約では泊数・ポイントはつきませんので、いつも公式サイトから予約しています。
ただし、今回はポイント泊。ポイント泊は変動しており、頻繁にチェックしていましたが、6万ポイントを切る時点、57000Pで予約。

リッツ・カールトン大阪などはポイント泊にプラス料金でクラブアクセスを付けられますが、福岡は不可とのこと。
なので、今回はクラブルームではなく、最安の部屋で、シンプルなステイを目指しました。

今回の予約のお値段

1泊10万円超のレートでしたが、ポイント57000Pなので57000円相当です。

お得にポイントが使えたかなと思う一方、素泊まりでこの値段は普段なかなか気軽には泊まれないなと思いました。

客室タイプ

部屋数は全167室。
建物は大きいですが、フロント階は18階、客室は19~23階、クラブラウンジ24階とのことでした。
客室カテゴリは以下の通り。

ラウンジ 客室タイプ 広さ 定員 部屋数
× デラックス(スカイラインビュー)1キング 50㎡ 3名 32
× デラックス(スカイラインビュー)2ダブル 50㎡ 3名 32
× プレミアム( 大濠公園ビュー)1キング 50㎡ 3名 16
× プレミアム( 博多湾ビュー)1キング 50㎡ 3名 17
× プレミアム(博多湾ビュー)2ダブル 50㎡ 3名 21
クラブデラックス(スカイラインビュー)1キング 50㎡ 3名 12
クラブデラックス(スカイラインビュー)2ダブル 50㎡ 3名 8
クラブデラックス( 博多湾ビュー)1キング 50㎡ 3名 4
クラブデラックス(博多湾ビュー)2ダブル 50㎡ 2名 5
デラックススイート,1キング 75㎡ 2名 6
デラックススイート,2ダブル 75㎡ 2名 2
プレミアムスイート、1キング 87㎡ 2名 10
プレジデンシャルスイート 1キング 132㎡ 2名 1
ザ・リッツ・カールトンスイート 1キング 188㎡ 2名 1

ベッドサイズですが、キング幅180cm x 長さ195cm、ツインの部屋のベッドは140cm x 195cmです。
デラックスとプレミアムの違いは眺望で、デラックスはスカイラインビュー、プレミアムは大濠公園ビュー→博多湾ビュー。
博多湾ビューが一番眺望が良いイメージです。
私たちの部屋はスカイラインビューで、予約の最安カテゴリのままでアップグレードはありませんでしたが、飛行機がホテルの上空を越して空港へ向かっていくのが大迫力で見えて、それなりに楽しかったです。

ザ・リッツ・カールトン福岡のチェックイン・チェックアウト時間

チェックイン:15:00
チェックアウト:11:00

チェックインは18階のロビーにて。
ホテルエントランスは1階で、長い通路の後のベルデスクがある空間はとても美しいです。

(写真は振り返って車寄せ方向を見た写真です)

そこからエレベータで18階まで上がるとフロントがあります。

フロントの隣のソファスペースでチェックインが個別に行われます。
ここは博多湾が見えて、天井も高くとても快適なスペースでした。

この時、ウェルカムドリンクがふるまわれるのですが、私の時はなぜかすぐにチェックインの手続きとキーを渡されました。
ウェルカムドリンクをお持ちします、とさっきスタッフさんがおっしゃったのですが、、というと、部屋まで案内してくださったスタッフさんが、ではお部屋までお持ちしますね、と。

色が変わる素敵なドリンクをお部屋でゆっくりいただきました。
その後、夫が夜到着したときもまたお部屋でパフォーマンスしてくださいました。

アップグレードはありませんでしたが、プラチナ特典の16時レイトは通り、ゆっくり過ごすことができました。

ザ・リッツ・カールトン福岡のデラックスルーム(スカイラインビュー)

お部屋は20階でした。

ドア裏非常口の案内です。

入った印象は部屋広い!!と。ちなみに、部屋に入ったと同時にカーテンが自動オープンしました。

基本の客室広さは50㎡なんですね。ゆとりがあり、広々しています。
写真の居室の手前にはこれも広々したバスルームや腰掛けもあるクローゼットがあります。

コンラッド大阪が普通客室でも十分すぎるくらい広くて快適なのですがそれに匹敵する印象の広さです。
(調べたらコンラッド大阪もスタンダード客室が50㎡でした)
窓際のテーブルも大きいし、近くにコンセントもあり、PCはここで使えました。
ここにウェルカムギフトの最中が置いてありました。

テレビの配置はセンターではなく窓寄りなのですが、窓側のソファからも見えるような配慮でしょうか。

窓際にはBluetoothのスピーカーがあり、長押しで簡単にペアリングできます。自分のスマホなどから音楽を流せます。

なんといってもバスルームが豪華です。


真鍮のカランやシャワーがなんともいえない色で味があります。
ヒルトン系のホテルでは新しいホテルも皆、リクシルの家のお風呂みたいなのばかりで、これよ、ホテルのお風呂は!!と感激してました。

バスタブは大きすぎるのか、お湯が溜まるまでにウトウトするくらい時間がかかります。

バスタブの質感が素晴らしく、お湯を抜くとあとはつるんとして綺麗なままです。

バスルームにあるドライヤはレプロナイザー 27D Plusです。10万円以上するので、自分では絶対買わないやつ。

レプロナイザーはメインスイッチを入れるのが案外難しいのと、本体が重いので私はちょっと苦手。

また、おしゃれなシャワーの使い勝手が田舎者の私には難しく、部屋にたまたま荷物を持ってきてくれたベルの方に聞いたら、

なんとそのスタッフさんがレインシャワーを頭から、、、すぐタオルを渡したのですが、ビックリされただろうなと思います。
使い方は聞いてみればなんのことはない、左側を回せばお湯が出ました。

バスルームにあるチェストの中にはアメニティが入っていました。

歯磨き粉がイタリア製です。

バスアメニティはDiptyque(ディプティック)です。

クローゼットも広いです。座って靴が履けるようなデザインになっています。

クローゼットのチェストの中にはパジャマが入っていました。

デレクローズのパジャマです。
ヨーロッパサイズの男女組ずつでしたが、私が現在けがをしており、脱ぎ着するのにゆったり感がなかったので男性用のものと交換してもらいました。
(女性Lサイズの方→男性用S)
グレーが小さい女性用で、男性用はネイビーSです。

チェストはラウンドの扉が付いていて、中には唐津のフリーカップと隣はアイスペールです。
お水はボトル入りでスエーデン製のノルダックというミネラルウォーター。

プルタブなので少し開けづらいです。
氷は、各階に製氷機はなく、ルームサービスで頼みます。
茅乃舎のスープは無料です。
お湯を沸かして入れたのですが熱いので気を付けてください。(私は口の中を火傷しました)

冷蔵庫ですが仕切りがあってぎっしり入っているので自分で買ったものが入れづらいです。

なので中身を空にしてもらいました。
ただし、ドアが90°しか開閉しないので、中の仕切りが外せません。
買ってきた紙パックの飲み物が縦に入れられず、外に出しておくことに。
ペットボトルなら横にして入れられるので皆さんもドリンク持ち込みの場合は蓋ができて横置きできるもの、または背の低いもので。

引き出しの中にはネスプレッソのカプセルやTWGのパックなど。これらは無料ですが、スナックなどは有料メニューになります。

コーヒーカップ。

窓からのビューはビルの屋上ビューというか。

ただし、夕刻、日が差すと何とも言えない色に街が染まり、ノスタルジックな雰囲気になります。

また、福岡空港の方向に向いており、飛行機がしょっちゅう爆音とともにホテル上空を越していきます。

見下ろすと芝生エリア。

ここはいろいろな時間帯でたくさんの人が寝転がっていて上からそれを観るのも面白かったです。

ザ・リッツ・カールトン福岡のターンダウン

バスルームがガラス張りですが、ターンダウンのとき、スタッフさんがスライドドアで仕切ってくれますので大丈夫です。

この仕切りですが竹網でできていて、部屋が旅館のような雰囲気に変わります。
全体的には和のテイスト満載で、インバウンドを意識した部屋のつくりですね。

ターンダウンがあるような高級なカテゴリのホテルにはめったに泊まらないので、ちょっと緊張します。
できればいないうちにすましといて欲しいと思って、何時から出かけて何時に帰る、と、夕食時間を伝えてから出かけたのですが、他の部屋も終わらなかったのか、私たちが夕食から帰り、お風呂も入りたいな、と思うような時間帯にターンダウンチームが来ました。
(まだ新人、と話されてました)
ベッドを整えて、ベッドサイドにマットを敷き、

アメニティやタオルを補充・交換します。

ベッドサイドにはお水とチョコが。ただ、グラスを忘れられていました。

ターンダウン前に消費した無料のコーヒー、紅茶、お水、アメニティなどはこの時追加されます。

ザ・リッツ・カールトン福岡のクラブラウンジ

今回はラウンジ無しのプランで体験していません。
職場の先輩が2泊のうち、1泊を利用し、いろいろ写真を見せてもらいましたがとてもボリュームがあるようです。
なお、レイトアウトでもラウンジ利用は14時半まで、とのこと。
部屋は連泊だったのが、初日はラウンジ無なのでキーを初日、2日目と使い分ける必要があったようです。
私も1度は利用してみたいですね。
ただ、福岡は美味しいものがたくさんありますので、クラブラウンジ付けないと外に出ていきやすいと思いました。

ザ・リッツ・カールトン福岡はエクスプレスチェックアウトができない

対面でのチェックアウト必要とのことで、急ぐ人は先精算など前日にしておくと良いかと。

ザ・リッツ・カールトン福岡のレストラン朝食

次回記事にまとめようと思います。結論からいうと、レストラン朝食はとってもお勧めです。

最後に

部屋の質感がやはり他のホテルグループとは一線を画すと思いました。
スタッフさんも洗練されているし、満足度の高いステイが約束されています。