前回に引き続き、初めて宿泊したレジデンス・イン・マリオット・セントラルパークについて今回はお部屋の雰囲気や調度品、設備など。
そもそもここを選んだ最大の理由が、部屋からの眺望&キッチンへの期待でした。
INDEX
立地やアクセス(前回記事)
前回記事で記載しましたのでご面倒ですがこちらをどうぞ。
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立地やアクセスの良さでいえば、ここのホテルは90点というところ。
地図です。
チェックインからお部屋まで
通りからホテルに入ります。荷物がなければ回転ドアから。(ドアマンはいません)
ホテル入り口はコートヤードマリオットと共通です。
荷物は右の黒いドアから入れたらベルボーイが待機しています。
外にだれもいないので、車から降ろした荷物をベルに預ける人がいません。
そのため、ロビーにくる新しい宿泊客が自分で荷物を運び入れるケースが多く、ベルマンが暇そうにしているのが目につきました。
フロントでチェックイン手続きします。
私の場合は、1泊がSPGアメックスの更新の特典宿泊、残り5泊が4泊分のポイントを使っての無料宿泊だったので連泊の手続きもしてもらいました。
5泊連続で泊れば1泊は無料です。
分割予約ということで、このあと、心配だったので、1泊後にもう一度フロントで、鍵が無効になっていないか確認してもらいました。
部屋に上がるエレベーターはコートヤードとレジデンスインと別々に分かれています。
向かって右がコートヤード、左がレジデンスインです。レジデンスインは上層階で35階以上になります。
35階以上というと、結構な高さ。眺望を望めるかなと思った理由です。
マンハッタンは高層ビルだらけなので、目の前を別のビルが遮るケースがほとんどです。よほど高さがなければ遠くまで見渡せることはありません。
今回の部屋は56階でした。
びっくりするくらい高速のエレベーターなので高層階滞在でもストレスなく利用できました。
室内の広さ
全泊ポイント泊+無料宿泊なので、予約のカテゴリは最安の「スタジオ・キング・シティビュー」です。
狭いという口コミが多かったですが、ベッドが巨大な分、ベッドルームは狭いと感じました。
今回はアップグレードは特になかったです。
キッチンスペースは入り口付近に設置されていて、ほとんど独立スペースといった雰囲気でした。
バスルームも割と広くてリクエスト通りバスタブ付き。これは嬉しい。
タオルはアプリで多めにリクエストしていたのでその通り置いてありました。
お部屋からの眺望
アップグレードがあればコーナールームがあるかなと思いましたが、連泊だと難しいのでしょうか。
次回はチップを渡して交渉しようかと思いました。
しかし窓からは遠くハドソン川も見えてまずまずの眺望でした。
今回の旅行ではエンパイヤやトップオブザ・ロックなどの高所に行かなくても十分ニューヨークの景色を楽しめました。
夜景です。
セントラルパーク側には現在大きなビルが建っているので、部屋によっては最悪の眺望になりそうだったので、南側の眺望でも悪くなかったなと思っています。
しかしこのホテルは1フロアの部屋数が少ないため、角部屋が多いはずなので、フロントで希望すれば角部屋にしてくれるのではないかなと考えます。
収納
昨年泊ったホテルがクローゼットがとても狭く、冬向けの衣類の収納に困ったのですが、ここはチェストもあったし、クローゼットの広さもまずまず。
中にはセーフティボックスもあります。
バスルーム
ニューヨークのホテルではバスタブ付きの部屋がそれほど多くないのが普通です。
昔よく宿泊していたタイムズスクエアのカサブランカはグレードの高い部屋のみにバスタブがありましたが、昨年と一昨年のホテルはシャワーのみ。
シャワーのみでもいいのですが、やはりバスタブがあると嬉しいです。
洗面器は折りたたみのものを持参。これ、あると便利です!
シャワーヘッドはレインシャワータイプのdreamspray®のシャワーヘッドです。
アメニティはごく少量で、最低限。
マリオットはアメニティの数もアプリでリクエストできるので、よく使うものは多めに頼んでおくといいと思います。
ただ、トイレットペーパーとティッシュは高級品でした。
キッチン
ストウブ(コンロ)を別途依頼して持ってきてもらう必要はありますが、調理器具をはじめほとんどの必要なものはそろっており、おかげで外食費がかさまなくてすみました。レストランでの食事も楽しみですが、良いお店はお金もかかるし、中途半端な価格帯のレストランだとお金を出したことを後悔するような店も多いので、ありがたかったです。
前年は電子レンジと冷蔵庫だけのホテルだったので、調理するといってもいろいろ準備品が必要で大変だったのですが、フルキッチンは食器もありますし、ゴミ箱もキッチン専用で置いてあり、持参する荷物は少なくて済みました。
2018年に泊まったホテル、キッチン無しですが冷蔵庫と電子レンジは有り。
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結構キッチンが充実していた2017年に泊まったホテル
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今回はストウブが電気式で火力は今一つ。鍋でご飯を炊くのは非常に難しかったので、レンジで炊けるタイプの容器を念のため持参してよかったです。
ボウル・ざるなどいろいろあったのですが、鍋の種類は少な目。小さめの片手鍋とかなり大きい深鍋だけで、使いづらかったです。
火力が無いので、煮込み料理より短時間の焼き物ができれば十分、小さめのフライパンがあると嬉しかったです。
電気式の鍋があって、これでご飯を一度炊きましたがめちゃくちゃ時間がかかりました。失敗です。
シンク下にはゴミ箱もあり。シンクは生ごみを少しでも流すと水が流れなくなるので、ゴミはなるべくキッチンペーパーでふきとって捨てるべき。
シンクは小さいですが、洗い物はなるべく食器洗い機で、ゴミは小さいものもキャッチできるネットや不織布のゴミ受けを日本から用意していったほうが賢明です。
食器棚も広いので、もってきた調味料や食材も余裕で置けました。
包丁は切れ味が今一つ。
食器洗い機はとても大きく,洗剤もおいてありました。
しかし部屋に入って開けたら前の住人の食器がそのままでしたが(;'∀')
洗剤はハウスキーピングが置き忘れたら困ってしまうため、一応個包装のものを日本から持参しました。
目立たないですが引き出し式の冷蔵庫。片方のバスケットは冷凍庫です。
最初、バスケットが冷凍庫と気づかず、グレープを入れていたら凍ったので冷凍庫と分かったんです。
アメリカの家具との組み合わせらしく、入り口のドアのヒンジと冷蔵庫の引き出しが常に干渉して傷だらけでしたが、このサイズの冷蔵庫なら十分な収容能力です。
食材ですが徒歩ですぐ行けるコロンバスサークルにホールフーズがありますので、買い物には不自由しません。
ニューヨークに数あるスーパーの中でも群を抜いて充実しているのがコロンバスサークルにあるホールフーズです。
ホテル近くにもグロッサリーがありますが閉店時間は早めです。
電子レンジはGEのもの。前年泊ったホテルにあったものとほぼ使い勝手は一緒です。
ポップコーンなどはオートメニューがありますが、日本のようなレンジで何分、という使い方をするにはちょっとしたコツが必要です。
ワット数も大きいので、日本から持ってきたご飯を炊くために、設定時間を短めに計算しなければなりません。
機種はPEM31SM4SSでした。
スペックは以下のページを参照ください。
https://www.geapplianceparts.com/store/parts/assembly/PEM31SM4SS
800ワットと、日本よりワット数が大きいため、日本から持ってきたレトルトなどを調理するにはパワーレベルをダウンしないといけないです。
私は調味料と無洗米だけを持っていき、食材は現地で調達しました。
(そもそも持ち込める食品が限られています)
日本で普段使うような、時間調理をするには
Time Cookボタン→時間を入力(2分40秒なら2・4・0)→スタートボタン
パワーレベルがダウンできない機種の場合は、短めに調理して様子を見るといいと思います。
ほかにはbeverage(飲み物のあたため)、reheat(お惣菜などのあたため)などが良く使うボタンでしょうか。
この部屋で困ったのが、テーブルが窓際に置いてあった丸椅子の天面をひっくり返した状態で一つあるだけなこと。一人分がせいぜいで、我が家のように夫婦で旅行している場合、一人分はデスクで食べるしかありません。
その点はヒルトン系列のホームウッドが大きなテーブルがあってとてもよかったです。
お部屋の清掃
お部屋の清掃はとてもきれいに掃除できていたと思います。
チップ用の封筒がおいてあったので毎日おきました。
途中から、日本の綺麗なポチ袋で置くようにしたら、ちゃんと持って帰ってくれてお礼のメッセージが書きおきしてあるように。このやりとりが楽しかったです。
しかし最終日の前の日、Don’t Disturbのカードを部屋にかけていてそのまま出かけてしまったため、ハウスキーピングが部屋に入らなったので残念なことに。部屋でランチを取る間、かけておくだけのつもりがうっかりでした。
お部屋の空調
バスルームもそうですが、空調設備も新しいです。
外気温によって同じ温度設定でも冷房になったり暖房になったりします。
私たちの滞在した期間は前半ほとんど10度超え、最終日が氷点下を記録したので、設定温度を変えていないのに暖房になりました。最初のうちは外もそれなりに暖かい上に高層階で日の光が良く入るので、時々冷房になっていました。
このホテルには無料の朝食ビュッフェもついています。
長くなったのでまた次回、ご紹介いたします。