自粛明けの6月末、飛行機に乗りたくてただ無駄にたくさん飛行機に乗るだけの旅行をしています。
そんな時にピッタリなのがユナイテッドのマイルで予約する、ANA国内線の特典航空券。
本家ANAよりずっとお得になるケースが多いのですが、久しぶりに使ってみたら、なんとWEBチェックインとモバイル搭乗券が使えるようになっていました。ANAカウンターで聞いたら6月24日から使えるようになったとのこと。
これは便利すぎます!!

INDEX
- ユナイテッド航空(UA)の特典航空券って??
- UA特典の利用方法(予約から席指定まで)
- ユナイテッドの番号のままでもWEBチェックインはできる?
- 前日にオンラインチェックインを行う(PC編)
- 前日にオンラインチェックインを行う(スマホアプリ編)
- 新型コロナの影響でモバイル搭乗券は超絶安心
ユナイテッド航空(UA)の特典航空券って??
通常、ANAのマイルで国内線を利用する場合は距離と利用時期によりますが片道5000~11500マイルが必要です。
www.ana.co.jp
ユナイテッド航空の公式サイト
https://www.united.com/ja/jp/
ユナイテッド航空はアメリカの航空会社ですが、このユナイテッド(UA)のマイルを使っても、実はANAの国内線が予約できるのです。
必要マイルですが、昨年までは距離800マイル以下は一律5000、それ以上は8000マイルと言われており、3区間まで乗り継いでも出発地と到着地の距離に応じたマイルでOKというものでした。
3区間のルールって面白いです。例えば私の住む広島からだとなぜかCTS(札幌)経由が必ずといっていいほど出てきます。(現在はコロナウイルスの関係で札幌便が欠航中ですが)
広島ー東京で検索すると、広島ー札幌ー東京とか、広島ー札幌ー中部ー東京とか、、なぜに札幌経由しなきゃならん?と疑問に思ってました。
また、マイルについても現在はいろいろ謎で、10%アップで5500マイルになったというアナウンスでしたが、実際に予約してみたら5000マイルのままだったり、5500マイルだったり、距離の長いところも8000マイルだったり、9500マイルだったり11000マイルだったりいろいろです。
それってホントにANAマイルよりお得なのかと言われると、必ずしもお得とはいえないケースももちろんあります。実際に比べてみて、としか言えません。
UAマイルはANAマイルと違って意識して貯めたり買ったりしないとマイル初心者には難しい、という面もあります。
私の今回の旅行は、
1日目:広島ー羽田 羽田ー新千歳 2つのフライトで5000マイル
2日目:新千歳ー羽田 羽田ー那覇 2つのフライトで8000マイル
3日目:那覇ー仙台 仙台ー広島 2つのフライトで5000マイル
合計6レグ(レグ=フライトのこと)で18000マイルです。私はもともとこのUAマイルはダイナースプレミアムカードで金利を払って余分にポイントを付けるという方法で得たものなので、経費としては実質1マイル=1.2円で買った計算になります。18000マイル×1.2円=21600円が今回の飛行機費用総額です。(現在はこの方法はもうカード会社からふさがれてしまってできません)
JALのBA発券と違い、UAは追加の税金などは不要です。ちなみにこのすべてのフライトを予約した1か月ほど前のANAの有償予約の最安の料金は6レグ合計10万円強でした。
UA特典はキャンセル料が高くて実質キャンセルは難しいこと、思うようなルートがなかなか出てこないこと、直前だと必要マイルが多くなるなど欠点もたくさんあります。
しかしうまく使えば今回のように用もなくたくさん飛行機に乗りたい!という無駄な旅程にはピッタリです。
そんな人がたくさんいるかというと、ここにいる!としか言えないですが。
UA特典の利用方法(予約から席指定まで)
これを書くと長くなるので、昨年ユナイテッドで特典航空券を予約するための記事を少しだけ加筆して直しました。
必要な方は恐縮ですが参照ください。
www.lucamileagelife.net
この記事ではユナイテッドのホームページで予約時に席の指定までできることを書きました。
現在はANAのマイレージ番号を登録すれば予約後、何度でも座席をANAのWEBサイトやアプリで変更することもできますが、ANA本家での国内線予約に比べて、UA予約は国際線扱いになるせいか、他社予約のせいかは不明ですが、若干座席表の情報は物足りない状態です。
アームレストの上がらない席や窓無席などは表示されないので、詳しい座席表はANAの機材ごとのシートマップを横に開いて参照しながら慎重に。
あとは国内線なのに国際線のほうで予約を探さないと出てこないなど使いにくい点はありますが、そのほかは全くANAの予約として操作できます。
ユナイテッドの番号のままでもWEBチェックインはできる?
ユナイテッドのWEBサイトにもWEBチェックインのボタンが出ていたのでできるんじゃないかな?という気がしますが、これについては、ごめんなさい、ANAに番号を変更していることと、夫のアカウントで私の予約をおこなったため、実際の検証はできていません。
前日にオンラインチェックインを行う(PC編)
前置きが長くてごめんなさい。ようやく本題です。
ここからWEBサイトでチェックインを行う方法を説明します。
まずANAの日本語サイトにログインします。
www.ana.co.jp
そして国際線のタブをクリックし、チェックインに進みます。
出発の24時間前からチェックイン可能です。
画像がないですが、ログインした状態だとチェックインボタンのすぐ下に「予約一覧を見る」があります。
そこをクリックするとチェックイン可能な予約が出てきます。
チェックイン対象者を選択します。名前にチェックを入れて「次へ」。
確認事項が出てきますがこれは閉じてOK。
座席の最終確認をします。しかしここで確認したからといって変更できないわけではありません。
今はコロナで特別なのか、あまり見れない席はなく、非常口席なども予約当初から選べる場合があります。
内容確認のチェックを入れて、チェックインボタンを押します。
これでチェックインは完了。
次の画面で搭乗券の印刷までもできます。
たとえば高齢のご家族など、自分でモバイル搭乗券を表示させるのが難しい場合などは印刷したものをお渡ししてもいいかも。
私は一応紙でも持っていきました。でもモバイル搭乗券を別途アプリで表示してAppleウォレットに格納してそれを使いました。
つまり紙発券しても、必ずしもそれを使わなければならないわけではありません。
今回はプレミアム席の空席待ちをしたのでその予約をカウンターで見てもらう時、紙の情報が役に立ちました。
もちろんアプリの画面を見せても大丈夫ですが、スマホを渡す必要があるのでこんな時期だし気になる方は、、。
前日にオンラインチェックインを行う(スマホアプリ編)
スマホのほうが簡単かもです。まずANAアプリを開きます。

予約があるとトップ画面に予約が並んでいるため、対象の予約のところで右上の「予約詳細」という文字をタップします。

24時間前を切っていると画像のような「オンラインチェックインご利用可能」の文字が出ています。

予約の画面の、チェックインする対象者の名前の横のチェックボックスにチェックを入れて次へ。

この画面は閉じてOKです。

内容確認で席をもう一度確認します。

特に現在、新型コロナの関係で、隣に人がいないかなどは重要です。ちなみに席の変更は希望すれば機内でもできる場合があります。
通常は重量バランスが計算されていて簡単には席変更できないというのが前提でしたが、今は蜜を避けるためか、カウンターでも周囲の込み具合を地上職員がお客様に確認していました。
私も今回はずいぶん席を迷い、景色が見える、窓がいい位置にある、などに加え、周囲に人がいない、というのが条件。
毎日のように座席図をながめて席を変更してました。
実際に搭乗してみてまいったのは機内で配られる「お茶」です。
お茶は利尿作用が強くて、特に「おーいお茶」はお茶の成分が濃いのか、すぐにトイレにいきたくなります。
普通席はトイレ数が少ないので争奪戦でした。窓際席だと通路側の人にことわらないとたてないし、長い距離の路線では寝ている人もいます。
また、トイレが後方にしかない場合、前方席を選ぶと後ろまでずっと歩いて行かないといけません。
沢山の人とすれ違うのはそれもリスクだなと思って、トイレの位置からあえて後方を選んだりもしました。
お茶以外の飲みなれた飲み物を持参するのも対策です。私はスリムタイプのボトルを持参しました。
保安検査は中身がない場合は空の状態を見せればOK、中身を入れてたら係官が匂いをチェックします。開封してないペットボトルは鞄からは出してもそのままOKです。(国内線の場合)
確認したらチェックボックスにチェックを入れてチェックインします。

次の画面でモバイル搭乗券を表示できます。
「搭乗券」をタップします。

注意事項ですが、スクリーンショットだと通過できないケースがあるのでAppleの人はwalletに追加しろよという注意です。
「閉じる」をタップ。
二次元バーコードが出るのでwalletに追加しておきます。

そうすると搭乗時間が近づくとしつこいくらい画面に表示されますし、直前に搭乗口が変更になってもちゃんと修正されます。
私は今回空港で空席待ち手続きしたときに紙の搭乗券ももらったのですが、結局搭乗口が変更になり、モバイルで確認できたので間違えずに済みました。
新型コロナの影響でモバイル搭乗券は超絶安心
カウンター業務の軽減もあるでしょうし、何よりカウンターで人とやりとりしなくていいのはとっても安心。
JALはBA発券でも去年からモバイル搭乗券が使えるようになったのですが1年遅れでUAも追いつきました。
今は搭乗者は以前より少ないですが、座席の慎重な選択など、一人当たりの対応時間がとても長く感じます。
WEBチェックインとモバイル搭乗券でカウンターに行かなくて済めば、UA特典航空券もますます便利になりますね。