ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパーク宿泊記②SNAでアップグレード1泊を全6泊に適用できるのか?

ニューヨークの宿の宿泊記の続きです。
ホテルは前回と同じレジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークResidence Inn New York Manhattan/Central Parkです。
前回はアップグレード無でしたが、今回はどうなのか?
注)旅行時期2023年11月の情報です。

INDEX

ホテルの概要

立地その他の情報は前回記事より参照ください。
www.lucamileagelife.net

公式ページ
www.marriott.com

ニューヨークには数多くのマリオット系ホテルがありますが、キッチン付きでビュッフェ朝食付き、高層階約束眺望良し、地下鉄その他の利便性良し、治安もよしで、私がこれまで泊まったニューヨークのホテルでは現時点でリピート確定したホテルです。
ただ、オープンから10年経過し、若干ですが補修が必要な状況も見受けられました。

マリオット・ゴールド会員とプラチナ会員の特典のアップグレード

マリオットのエリート特典ではお部屋のアップグレードがあり、このグループは一応対象です。
ゴールドはちょっといい部屋、プラチナ以上はスイート含むお部屋、となっていますが、このホテルはスイートのカテゴリがありません。
ただし、後から説明するSNAを使って、眺めの良い部屋にアップグレードすることはできます。

海外旅行ではとにかくポイントを利用した連泊がお得

ニューヨークのホテルは常時需要が高く、マンハッタン内のホテルは宿泊費が高いです。
安くて良い、というのはあまりなく、立地が良くてそこそこにきちんとしたホテルは4~5万円くらいから。
前回記事でも書きましたが、このホテルも以前は1泊3.5万ポイントでとまれて、マリオット・ヒルトンともにポイント泊5泊すると、1泊は無料になるので必要ポイントは4泊分でOKです。
そうなると、20%オフと同じなので、お得なステイができると言えます。

SNA(スイートナイトアワード)は連泊だと全泊分必要、作戦は?

プラチナ50泊とチタン75泊でチョイス特典としてもらえるスイートナイトアワード(SNA)←2024年から呼び方がかわってナイトリーアップグレードアワードとなっています。
https://www.marriott.com/ja/loyalty/suite-night-awards.mi
通常は予約に対して全泊分持っていることが必要です。
チョイス特典では5泊分もらえるのですが、私の場合は宿泊予定が6泊で、1泊+5泊のすべてポイント泊でした。
しかも他のホテルで1泊使ってたので、残りは4泊、後半の5泊にも全泊分に足りません。
しかたないので、最初の1泊だけ申請し、あとはそのままにしておきました。

SNAは出発する少し前にパーシャルパークビューにアップグレードが通りました。

しかしスプリットしているもう一つの5連泊のほうは部屋のカテゴリは変化がないままです。
(キングシティビュー)たち
1泊目の部屋から移動無にしてもらえないかなーと淡い期待をいだいたまま当日ホテルへ。
いざとなったらチップの国、レセプションでチップを渡して部屋をアップグレードしてもらう予定でした。
というのも、前回宿泊のときはゴールドでアップはなく、部屋の窓幅が狭くてせっかくの高層の景色も縦に切り取った感じだったんですよね。
このホテルは1フロアの部屋数が少ないし、角部屋にはできるんじゃないかと思った次第です。

ヒルトンの無料宿泊特典が使えるコンラッドニューヨークミッドタウンがごく近い

1泊目を別にしていたのは事情があり、ニューヨークのホテルが高いので、1泊目だけ、ヒルトン系のコンラッドニューヨークミッドタウンを予約していました。
ポイント泊で95000ポイントと、コンラッド東京などと同じですが、ヒルトンノポイントは0.5~0.6円程度の価値です。
ポイント泊でもお得ですが、クレジットカード利用の特典のウィークエンド無料宿泊をもっていたのでそれで予約しようとしていました。
しかし夫から、旅行中に部屋を移動するのが面倒、との一言で、直前にポイント泊を同じレジデンスインで71000Pで足すことに。高いよぅ・・。
実際は通りを隔てて1ブロックの距離なので、ホテルチェンジは簡単だったんじゃないかと思いました。

事前にアップグレードがあったが1日だけだった

SNAが無くてもプラチナの特典のアップグレードがあるかなと思いましたがアプリで見る限り、アップグレードは初日だけアプリに反映されていました。
翌日からの5泊は予約した部屋のままでした。

チェックイン時、フロントでの交渉の結果

当日、13時半ごろホテルに到着。
フロントの方に名前を告げ、パスポートを出し、デポジットのカードを提示。
その後、部屋に関してはレセプションのスタッフがカチャカチャやって、調べてくれているとき、
「部屋は途中で移動しても良い」
「レイトは不要」(その時点ではそうだった)
「バスタブ希望」
といろいろリクエスト。
(これはアプリのチャットでも一応連絡しておいたのですが、現場に伝わったかどうかは不明だったので)

そうすると提案があり、
バスタブが無いシャワーだけの部屋でもよければ、角部屋の広い部屋で6泊全部部屋チェンジ無、アクセシブルルームだけどどうか?
とのこと。
角部屋というのは第一希望だったので、OKしてキーを作ってもらいました。

あとはプラチナ特典で、ポイントか、marketか、という選択肢が。
marketというのはフロント横の売店でのスナックやドリンクです。アルコールは無し、というのでポイントを選択。

それから無料の朝食がついていると、時間の説明。
時々何言っているかわからないときはGoogle翻訳で(笑)

最後に、プラチナ会員のあなたを歓迎します!と言われました。

部屋の設備

今回の部屋は、パーシャルパークビューの角部屋でバリアフリー対応の部屋で、57階。

くしくも4年前は56階だったので1階上がりました(笑)

パーシャルパークビューは、以前はパークビューだったのですが、ビルが建ち、セントラルパークはほんの少ししか見えなくなったのです。

ベッドサイズはキングで大きめ。高さもあります。

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークはキッチン設備があります。

冷蔵庫の下は食洗器です。

上の棚には鍋やフライパンがありました。

ボウルやざるもあります。お米研げますね。

カトラリーやキッチンツールもいろいろありますが、包丁が全然切れないので、キッチンばさみが欲しかった。

あと、まな板もなかったです。
この二つは次回スーツケースに入れておきたいと思いました。まな板は薄いシート状のものでも十分です。

トースターや電子レンジも。

以前、テーブルがなくてチェストの座面をひっくり返して使っていた盆上のものはだいぶくたびれた感じになっていました。


今回は大き目のテーブルがバスルームにあり、それにタオルなどが置かれていたのでそれを居室側に運んで食卓にしました。

友人と3人で食事する機会も多かったです。なんせつるとんたんのうどんがチップ込みだと5千円くらいです^^;
部屋で食べちゃう方が気軽で笑

サイトの説明では部屋の広さは20㎡~21㎡となっていますが、実際はもっと広く感じます。
今回の部屋は入り口を入ったところに廊下みたいなスペースがあり、そこが広かったのでスーツケース置き場にしていました。

あと、困ったのがリクエストで借りるストウブ(電気コンロ)を置く場所がないこと。
コンロを使う時だけシンクの上に置き、普段はキッチン下に置いておきました。

コーヒーメーカーもあり、コーヒーは使った分は補充されました。

手前にある小さなケースは塩と胡椒です。
リフィルについているプラ製のトレイを使って日本茶を入れたりもしていました。

途中で湯沸かしポットを持ってきてもらいました。

調味料については前回の教訓を受け、オリーブオイルの1回分ずつのパックをいくつか持ってきました。

食洗器の洗剤は一つはもう開封されており、予備に1個あって、それだけで6日間使い切りました。

冷蔵庫にはビールをまとめ買いしたものを入れたり買ってきた水を入れたり。

日本の外資系ホテルだと連泊で毎日お水が補充されますが、ニューヨークではこれまでお水がハウスキーピングで補充されたことがありません。
そのかわり、たいていはエリート会員向けといって2本くらいチェックインのときにもらえるくらいですが今回はありませんでした。

冷凍庫もあるのでアイスも買いました。
毎回買ってますが今回は完食できませんでした。1パイントサイズ。

長期滞在をうたうにしては小さく感じるクローゼット。

私たちは夫婦二人ですが、家族がいると厳しそうな容量です。

バリアフリーのバスルーム

車いす対応のバスルームは段差がなく、シャワーを使うと床が水浸しになります。

バスマットを引きましたが1回シャワーをあびると濡れてしまい役にたたなくなるので、あきらめて水浸しにしたままとし、後でキッチンペーパーでふくことにしました。
(実際どうやって使ってるんですかね?)

眺望は文句のつけようがない、コーナールームがとにかくおすすめ

写真ではなかなか表現しづらいのですが、夜景も昼間も眺望がとにかく圧巻です。


高さがある部屋なので、マンハッタンを挟むハドソン川とイースト川が両方見える素晴らしい部屋でした。

Wi-Fiがとにかく不調だった

前回はそのようなことはなかったと記憶していますが、ホテルのWi-Fiがなかなかつながらず、インターネットは自分のレンタルしたグローバルWi-Fiのルータを使ったり、予備に入れていたアメリカSIMのモバイル回線を使ったりがほとんどでした。
ホテルにも伝えましたが、プロバイダに問題があるので対処中との返事でそのままチェックアウトの日を迎えました。
一方でインターネット回線のテレビ(YouTubeなど)が時々ですがみれたので、そちらに容量を食われているのかなとも。

小さな虫が・・まさかのあいつ??

初日、2日目と、洗面台に小さな黒い点・・
虫がちらほらと見受けられました。
この部屋は57階で窓も開きません。なので、窓からくるわけはないし。
いちおう、ベッドも四隅をシーツをはがしてチェックしましたがベッドパグ(南京虫)の痕跡はありませんでした。

配管からの侵入かと思い、出かけるときに洗面の配管やバスルームの排水溝にティッシュを入れておいたら見なくなりました。

部屋の掃除について

ハウスキーピングの入る頻度がアプリの表示では2日に1回と書いてありました。

(友人の泊まった別のレジデンスインでも)
なので、人手不足なのかなと思っていたら、結局毎日掃除に入ってもらえました。
友人のところもそうだったみたいです。

ランドリーが最新に

ホテル内のランドリーが最新設備になり、アプリで洗濯機をロックしたり、支払いしたりできるようになっていました。



以前も他のホテルに比べてクレジットカードも使えたし、決して古くは無かったのですが。
場所は変わらずジムの横です。

プラチナ特典のレイトチェックアウトが16時

今回は本来午前中にチェックアウトする予定だったのですが、ANAの帰国便が5時間近く遅延し、フロントにレイトをお願いしに行ったら最初から16時にしてくれていました。
この特典は本当に助かりました。
実際は14時半ごろ出たのですが、JFKは保安検査前は店も何もなく居場所がないですし、座れる椅子も限られてます。
有難いと思いました。

次回は朝食について。
朝食は以前よりパワーアップしています。

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパーク宿泊記①アクセス良好で眺めも抜群の高層ホテル

ニューヨークの宿の宿泊記です。
ホテルは前回と同じレジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークResidence Inn New York Manhattan/Central Parkです。
以前より必要ポイントも多く必要ですが、利便性その他で検討した結果、リピートとなりました。
注)旅行時期2023年11月の情報です。

INDEX

4年前のホテルの状況

2019年の宿泊記です。
そこからいろいろと細かいことが変わっていたので自分で読み返しても面白かったです。
もしよろしければ参考程度に。

www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークはマリオット系ホテル

レジデンスインセントラルパークはマリオット系の長期滞在型のホテルです。
予約サイトはマリオット公式から。
www.marriott.com
マリオットは最低価格保証があるので、他のサイトに同条件で安いサイトを見つけたら申請するとポイントもしくは25%オフの料金で宿泊できます。
www.marriott.com

現在はホテル予約のポータルサイトも不安定だったり、実際予約が通ってないなど、現地で困るケースもあります。
また、ニューヨークに限らず外資系のホテルの客室料金は需要に応じて細かく変動するので、公式でキャンセルできる料金で予約し、状況をみつつ、安くなれば変更していく方法が適切だと思います。

マリオット・ボンヴォイのアメリカン・エキスプレスカードがあると、支払いでポイントも貯まりますし、エリート会員としていくらかは優遇されます。
ゴールド会員は滞在14時まで、プラチナ会員は最大16時まで、空室状況に応じてではありますがレイトチェックアウトのリクエストができます。

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークの特徴

公式サイトです。
www.marriott.com

ニューヨークにはマンハッタン島内だけでも本当にたくさんのマリオット系ホテルがあります。
しかし、検索時、アメニティのところで「無料朝食付き」「キッチン付き」で絞り込むとレジデンスインのグループと、タウンプレーススイートのグループに絞り込みされます。
もともと物価の高いニューヨーク、私は15年くらい前は普通のホテルに泊まっていましたが、10年くらい前からはキッチン付きを狙ってホテルを探しています。
今回も実感したのですが4年前から比較するとだいたいモノの値段、レストランの価格も1.5倍くらいになっている印象です。

マンハッタン内で選択肢に上がりそうな立地のレジデンスインの比較は以下

レジデンス・イン・ニューヨークシティ・マンハッタン/タイムズスクエア レジデンス・イン・ニューヨーク・マンハッタン/ミッドタウン・イースト レジデンス・イン・ニューヨーク・マンハッタン/セントラルパーク レジデンス・イン・ニューヨーク・マンハッタン/ワールドトレードセンター
住所 033 Avenue of the Americas 48 East 48th Street 1717 Broadway 170 Broadway,
部屋の広さ 29㎡ 18㎡ 20㎡ 24㎡
開業年 2005年 1928年 2013年 2015年
改装年 2008年 2013年
建物階数 30階 17階 65階 19階
客室総数 357室 211室 261室 242室

ベッドパグも怖いので築年数や改装年は少し気にしています。
セントラルパークも10年目でそろそろ改装が入ってほしいです。

ホテルの立地とアクセスは最高の一言

マンハッタンの中にあるレジデンスインは先にあげたように主に4か所あり、
(ダウンタウンもあるが治安の面で除外)
・ミッドタウンイースト
・タイムズスクエア
・セントラルパーク
・ワールドトレードセンター
です、この中で、タイムズスクエアが立地は良いが古い、ミッドタウンイーストはちょっと微妙な立地で地下鉄が1路線しか使えず、ワールドトレードセンターは治安が・・となり、立地と地下鉄アクセス、治安のバランスはセントラルパークがベストかなと思ってます。

マンハッタンの中で一番地下鉄利用に便利な場所はタイムズスクエアで、私は以前はこの近くに泊ってましたが、最近は着ぐるみの詐欺師が金銭を要求してくるのがうっとおしいのでできれば毎日は通りたくないエリアになってしまいました。

自分が決めているホテル選びのエリアは以下のとおり。
赤枠内が、無難かなと思う宿泊エリアです。(個人の感想です)

同時期にニューヨークに来た私の友人はレジデンスインのミッドタウンイーストに宿泊しましたが、残念ながらエリア的にはイーストリバー側に寄りすぎていて、歩いてみましたがちょっと微妙な立地だなという印象でした。一緒に行動してもなるべく明るいうちにホテルに送るようにしていました。

レジデンスイン マリオット ニューヨーク マンハッタン ・セントラルパークは最高の眺望

もうひとつの特徴は眺望です。
この4つの中で、眺望が群を抜くのはやはりセントラルパークです。
このホテルは35階以上がレジデンスイン、そこから下はコートヤード、2つのホテルがひとつのビルに入っています。
なので、レジデンスインのほうを選べば必ず35階以上になるので、ある程度の眺望は約束されています。

前回宿泊したのは56階でした。
今回は57階です。
部屋の方向ですが、前回は窓幅の狭い、アップグレード無の部屋でしたが、今回は合計6泊のうち、1泊+5泊と予約を2つに分け、1泊目だけSNAを使いました。
SNA(スイートナイトアワード)は6泊が1つの予約であればすべての滞在日数分必要です。
私が持っていたSNAは5泊分だったので、1泊目だけに使い、それが通って角部屋になっていました。
残りの部屋はそのままの状態でホテルに向かいましたが、フロントでの提案で、
「バスタブはないが、バリアフリーの部屋なら広い角部屋に全泊できます」と言われたのでそうしました。
角部屋で2面窓、本当に最高の眺望で、イーストリバーとハドソンリバー両側の川が見えました。

パノラマ、のひとこと。

ただし、セントラルパークが以前はしっかり見えた立地のこのホテル、間にペンシルビル(住居)などが乱立し、セントラルパークはみえづらくなり、ルーム仕様も「パーシャルパークビュー」という名前になっています。

以前はパークビューと名がついた同じお部屋です。

気になる価格・有償宿泊とポイント泊のレート・リゾートフィーはあるか?

4年前の価格は1泊が35000ポイントで、有償は650ドル/泊。
そう、ポイント泊がめちゃくちゃお得なホテルだったんです。
ポイント泊は5泊だと4泊分のポイントでよく、1泊は無料となるのでさらにお安く。

コロナ禍も毎年このホテルは予約していて、変遷を記録しています。

宿泊予定時期 予約日 宿泊日数 必要ポイント 1泊あたり 備考
2019年秋 2018年11月 5泊 140,000 28000
2020年秋 2019年12月 5泊 200,000 40000 2020年2月キャンセル
2020年2月 5泊 160,000 32000 2020年9月キャンセル
2021年秋 2021年2月 5泊 220,000 44000 2021年9月にキャンセル
2022年秋 2021年11月 5泊 230,000 46000 2022年10月キャンセル
2023年秋 2022年11月 5泊 252,000 50400 2023年3月キャンセル
2023年3月 5泊 231,000 46200
2023年10月 1泊 73,000 73,000 1泊追加・2023年10月キャンセル
2023年10月 1泊 71,000 71,000 1泊追加
2024年秋 2024年1月 5泊 280,000 56000

有償価格は変動がありますが、秋はニューヨークのホテル価格がかなり高い時期で、450~690ドルくらいの間です。
ポイント泊は現在は7万ポイント/泊が基準のようで、有償の場合と比較する必要があります。

このホテルはリゾートフィーがなく、ポイントさえあればそれ以上に課金されることはありません。
朝食も無料の朝食が宿泊者全員についており、地下鉄を利用しやすいのでタクシー代もあまり必要ありません。
考えようによってはコスパが良いと言えるホテルです。
(ニューヨークの物価+為替の影響でコーヒーをカフェでテイクアウトしたら1200円くらいかかります)

お部屋や朝食については次回記事とさせてください。

ANA国際線ファーストクラスNH109便の和食機内食・ニューヨークから羽田便は過去最長の16時間超フライトは木曜日に出て土曜日に到着

2023年秋に搭乗した、ニューヨークから羽田への帰国便。
前日、ロシア・カムチャッカ半島の火山が噴火したので、その噴煙を避けるということで出発遅延となった上に、飛行ルートがほぼ太平洋を南寄りに横断。
私にとって過去最長の16時間超えフライトになりました。
もちろん、ファーストクラスの食事をより堪能できたのは間違いありません。

INDEX

5時間近い出発遅延で空港に来るまでもいろいろあった

今回はもともと予約時17:55発→出発3か月前に14:05発に変更→当日18:50に変更と、なんて波乱万丈な便なんだと。
www.lucamileagelife.net
旅行のトラブルは後から良い思い出になることがほとんどですが、反省点としては航空関連のニュースをチェックし忘れていて、噴火のニュースは自分へのANAの時刻変更メールで知ったということですね。
少なくとも、自分の乗る予定そうな機材は予想できるわけで、フライトレーダーもあるのだから、先読みして行動しないと当日慌てるというのが教訓になりました。

ファーストクラスの場合、ラウンジ飯とアルコールは控えめに

JFKのターミナル7のラウンジにもいろいろ食事はあります。

しかし日本の空港と違い、早く空港にチェックインしてラウンジ飯を堪能し、時間をおいてお腹を明けてから搭乗、という作戦は使えません。
通常チェックインが3時間前からで今回は2時間半くらい前にカウンターオープンだったからです。
食べ過ぎると機内食が入らなくなる経験を何度かしているので、ここは我慢です。
ランチに食べた牡蠣とクラムチャウダーもまだまだ胃を制覇したままでした。

木曜初の帰路、搭乗客が少なそうな曜日はねらい目

友人が翌日、金曜のファーストクラスを利用したのですが、満席だったと。
私の乗った往路は金曜、復路は木曜発でしたが、往路は4人で、復路は5人の搭乗客でした。(定員8人)
これだと4人だったら2席利用でベッド別とかしてもらえますし、トイレも好きな時に行けて良かったです。

ニューヨーク→羽田109便・ファーストクラスのお料理メニュー

全日空109便、ファーストクラスの機内食メニューは年4回の更新で、私が搭乗した時期は秋なので、2023年9月~11月までのメニューになります。
PDFは以下↓
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202309/jfk_hnd_nh109_f_202309_m.pdf



ニューヨーク→羽田109便・ファーストクラスのドリンクメニュー

同様に、2023年9月~11月のドリンクのメニューです。
PDFページ↓
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202309/jfk_hnd_nh109_f_202309_d.pdf









グループ1で搭乗後、30分で離陸、45分でメニューが配られる

18時半ごろに搭乗が始まり、グループ1なのでプライオリティのすぐあとです。
機体が動き出したのは19時頃で、変更になった時間どおりに出発し、水平飛行に入ってしばらくして、19時45分ごろにメニューが配られました。

以前はもっと食事の時間は遅いなと思っていたのですが、たぶんファーストクラスの対応がビジネスクラスより早いのだと思われます。

ニューヨーク発の和食は期待値を下回る

今回は和食をチョイス。往路が洋食だったので帰りは和食にしようと決めていました。

アミューズは和洋共通のものです。クロスを引く前にまず提供されました。

・スモークサーモンの薔薇仕立て
・スモークダックの焼き洋梨巻き
・クランベリーチーズボール
・チーズペッパーバー

先付けと前菜は同時に提供されました。

先 附

ロブスターと刻み野菜の土佐酢あん

前 菜

・牛叩き ポン酢あん
・袱紗玉子
・烏賊明太ポテト焼き
・エリンギ佃煮
・蟹錦糸巻き
・チェリートマトワイン煮

お 椀

メロ酒塩焼きと冬瓜

なんか大雑把な印象のある切り方の野菜が気になりました。

お造り

・炙り鮪
・炙り帆立貝
・蛸

普通に美味しいと思いました。

そして次がメイン。ボリュームとしては洋食よりは控えめ。

温 物

鴨治部煮

小 鉢

チーズ豆腐

主 菜

鰆たまり醤油焼き [240 kcal]

御 飯

御飯 味噌汁 香の物

これはちょっとガッカリなメインのお魚。以前はもっと繊細なお料理が出ていたと思ったのですが、米国発の和食だからか?

食事はいろいろアレンジ可能・食べたいものがあればリクエスト

和食のデザートがあんみつだったんですが、洋食のほうのデザートが気になったので変更してもらいました。
バナナチョコレートムースをチョイス。


ちょっと大きすぎて食べきれるか心配でしたが、美味しくて完食。

その後、ひと眠りした後に、目が覚めてトイレに行ったら、(というか、トイレにいくたび)、CAさんが何か召し上がりますか?と聞いてくださるので、夜食を。
牛フィレステーキ 和風ソースを頼んでみました。ごはん少な目でオーダー。

お肉硬めでこれも今一つ。

2回目、着陸前の食事の時は、気になっていたキンメダイの磯海苔茶漬けをごはんの代わりにセットしてもらいました。

ボリュームを盛りすぎたかなと思ったけど、とにかく到着まで時間がいっぱいあるので、間隔をあけられて完食できました。

食後のコーヒーとチョコレートやマカロン等

お隣にいた方はヨーグルトやフルーツも食べられていましたが、私はここで満腹で打ち止め。

到着したのに降りられない・ABCカウンターの締め切り迫る

機内ではWi-Fiが使えたのでフライト情報を随時チェックしており、到着時刻がどんどん後ろ倒しになっていくのがわかりました。
最終的には深夜0時を過ぎて着陸です。
しかし、到着して、ドアオープンになってもおろしてもらえない事態になりました。
乗継のお客様を優先ということで、東南アジアに乗り継ぐ便の搭乗客を順番に降機させはじめ、一向におろしてもらえません。
私はスーツケースを第3ターミナルのABCカウンターにあずけたかったのですが、JALABCカウンターのオープン時間が午前1時までなので非常に焦りました。
もし荷物を送れなかったら、この荷物を持ってタクシー乗り場に並ばなければなりません。
(深夜で既に公共交通機関の移動は不可)
CAさんが、「せめてファーストのお客さまだけでも先に」と地上職員に連携してくれて、30分くらいしてなんとかおろしてもらえました。

しかし、、ANA便だけなら良かったのですが、少し前にJAL機が着陸しており、入国はパスポートの自動スキャンで簡単だったのですが、税関が列になっています。
税関のQRコードの準備をやっていなくて、並んでいる間に手続きをして、通貨して、ABCカウンターに閉店ギリギリに行けました!!
税関通過に必要なQRコードを作成して係員にみせたのが0:58なので本当にヤバかったです。

夜遅い時のWi-Fiルータ返却で右往左往

次はグローバルWi-Fiの返却ですが、これもいつも返すポストの場所に行くと、クローズしていてポストが見当たりません。
落ち着いて、時間帯別の返却場所を調べてみると、なんと最初に荷物を送りに立ち寄ったJALABCカウンターにポストがありました。
行ったり来たりで空港内で汗だくです。

途中、立替清算の用紙、遅延証明を配布しているテーブルに列ができていましたが、立替清算の用紙はまぁ、後からでもいいな、と思い、ここはパス。
タクシー乗り場に急ぎました。

タクシーの列がカオスだった・ダメ元でUberを呼んでみたら・・

手段がもうタクシーしかなく、ANAだけでなくJAL便も同時に到着したので、大急ぎでタクシー乗り場に行きましたが、もうすでにカオスな状態でした。
みた感じですが300人以上はいたのでは・・。
列の最後尾は折り返していて、蛇行してました。
しかし並んでいるときに気づいたのですが、タクシー乗り場のすぐ後ろに、Uberなどに乗車できる送迎用の乗降場所があります。
UBERも捕まらないだろうな、と思いつつ、タクシーが自分の番になるころには朝になるかもと、ダメ元でUberを呼んでみたら、なんと1分で到着。
ちょうど折り返してきた車を捕まえられたのだと思います。
Uberの運転手もこの状態がまだあまりわかってないようで、
「こんなタクシー乗り場、初めて見ました~」と。
UBERは時価みたいなものなので、この日は1.7倍、所要20分程度のメズム東京まで13000円強でしたが、ANAさんの立替清算でタダになると信じて乗車。

メズム東京のホスピタリティに感謝

メズム東京がこの日予約していたホテルです。
遅延したから泊まるのではなく、もともとクレジットカードの更新の特典無料宿泊にポイントを足して予約していました。
マリオットアプリのチャットで、ニューヨーク出発前から航空機遅延で到着が深夜になると連絡していました。
返信では、夜11時を過ぎるとドアマンがいなくなるので、直接ロビー階まで上がってきてくださいということでした。
それがUberに乗って向かっているときにチャットで連絡があり、いつごろ到着されますかと。
あと5分程度で着きます、と返信すると、到着時、スタッフの方が下まで降りて出迎えてくださいました。

まだ到着していないゲストがあと6組ほどおられますと。
私が到着したのが午前1時40分ごろです。
朝にならなくて本当に良かったです。

まとめ

長距離の飛行機搭乗は本来辛いものですが、ビジネスクラスやファーストクラスだと長ければ長いほど、食の楽しみ、エンタメ、そしてフルフラットのベッドで眠る時間も確保できます。
着陸後に待たされたのと、深夜でタクシーの列をみたときは絶望感でいっぱいでしたが、運も味方しました。
火山の噴火という遅延はなかなか経験できるものではないですが、結果的にはANAの和食をいろいろ試せて良かったです。
あと、往復とも洋食でいいんでは?というのが我が家の結論です。
和食は前のほうが良かったな~もっとANAさん頑張って!!

ニューヨーク、ジョン・F・ケネディ空港の入国審査2023年版。4年前との比較

2023年秋のニューヨーク旅行では、ANA110便はいつも通りジョン・F・ケネディ国際空港のターミナル7に到着しました。
コロナ前の数年は成田便で夕方着で、いつも混雑して着陸時から到着ロビーまでが長時間かかることがありましたが今年はどうだったでしょうか。
(記事が前後してすみません)

INDEX

NH110便とNH10便の違い

東京からニューヨークへの直行便はもともと成田から2便出ていました。
成田を午前・午後と発着する便で、10便は夕方発便、ニューヨークにも同日の夕方着きます。
羽田便は後からできて、その後、成田の午前便がなくなり、羽田(午前)・成田(午後)が各1便に。
現在は羽田便が午前便(110便)と深夜便があり、成田午後(10便)は繁忙期はあるのかもですが、その他の時期は2022年からずっと運休になっています。
予約はできても結果、運休になると振り替えも苦労しますので、特に10便の特典予約は気を付けてください。

ニューヨーク行きで、ファーストクラスの場合、時間的にベストなのは、夕方出て夕方着く10便かなと思ってます。
時差の関係で、同じ日の同時刻くらいに着くのですが13時間半~の飛行時間なので、到着後に夜になり、そのままホテルで休める10便は時差ボケがしにくいです。

しかし現在は羽田午前便が選択肢としては1番なのでしかたありません。

現在のスケジュール
(冬時間)


ニューヨーク到着は11時頃で、到着機が夕方着便ほど混雑していないし、大型機で同じターミナルを使用していたBAが別のターミナルに移ったばかりなので、少し事情も変わってきました。

ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)のターミナル7

ニューヨークには、ニューアーク、ラガーディア、そしてJFKの3つの空港がありますが主にJAL・ANAなどの日系の航空会社の国際線が直接乗り入れているのがJFKになります。

JFK公式サイト↓
www.jfkairport.com
タクシーの待ち時間や駐車場の混雑状況もここでチェックできます。

空港のマップ
(公式サイトより)

JFKは利用者が全米で5番目に多い巨大な空港ですが、8つのターミナルからできていて、ひとつひとつのターミナルはそれほど大きな規模ではなく、特にターミナル7はこじんまりしたターミナルです。
以前はBritishエアウェイズやイベリアも一緒でしたが第8ターミナルに今年移転しました。
アラスカ航空は残ってました。

しかし、、今回も前回と同じく、着陸したのにゲートが別の航空機に占有されていて、ゲート前で20分の待機でした。
前回はBAが陣取っていて、長いこと待たされたので、今回は大丈夫と思ったんですけど・・残念。

JFKの日本から到着便の入国にかかる所要時間

私が初めてニューヨークに来たのは2008年です。
成田便も当時は1日2便あり、午前便だったり、夕方便だったりですが、2017年まではそれほど入国審査に時間はかからず、ビジネスクラスでも5Aあたりの前方席を予約すれば順番待ちも短くて、着陸してから到着ロビーに出るまで30分くらいが目安でした。
(ただし何度か荷物の開梱検査を受けており、その時は税関通貨に1時間以上かかりました)
しかしトランプ政権になったころから、ここの入国審査はなんか変。
www.lucamileagelife.net

GE(グローバルエントリー)を持っている日本人はいいのですが、とにかくUSシチズン優先で、日本人、他の外国人含め、後回しです。
ことしも同じで、キオスクは使わせてもらえませんでした。
端末を使って入国審査の準備ができたのはGEの人だけでした。
審査の列は2つあり、一つはGETOUScitizen(米国の市民権のあるひと)、もう一つの列がその他、です。(日本人、US以外の外国人)

それに対し、窓口がいくつあるかというと、私の乗った便の乗客に対しては有人ブースが3つだけ。
USの人がほぼ掃けるまでは、こちら側の列の人は窓口に進ませてもらえず。
私はファーストクラス搭乗で最初のほうで降りられたんですが、当分は窓口に審査官さえいませんでした。
しばらく待っていると、一組ずつは呼ばれる感じ、
その後、空いていたブースに審査官が入り、その他の列がようやく動き始めました。

入国審査で聞かれること

JFKの入国審査は人によりけりみたいですが私たち夫婦の場合は、
・どこに泊まるか
・何日滞在するか
・仕事かそれともほかの目的か
・乗り継ぎはあるか
・食べ物を持っているか、スーツケースに入れていないか
・ニューヨーク以外にどこかにいくか
などです。
その後、ひとりずつ写真撮影、指の指紋を10本全部。
人によっては省略されるようです。

食べ物を持っているというと、ほぼ、検疫で開梱検査に。
過去、なんども別室送りや別カウンターを経験しているので、私は食べ物は高くても現地調達するようにしています。

結局、呼んでいたリモに乗車できた時間は?

定刻(予定到着時間) 11:00
着陸         11:24
地上走行と待機     20分くらい
ゲートイン      11:44
入国審査・税関
出発ロビーでリモとミート 12:19

今回、羽田での出発遅延もありましたが、風向きの関係で速度を出すことができず、到着も遅延しますとの説明。
そして着陸してからの待機もあり、ゲートインからは30分程度で早いほうでした。
結果、定刻からの1時間ちょっと。

専用車を呼ぶ場合、気を付けること

我が家は荷物が多いので地下鉄はもちろん、鉄道での移動は諦めております。
また、タクシーは過去いろいろなトラブルもあり、基本は専用車手配。
その専用車もいろいろあり(笑)、今は同じ日系のリモの会社に社長に直接メールを入れて手配しています。
リモを手配する場合は、待機時間によって料金設定がいろいろあります。
私の頼むところは特に何時というのは指定されいませんが、一般的なところは指定時刻後+30分とか、こちらの決めた時間+30分や1時間などあり、設定は結構難しいです。広く時間帯を押さえるとその分、料金がかさみます。
入国審査に時間がかかるのに加え、今回や前回のようにゲートインまで時間がかかるケースも。

前回↓
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リモが来ていなかったケースなど。レアだと思いますが。
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季節、混んでいるか、午前着か、他に到着する航空機があるかなど考えてきめるのは結構上級者編かもしれません。

ニューヨークからの帰国の日、5時間近い出発遅延とJFKターミナル7に行くまでの対処

ことしのニューヨークの帰路はロシアのカムチャッカ半島火山の噴火が影響し、飛行ルートが変わったので過去最長の16時間超えフライトに。
飛行時間が長いばかりでなく出発遅延も5時間近く。
空港に行くまでのなんやかんやの記録です。

INDEX

乗る前から波乱万丈の109便、時刻変更から始まり、結局出発遅延5時間近く

旅行最終日です。
前回までのニューヨーク旅行では全日空109便は夕方出発なので、午後ゆっくりホテルを出るはずでした。
それが出発3か月前頃、出発便の時刻変更が以下↓

≪変更前≫
 ニューヨーク(JFK) - 東京(羽田)
 17:55発21:10着(翌日)

≪変更後≫
 ニューヨーク(JFK) - 東京(羽田)
 14:05発17:40着(翌日)

いつもならゆっくり起きて、午前中買い物でもして、それから昼過ぎにチェックアウトして、ですが、行く前はニューヨーク滞在が短くなってガッカリ。
このスケジュールでは帰る日は帰るだけ。
ホテルを出る予定だった10時半にLyftを予約していました。
直前に呼ばずに先に予約していたのは、UberやLyftのような配車サービスは需要が増えると値段が上がるので、Uber大好き日本人の予約が増える時間単になる前に、と思ったからです。
しかし、荷物をまとめ、部屋でニューヨーク最後の窓からの景色を楽しんでいたところ、

ANAから出発遅延の連絡がメールで来ました。
遅延の原因は前日のロシア・カムチャッカ半島の火山噴火の影響だそうです。

新しい時刻は、
NH109 ニューヨーク(JFK)-東京(羽田)
出発日時  18:50発
到着日時  22:25着

まずやることは予約のLyftのキャンセルです。
Lyftは予約乗車なのでキャンセル料がかかる時間が迫っており、なのにキャンセルの方法がわからず焦りました。
そもそもキャンセルする予定じゃなく、調べていなかったですし、あわてて調べても画面が現在と違うので予約キャンセルの画面に進めず焦る焦る。
なんとかアプリでキャンセル画面にたどり着き、キャンセルできました。

その次はホテルのレイトチェックアウト。
もともと、規定11時にはアウトする予定だったので、フロントに行って飛行機大幅遅延なんでもう少しホテルに滞在させてくれないかと頼んだところ、もともと16時までOKだよ!!と言われて、持っててよかった(泣)プラチナステータス、と思いました。
(ゴールドでも14時なんで、マリオット系ホテル、ほんと神ですね。)
イヤー良かった、JFKのターミナル7は正直出国するまでは何もないうえ、荷物も早すぎると預けられないので、知らずにホテルを出て空港へ向かっていたら大きなスーツケースを抱えたまま、何時間も無駄にするところでした。

新しい配車予約はもういいや、と思い、チェックアウト時に呼ぶことにしました。幸い、ホテル周りはたくさん車がウロウロしてます。

航空機遅延保険発動?レストラン速攻予約

次に、出発遅延がもう確定しているので、なんか食べに行こう、とレストラン検索です。
私たち夫婦の持っているアメックス・プラチナカードには航空機遅延保険がついており4時間以上の遅延の場合は食事代が出ます。
海外旅行保険は利用付帯に変わったため、ニューヨークに来てから地下鉄のタッチ決済で1回ずつ乗車して、保険を使える状態にしていました。

www.americanexpress.com

それでオープンテーブルでグランドセントラルのオイスターバーを予約し、地下鉄でグランドセントラル駅へ。
www.opentable.com

オイスターバーは日本にも進出していますね。
これまでも何回かニューヨークに来たときに行っているレストランで、時間もないし迷わず行ける店へ。
www.oysterbarny.com

しかし結果的には自腹のごはんになりました。なんと火山の噴火は保険の対象外・・・(笑)
私としては、火山の噴火は前日のことで、実際はその後の機材繰りや飛行ルート変更なんだから、火山と直接関係ないじゃんと思ってますが、仕方ないですね。

タクシーのほうが安かった?UberやLyft

ニューヨークのタクシーは定額ですがUberやLyftは時価みたいなもんで、全く同じホテルから同じJFKのターミナル7への移動で、4年前のLyftは86.52ドルでした。(チップ込み)
今年は、何とUberが131.03ドル。
これでもいちおう、その時点のLyftと比較して安いほうです。
ニューヨークのタクシーは2023年に値上がりして定額70ドル+チップなので、20%チップとしても84ドル。有料のトンネルを通っても100ドル以下で収まるのでタクシーのほうが安そうです。
しかしタクシーより客からの評価制度がある配車サービスのほうが多少サービスは良いですし、支払いのトラブルがありません。
ちなみにLyftの所要時間は1時間半で、マンハッタンの渋滞を抜けるのにすごく時間がかかりました。
一番早くて安くて確実なのは友人が利用したロングアイランド鉄道LIRRです。大きな荷物がなければお勧めです。
荷物があるなら、往路に使ったリモのほうが安かったなとも。
リモもいろいろありますが、空港→マンハッタンは乗車までの待ち時間や駐車場代がかかるので高めですが、空港まで行くのは安く設定してあることが多いです。私のいつも頼む日系のリモは現金払いだと少しおまけしてくれるし、チップも不要で、Uberと変わらないのでは、と思いました。

3時間前でもチェックインカウンター開かず

渋滞のため、チェックイン時間となる3時間前、ちょうどくらいにJFKのターミナル7に到着しました。
早速ですがANAの貼り紙を発見。

日本の空港は何時からでも当日ならチェックインできて、ラウンジなどが利用できますが、JFKで、ANA便では、出発3時間前からしかカウンターがオープンせず、荷物預けもチェックインも保安検査もできません。
(WEBチェックインならはいれるかも?預け荷物の無い人は早く入れるかもしれませんが、やったことないのでわかりません)

ANAのカウンターに行ってみるとファースト・ビジネスのカウンターは無人でクローズ。

エコノミーでなにやらお客さんとやりとりしている職員が見えました。
私はファーストなんですが、人がいないのでしかたなく、エコノミーの列に。
後から来たビジネスクラスのお客さん、ダイヤモンド会員のお客さんなども無人のカウンターの前で並んで待っていましたが、しばらくしてからオープンしました。

余談ですが、ANAカウンターの位置は、ターミナル7の入り口から入って右端です。
空港の公式マップには左奥にあるような記載がありますが、私が初めてきた2008年からずっと今の右端にあり、地図がずっと間違っているのはなぜなのかわかりません。

WEBチェックインの席が消えた!!

やっともめていた南米乗り継ぎのお客さんが去って、自分たちの番に。
私は1A、夫は2AでWEBで座席指定を事前チェックインでしていたのに、夫の席だけ通路側でお願いします、と言われてしまいます。
理由を聞くと、2Aのテレビが壊れているからと・・
結局、搭乗してからCAさんに、窓の外が見たいときは窓際の2A、そのほかはその隣の通路側と、自由に2席使ってたようです。

一応はある、保安検査の優先

ファーストクラスとビジネスクラスの席は、保安検査の入り口(1か所)で振り分けられ、右側の優先レーンに。
中の検査場は一緒ですが、ターミナル7の場合はパスポートや搭乗券をチェックする列が2つあり、ファーストクラスとビジネスクラスのチケットを持っていると右側のレーンに誘導され、ここは当然ながら列が短いです。
その他の人は左に行くので、長蛇の列になっていました。

BAの名前が消えただけのファーストクラスラウンジ

ターミナル7にはもともとANAラウンジがなく、ブリティッシュエアウェイズ(BA)のラウンジを共用させてもらっていました。
それが今年、BAは別のターミナルを使うようになっていなくなったので、ラウンジってどうなるのかな?と思ってましたが、航空会社のラウンジとしてではなく、ターミナル7のラウンジとしてそのままの形で残っていました。名前はただの「Lounge」ですが、中身も同じです。

入り口のすぐ隣にはアラスカラウンジがあります。以前、プライオリティパスをもって凸したところ、冷たく断られたのでいい思い出がありません。

私が割と気に入っているのはドリンクだけのエリアの席。人があまり頻繁に通らないので、静かです。

私が食べたのはこれだけ。
ファーストクラスの食事が楽しみなので、あえて、セーブしてみました。

無駄になったミールクーポン

出発遅延のおわびとして一人30ドルのミールクーポンをANAカウンターでもらいましたが、ランチで牡蠣を食べたばかりだし、ラウンジで食事もいろいろあるし、

そもそもファーストクラスの機内食を楽しみにしているので使わずじまいでした。
空港の保安エリアにはバーやカフェテリア、ダンキンドーナツなどがありますが、お酒もラウンジにあるし・・。
ちなみにこのミールクーポンは搭乗者の名前が書いてあり、そのへんの人にあげることもできず、お土産購入にも使えません。

いよいよ搭乗、こんなにいるのか?グループ1

前置きが長くなりましたが、ようやく搭乗時間になりました。
ラウンジを出て搭乗口へ行くと搭乗口は凄い人だかりです。
ファーストクラス搭乗なのでグループ1に並んだのですが、前に10人くらいの団体がいます。
ダイヤの人ってこんなに??

同伴では並べないはずなのですが、、私も過去なんどか同伴で自分はビジネスクラスなのに一緒に1に並ばせてもらったので文句は言えません。

今回乗ったのはイーブイジェット。
外装はともかく、中は特に特別感はなかったのですが、降りる前に搭乗証明書をもらいました。

これからニューヨークへ行く人へ

海外の空港に慣れている人なら問題ありませんが、海外旅行慣れしていない場合の注意事項です。
大きくて有名な空港だからといって、日本の成田空港や羽田空港のように、空港そのものが楽しいところばかりではありません。
ニューヨークのJFK、ターミナル7は、下手すると日本の地方空港にも劣るくらいのこじんまりした空港で、保安を抜けて出国すれば免税店やカフェなども多少はありますが、保安検査前は
・航空会社のカウンター
・トイレ
・ちょっとだけの椅子
以上です。
店は1軒もなく、もちろん自販機もないので、ここで数時間放置されたら本当に辛いです。
搭乗ギリギリに行くのはNGですが、3時間前ピッタリか、その少し前くらいを目指して、そのためにどういう交通手段をとるのかなども計算が必要です。

なので、ことしから認可されたニューヨークの深夜便ってどうなんだろうっておもってるんですよね。
昼便より特典もとりやすいですが、食事は少ないうえに、搭乗前の数時間は店もしまっているようで、ラウンジが使える人は何か食べられそうですがラウンジ使えない場合は深夜の搭乗口で待つのは辛そうです。

ANA国際線ファーストクラスNH110便の美味しい機内食を食べながらニューヨークへ

何度目かのファーストクラスの機内食。今年は円安と米国物価高を受け、機内で先にステーキを食べようともくろんで乗り込みました。
結論からいうと、豪華さでは和食より洋食かな!?という印象です。

INDEX

羽田→ニューヨーク・ファーストクラスのお料理メニュー

全日空110便、ファーストクラスの機内食メニューは年4回の更新で、私が搭乗した時期は秋なので、2023年9月~11月までのメニューになります。
PDFは以下↓
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202309/hnd_jfk_nh110_f_202309_m.pdf



羽田→ニューヨーク・ファーストクラスのドリンクメニュー

同様に、2023年9月~11月のドリンクのメニューです。
PDFページ↓
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/202309/hnd_jfk_nh110_f_202309_d.pdf









搭乗後のウェルカムドリンク

今回は出発遅延で、搭乗したのは、出発定刻の11時。
まず搭乗したら機体が動き出す前にドリンクが提供されます。
アルコールの方はスパークリング、ノンアルコールの方はオレンジジュースです。

着替えたり、荷物を収納したりしているうちに離陸です。
11時37分。夜便だけでなく、朝便も遅れるんかーい。

1回目機内食は洋食・肉にしました

水平飛行になり、サービスが始まります。
11時55分、つまり、離陸後20分程度でまずはメニューが配布されます。

機内食のメニューは事前に和食か洋食か、肉か魚かなど事前に予約できます。今回はそのメニューを見たのが直前過ぎて、予約できる期間を過ぎていました。
予約できるのは出発の24時間前までです。
www.ana.co.jp

ANAのニューヨーク便ですが、搭乗時間が13時間半~14時間半と長時間なのに、深夜便は1食目のコースがありません。
なので同じマイル数なら昼便のほうが絶対おすすめです。
そもそも深夜についたらホテルも深夜着になりますし、治安の面も不安です。

私のチョイスは洋食で肉。
以前もファーストで肉料理チョイスしてデザートまでたどり着けなかったのですが、今回も果敢に挑戦する意気込みでした。

まずはアミューズ。これはクロスをかける前に提供されました。
ドリンクは私はアルコールがダメなので、アイスティーを作ってもらいました。

・ANAのパイスティック
・鴨ロースト
・南瓜のブランマンジェ、マッシュルームソース
・海老のマリネ、イクラのオーロラソース

その後、CAさんがクロスをかけてくれます。
テーブルだけでなく、お膝にも。

これは夜食とか頼んだ時にも毎回丁寧にかけてくれます。

アペタイザーは3種からセレクト。
・サーモンのフリボリテ風 オマールコンソメと赤キヌアサラダ キャビア添え
・チキンとドライフルーツ、生ハムのロール仕立て 生姜の香りのヴィネグレット
・鯛のマリネとブランダード 茄子と長ネギのガトースタイル トリュフ風味 春菊のソース
私は3番目の鯛のマリネにしましたが、後から来た友人はサーモンのフリボリテにしたらキャビアが付いてきたと喜んでいたのでそっちにすれば良かったかと。

その次はガーデンサラダです。

パンは何種かあり、二つチョイスしましたが、コースにボリュームがあるため、欲張らないほうがいいです。

過去の教訓から、スープはコースから外し、いよいよメイン。
和牛フィレ肉のグリル もろみ味噌風味のコンディメントとシェリーヴィネガーソース

柔らかくて焼き加減もちょうどいいなぁと思ってお話を聞くと、通常より肉が薄かったので規定時間より短めに焼いたとのことでした。

グッジョブです。

お酒を飲まないせいなのか、言わなくてもチーズプレートは飛ばされていて、次がデザートです。
デザートもチョイスですが、全部食べたいと言えばたぶん全部食べられます。
ファーストクラスの食事はフリーダムなのです。
私はスフレにしました。

見た目は今一つ映えませんが、普通に温かいスフレ、美味しくいただきました。

最後にプティフール・紅茶をいただいたのが13時半ごろ。

揺れが激しく、ホットドリンクにソーサーがあってよかったと思いました。

夜食(好きな時に食べられる軽食)

ビジネスクラスにもありますが、好きなときに食べられるメニューがあります。
これまで2回乗ったファーストクラスではまったく食べられなかったのですが、今回はあまり眠れず、ちょっといただいてみました。
日本時間では17時半ごろです。
・寒干しほたるいか
・鹿児島名物さつま揚げ
です。

ベッドは空席になっている隣の通路側の席に作ってもらっていたので、食事するときは窓際に移り、贅沢の極みです。

着陸前の食事

アメリカ大陸上空に入ったあたり、日本時間でいう21時ごろに、シリアルをいただきます。

日本時間でいえば深夜ですが、そろそろ米国時間に自分をセット。
朝ご飯のエッグベネディクトです。

デトロイト上空あたり、このころ朝日がまぶしい。モニターは機外カメラです。米国時間は午前8時頃。

食後にフルーツももらいました。

この後、頭上からキャリーを下ろして座席で荷物の整理をし、機内販売で買ったものなどを収納しました。
席の中でキャリーを広げられるのは凄いです。
スリッパやパジャマは現地で使うので持ち帰り。
パジャマは借りたサイズが大きかったので、1サイズ小さいものを出してもらったのですが、スリッパも機内で長時間使ったので、新しいものをもらえばよかったなと。

着陸

アラスカおじさんの機体が窓から見えました。

着陸はしましたが、前回に続き、またもやゲート前でよその機材がどくまで待機です。20分くらい待ってました。
これまでは夕方着便だから混んでいた、と思ったのは幻想でした。
着陸が11時24分、ゲートインが11時44分、安定のグローバルエントリーから優先の入国審査で、日本人の審査が始まり、ようやくお願いしていたドライバーさんとミートできたのが12時15分ごろでした。

帰りは和食をチョイスしたのでまた次回。

ANA国際線ファーストクラスNH110便搭乗記・特典航空券で羽田からニューヨークへ

4年ぶりのニューヨーク、国際線の特典航空券は今回往復ともファーストクラスがとれました。
いつもは片道ビジネスクラスとか多かったのですが、実はビジネスクラスのほうが激戦で難易度が高いんです。
今回は往路の搭乗記です。

INDEX

ANA国際線特典航空券の必要マイル数は何マイル?

国際線の特典航空券ですが、ANAの場合は片道だけでは予約することができません。
必要マイルは往復ファーストクラスで15万マイルです。

しかしクラス混在予約することは可能で、片道ずつを別のクラスにすると、それぞれ往復必要マイルの半分を足して計算します。
ファースト片道は7.5万マイル。
ビジネス往復は8.5万マイルなので、往路ビジネス、復路ファーストの予約の夫の必要マイルは11.75万マイルでした。
私は往復ファーストなので15万マイルです。
(レギュラーシーズンの場合)
なお、エコノミーは往復5万マイル、プレエコは7.2万マイル、すべてのクラスで燃油サーチャージと諸税は同じ。
国内線も追加マイル無で付けることができます。
ファーストクラスはちょっと必要マイルが多めなので逆にライバルは少な目。
ビジネスクラスはエコやプレエコとあまりマイル差がないので大人気でとりづらいのが現状です。

ANA国際線特典航空券に国内線は含まれる?

ニューヨーク行きの国際線は羽田と成田から出発です。
(ただ、成田はほぼ運休)
そのため、東京在住の人をのぞけば接続の国内線の手配が必要ですが、ANAの国内線は国際線の出発・到着の24時間以内の便であれば発券前ならつけることが可能です。追加マイルは不要で、数年前は枠が少なく国内線も非常に予約しづらかったのですが、今はとり放題な感じになっています。

また、ANAマイルのルールで、予約の一部を変更した場合、燃油や諸税の計算が再計算となります。
そこで、燃油が高い時にとった予約は、燃油が安くなったり、円高になったタイミングで国内線の便を少しだけ変えることにより、返金を受けることもできます。
一度予約した国際線は変更するとまた空席待ちからのスタートになるので変更は難しいのですが、国内線を付けておけば諸税・燃油の調整は比較的簡単にできます。

ANA国際線特典航空券の予約はいつ?

355日前から可能で、時間は日本時間の9時からです。
よほどの繁忙期でなければエコノミーとプレエコはスタートダッシュは必要無。
逆にビジネスクラスとファーストクラスは秒で決まります。
難易度はビジネスクラス>ファーストクラス。
ただし、希望の日に変更する予約の方も多いので、とりあえず出遅れてもできるだけ早く空席待ちを入れておけば落ちてくる可能性は高くなります。

地方空港出発から当日の手続きと出国・ANAファーストクラスラウンジ

先に記事を書いたので恐縮ですが参照ください。
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net

羽田からの出発は110ゲートから

羽田空港のNY行きは110番ゲート・109番ゲートから出発することが多いようです。
(到着便の関係で遠くなることもたまにある)
今回は110番ゲートでした。

NH110便で110番ゲート、わかりやすいです(笑)

ファーストクラスの搭乗順

ファーストクラスはダイヤモンド会員と同じ搭乗順になります。
先にお子様連れや手助けが必要なプライオリティの方が搭乗した後、一般客の最初に飛行機に乗ることになります。
私たちの場合は私がファースト・夫がビジネスだったので本来は別々のはずでしたが、ラウンジでゆっくりしすぎて行ってみたらもうビジネスクラスの搭乗が始まっていましたので同時に入りました。

ファーストクラス席は何席ある?

NY線の機材はボーイング777-300ER(77W)。
ファーストクラス席は8席となります。
www.ana.co.jp
すべての席が前を向いており、窓側が4席、通路側が4席になります。

羽田→ニューヨークの所要時間は?

今回の110便のタイムスケジュール
羽田発午前11時
ニューヨークJFK空港着午前10時45分(同日)
時差の関係で往路は日本を出発した日に到着。

季節や往路・復路で違いますが、私の行く秋~冬にかけての飛行時間は、往路(羽田→NY)が約13時間、復路(NY→羽田)が約14時間半です。

北米の場合、西海岸でも東海岸でも必要マイル数は同じなので、ビジネスやファーストのような快適な座席の場合は少しでも遠いほうが長い時間楽しめますし、特に食事が豪華なファーストクラスでは中途半端な飛行時間では満喫することができないと思います。

ファーストクラスに搭乗したらすぐすること

搭乗したらまずCAさんが自己紹介を兼ねてあいさつに来られます。
今回、往路はファーストクラスの乗客は4名で、担当のCAさんは2名でした。
ビジネスクラスだった夫に聞いたところ、64席あるビジネスクラスの担当CAは戦争のような忙しさだったと。

その後、ウェルカムドリンクが来ます。アルコールを飲まれる方はスパークリングワイン、飲まない方はオレンジジュースです。

そして飛行機が動き出す前に、
「お着替えをなさいますか」とパジャマへのお着替えを勧められます。

(ANA公式サイトより)
もしもパジャマに着替える前に写真を撮りたいとか、そもそもパジャマに着替えたくない人は別ですが、飛んでしばらくは席を立てませんし、水平飛行になり、しばらくしたら食事が始まりますので早めにお着替えしたほうが落ち着くと思います。
この時パジャマのサイズが合わない場合などは交換してもらえます。
私はゆったり着たいと思ってLサイズを着てみましたが、袖が長すぎてちょっと難しかったので、持ち帰るときは新品のMサイズをもらいました。
搭乗中はLサイズを着ていました。

脱いだものでソックスやTシャツやインナーなどはパジャマの入っていた袋に入れ、上着は座席のドアのポケットにハンガーをかけるところがあります。
長さのあるコートやワンピースはCAさんが預かってくれます。
化粧室は前方左側に2か所あり、1か所は狭くて着替え用のステップがありませんので、順番にトイレを使うことになります。
その順番はCAさんが声をかけてくれます。

ハンドソープは有りますが、以前あった資生堂の化粧品はおいてありません。
往路は結構揺れて振動が激しかったのか、トイレに入るたびにミラーの左側のカバーがいつも外れていました。

以前のような蘭の生花もなくなり、歯ブラシ、マウスウォッシュ、ハンドタオルがあるのみです。ちょっと寂しくなりました。

あとは荷物の整理です。
座席の下のスペースには機内持ち込みのサイズのキャリーでもよほど小さくないと収納できない厚みです。
(旧タイプでは下に入れることができたので、ここは残念でした)

機内で降りるまでに使うものを取り出し、豊富にある座席の収納場所に収納していきます。
私の場合は
・PC
・iPhone1
・DJI Pocket
・ケーブル・コンセント類
・化粧品
・眼鏡・コンタクト
・・手帳やボールペン
等でした。
機内で使うものをまとめてポーチなどに入れておけば整理がしやすいです。
キャリーは頭上の収納に自分で上げますので、あげたりおろしたりは意外と面倒で、搭乗直後と、後機前です。

ファーストクラスの座席の仕様

座席ですが、私が最後にANAの同じ路線でファーストクラスに乗ったのは2019年の11月。
その時はまだ前の内装のままで、今のTHE Suiteになってからは初めてです!!
ANAのファーストクラスは路線によって3種類存在しますが、今回乗ったのは以下のタイプ。
公式サイトより↓
www.ana.co.jp

以前の旧タイプのファーストクラスの搭乗記もあります。
自分で見返し、比べてみると結構面白いと思いました。
www.lucamileagelife.net
www.lucamileagelife.net

ファーストクラスの初登場の搭乗記も↓
www.lucamileagelife.net

今回、シートの各部の操作、名称は搭乗した時にモニターで動画説明がありました。
紙のシート説明を見るよりわかりやすかったです。

では以下、簡単に紹介します。

以前も箱型のプライベート性の高い座席でしたが、今回は扉がつきました。

テレビ画面は23インチから43インチの4Kモニターに。
この大きさがほんとにすごい。

このモニター以外にリモコンにもモニターがあり、別々の画面にすることができます。
つまり、映画を大画面で見て、リモコンのモニターではフライトマップや機外カメラを観たり、という感じに使い分けることができます。

機外カメラは前方と下方と2か所切り替えができます。
朝日が見えたのも感動でした。

ベッドがフルフラットになるのは以前と同じですが、扉がある分、寝ていて通路や横の方が気になりません。

ただ、壁は高くないので立って歩いている人(CAさんや後ろの席の人)からは見えます。

今回は8席に対し、4人しか搭乗していなかったので、ほとんどの方が隣りの通路側にベッドを作ってもらっているようでした。
私も通路側に作っていただき、寝るときはこっち、窓の外をみたり、食事のときはこっち、と自由に2席を行き来させてもらいました。
控えめにいって最高です。
通路側の席で寝るときは隣は他人なのですが、女性どうしだったので安心でした。
写真は搭乗直後の通路側席の写真。席間のパーテーションは就寝中上げてあるのでお隣の方のお顔は見えません。(ボタンひとつで下げることは可能)

ただしベッドのマットレスは以前より短くなっていて、薄いです。
シートの継ぎ目がダイレクトに感じられて気になる人は気になるかも。
布団Jも以前のしっかりした羽毛から、薄い羽毛布団になっていました。これは軽くてかさばらず十分暖かいです。

ストレージは何か所もあり、前の座席の右側は少し深さがあるので、離陸の間使わないノートPCを入れました。衝撃を受けないよう、カーディガンをクッションがわりに入れました。

座席の通路側は高い場所がタブレットラックで、

開くとミラー、

低い場所にマガジンラックと眼鏡ケースがありました。

窓側は電源が複数あったのですが、これが暗くなると大変見づらいのです。
スマホで写真を撮り、挿す場所を確かめてから手探りでコンセントやケーブルを挿したり、


CAさんのペンライトで照らしてもらったりしました。
明るいうちにケーブルだけでもさしておくほうが良いです。

向かいの席はベルトがついており、同行者と一緒に同じ席で食事をとることもできそうです。
シート調整ボタンは減っていますが、離着陸モードにするには1ボタンです。

窓ですが以前と同じ1席につき、3つの窓。
以前は3つのうち前後の2個はシートの壁で隠れてしまっていて離着陸の時に外が見えなくて不満でしたが、今回は窓全部外を見ることができ、解放感抜群でした。

そして一度に3つの窓を開閉できます。

ファーストクラスのアメニティ

ファーストクラスのアメニティは以前とだいたい同じです。
パジャマ(プレゼント)とカーディガン(貸出)のほかに、ブランケットがあります。

TENERITA(テネリータ)というブランドのオーガニックコットンとカシミヤ製、暑がりなので私はカーディガン同様、ブランケットも未使用で開封せずでした。

ヘッドフォンはノイズキャンセリングが素晴らしく、付けるとすぐ騒音がかき消されます。
食事などでCAさんとお話したい場面では、外さなくても側面を軽くノックすると解除になります。

Wi-Fiのカードですが、4年前までは100MBと非力なもので、友達と日本シリーズの球場の様子などを写真でやりとりしていたらすぐに上限に達し、あとはテキストデータのみ、というものでした。
しかし今回もらったWi-Fiのカードは搭乗中ずっと使える上限無!!


接続は1台だけ、と書いてありましたが、後から同じファーストクラスに搭乗した友人によると、PCなど別のデバイスで使うならもう一枚どうぞ、と言われたようです。
私はテザリングができないと思ってPCの作業はオフラインのみでしたが、言えばもらえたのかぁ、と。

アメニティポーチは前回と同じグローブトロッター。
往路にもらったのはピンクでした。公式ページにはなかった色なので嬉しい。
帰りはネイビーです。

内張も本物ぽく作ってあります。

中身ですが、初搭乗の時貰ったのと同じ、大き目容量のザ・ギンザに戻っていました。

前回は美容液シリーズでそれはそれでよかったのですが、ちょっと小さかったので今のほうがいいですね。

ザ・ギンザ クリーミークレンジングフォーム 特製サイズ(30g)
ザ・ギンザ モイスチャーライジングローション 特製サイズ(50mL)
ザ・ギンザ モイスチャーライジングエマルジョン 特製サイズ(40g)
ザ・ギンザ スーペリアコットン (12枚入り)
T' cut&sewn maison 特製ポーチ
歯ブラシセット、アイマスク、イヤプラグ

歯ブラシやアイマスク、その他いろいろなアメニティは必要なものを取ってくださいと盛り合わせたものをCAさんが持ってきてくれて勧めてくれます。
ふくらはぎ裏に貼るひんやりしたジェルシートはニューヨークで歩き疲れた足にちょうどよく、もう少しもらっておけば良かったと後悔しました。
あと、私ももともと大好きなアロマのシート。本当にリフレッシュできます。

機内食については次回記事を参照ください。