ANAのマイルでニューヨーク旅行計画

クレジットカードやポイントサイトで貯めたポイントはANAマイルに交換、長距離の国際線ファーストクラスやビジネスクラスで使う方針でやっています。初ビジネスクラスは2002年ロサンゼルス行き。ポイントサイトの活用は2016年春からで、まだまだ初心者です。いろいろ教えてください。

セントレジス・ニューヨークに泊まりたい!①SPG・マリオット統合の過渡期にチャンス~予約からホテル到着まで

今回のニューヨーク旅行は1泊目だけ、私自身、人生初の5つ星ホテル、ずっと憧れていたニューヨークの最高峰・セントレジス・ニューヨークを予約しました。
ニューヨークはとにかくホテル代が高く、私が行く秋は繁忙期で、3つ星、4つ星クラスのホテルでも宿泊費がさらに跳ねあがります。
セントレジスはずっとウォッチしていましたが、有償で一番安い部屋がどうしても1000ドルを切ることなく、「泊まる人はどんな人かな」と諦めの境地でした。
しかし、2018年8月のマリオット・SPGの統合で、最高グレードのホテルが一時的にすべて全世界60000マリオットポイントで予約できるサービスタイムがスタートするとの情報です。
ここをのがしたら一生泊まることはないだろうと考え、4月ごろから準備していました。

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INDEX

マリオット・SPG・リッツカールトンの2018年8月の統合について

2018年8月のSPG・マリオットの正式統合に向けて、そのとき新しくなる予定のアワードチャート(ポイントでの無料宿泊に必要なポイント数)のサンプルが4月下旬に公開されました。
https://members.marriott.com/tophotels/

自分が一番注目していたのはやはりニューヨークのアワードです。
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SPGでカテゴリ7だったセントレジス・ニューヨークはマリオットの新カテゴリでは8になります。
逆に必要ポイントは現状90000ポイント相当(実際はSPGで30000ポイント)から85000ポイントでチョイ下げ。
その前に、今年8月から今年いっぱい12月まで予約でサービスタイムの60000ポイントです!
SPGでいう20000ポイントなので、私がSPGアメックスを作ってから紹介で入ってくれた数人の方のおかげ様もありますが、自分でも2年続けて35%オフで限度額までポイントを買っており、その単価は2.5円なので、買ったポイントで換算すると5万円!!

セレブでもない私が出せる1泊の限度はやはりここまでです。
ということで、このチャンスに何としてもセントレジスに泊ってみようと考えを巡らせました。
こんなチャンス、二度とない!

ほんとはニューヨーク滞在最後の日に泊まりたいけれど1泊目になった理由

今年予定していた秋のニューヨークのホテルは、実は2泊~6泊目まではヒルトングループの新規オープンホテルをAAA(アメリカ自動車協会)の予約で押さえていました。
セントレジスの妄想が始まるずっと前の時点からです。
直前では2倍近い価格になっていましたが、AAAで予約を入れると特に新規オープンのホテルはまだ知名度が低いためか、半額くらいで予約できることがあります。

今回も昨年、マイルで特典航空券を押さえたすぐあとに、新規オープン前のホテルの中から安くなっているホテルを検索したら、スタンダードルームではなく、高層階のスタジオタイプの部屋がありえないほど安く出ていました。
このホテル、昨年も実はいったん予約したものの、1年以上に渡りオープンがずれこみ、結局今年になってからようやく開業にこぎつけたようです。

しかし通しで予約を入れようとすると高層のスタジオの部屋で空室無しになります。
1泊目を外して2泊目からならスタジオの部屋がとれるので、とりあえず2泊目以降と、1泊目は普通のキングのシティビュー(高層階指定)の分割予約にしました。

1度安い料金で予約したら、後から泊数を変更しようとするとその時点で予約のやり直しになり値段があがるため、1泊目を別予約にしておいたのがセントレジス予約につなげられました・・
これを最終日にセントレジスとなると、4月の時点ではもうヒルトンのほうが400ドル以上となっていました。
本当はニューヨークに夜到着するため、滞在時間が短くてもったいないなと思っていましたが、結果的には1泊目がセントレジスのほうがいろいろと良かった点がありました。それは後ほどお話します。

人気のホテルなので念のために仮予約をポイントでいれる

2018年4月25日に、まずはSPGの35000ポイントで一番スタンダードなスーペリアルームを予約しました。
本来ならセントレジスニューヨークは30000ポイントのホテルですが秋のニューヨークは繁忙期のため35000ポイント必要です。
紹介や入会でもらったポイントと思えば気が楽ですが、自分の場合はお金を出して買ったポイントで考えると9万円近い出費になります。

ポイント予約なのでSPGのコールセンターに電話をします。
いまのように一日中繋がらないようなこともなく、あっさりつながりました。
その時点のオペレーターさんの話では、

・現在統合前の状態で予約したものはそのまま生きる
・キャンセルポリシーも生きているので、統合後により少ないポイントで予約し直した後に、キャンセルすることもできる

・チェックアウト希望は現時点の予約では16時まで
・統合後、ゴールド特典では14時までになってしまう

この時点で先に予約した理由は、統合後に全世界の人が殺到して予約できなかったら困るので、先に一部屋押さえておき、キャンセルする前に予約を試みて空室がなければ自分のキャンセルを再び拾おうとおもった次第です。

8月18日の統合日を過ぎても予約不可、なぜ?

8月18日は皆さんたくさん電話されたと思いますが私も例外でなく電話しました。
マリオットの番号はまったく繋がらないため、SPGのゴールドデスクに電話。
比較的こちらはすいていました。今でも生きている番号ですが、最近出発前に同じ番号にかけたら1時間くらいは繋がらなかったので、番号が死んでいないことが知れ渡ってしまったのかもしれません。

電話はつながった時点では、
「普通の予約は受けられるけれど、リワードを使った予約はまだできません」
との返事。
「いつごろですか?」
「1か月くらいしてかけてみてください」

とのことですが、その後もほぼ毎日電話しました(笑)

その前にまだポイントがSPGから来ておらず、皆さんもそうだったかと思いますが四苦八苦してマリオットとSPGのアカウント統合を行い、1週間ほどしてようやくリワード予約ができ、60000ポイントの予約が成立。
その後に最初の35000ポイント=105000ポイント(統合後)をキャンセルしました。

さーいよいよです!「

いっそトラベルパッケージで連泊しちゃう?

トラベルパッケージは逆に高級な上位クラスのランクでは、2018年8月までのほうがお得でした。

新旧トラベルパッケージを比較してみたところ、私がニューヨーク旅行で選択するような3~4つ星のホテルなら、どちらかというと新トラベルパッケージのほうがお得なことがわかりました。
旧パッケージでは特に良いホテルでのお得度がハッキリしています。

www.lucamileagelife.net

手持ちのポイントでもかろうじて泊まれそうなくらいはありました。

高級ホテルに泊まるときの落とし穴

高級ホテルは中でそれなりに経費がかかります。
まず荷物を自分でエレベータに運ぶことはなく、運んでもらったらハイ、チップ。
セントレジスはバトラーさんが付くので、その方に何か頼めばまたチップ。
朝食はゴールド会員では付きませんのでここも有料です。
ちなみに参考までに、泊った日の朝ごはんはチップ込み、二人で110ドル支払いました・・

そんな感じで過ごしているとホテル代がいくらポイント泊で無料でも大変なので、やっぱり1泊でいいかなと。

機内からデジタルチェックイン

往路はFクラスだったので、Wi-Fi制限容量は100MBと超頼りないですが、インターネットが使えました。
実はマリオット・SPGを通じて、公式サイトからの予約は初めてだったのでデジタルチェックインがどんなものかわからずでしたが、ニューヨーク到着は夕方、何か問題が生じたらホテル着は夜になってしまうので、キャンセルされないためにも念のためにデジタルチェックインをしておきました。

ヒルトンではデジタルチェックインをした時点で部屋番号が確定するのですが、マリオットのアプリでは部屋は準備しておきます、みたいなコメントが出ただけです。

専用車でホテルに到着、荷物は別の階段から

このあと入国審査の人種差別(?)でマンハッタン入りはやはり夜になってから。
送迎リモの会社に伝えるのがとっても誇らしかったセントレジス。
ストレッチリムジンでホテル前に到着、と行きたいところですが、リモの会社の配車の都合で、銀行強盗を企てるときのような小バスのような車でホテル前に横づけです。
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ホテルの入り口です。このような階段が2か所あり、到着時は左側から入るよう言われます。
荷物はもうひとつ、5番街側の右側の階段から、ドアマンから中のベルマンに引き渡されていました。
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今回もJFKからホテルまではリモを依頼しました。やはり良いホテルに泊まるときはタクシーよりは専用車、UBERでもいいですが、きちんとネクタイをしめた運転手に荷物をおろしてもらいたいですね。
帰りは既にカジュアルなホテルからの出発だったので、UBER利用です。ジャージを着た運転手さんが荷物を積んでくれました(笑)

ホテルの中はどんなのか?いつ次回投稿できるかわかりませんが続きます!

2018年秋はANA特典航空券初めてのファーストクラスで行ったニューヨーク

私よりずっとマイルやポイントに対して冷めている夫が昨年先に経験し、「何食っても美味い、乗ってみれば?」と言ったANAファーストクラス。
初めてマイルを使ってビジネスクラスに乗ってから実に16年、ついにファーストクラスを実体験できる日が私にもやってきました。

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INDEX

ANA平会員にもファーストクラスの空席は平等

確信はありませんが、過去10年以上に渡って北米線のビジネスクラスの特典航空券を狙ってきた経験からいうと、実はファーストクラスの特典枠がANAの平会員に降りるようになったのはごく最近です。
ANAの特典航空券は、以前も何度か出発直前まで空席待ちをしているときに、希望の便以外の空いていそうな曜日の待ち人数を電話で確認して少ないほうに希望便を変更するのはよくやっていました。
しかしファーストクラスが空いていても、並び変えても降臨しなかったんです。
その時点ではおそらく平には特典枠はないのだなと思ってました。
しかし現在は普通に予約できます。だいたいはビジネスクラスより空いています。
必要マイル数が多いからでしょうね。最近はビジネスクラスでもフルフラットにできるので、快適度はそんなに差がありません。

予約開始から1日近く経過した来年の空席です。
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2席では既に検索で空席はなく、1名で検索したら成田便のビジ以外は1席ずつ空席がありますね。

おそらくですが、ニューヨーク線のファーストクラス特典枠は2席、これは平も上級会員も同じだと思われます。
ビジネスクラスは平会員は2席(以前は4席あったはずだけど今はどうやっても2席以上出てきません)、上級会員の枠はプラス1の3席?
ワシントン線などは以前はビジネスクラスで6席まで見れたのに、現在はニューヨークと同様に2席、席はあるけど競争率が高くて少なく見えるのか、最初からの設定が少なくなったかは不明のままです。

プチ優越感、優先搭乗

ファーストクラスの特典として、ANA SUITE チェックインや、ファーストクラスのラウンジなどがありますが、その記事はこちらです。
www.lucamileagelife.net

今回は7割がた、ラウンジを堪能しました。
初心者なのでこんなものでしょう。来年の為に余力を残しました(笑)

その後、いよいよ搭乗口へ向かいます。
昨年は出発は二人ともビジネスクラスで、しかも出発遅れで並んでいて途中解散(?)とかあったので、今回は数分の遅れはありましたがほぼ定刻出発です。

ちなみに、、
私たちのように夫婦でクラスが違う場合ですが、ANAのZカウンターでチェックインするときに、「おふたりともFクラスのところに並んでください。」と言われました。
昨年、ニューヨーク出発のときは、私はビジネスクラスの列の最後尾に移動しろと現地のおばちゃん職員に冷たく言われたのですが、今回はOKをもらいました。
並ぶ前にチケットのチェックの時、ビジネスクラスの列が異様に長いのでまたあっちいけと言われたら困るなーと思ってましたが、今回は大丈夫でした。
二人のクラスが違うので現場のスタッフさんの表情は正直微妙でしたが、カウンターで良いと言われた、と言ったら納得されていました。

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ギリギリに行ったけど10人そこそこしかいないファーストクラスの列。

搭乗したら先に着替えたり、荷物をいろいろ整理したりと、飛ぶ前にやることがたくさんあるので、早く乗れるのは嬉しいです。
さらに私の荷物を夫が一緒に二段にして持っているため、一緒に乗れたほうが何かと都合がいいのです(笑)

ファーストクラス乗客たった8人に担当2名

搭乗後、担当のCAさんが挨拶に来られました。
あとでフライトログブックを見たら、ファーストクラスの乗客8名に対し、担当は2名、そのうち1名はチーフパーサー。
あとはビジネスクラスが68席なのですが、担当CAさんは8名、プレエコとエコノミーは合わせて136席で、担当2名です。上級クラスのサービスがきめ細かいはずですね。
ファーストクラスのサービスは名前を名乗って挨拶された2名以外の方もちょくちょく顔を出されていました。

www.ana.co.jp

ニューヨーク線は212席の機材です。
ビジネスクラスが68席もあるので、日によっては案外直前には特典枠への開放もあると思うのですが、北米でも東海岸行きは長距離で飛行時間が長いため、ビジネスクラスの席への需要は当然高いと思われます。

搭乗後、まずはお着替え* たっぷり収納のまるでネットカフェ(?)

やっぱり広い!
前に荷物を置いたら、立ち上がらないと取りに行けないレベルです。
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真ん中の段(枕が入っているところ)は、離着陸の時は物を置いたら滑り落ちますし、寝るときはベッドの足元になるので荷物は一番下に置きます。
また、着替えはトイレのあくタイミングでCAさんが順に声をかけてくれますが、パジャマのサイズに限りがあるので、早めに聞いておいて、合わないサイズは変更できるなら交換してもらえます。着替えも早めにしておくと、脱いだ服はCAさんがハンガーにかけて座席の外側にあるクローゼットに収納してくれます。

もちろん肌着やソックスなどの身に着けているものの着替えはハンガーにはかけないので、私は衣類用の小さいポーチを持ってトイレに着替えに行きました。
ファーストクラスのトイレはふたつあり、一つは広めで着替え用のボードが床にセットできます。

新聞も銘柄を聞かれます。私はついついスポーツ新聞といい、スポーツ報知がくると「スポニチありますか」と聞いてしまうのですが。。

機内の収納ですが、どこに何をいれるかや、シートをどう動かすか、説明書があるのですが、最初はその説明書に気づきませんでした。
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マスターするまでしばし時間がかかりました(笑)

窓側に配置された収納のいろいろ。
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右側の壁にはペットボトルを収納するところと、ヘッドフォンを収納するところがあり、座席やテレビのコントローラが設置されています。

私はペットボトル入れに化粧品を収納しました。こまめに付け直し、乾燥注意です。
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左の通路側にはメガネを収納するところ。
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よくどこに置いたかわからなくなって困るので定位置があると助かります。

乗り込んでからせわしなくセッティングしていると、おしぼりを頂きました。
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優秀ノイズキャンセリングのヘッドフォン

ソニーのヘッドフォンがおかれていましたが、これは本当に優秀で、つけるだけで機内のノイズがカットされます。
夫曰く、ゆりかごのように寝られるとのこと。
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ただ、CAさんが話しかけてくるとやはり外さないと聞えないし、重さもありずっとつけているとちょっと疲れます。

アメニティ、ポーチの色はチョイスできず

アメニティはサムソナイトのスーツケース型。昨年はピンク、今年はブルーで、他の色はないか聞いたのですが、若干模様と色身の違うブルーをもってこられました。
ちょっと残念。
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(※写真はANA公式㏋より)

割と大きいし、このおみやげのポーチと、パジャマも頂いたので飛行機から降りるとき、どうしても荷物に入らず、機内販売で買い物したときに少し大きめの手提げ袋を頂いて、それにパジャマやポーチを入れました。

機内で着るパジャマ・カーディガン

以前は機内ではちょっとおしゃれなジャージやスエットに着替えていましたが、ファーストクラスではパジャマがもらえるし、オーガニックのコットン素材で着心地が良いのです。
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(※写真はANA公式㏋より)

昨年夫が持って帰ったものを帰国時の後泊で着て良かったので、それを1つスーツケースに入れてニューヨークへ持ってきており、もう1着はこの往路でもらえるパジャマをあてにしていました。機内で着て、ニューヨーク滞在中もホテルでパジャマにしました。
カーディガンは貸し出しのみ。

ビジネスクラスではパジャマはあるけど貸し出しのみで、ぶっちゃけダサいです。普通の綿素材でブルーなのですが、帰りは乗ってすぐ借りたのにLLしかないと言われました。

機内Wi-Fiはちょっと非力

機内Wi-Fiは搭乗中ずっと使える有料のものがファーストクラスは無料です。

しかし

100MBという非力な制限。

出発の少し後に日本シリーズが始まったので、日本シリーズの生観戦の友人がLINEで実況をくれていたのですが、途中から画像が表示できなくなり、当然ですがその前にスポナビプロ野球アプリも更新できなくなり、最後はテキストだけで、そのうち全く通信できず、といった状態でした。
つないでいると勝手に入ってくるLINEグループなどのトークは極力開けず、日本シリーズだけに集中していました。
途中、これだけは、と、1泊目と2泊目のホテルのモバイルチェックインだけ済ませ、あとは「画像は無理、テキストで頂戴」と友人に頼んで、日本シリーズを実況してもらいましたが。試合終了前につながらなくなりました。

最初の機内食、和食をチョイス

ANAの機内食は事前にホームページからチョイスしておくこともできます。
www.ana.co.jp

が、旅行出発前はCSや日本シリーズ、そして休み中の仕事の段取りで鬼のように忙しく結局全然確認できないまま当日を迎えてしまいました。
まず、今回はスイートラウンジ初体験後で既におなかにものがある状態から入ったため、カロリーと量がおさえめの和食をチョイスしました。

食事の前のドリンクですが、普段あまりお酒は強くないのですが、夫がこれだけは飲む価値がある、というのでクリュッグを。

ドリンクメニュー(2018年9月~11月)
https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201809/usa_f_201809_d.pdf

シャンパンですが羽根のように軽く、さわやかでした。
アミューズはチーズバーやドライビーフロールなど。
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つぎは先付と前菜。
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先附: 紅白なます 柿のジュレ仕立て
前菜 :落ち鮎煮浸し ・ぶどう焼酎漬けと無花果の白掛け・ 栗の伊賀揚げ 黄身寄せ胡桃真丈 ・花蓮根鍬焼き・ 揚げ銀杏松葉刺し

船場仕立ての椀物
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お造りはマグロとカンパチ
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主菜の宝楽盛りと小鉢や煮物がほぼ一度に来ました。
この宝楽盛りに好物ののどぐろの塩焼きが含まれていたのが和食チョイスの決定打。
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煮物は佐賀牛で馬鈴薯を巻いたもの、小鉢はイカやウニなど
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ビジネスクラスと同じ程度のボリュームと侮っていたチーズを頼んだら本気モードのチーズ盛り合わせが来て若干引き気味(笑)しかし美味しいので食べすぎました。
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デザートだけ洋食のモンブランを頼んでいましたが、そこまでたどり着けず、フルーツでコース終了。ラウンジの飲食が本当に悔やまれます。
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ラウンジ飲食と慣れないアルコールで痛恨の爆睡

私は普段、平日の昼をごくごく軽くして、食後の眠気とパフォーマンスの低下を招かないようにコントロールしているのですが、普通以上に食べて慣れないアルコールを頂き、早朝からの移動、前日までの寝不足もたたり、ここから不覚にも爆睡です。
食後にすこし海外ドラマを見ていたのですが、眠くて同じところを寝過ごして何度も戻り、観念してCAさんにベッドメイキングをお願いしました。
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写真では枕がひとつですが、この後もうひとつ、低反発の枕をもってきてくださり、2つ重ねてベッドメイク完成です。
シートの上にひくマットレスもビジネスクラスより若干厚めのもので、羽毛のお布団が最高に暖かいです。
今回、寒くなったらカーディガンを借りようと思っていましたが、結局借りずに終わりました。
このベッドでひとたまりもなく、寝落ち、起きたらもう到着2時間前でした。
トイレにいくたびにベッドメイクしなおしてくださると聞いていましたが、一度もトイレにたたず朝(?)を迎えました。

美味しい地鶏とキープのデザートで機内食締めくくり

着陸前の最後の食事ははかた地どり腿肉と松茸 マッシュルームのリゾットを
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一緒にリフレッシュメントのガーデンサラダも。普通サイズでほっとしました(笑)
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そして最初の食事のあと食べられず、キープをお願いしていたモンブランを運んでもらいました。
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いつもビジネスクラスで食べている一風堂のラーメンやアイスなど、入らないということは、おそらくですがビジネスクラスの料理よりコースにボリュームがあるのだと思います。洋食だとどうなんでしょう?来年は洋食にチャレンジしたいとおもいます。

参考までに夫が復路で食べたファーストクラスの料理↓

当然のようにクリュッグから
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飛行ルートに注意・オーロラを見たい

北側を通るルートならオーロラが見えないかなと思って、CAさんに見えたら教えてもらうよう頼んでいたのですが、今回はかなり南側を通る飛行ルートでした。
私が寝ていたし、起こさなかったとのこと。
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実は帰りはまったくルートを考えず乗っていましたが、後で航路をチェックしたらほぼアラスカルートだったんです!

帰りのルート

これには地団太フミフミです!

これまで何度か同じルートを飛び、だいたい往路はデトロイトやエリー湖上空からアプローチですが、カナダやアラスカを通る飛行ルートで冬ならオーロラが見える可能性があるみたいです。

飛行機好きには残念な点もあるファーストクラス

写真にあるように、窓は3枚あるけど前後はあまりつかえず、下を見るには窓が席から遠く、離着陸時にはシートベルトに縛られて乗り出せず。
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真下の景色を見るには自撮り棒があればいいなと思いました。
というのも離着陸時はシートベルトに縛られていて窓のほうまでどうやっても乗りだせないのです。
一番前の窓のドアが閉まっていてもCAさんに頼んで開けてもらったくらいです。

早く降りたいなら左側の席をキープ

私の場合、夜着は一目散におりたい派ですが、右側の座席は降り口から遠いので、次回は2Aを取ってます。
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ドアはファーストクラスの前だったり、ビジネスクラスの途中だったりと開くところはいつも違うのですが、今回はビジネスクラスのところが到着時開いて、私は1Kで右の一番前なので、降りるのはファーストクラス乗客の最後になってしまいました。

まとめ

ファーストクラスは一度は体験してみたいと思っていましたが、実のところビジネスクラスでも今はシートがフルフラットになるため、快適さはあまり変わりません。
マイルも限りあるもので、普段はビジネスクラスでいいや、と思いました。
しかし、ANAヒラ会員はニューヨーク線でビジネスクラス2席を取るのは至難の業です。
355日前予約開始になった便をいくつか見てみると、ほぼビジネスクラスは売り切れか、たまーに1席。
ファーストクラスはだいたい1席は空いています。乗っていただいたらわかりますがご家族とはビジネスクラスでも窓側席ではほとんど会うこともないので(笑)、ビジネスクラスとファーストクラスを組み合わせると特典席も取りやすくなります。
2018年現在、ビジネスクラスよりファーストクラスのほうがライバルは断然少ないです!

人生初の成田空港ZカウンターとANA SUITE LOUNGE!ニューヨークに行くならやっぱり成田から

ニューヨークに行く東京からのANA便は羽田発と成田発が現在はそれぞれ1便ずつ。
羽田便が出るまでは成田が午前・午後の2便あったのですが、現在は羽田が午前発、成田が夕方発です。
皆さんはどっちを選びますか?
昨年は一足先に夫が復路でファーストクラスを利用しましたが、今回は私がようやく初のファーストクラス利用なので、空港で時間がゆったりとれる成田便を選びました。

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地方から東京へ、成田と羽田どっちがいい?

ニューヨークまでの飛行時間ですが、偏西風の関係もありますが、おおむね12時間半から14時間半くらいかかります。
加えて地方から出発する場合はその移動時間、待ち時間も含めると結構な長旅です。
ニューヨーク以外も含めて米国には10回以上渡航していますが、昔は北米線は夕方発と決まっていました。
西海岸だと夕方発で、到着は現地が午前です。
疲れて眠いのに向こうは朝!滞在先の友人家族に「頑張って、寝ちゃだめよ」と励まされるも、夕方はベッドで寝落ち、夜中に起きだしてゴソゴソ、という時差ボケまっしぐらの日々を過ごし、そのまま帰国の日を迎えるのも珍しくありませんでした。

ニューヨークは西海岸と4時間もの時差があり、日本との時差でいえばほぼ昼夜逆転くらいです。
夕方発便はニューヨークに夕方到着します。
午前便だったら午前中に到着します。お昼にはマンハッタン入りできます。

なのでお休みが少なくてニューヨークを時間いっぱい満喫したいなら、羽田発の午前便で行くのをお勧めします。
東京の方なら帰りは現地を午後発の109便にして、羽田に21時過ぎに帰ってくるのが良いと思います。
地方の方だと羽田便では接続便がなくなるので、成田に15時ごろ帰ることのできる成田便が良いかと。

でも我が家は往路は成田便で夕方出発、復路は羽田便で東京に1泊して帰るのが固定になってきました。
羽田午前発だと、朝いちばんの広島発だとかなり時間が厳しいです。
今までも羽田ではありませんが、成田に朝ついてそのまま成田から出発する午前便では、それこそ走って乗って最後のお客様になったりしていました。
それではせっかくのビジネスクラスも、ラウンジもゆったり楽しめません。
空港までの道で事故渋滞が発生したら乗り遅れも心配です。
昔は午前便は前泊していましたが、今は寝坊しても、飛行機が飛ばなくても、いざとなったら新幹線に切り替えてでも東京をめざせる夕方発便で決まりかなと思ってます。
現地からの復路も、朝ゆっくり起きて昼過ぎにチェックアウトして空港に向かえます。午前中は使えるため、買い忘れたお土産を買うこともできます。
何よりどちらも着いたら夜、なので、到着後ゆっくり休むことができます。

成田空港第一ターミナルに到着、ANA・Zカウンターへ行く前にやること

ANAのターミナルは第一ターミナルになります。
リムジンバスは4階出発ロビーに直接到着するので、入ったらまずスーツケース宅配やWi-Fiルータのレンタル品をピックアップしに行きます。

成田空港第一ターミナルのマップ
www.narita-airport.jp

JALABC

上記フロアマップでいえば、114番あたりです。
ここでクレジットカードのサービスで無料で発送したスーツケースを、伝票を出して受け取ります。
ここで利用したクレジットカードを見せることになりますので、2つなら2枚のカードが必要です。

日本は空港内のカートが無料で利用できるのでいいですね!(笑)
わが家はダサいことに荷物が多いので、持ってきたキャリーも含めて全部カートに載せて、空港内は暑いのでコートも全部のせちゃいました。

今回はそのほかにクイックモバイルでレンタルした携帯電話も同じカウンターで受け取れました。

グローバルWi-Fi

JALABCの右隣くらいだったと思いますが、グローバルWi-Fiもカウンターが同じような場所にあるので、モバイルWi-Fiルータを受け取ります。
最近はグローバルWi-FiさんはQRコードで受け取れるようになりました。
昨年はここじゃない、と言われて中央に近い住友銀行の横で受け取りましたが、今回はこちらでした。

銀行で両替

今回、ドル現金は自宅にあったものを持参していましたが少し少ないかなと思ってもう少しだけ余分に両替しました。

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ここまでの手続きで空港到着から約30分、満を持してZカウンターへ向かいます。

祝!初のZカウンター

ダイヤでも、プラチナでさえないANA平会員の私がこの別室に入るときがこようとは。
クレジットカードだけでマイルを貯めていた頃には、もったいなくて絶対選択肢になかったでしょう。
感慨深いものがあります。

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中は他のお客様は誰もいませんでした。
昨年もそうでしたが、13時頃はちょうど午前便が出発し、夕方便のチェックインにはまだ早いせいか、通常のANAカウンターもすいています。
アメリカ発では3時間前じゃないとカウンターが開きませんが、日本では朝からいつでもチェックインできます。

せっかくなので「初めてなので写真撮ってもいいですか?」と素直にカミングアウトし、手続きしてもらう間に写真を撮らせていただきました。
先にさっとおしぼりが出されましたが、写真を撮るというと、わざわざ人払い?してくださいました。
いてくださってもいいのですが(^^;
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入り口を振り返ると車いすなどもドア横に用意されています。
というか中から外が良く見えますね。わーさっき外から写真撮ってたのが恥ずかしい(;'∀')
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ていうか、何個あるのカウンター。こんな暇な職場で働いてみたい・・
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既に広島で国際線の紙チケットを、それ以前に自動チェックインでモバイル搭乗券も受け取っていたので、本来はここで荷物を預け入れるだけ。
せっかくなので現地空港のエスコートサービス有無などを確認してもらいました。
(先の記事にも書きましたがファーストクラスのJFKのエスコートサービスは現在は無し)
ファーストクラス利用は私だけなので、スーツケース二つは両方私の預け入れ荷物としてファーストクラスタグをつけてもらいました。

広いスペースに同行者がゆったり待てるソファがあります。
のちほど、ここにすわったところをANAのスタッフさんが記念写真をとってくださいました。
奥には専用保安検査場への入り口があります。
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当然ですが、保安検査も他に乗客はいません。後から来られた方が慣れた風に通って先に出ていかれましたが、私たちは荷物の中からパソコンを出したりモタモタしていて遅くなりました。

外に出ると一般乗客と同じところに出ます。ここを出た後すぐにエスカレータがあり3階に降りると、出国審査場の右端に出ます。
そう、自動化ゲート発見(笑)
昨年登録したので今回もここから。3台設置されていますが利用している人は他に誰もいなくて、1台でエラーが頻発するので隣に移動して無事に抜けられました。

つぎはいよいよラウンジです。

ANA SUITE LOUNGEも初!

3階出国後エリアのマップです。
www.narita-airport.jp

スイートラウンジは第4サテライトと第5サテライトに2か所あるそうですが、今回は57ゲート出発なので近い第5サテライトのほうを利用しました。
入り口は共通だし、ビジネスクラスでの出発は何度かあるので、迷わずエスカレータで階上へ。
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中に入ったら右がファースト、左がビジネスと分かれます。
なお、今回は私が一人だけファーストで夫は往路はビジネスクラスですが、夫も同行できます。

入り口です。ワクワク。
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室内の様子

このあたりにとりあえず座りましたが日差しが強く少し暑かったです。
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奥まった席のほうが落ち着きそうです。
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最初は数人しかいませんでしたが、出発時間が近づくとかなりの席が埋まっていました。
上級会員の方って本当に多いんですね。

フードメニュー・ドリンクなど

入室してすぐにおしぼりが届き、飲み物のお伺いがありました。
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おつまみをとりにビュッフェ台へ
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ビジネスクラスのANAラウンジとは全然違うな~という感想。

まだ早い時間なので温かいものはあまり出ていませんでしたが十分です。
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お昼はまだだったし、まずはこんなかんじで。
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この後、夫が食べていたのがグラタンです(笑)注文して呼び出しブザーは鳴ったらとりにいってました。
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私は吹き寄せ丼を。これが失敗だったと後で気づきます。
機内食があまり食べられなくなりました。
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その後、サプライズでこんなのが届きました。初めてってZカウンターで言ったのが申し送りされたようです。
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シャワーも使ってみました。ダイソンのドライヤー初体験!

出発まで時間がたっぷりでしたし、ラウンジもすいていたので、今回はシャワーを初体験。
スタッフさんにシャワーを使いたいと告げると、入り口で搭乗券を預け、古いホテルのような鍵をもらいます。
鍵と言ってもそれで閉めるわけではなく、中からロックするだけですが・・。
同時にアメニティをもらいました。
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中はシャワー室とトイレ・洗面台が一緒になった個室で、ゆったり広めです。
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アメニティも完備、もちろんさっき頂いたのを使ってもいいのですが、もったいないので頂いたセットは持ち帰りました。
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時計もちゃんとあるので時間を注意しながら利用できそうです。
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ダイソンのドライヤー。
初めて使いました。
風量がMaxになったままスイッチをいれてしまい、軽いアメニティ一式が一瞬で吹き飛んでいきました(笑)
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私の髪はいま長いのですが、通常家で乾かす半分の時間でドライな状態に。
欲しいこれ・・・。

出発前にさっぱりして本当に快適です。
できればこのまますっぴんで機内に入りたいところですがさすがにそこまでは、、いちおう簡単にオフできるくらいの休日メイク程度にしておきました。
歯磨きもして、あとは寝るだけ、みたいな気持ちでラウンジ内に戻りましたが、キャビアの乗った1品を見つけ、再度歯磨きすることになったことを付け加えておきます・・。

まとめ

充実フードとさっぱりシャワー、正直、ファーストクラスのスイートラウンジは早く来ていろいろ楽しまないと勿体ないと思いました。
半面、乗る前に食べ過ぎて、機内でのファーストクラスの食事が不完全燃焼でした。
ファーストに乗る人にこれだけの食事が必要なのかなと(笑)
ニューヨークのような長距離じゃなく、短・中距離で着いたらすぐ仕事、とかいう人は、先にラウンジで食事して、機内で寝るだけ、というのもありかもしれません。
実際、以前ロサンゼルス線でビジネスクラスに乗っていた時、食事を全くとらずに爆睡している方がおられました。

あと、昨年のホテルのアメニティがいまひとつだったので今回の旅行では自宅からいろいろ持参したのですが、シャワー前にいただいたセットがあれば事足りたな、と思いました。一週間くらいの旅行にはちょうど良いボトルサイズです。
次回利用するとしたら来年になると思いますが、今度は席取りや食事の時間帯など、熟考してのぞみたいと思います!

ようやく来ました!ヒルトン50%オフセールが1年ぶりに開催予定11/20から

以前は年に数回あったヒルトンの50%オフセール、今年はまだ1回もなく、心配していましたが、ここにきて約1年ぶりのセール開催のお知らせです。

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今回開催の概要

予約期間:2018年11月20日14:00~2018年11月23日14:00
宿泊対象期間:2018年11月20日~2019年3月28日
対象ホテル:日本・韓国・グアム・プーケット・サムイ島・モルディブのヒルトンブランドホテル

対象外のホテルもあります。詳しくはセールページを参照ください。
hiltonhotels.jp

72時間セール、もしくはフラッシュセールと呼ばれるものです。
72時間の予約期間に予約をすると、現在のフレキシブルレートから50%オフとなります。
今回は従来の日本・韓国・グアム以外に対象地域が拡大していますね。

最近めっきりセールがこなくなり、ヒルトンのページを開くことがほとんどなくなっていたのですが、私は既に来年5月までの宿泊予定を10件近く入れております。
予約価格の基本であるフレキシブルレート(キャンセル可能な基本レート)は需要に応じて変動しますので、滞在予定がたったものはとりあえずフレキシブルレートで予約をいれます。
時々チェックして価格がダウンしていたら予約をやり直し、それまでの予約をキャンセル。
フレキシブルレートはヒルトンの有料会員制度、HPCJ(ヒルトン・プレミアム・クラブ・ジャパン)で25%オフになりますので、そこそこ安いのですが、さすがに50%オフには負けてしまいます。

注意事項

予約期間が短いので注意

予約期間は72時間です。この時期を過ぎると終わってしまいます。

予約期間の間にも価格は変動する

セール期間は熟慮する時間はありません。
私も何度も経験していますが、価格は需要におうじて変動するのがヒルトンです。
したがって、セールの開催中も価格が変動する可能性がおおいにあります。
人気のあるホテル・宿泊時期ではスタートダッシュが一番安く、あとになるほど高くなります。
逆に下がってくるホテルもあります。

だいたいのセール価格を見るためには、セール開催時間までに現在のフレキシブルレートをチェックしてセールの時はこの半額くらい、とおもったらよいと思います。
事前に家族で協議し、この価格くらいなら即予約、これ以上なら検討しないなどを決めておくと、「この値段でいいかな?電話して相談しよう」と思っているうちに売り切れ、という事態に陥らなくてすみます。

キャンセル・変更は不可

この価格は即支払いとなっており、キャンセルは不可です。
ただ、「予約する日を間違えた!」など、予約直後でしたら、過去何度かホテルに直訴して日付を変更していただいた事例もあります。
あくまでもホテル側の裁量になりますが、ヒルトンは直接そのホテルに電話しても予約に関しては平日昼間はヒルトンのリザベーションデスクにまわされてしまい、当然ながらキャンセル不可、変更不可の回答をもらうことになります。
これを回避し、ホテルにじかに操作してもらうには、休日などにホテル予約課に電話して予約を変更してもらうしかありません。
断られたケースも多々ありますので、事前検討は十分に。

HPCJの利用券を持っている方は使い方に注意

HPCJの更新時にもらえる利用券はHPCJ価格で利用するときに適用されるのでセール価格での予約は対象外です。
昨年からはレストランが単独使用できるようになり、たとえば今回のようなセールで泊った時には、

ホテルのレストランで利用、支払いは部屋付け

→微妙、担当者によっては利用券を断られたりします。
部屋付けの割引価格はレストランだけの利用より大きくなるため、HPCJ価格での宿泊でないことで利用券の使用を拒否されるケースがありました。

ホテルのレストランで利用、支払いは直接

→レストランの支払いの割引額は半減しますが、これなら確実に利用券が使えます。

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部屋のアップグレードについて

セールで一番安い部屋を予約すると、ゴールド以下の会員ではラウンジ利用ができません。
ただし、有料でアップグレードを申し込むとエグゼクティブルームなどにしてもらえるホテルもあるので、ダメ元で頼んでみる価値はあります。
セール価格の予約にはestandby(有償アップグレード)のオファーが出ない場合が多いのですがホテルに直接頼んだり、チェックインのときに聞いてみるなど、安いセール価格の宿泊でも優雅にランクアップできる可能性はあります。

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まとめ

ヒルトンは決して安くないホテルばかりですが、セール利用では究極ビジネスホテルより安い価格を拾うことが可能で、実際に過去何度か経験しています。
ただ、キャんセルができないので、直前にホテルが価格を下げてきたときに逆転してしまい、どうすることもできません。
・出発が確実な旅
・土曜や連休など、需要が多い時期
この柱で予約をいれていってください。
逆に何もイベントのない平日などは普通に予約したほうが良い場合もあるので、じっくりご検討のうえ、セール開始をお迎えください。

国際線特典航空券に含めた国内線は当日変更できるのか?事前変更よりコストはお得

先日のニューヨーク旅行で、前後に広島⇔東京の国内線をくっつけたのですが、実は夫婦で同じ便が取れないまま当日を迎えました。
毎回、国際線に地方からの国内線を希望の時間でつけるのは国際線の座席を予約するより難しく、昨年は2か月前になって片方の便にもう1席、空席が出てきて変更できましたが、今年は空きが無いうえに、予約・発券時より燃油サーチャージが上がってしまって、もし変更すると数万円アップ!というおかしな状況になってしまいました。

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国内線の争奪戦

国際線の予約をするとき、前後に国内線を無料でつけることができるのですが、地方、特に私の住む広島からでは実は大変困難です。
以前、特典航空券が国内線と国際線を合わせた距離で必要マイルが決まる「距離制」だった頃は、国際線さえとれれば、国内線はだいたい空席がありました。
しかしゾーン制に変わり、無料で何区間か国内線がつけられるようになってからでしょうか、国内線のとりにくさは増してきたように思います。

国内線の特典枠は国際線区間共通です。

つまり、

・広島→東京→ニューヨーク
・広島→東京→ハワイ
・広島→東京→シカゴ

このように国際線の行先が別でも、それに接続する国内線、例でいえば広島→東京はすべて共通の枠です。
特典航空券のルール上、ネット上で一度に予約できる席数の上限は9席までですが、少なくとも予約開始直後は各便に最低9席はありました。
しかし355日前から数日たつと、国際線の席より早く、空席、空便がなくなってくるのです。(便によって割り当て席数が変化するかは不明です)

そのなかでも、広島⇔東京間で比較的とりやすいのが成田へ往復する便。
(往復1便しかありませんが)
IBEXの小さい飛行機です。
成田という行先のせいか、羽田便より特典枠が多いのかもしれません。
いつ見てもここは空いています(笑)

それ以外の羽田便は激戦!
今年はかろうじて1時間半ちがいの便でも、夫婦で1席ずつとることができましたが、次回(来年)の予約をとろうとしても今年以上に実は厳しいです。

国際線の特典航空券予約で変更できるところは?

国際線の特典航空券は現在、税金のほかに燃油サーチャージが必要です。
予約している国際線がらみの特典航空券のうち、国内線を変更すると、たとえ便の変更でもその時点でサーチャージなどはその時点の再計算となります。
www.lucamileagelife.net

しかし差額は発生してもマイルを戻すことなく

1. 広島→成田 を、 広島→羽田 に、変更することはできます。
2. 国内線の便を早い便、または遅い便に変更することもできます。
3. 最初に作った予約の中に国内線がなく、あとから付け足すことはできません。
  外すこともできません。変えたい場合はすべての予約をキャンセルし取り直しになります。

キャンセル費用は一人3000マイルです。

つまり、今回の私のケースでは、出発直前になってたとえ希望の時間の国内線に空席が出ても、2のケースにあたり、変更は可能だがサーチャージが再計算となります。
8月1日から燃油チャージは値上がりしているので、事前に変更するのはやめました。

当日の空席待ち

先にANAのマイレージデスクへ電話して確認をとったのですが、国際線区間に接続する国内線は、当日早い便に空席があれば振替可能です。
当日の国内線の変更であれば追加の費用もかかりません。

※国内線特典航空券の変更は今後できなくなったので、当日、地上職員の方にも「念のためお知らせしておきますが・・」と説明がありましたが、今回は国際線につなげる国内線なので受付可能です、との説明でした。

当日の便は始発の私の便も、夫の次便もオンラインで検索すると「満席」でした。
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しかし広島市内から遠い広島空港は、始発便はお寝坊さんの遅刻もあるので、空席は出るのではないかとふんでいました。

www.lucamileagelife.net

広島空港でのANAカウンターのオープンは6:15です。

カウンター1番乗りでは無かったですが、一般の1番として空席待ちの受付番号をもらいました。
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手続方法ですが、出発20分前に空席待ちの結果がわかるのですが、広島空港はエアサイドにカウンターがないため、この後保安検査を受けた後ANAラウンジにいたとしても、なんと結果を聞きにいったんまた出てきてANAカウンター付近にいてくれ、とのこと!
そのあと、また並んで中に入る、、なんともめんどくさいですがしかたありません。
まぁ、たしかに本当のチケットなし空席待ちの方は中に入れませんし、しかたありません。
いざとなったら荷物は私が中で管理できるので、身軽に出入りしては、ということで、朝食をとったあと、保安検査を受けて中に入るということにしました。
広島空港は7時を過ぎると保安検査が混んできますが、6時半から飲食オープン、リムジンバスはまだその時間は到着しないのでまだまだ静かな時間帯です。
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朝食をとるために6時半オープンの喫茶の前で待っていたら、ANAのパイロットさんがお店にさっさと入って行かれ、朝食をとられていました。

座席調整の振替申告

6時半カウンターオープンのJALと違い、15分の差は余裕です。
食事した後に、保安検査が混み始める少し前のタイミングで中に入ることができ、ANAラウンジでのんびりしていました。
ANAラウンジは平ANA会員では普段入れませんが、国際線がビジネスとファーストなので、利用できます。

その後、アナウンスがあり、

・始発便が座席が足りなくなるおそれあり
・次の便に振り替えてもいい人は7000マイルまたは1万円もらえるので申告を

とのこと。

この時点でもう空席待ちはダメかも、なら私が次の便に振り替え申告したらいいじゃない!となりました。
即、ラウンジの受付嬢に申告です。

この振替申告も、空席待ちと同じく特典航空券でもできます。
こちらのほうは出発時刻ちょうどごろに座席調整するので、乗らずに搭乗口付近またはラウンジ内にいてくださいとのことでした。

結果は?

始発便の搭乗が始まり、皆さんが続々と乗り込むなか、私、他に同様に申告された人が数人、手持ち無沙汰に搭乗口付近で待っていました。
しかし、、出発間際に、○○さまーと呼ばれていた人がおそらく予約したけど来なかった人(お寝坊さん)のようで、結局、席は足りて振替申告の人はそのまま乗ってくれとのこと。
最後に乗るので既に座っている人の視線が心なしか冷たい・・。

夫のほうの空席待ちは、下手にエアサイドとランドサイドに分かれるとそれこそ便入れ替えになってめんどうなので、放棄しました。
こちらもダメだったかと思われます。足りないから申告させてるわけですし・・。

ということで一人で私が先に出発。
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夫が次の便で来るまで1時間半あったので、羽田に到着後、出発ロビー階上のクレジットカードのラウンジで待って、到着頃に到着ロビーに移動しました。
ここって朝だけ?ベーグルあるんですね。
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到着した夫に聞くと、次の便でも振替申告のアナウンスがあったそうです。
ANAさん、大変。
ホテルと同じでオーバーブッキングしつつ、最大人数での出発を目指しているのですね。さすがです。

結論ですが、
早い便への空席待ちも、遅い便への振替申告も、
国際線接続の国内線特典航空券で可能、とのことでした。
実際にはどちらもダメでしたが(^^;

ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK) の入国審査・APCは使用不可、さらに税関で取り調べ

昨年、自分は15分、夫がAPCでNGを食らって並ばされたものの30分程度で抜けられたニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港。(以下JFK)
今年も同じ便だし、ニューヨークは何度も来てるし、楽勝!と思っていましたが、とんでもない行列が待っていました。

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ANAの地上エスコートサービスは現在、プライオリティの事前申し込みのみ、ファーストクラス客へのサービスは無し

夫婦で分かれて別の便でニューヨークへ向かったのが2013年ですが、この時、夫が成田夕方発の便でした。
この時も到着時の入国審査は物凄い列だったそうです。
そのとき夫はビジネスクラスの最前列で、2名程度のファーストクラスの人が地上職員の誘導でどんどん列をすっ飛ばして優先レーンへ進むのにもう1組のビジネスクラスのご夫婦と一緒についてき、ものの10分で入国審査を抜けたそうです。

私は当時、帰国後に調べたのですが、たしかにそのとき地上エスコートサービスがあると記載がありました。

しかし今回、ファーストクラスで渡航するにあたり、成田空港、Zのお部屋(ファーストクラス・ダイヤモンド会員専用のチェックインカウンター)で確認してもらったのですが、地上でエスコートがあるのは助けが必要な方、小さいお子様や障害のある方などで事前に申し込みがあった場合のみ、とのこと。
まれに会社の社長さんとかで、申し込みもある、とのことでした。

ファーストなら絶対今年も一抜けだ!と思っていただけに飛ぶ前から残念。

もともと到着機が多い時間帯だったNH10便

私は夕方便で行ったのが昨年が初めてで、それまではだいたい朝の便でした。
(今はないですが、羽田便ができるまでは成田に朝・夕の2便がありました)
朝は結構すいており、10年くらい前に初めてニューヨークに来た時だけ、スーツケースの検査で捕まり、他の方より+30分かかった程度です。

長蛇すぎるNON・USの列

今回は私がファースト・夫がビジネスだったのですが、夫の降りるタイミングに合わせてあとから降機したのでファーストクラスの方々(おそらく満席で私をのぞき7名)の降機が終わってから最後でした。基本はどこのドアが開いてもファーストクラスの搭乗客が先に降ります。ビジネスクラスの降機はその後になります。
今回開いたのはビジネスクラスの前のエリアの後ろのドアでした。
なので、前のほうから移動に手間取り、同じ便の搭乗客の中では10番目くらいだったかと思います。

そして今回、到着ゲートはいつもの5ゲートではなく9ゲートでした。

JFK・ターミナル7のマップとANA機の使用ゲート5
www.ana.co.jp

なぜ?
しかも隣のゲートに大きなブリティッシュエアウェイズの機材が・・。
やな予感。
そして廊下を曲がり、視界が開けて入国審査のエリアに到着です。
が!

物凄い列が!!
1000人はいる!
広島のズムスタ開門待ちの列の長さに匹敵!

そして無情にも、最後尾は5ゲート側。長い列を横目にひたすら列の後ろをたどります。
いつもの5ゲートなら降りてすぐ最後尾が見えたはず。
結局入国審査の入り口を過ぎて、廊下を2回曲がったところが最後尾でした。
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9ゲートは真反対ですからね・・。
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出典:
https://www.ifly.com/john-f-kennedy-international-airport/JFK-Terminal-7

アメリカ人だけの優遇策??

その中で、職員の方が「USパスポートを持っている方~」と声をかけていきます。
アメリカのパスポートを所持されてる方は列から抜けて優先して前のほうへ・・。

全然見えませんでしたがたぶんその中で列がさらにわかれ、登録している方はグローバルエントリー(GE)でキオスク端末で、登録していない方もUSシチズンのみの有人ブースへ行けるようにしてるんですね。

グローバルエントリープログラム(Global Entry Program)とは?
www.cbp.gov

グローバルエントリーは簡単にいうと、事前登録で列に並ばなくても入国審査が優先されるよ~ってシステムです。
料金は結構高くてたしか100ドルくらいだったかと思いますが、米国籍以外でも英国などの国籍でも対象です。
日本は残念ながら対象国ではなく、永住権を持っていない人はすべて対象外となり、登録・使用できません。

あの便利だったAPCは?

並んでいる間の列があまりに長いので、審査場近くの廊下のトイレあと5mというところで、列を離れてトイレに行き、スッキリして出たところに夫がちょうど入り口付近に並んでいるところで合流しました。
こういうとき二人ならいいですね。
でも切羽詰まったら知らない人にもたぶん頼んじゃいますけどね。

ようやく審査場がみえたところで愕然です。

USの方はほぼ入国され、US・citizenの列はゼロ、誰もいません。
そしてAPCキオスク端末は誰にも使われないままロープがされています。
私たち(ほぼ日本人)は全員有人ブースへ誘導されました。

日本人は2回目以降のESTA入国なら入国審査が簡素化されるAPC(自動パスポートコントロール)が使えます。

昨年使ったときの記事がこちら
www.lucamileagelife.net

APCキオスクとは
www.cbp.gov

今回は誰一人使わせてもらえません。並んでいる旅慣れた人はみんなブーブー文句をいっていました。

女性の職員が列をこっち、あっちへ行けとさばいていましたが、私の前はようやくあと2人!
と思っていたら、なんとガラスの部屋から審査官がどっかいってしまい無人に。
最前列の方は列を離れ、お友達らしい方のいる別の列へ。
私も慌てて隣の列の後ろに並び変え、夫はそのまま無人のブースに残ってもらいました。
早く呼ばれたほうに行こうという作戦です。

そしたらいなくなったところの右側にもう一つ、人はいるけどクローズしていたブースの方がフォローなのか奥からおいでと言ってくださったようで、ようやくその次に呼ばれました。
夫婦なので一緒に受けます。
今回は顔写真だけで指紋はパスでした。
さあ10本指の指紋だ!と思って指を構えてガラス面に半分かけて待ってたら、さっさと行けと言われました。
きかれたのは観光かビジネスか、何日いるか、くらいです。

荷物のピックアップ

ターンテーブルは到着時点から何度も何度もアナウンスされ、
「お荷物の破損を防ぐため、一部の荷物はおろします」と言われていました。
しかしANA便の日本人は誰一人ピックアップできなかった状態がおそらく1時間はかかっていたかと思います。

私たちの荷物もとっくにおろされていて、プライオリティのタグも何も関係ありません(笑)
急いでカートに載せて次は税関です。

急いでいるからカートは不要かなと思ったけど、スーツケース2個とは別に機内用のキャリーもあり、駐車場への移動はカートがないとちょっと不便なので、面倒でもクレジットカードで支払ってカートを抜きます。

現在のJFK国際空港のカート代金
6USD+ニューヨークの税金8.875%=6.53USD(現在のレートで753円)

高い~。しかしたくさんの荷物をまとめて乗せたカートは駐車場まで使います。
後で運転手さんが車に乗るまで押してくれます。

JFKの駐車場・7ターミナルは外に出て横断歩道を2回渡ったところにあります。
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荷物を積んで小走りに税関へ、この急いでいたのがまずかったです。

所持金書き忘れでとっつかまりました

機内で半分寝ながら書いた税関申告書類ですが、全部いいえでオッケーよね。と思いつつ、所持金を書くのをすっかり失念していました。

いつもたいして見もしない税関の担当が、私の書いた申告書類を見て、いったんは通してくれたのですが、その後、夫がパスポートをみせ、「ファミリーだから」と通ろうとすると、引き留められています。
(家族は1枚でOK)
私が近くに戻ると、USドルいくら持っている?と聞かれ、血の気がひくのがわかりました・・。

「書き忘れた・・・」

持っていたのは家にあった400ドルと少し、それではちょっとこころもとないかも、と思って成田で両替した3万円、260程度です。
しかし頭が真っ白になってとっさにそれが思い出せず、「し、、しっくすハンドレッド・・」
違うけどそう違ってなかったのが自分でも凄い(適当)

その後、銃を携帯している別の税関職員にひき渡され、別室まではいきませんでしたが、空いているテーブル上で、手荷物検査をされました。

実際に両替したばかりの封筒を見せ、中身はかなりの枚数を1ドル札に変えていたので、これを数えられたらとんでもない時間がかかる、と思い、明細書のドル記入欄に「ほらこれです」「ここにUSドルの金額が書いてあります」と見せました。

もうひとつの封筒には、去年余ったドル札を券種別に整理した明細を表に書いていて、マスキングテープで封をしていたのですが、それも言葉で説明したら開けられず。
そこからはスーツケース以外のすべてのカバン、手帳のページも全部めくって本もパラパラして、中にお金が隠されていないか、めちゃくちゃしつこく丁寧に調べられました。
化粧ポーチ、薬品のポーチなど、本当に見ていないところはないくらいです。

夫がおやつに入れていたお菓子が入っていたので「うわ、食べ物もっていないって書いたのに」と思ったけれど、これはおとがめなし。
生ものや肉じゃないからいいのかな。

その後、ようやく無罪放免です。
スーツケースは開けられず、スキャンもされず、本当に安どしました。
この後書きますが、ここでスーツケースまで調査されたら時間的には一巻の終わりかも?でした。

送迎を事前に頼む方は待ち合わせの時間に要注意

私がものすごく焦って税関を出ようとした理由は、依頼していた専用車のドライバーさんとの待ち合わせリミットがあったからです。
(実際はリミットを過ぎても延長料金を払えばよいのですが、来ないといって帰ってしまっても不思議はない国、それがアメリカ)
昨年、空港でドライバーさんとミートするはずが来てなくて、ドライバーさんやハイヤー会社の人との電話の英語のやりとりにめちゃくちゃ苦労したので、今年は日本人のドライバーさんを指名していました。

昨年の専用車手配の顛末はこちら
www.lucamileagelife.net

手配したのはダイナースコンシェルジュデスクですが、昨年の失態があるせいか慎重に選んでくれて事前に候補をもらったのは次の二つ
・英語のドライバー・料金に含まれる保証は45分 151ドル
・日本人のドライバー・料金に含まれる保証は90分 179ドル

正直、送ってもらうだけだし、リミットにはあまりこだわっておらず、いつものように出ればファーストやビジだしすぐ出られるだろう、くらいに甘くみていました。
それなら安いほうがいいかなと思ったのですが、やはり去年痛い目にあっているので、いざというとき細かい説明も直接できる日本人のドライバーさんにしようと思って高いほうを予約。

結果、正解でした!

入国審査エリアでは電話は使えませんし、税関で、拳銃を携帯した警察官の取り調べ中には、そこで電話なんか異国の言葉でやったら怪しさMaxです!
それこそ別室送り。祈るような気持ちで時計を見ていましたが、微妙に90分を過ぎてもさすが日本人、待っててくださいました。

あとで聞くと、あまりに遅いから途中で「乗ってないんじゃないの?」と電話したそうで、「乗ってるはずだ」と言われて待ってくれてたそうです。
夫がミート後にトイレに行く、と言ったら、「お荷物見ててください」と言って、ドライバーさんも足早にトイレへ・・(笑)
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これ、たとえ英語のドライバーさんだったらもし90分だったとしても絶対超えた時点で帰ってたな・・。

しかし、私の勘違いですが、この90分保証というのは到着からホテル着までの料金だったのです。
私は待ち合わせのリミット料金だと思ってました。延長になってしまいました。

なので保証時間いっぱいを待ち合わせに使ったため、移動の料金が1時間近くかかり、延長料金15分当たり16ドルでしたので、64ドルの追加。
かなり痛いです・・。
今後も頼むとしたら、もっと時間に余裕をもって頼まなきゃ、とも思いますが、入国審査は15分程度で抜けられることもあり、待ち合わせ時間の設定は難しいところです。長いフライトのあと、空港で待つのも疲れますし・・。

いろいろあるね!入国審査。これもトランプ政策でしょうか?

ニューヨーク旅行前の準備リスト・前日までにやるべきこと、いろいろ

現在、ニューヨーク旅行中です。
その前に書きかけていた旅行準備のまとめを先に記事にいたします。
たしか昨年、こういう記事を作ったはず!と、自分のブログを探しましたが、残っていないということは作りかけて放棄したのだと思われます。
今度こそ、残しておいて次回の自分の旅行に役立てます(笑)

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INDEX

パスポートの残存期間を確認

パスポートの有効な残存期間は国によって違っており、アメリカ合衆国の場合は基本は帰国時までですが、入国するときに90日以上あることが推奨となっています。
しかし通常の短い個人旅行では、実際は90日を切っているからといって、あわててパスポートを作る必要は無いと思います。
あまりにギリギリだと旅程を尋ねられるなど、入国審査官のチェックが厳しい場合があるようですが、作り直すとESTAも無駄になりますし、もったいないかなと思います。

ただし、私の関連会社などでもそうですが、仕事での渡航が予定より大幅に伸びてしまうようなケースもあり、1週間の予定が1か月、とか、そういう場合は余裕を持った残存期間が絶対に必要です。
www.jal.co.jp

ESTAの登録

ESTAは2年おきに期限が来てしまう、アメリカのビザ免除システムのことです。
アメリカ渡航には絶対に必要で、これを忘れて空港に行き、空港で出発前に慌ててパソコンで申請をしても、人によってはランダムに選択された人が長時間許可を保留されてしまう場合は出発便に間に合わなかった例もあるようです。
(トランプ政権になってから、厳しくなったように感じています。昨年ESTAを再申請したとき、私は1発OKでしたが、夫は48時間保留となりました、1日後には承認されていましたが。)

初めてESTAが出来た頃は無料だったのですが、今は有料(14ドル)です。
登録は下記のサイトから。
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1

検索で探すとさまざまな代行サイトが出てくるので手数料が余計にかかりますので気を付けてください。検索で探すなら在日米国大使館などの㏋からリンクをたどるのも良いかもしれません。
jp.usembassy.gov

ESTAは1度申請したら、2年間有効なのですが、パスポートを作り直し、番号が変わると、もう一度申請しなければなりません。

新聞を止める連絡をする

旅行期間中の新聞を停止する連絡をしておきます。
営業所によって違いますが私の契約している地元新聞の配達所は18:00を過ぎると連絡ができないので、昼間の時間帯に電話でお願いしました。
出発の朝は4:00ごろには新聞が来るので、これは持参するため、停止するのは出発翌日から帰宅する日までです。
わが家が購読するローカル新聞は3日以上の停止の場合は新聞代をちゃんと割引してくれます。

郵便物の配達を止める届けを出す

郵便局は事前に届を出せば最大30日まで郵便物を配達せず保管してくれます。
ただしこれは自宅に誰もいなくなる場合のみ。
家人が在宅していることが判明すれば帳消しになる契約となります。
www.post.japanpost.jp

不在届のダウンロードはこちら
https://www.post.japanpost.jp/question/fuzai/absent_report.pdf

記載して郵便局にもっていきます。
夜間受付窓口でも受付けてくれます。

届け出た不在期間の翌日にまとめて配達されるので、わが家の場合は出発日から帰宅する日の前日までを停止期間としました。そうすると帰宅した当日に配達していてくれます。
量が多い、または大きな荷物がある場合は不在票が入りますので帰宅した当日に対応が可能です。

クロネコヤマトはアプリ登録をしておく

クロネコヤマトは会員登録しておくと、
・荷物の配達予定メール
・不在票の連絡メール
などが届き、タイムラグなく再配達や営業所止めの指示ができます。
cmypage.kuronekoyamato.co.jp

宅配便の配送は、要は何か買ったりしなければいいのですが、定期便や人からの贈答品など不可抗力で来てしまう場合があります。
ヤマトはアプリ・メール・LINEと通知機能が複数あるので、メンバーズ登録で荷物の配送の連絡を受け取れれば、海外からでもネット環境が確保できれば、営業所止めなどを指示できます。

留守宅のカムフラージュにリモート家電を利用する

マンションは案外わかりづらいと思いますが一軒家にお住まいの方は、車がなくなる、いつでもカーテンが閉まっていて電気が夜もつかないなど、長期の不在がわかりやすいので盗難などの心配も。
実際、わが家の近所は空き巣多発地帯で、前後の家に空き巣が入られたことがあります。
(我が家はスルー、逆に失礼?(;'∀'))
そういうとき、外から家電を操作できるリモート装置があると、便利!
用途は別ですが、わが家はこの夏の死ぬほどの暑さで、昼間無人のまま暖まった部屋が夜までなかなか室温が下がらず、かといって朝から冷房をいれて出かけるのはもったいないので、帰る時間のめどが付いたら1時間くらい前にスイッチを入れられるeリモートを導入しました。

Amazon echoとリンクさせるつもりで最初買ったのですが、echoがなくてもこれとスマホだけで家電の操作はできます。
Wi-Fiと赤外線で家電を見てコントロールできるので、エアコンのリモコンの状態をスマホで確認でき、エアコン操作のときは
「いま室温35℃、帰るまであと30分だから風量Maxにしよう」
「今日は割と涼しいな、温度設定を少しあげとこう」
など、帰る時間がわからないときにタイマーより便利に使えて良かったです。

夏の間はエアコン操作が主でしたが、旅行中は照明のオン・オフに使えます。

他にもwebカメラなど、ネット環境さえあればいろいろな防犯対策ができると思います。

往路のスーツケース宅配を手配する

今年も国内線は羽田着→国際線は成田空港出発なので荷物のスルーができないため、宅配を利用しました。
クレジットカードに無料の往復宅配がついているため、それを利用することにします。
www.lucamileagelife.net

電話でJALABCに頼むのですが、18:00までに電話しないといけないのでお昼休みに。
ダイナースではカード会員1枚につき一つ無料なので夫のカードも申し込みの時に必要かと思いきや、私の家族会員カード情報のみで、あとは荷物受け取り時に提示すればOKでした。
昨年使っているので電話番号で情報は一通りでてきたようで、早めの荷物の受け取り希望とかもこちらから言う前に提案されました。
集荷ももちろん頼めますが、わが家が旅行前にじっと家で荷物の集荷を待つことができないため、持ち込みで対応してもらいました。
集荷の会社はヤマトと福山通運から選ぶことができ、持ち込み時間を指定して伝票作成をして待っていてもらえるため、荷物を渡して控えを受け取るだけ。
この時点でカードは不要。

成田空港ではANA出発なので第1ターミナルの南ウイングの一番右端の宅配やレンタル会社が並ぶ中、JALABCへ。
預けたときの控えを見せて、クレジットカードを二人分見せれば受け取り完了です。

www.jalabc.com

Wi-Fiルータのレンタル、もしくは海外用SIMの購入

個人旅行ではネット環境が命!
わが家はリスクヘッジに複数の手段を毎回とります。
ただ、毎回必ずお世話になっているのがグローバルWi-Fiさん。
グローバルWi-Fiさんは最初は比較サイトから入ったのですが、メルマガを購読しているとメルマガ購読特典からたどるリンクの料金が一番安いんです。
料金プランはニューヨークの場合3種類です。
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この中から、4GLTEの超大容量(1日1GB)を選んだ料金がこちらです。
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この画面ではまだ税抜きですが1670円が400円ちょっとになります(笑)

利用されたい方、ご自身でメルマガ登録されるか、本ブログの「お問い合わせ」ボタンからご連絡くだされば頂いたメールアドレスに最近のメルマガを転送いたします。

参考までに私が昨年のニューヨーク旅行で使った容量は1日あたり、500MB程度でした。
ホテル内ではホテルのWi-Fi、フリーが飛んでいるときはフリーWi-Fi、夫のiPhoneに入っているZIP SIMも私のルータの電池切れの時などに使ってこの程度です。
アメリカでは大容量が500MB/1日、超大容量が1GB/1日のプランなので、今年は大容量でもいいかなとも思いましたが、安心のために、昨年と同じ超大容量にしました。
旅行中の本日も某地下鉄駅で、列車トラブルのアナウンスで全員ホームにおろされ、状況を把握するためMTAのアプリを急きょその場でダウンロードし、公式発表を調べました。

現地で使う携帯電話のレンタル

昨年、レンタルしたニッテルさん、すっごく良かったのですが、
www.lucamileagelife.net

なんと今年はアメリカ向けの携帯電話事業をもうされてないようです。
nittel.net

オーストラリアに特化されてる・・・
ニッテルさん、是非アメリカにカムバック!!

何が良いって、他の携帯会社と違う点は、日本語のスマホを使用していたことです。
アメリカ仕様のスマホじゃない通常のレンタル携帯は英語メニューで操作もわかりづらく一苦労。
UBERを使う時も、運転手が気軽にかけてきたら料金がおおごとになるので、私は現地の番号(レンタルや使い捨てSIMの番号)に変更するのですが、SMS受信しても見方がわからない・・。

今年はクイックモバイルにしました。
www.mobistar.jp

通話料金は昔から使っているG-CALLの2倍(米国内発着信100円/分)ですが、夫の買った通話付きSIMが無料通話付きのため、基本使わない方針だけど、
・事前に(1週間前)電話番号がわかって仕事関係者にお知らせできる
・日本の電話番号へ出国前に転送設定できる
・ミニマムチャージが安い(G-CALLは使っても使わなくてもミニマムチャージが3000円)
などでここを選びました。

私は現在国内ではガラケーが通話手段です。(通信はiPadやiPodなど)
もし普段使っている電話がSIMフリーのiPhoneならそのまま使えるのでSIMを入れ替えれば済むのですが、ガラケーなので、3G停波しているニューヨークではワールド携帯といえど圏外になってしまいます。
そのうえ、使っていない家にあったFOMAスマホもダメ。
LTEの安いスマホもアメリカとは規格が違うので、SIMフリーでも使えるものが限られており、全世界標準のiPhoneは古くても安くないため、電話を借りたほうがいいという結論でした。

レストランの予約

人気店に行く方はレストラン予約が必須です。

RESY

話題のティファニー・ブルー・ボックス・カフェの予約はここ
resy.com

リムジンバスの予約

リムジンバスは基本予約しないでもすぐ買えると思って事前予約はしたことが無かったのですが、時刻変更がオンラインでできるとわかり、今回は事前に羽田→成田の予約をしていきました。

www.limousinebus.co.jp

たまにですが外国の方が自販機操作に手間取っていたり、カウンターが並んでいたりすることもあり、先に予約しておけばプリントしたバーコードを読み取ってもらうだけでOKです。
夫とは国内線がわかれており、別々に出発したのですが、もしかしたら当日の変更で一緒の便で出発できれば早い時間に乗れるかも?と思っていましたが結果は予定通り別々でした(笑)

身近な人に旅程を渡す

高齢の親、病気の家族、仕事の進捗など心配なことはひとそれぞれあると思います。
いざというとき義理をかかないように、留守の間お世話になる方には旅程と連絡先を渡します。
私は上司にもフライトスケジュールは毎回提出しています。
ニューヨークの国際線は長時間なので、搭乗中にLINEも電話も繋がらないともしも仕事の対応で連絡が必要なとき、職場の人がいつが連絡可能か判断できないからです。
職場の関係部署にも最低限必要な人には休む期間の連絡をし、社内メールは自動返信機能で不在と復帰日がわかるようにしました。

有給休暇の申請

これ忘れると大変なことですよね。
口頭では上司には数か月前に伝えていましたが、2週間ほど前に申請を提出しました。

各種チケットの手配とプリント

アイスホッケーのチケット、各種アトラクションのチケットなど、予約はもちろんですが、紙に出力するのを忘れたら現地で結構大変です。
このへんの準備はいつも1冊のファイルに出したものから入れていき、準備万端のはずが、こちらに来てみればアイスホッケーのチケットがない!

www.lucamileagelife.net

1泊目のホテルのビジネスセンターで英語メニューのウインドウズの画面に四苦八苦しつつプリントしました。
ビジネスセンターにはスタッフが常駐しており、プリント1枚の料金が書かれていてカラーじゃなくてもいっか~カラーは高いし、、と思って出力したのですが、5枚までは無料と言われて一安心です(笑)

冷蔵庫を空にする

旅行前は徐々に外食比率を増やし、調理するのは最後の燃えるゴミの日の前日までと決めていますが、今回おっきいキャベツが残っていました(;'∀')
しかたないので季節は少し早いですがお鍋にし、のこった野菜くずなどはジップロックに入れて空っぽになった野菜室へ・・。
冷凍庫のほうが良かったかな・・(笑)

そのほか

準備品リストについてはいろいろな方が作成されているので割愛しますが、持ってきて良かったなと思ったもの、なくて困ったものなどがあります。また書きたいと思います。
ここまでで何か皆様のお役にたてることがありますでしょうか?