沖縄では那覇で用事があることがこれまであまりなく、高速に乗りやすい「トラベルレンタカー」をリピートしていました。
しかし那覇でも用事があるときはトラベルレンタカーだと返却が少し遠くなるので、立地でまず選んだレンタカー会社がフジレンタカーです。
以来那覇に用事がある際はリピート中です。
使い勝手や特徴を書いてみます。
INDEX
- 沖縄のレンタカーの利用の流れ
- フジレンタカーの予約方法
- 「免責補償」と「NOC補償」とは？
- 満タン返し不要プランのメリット
- フジレンタカーの立地
- 空港に到着したら
- 店舗に到着して手続き
- 返却
- 感想
- 参考までに★これまで借りた沖縄のレンタカー
沖縄のレンタカーの利用の流れ
沖縄では那覇空港から歩いて行ける場所にはレンタカー会社がありません。
貸し出し手順
・空港の到着ロビーから外に出て路線バス乗り場の一つ向こうのシマに渡る
・レンタカー会社の送迎バス乗り場が横に長く並んでいるので、自分の予約した会社ののぼりを見つける
・待機している係員に予約の氏名を告げて、荷物を送迎バスの後ろに積んでもらい、中に乗り込む
・送迎車でレンタカー会社の営業所へ行く（近いところで5分～遠いところは20分程度）
・レンタカー会社営業所で手続き、貸し出し
（会社によってはWEBチェックインなどで手続きを簡略化できたり、自分で開錠してセルフで借りるシステムがあるところも）
ここまでが空港に到着してから早いところで20分～繁忙期や遠い営業所だと1時間～1時間半くらいです。
返却手順
・ガソリン給油（満タン）・・満タン返し不要のプランなら直接営業所へ
・営業所で車を返却
・送迎車で空港へ
返却目安は帰りの飛行機が出発する2時間前といわれています。
フジレンタカーの予約方法
公式サイトは以下
fuji-rent-a-car.com
しかし最安は公式より他のレンタカーポータルサイトのほうが安いです。
私はいつも「楽天レンタカー」で探しています。
travel.rakuten.co.jp
他にも「じゃらん」や「沖楽」などのレンタカーのポータルサイトはありますが、楽天トラベルのレンタカーは、楽天スーパーセール、または普段でも価格に応じてクーポンがたくさん用意されています。
とりあえず出ているクーポンは全部ゲットしてからレンタカーを検索します。
検索するときは「免責」は必ずチェックをつけます。
沖縄は他県より事故やトラブルに遭遇する率は高めかなと考えています。
なのでプランを選ぶ時も、「免責」「NOC」はつけるようになりました。（以前はつけずにいましたが本当に運が良かっただけだと思います）
あと、検索での並べ替えは価格の安い順です。その中の上位の会社から立地を実際に地図で見て、自分のそのときのニーズにあっているかチェックします。
または最初から地図で表示したりも。立地はとっても重要です。
免責込のもともとの値段が安ければ、NOCやその他のオプションを追加しても高くなりすぎることがありません。
なので基本は安い順です。
フジレンタカーは「免責補償」と「NOC補償」、「ガソリン満タン返し不要」のフルパックが安めなのでフルパックプランを選んでいます。
価格の一例ですが、
・コンパクトカー免責補償付きプラン1泊2日（24時間）
3500円（楽天クーポン500円利用で3000円）＋店頭でNOC補償加入2日で1200円＝4200円
この時はガソリン代が瀬底まで往復して1300くらい。合計で5500円でした。
・コンパクトカーガソリン満タン返し不要免責NOC補償付きのフル込みプラン1泊2日（24時間）
6180円（楽天クーポン1000円利用で5180円）
次回予約は2泊3日フルパックで以下↓
□料金合計 ：8,980円
・楽天クーポン利用 ：1,500円
■差引支払金額 ：7,480円(現地決済)
楽天クーポンは○円以上がいくら、という細かい刻みのクーポンなので、予約金額の元が大きいほど大きい金額のクーポンが使えます。
あと、いつキャンセルになるか読めない昨今、現地決済にしています。
「免責補償」と「NOC補償」とは？
レンタカーには基本の保険がセットされています。
だいたい、どこのレンタカー会社でも同じだと思いますが、
・対人補償 無制限
・人身補償 3,000万円までなど
これには免責が無し。（免責は自分で負担する金額）
・対物補償 1事故につき無制限
・車両事故 1事故につき時価額
この、モノに対する補償には免責が50,000円程度、これは自分が払う必要があります。
これを0円にするのが「免責補償」のオプションです。
自分が普段乗っている保険の特約に、「他車運転特約」があれば、レンタカーの事故も補償されます。
自分の入っている保険にはこれが免責0でカバーされているので、私も以前は自分の保険があるからと、レンタカーには免責はつけていませんでした。
しかし万一の場合、自分の自動車保険を使えば等級は落ちますし保険料に影響します。なので数千円の負担で済むならと免責補償はつけるようになりました。
沖縄では割と頻繁に事故っている車両をみますし、驚くような駐車をしたり、信号のある交差点をそろそろと本線に出ていく車をみたこともあります。
また、今年になってからNOC補償も入れるようになりました。
NOC（ノンオペレーションチャージ）は、車に事故や汚損など何かあった場合、修理や清掃にかかる間はレンタカー会社はその車をほかのお客さんに貸すことができません。
その営業補償金がNOC（ノンオペレーションチャージ）で、通常、自走できる状態では2万円、自走不可の場合は5万円要求されます。
それを0円にするのがNOCで、プランに含まれていない場合は、店頭での手続きで加入を勧められることも多いと思います。
レンタカー会社によって価格は違いますが通常1日500円～700円程度。
間違いやすいのは、1日いくら、というオプションなので、トータル24時間以内で返却するとしても、1泊2日なら2日分となります。
慣れない土地で、しかも楽しい旅行中に警察のお世話になったあげくに多額の費用を請求されたらガッカリなので私は迷わず付けるようになりました。
店頭ですすめられて追加するより、事前にプランに込みにしておいたほうが、大きい金額の割引クーポンが使えるというメリットもあります。
満タン返し不要プランのメリット
このプランはどこのレンタカー会社にもあるわけではないのですが、那覇のガソリンスタンドは日曜に営業していない店が多いです。
だいたいレンタカー会社は近くのガソリンスタンドを紹介してくれる地図をくれますが、指定スタンドでなくても那覇市内であればOKです。
それなら自分の立ち寄り先など、都合に合わせて給油したいところですが、特に日曜に返却して帰りの飛行機に乗る会社勤めの場合、日曜休業が多いのにビックリする方も多いのではないでしょうか。
私も北部から高速を使い、那覇インターを降りて、最初にあったガソリンスタンドで給油しよう、と思って走ってみても、全然開いてないんですよね。
結局、以前使ったあそことあそこは開いている、と記憶を頼りにガソリンスタンドにわざわざ行くことになります。もはや道沿いのついでではありません。
参考までに、日曜開いているガソリンスタンドで私が目指す店は以下↓
ENEOS（株）りゅうせきエネルギー 山下店
タイムズの指定店で定休無、7時－21時。フジレンタカーだと店舗を通り過ぎてなので利用しづらい。バイパス側道なのでバイパスにあがらないよう注意。
ＥＮＥＯＳ前島店 ㈱りゅうせきライフサポート
ヒルトン修行で旭橋のダブルツリーに寄るときなどに利用。給油した後58号には戻らず県道43号をそのまま直進すると、ホテルや、明治橋へのアクセスが良い。
ENEOS セルフ小禄バイパスSS
トラベルレンタカーなど豊見城から高速を降りてくる場合はここを利用。広くて使いやすい。ただしＵターンは時間がかかる。無休の24時間営業。
給油はともかく、GS探しは結構時間をロスするので、満タン返し不要がオプションであればつけるようにしています。
ちなみにレンタカーはコンパクトカーが多くて燃費もよく、北谷あたりまでならガソリン代は1000円程度、瀬底までで1300円程度、が目安です。
返却日当日、給油する時間を惜しいと思わない場合は自分で給油して満タンで返したほうが金銭的にはお得だと思います。
フジレンタカーの立地
場所は空港にもほどほど近く、セルラースタジアムのすぐ近くです。
空港からの送迎バスで走り始めて10分かからないくらいでしょうか。
沖縄に来たときはヒルトン修行のカウントで最後にデイユースでダブルツリー那覇に立ち寄ってから空港に向かうことが多いので、そこからのアクセスの良さが一番です。
明治橋を渡ってすぐなので。
旭橋方面から言えばセルラースタジアムの手前なので非常にわかりやすいですが、正面からは入れませんので営業所が見えたら減速し、通り過ぎて左折して横の道から裏口に進入します。
空港に到着したら
到着ロビーを外に出ると、外にすぐあるのが路線バス乗り場です。
そこからひとつ横断歩道を渡ってみると、レンタカー会社ののぼりがたくさんある送迎バス乗り場があります。
フジレンタカーは右のJAL、左のANAから出てどちらの横断歩道を使っても、ちょうど真正面あたりにある「１１－Ｂ」です。
fuji-rent-a-car.com
2回利用して2回とも、バスが既に待っていてくれて、混んでいない日だったこともあり、1組だけで出発してくれました。
タイムズの送迎バスなどは音楽が流れて沖縄気分になりますが、フジレンさんは静かなものです（笑）
ちなみに早くレンタカー送迎に乗るために、トイレは可能な限り機内で着陸前の降下が始まる前に済ませ、荷物は機内持ち込みにしています。
今はANAの場合、前から順番に降りるので、できるだけ前方席を予約しています。
一番近くにあるタイムズさん前を通過。
その後セルラースタジアムが見えてきたらUターンしてもうすぐです。
店舗に到着して手続き
コロナの影響か、シーズン前だからか、いつも無人（汗）
リピーターでも毎回書かされるのが面倒ですが、
・名前
・住所
・連絡先
などを書きます。
聞かれるのは宿泊ホテル名と帰りの飛行機の時間です。
2時間まえ返却になるので、16時のフライトなら14時に返却に来るようにします。
あとは免許証の確認ですが、レンタカー会社によっては運転する人全員の免許証を確認しますがここは借りた人だけでＯＫ。
あとは車両の準備を待ち、店舗のドア前に車が来たらすぐ出発です。
車は最安プランだとヴィッツです。綺麗に清掃してあり、においなども全くなし。
NOCをつけているからか？傷確認などはありません。
私が最初に質問したのはナビの使い方、そしてＵＳＢの充電端子があるかですが、充電のＵＳＢ口は助手席のグローブボックス内にありました。
ナビはちょっと古めですが、Bluetooth接続のオーディオやハンズフリー通話が使えるのが地味に便利。
私はiPhoneを充電しつつ、準備していたＢＧＭを車に飛ばして再生しました。
AUX端子でオーディオを使うと、充電が同時にできないので、Bluetoothは助かります。
装備としてはまずまずですがバックモニターがないのはちょっと残念です。
全体的には説明も少な目、レンタカーに慣れている人ならうれしい最速出発です。
私が借りたときは2回とも全くほかにお客さんがいなかったせいか、店舗到着から出発まで10分でした。
ここの店舗の嬉しいところは手続きした場所でそのまま移動なしで車が玄関前に来ること。
返却も同じ場所で屋根があるので天気の不安定な沖縄で、濡れずに済むのは助かります。
返却
ガソリン給油が不要なプランの場合はそのまま営業所に持ち込むだけ。
飲みかけのドリンクなどのごみもそのままでＯＫで、待っているバスにすぐ乗れました。
ＥＴＣカード等は忘れやすいので高速を降りたらすぐに取り出し、自分の荷物に収納したほうがいいですね。
バスも店舗事務所のすぐ前につけて待っています。
感想
これからもたぶんリピートすることになるかなという印象のレンタカー屋さんです。
特別素敵な車はないけれど綺麗に掃除されていて気になるにおいもない、必要な装備、欲しい装備はだいたいついている、貸し出しが早くて値段も安い、というのが理由です。
懸念事項としてはまだ閑散としたときにしか借りていないので混んでいる時期だとどうなんだろう？という点です。
繁忙期に沖縄に来る場合は、ゆいレールで送迎無し移動して赤嶺駅から徒歩すぐの「なはレンタカー」を一度試してみようかなと思ってます。
参考までに★これまで借りた沖縄のレンタカー
タイムズレンタカー那覇空港営業所
貸出オペレーションが早いと沖縄に長期出張していた友人に聞き、何度かリピート。
空港から一番近いだけあり、利用し始めた4～5年前は着陸から20分後には車で出発できるくらいの脅威のオペレーションでした。
しかし立派な立体駐車場も併設されてからは利用者が多いせいか待ち時間が長くなって今はほとんど利用していません。
ABCレンタカー那覇空港営業所
楽天経由で3日で2200円と、これまでの最安をたたき出したレンタカー会社。
ただ生活道路に面していて貸し出しも返却も営業所に到達するのに時間が割とかかりました。
また、手続きは済んでも貸し出し車両の清掃が済んでいないなどの待ち時間もあり、出発に時間がかかりました。返却はそれなりに早かったです。
送迎バスの待ち時間も一番かかったイメージです。タイミングもあるかとは思いますが。
トラベルレンタカー那覇空港店
那覇に用がなく、北部や他の地域限定ならおすすめのレンタカー。
空港からは遠いですが高速へのアクセスが抜群で、貸し出しはオンラインチェックインを利用すれば早いし、返却も一瞬。慢性的に渋滞する那覇市内を通るのは送迎バスに乗っている時だけで空港から多少時間がかかりますが自分で慣れない道を運転しなくていいので沖縄初心者にもお勧めです！
